アコースティック音楽嗜好 ‐35‐

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珠玉の小品、隠れた名曲 その17

「珠玉の小品、隠れた名曲」で、初めて取り上げる日本の歌はユーミン。
この歌は「民謡、伝承曲からの影響」の方で取り上げても良いような歌です。

松任谷由実 – ハルジオン・ヒメジョオン

1978年、ユーミン5枚目(松任谷由実としては初)のアルバム「紅雀」からの1曲。
一般的にはそれほど知られてないかも知れませんが、ユーミン・ファンの間では人気の高い曲で、私も「ユーミンで好きな歌10曲を選べ」と言われたら迷わずに入れる1曲です。

南米、アンデス地方のフォルクローレを思わせる音作り、曲作りがみられます。
物哀しい笛(ケーナ?)の音とそのメロディ。
震えるように刻まれるチャランゴ(?)の響き。
心の奥深い所に語りかけてくるような音楽です。

「哀しいほど紅く 夕陽は熟れていくの 私だけが変わり みんなそのまま」
という歌詞もまた郷愁を誘います。

時の流れの無常は、ユーミンの歌の重要なテーマのひとつ。
それは「卒業写真」「グッド・ラック・アンド・グッドバイ」他、多くの曲から感じる事が出来ます。
「水の影」など、時の流れの無常そのものを表現した歌もあります。

ユーミンの作品は、かなり大掛かりにサウンド・アレンジされた物が多く、ここで取り上げるようなアコースティック基調の曲はあまり多くありません。しかし、この「ハルジオン・ヒメジョオン」をはじめ、何曲かとても好きなアコースティック曲があるので、今後も取り上げる機会があるかも知れません。


(つづく)

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