アコースティック音楽嗜好 ‐38‐

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心に残る名演奏 その2

「心に残る名演奏」というテーマでブログを書くにあたって、一番初めに頭に浮かんだ演奏があります。
その事が書きたくて、このテーマを選んだと言っても良いでしょう。

ただ、その演奏を記録した動画や音声をネット上では発見する事が出来ませんでした。

それは、見るともなしに見ていた2003年グラミーの授賞式。
出てきたのは、James TaylorとYo-Yo ma
2人が演奏したのは「Sweet Baby James」

音が流れてスグに心を持っていかれた。
それまではソファーに横になり、ぼんやりとTVを見ていたのだが、居住まいを正してTVと向き合った。

会場の空気も変わったような気がした。
グラミーの会場なので、そこにいるのは大物アーティストや、音楽関係者達。
彼らもまた2人が紡ぎ出す音に心をもっていかれている、そんな様子が画面を通して伝わってきた。会場が2人の音に、音楽に包み込まれている。

途中から、いや演奏が始まってスグに涙が溢れた。
演奏が終わってもしばらく止まらない程に、涙が溢れ出した。
音楽を聴いて涙が滲む程度の事はよくあるのだが、これほどまでに涙が止まらなくなった経験は後にも先にもこの時だけなのだ。

それは、二人の紡ぎ出す優しく暖かい音に、音楽に、包み込まれる至福の涙だったのかも知れない。

たまたま、私の精神状態がそれほどまでに感応したのか、とも思ったが、これを書くにあたって詳しいデータが欲しくてネットを検索したところ、こんなサイトに行き当たった。
http://www15.plala.or.jp/mitan/James_Taylor/JT_Z/Z2000.html
このサイトは、James Taylorの音源や映像を網羅したファンサイト。
手に入る限り全ての音源や映像に触れてきたファンの方が、この日の演奏についてこう語っている
「いつもながら、ヨーヨー・マのチェロの音の深さ、豊かさは聴く人の心を根底から揺さぶるもので、数ある「Sweet Baby James」のパフォーマンスの中でも、ワン・オブ・ザ・ベストだ。」

やっぱりこの日の演奏は、真に特別な物だったのだ。


下に動画をひとつ添付します。
これは、グラミーでの演奏ではありませんが、2人が演奏した「Sweet Baby James」です。あの日の特別な演奏とは違いますが、やはり2人の心が伝わる演奏かと思います。
少しだけでも伝わるかな。

James Taylor and Yo-Yo Ma -Sweet Baby James


(つづく)

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