Apostrophe(‘)

Apostrophe(‘)

今朝は、久しぶりにZappaのApostrophe(‘)を聴いていた。

初めて聴いたZappaのアルバムがこれだった事は、Zappaの入口としては実に幸運だったと思う。

忘れもしない高校1年生の時。

難解とか変態とか言われがちなZappaだけど、ストレートにかっこいいと思ったし、実に楽しかった。

まだ、あまり広いジャンルの音楽を聴いていなかった頃、すんなりと聴く事が出来たのは、このアルバムがZappaの中では、ポップ音楽的要素が強いアルバムだというのもあるけれど(あくまでもZappa作品の中での話、一般的な意味では全然ポップではありません)、前衛的な音楽、実験的な音楽という意味では既にビートルズの洗礼を受けていたし、音楽ではないけど筒井康隆の小説をメチャ読んでいたし、何より面白い物は形に囚われずに取り入れる脳みそと精神性を持っていたからだと思う。

1曲目の『恐怖の黄色い雪』、リフからの歌い出しが既に最高にかっこいいんだけど、これ7拍子(っていうのか?)なんですよね。

あまり奇数拍の曲だと意識しないでふつうに「かっこいい!」と思って聴いていました。

途中で次々に展開が変わって行くのも、ふつうに「かっこいい!」と思って聴いていました。

もしかしたら、そういう所で「なんか変」「とっつきづらい」と思ってしまう人もいるのかも知れないけれど、そういう人はZappaの深い森に入らずに(底なし沼に沈む事も無く)ここで引き返せば良いわけで、そんな意味でも入口に最適なアルバムかと思います。

話は少しそれるけど、『Take Five』(みんなが知ってるJazzの名曲Dave Brubeck作)が5拍子(っていうのか?)だという事も全然意識しないで聴いていて、言われて初めて1,2,3,4,5と数えながら聴き「おおお!!」と驚いた経験があります。(鈍感力)

その後ぐらいから奇数拍だけど、あまりそれを感じさせないような曲が好きなんだなぁ・・・と多少意識するようになりました。


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