日: 2021年4月12日

Goodstock Tokyo公演報告

4月11日(日)朝
Twitterのタイムラインに流れて来たイタリア在住の方のツイートを読んで思わずコメント付でリツイート。

どるしゃあのCD「異郷の詩」に収録したイタリアの街を題材にした曲を全曲演奏しようかな、とライヴ当日の朝に決めました。

最近は、あまりやっていなかったので、これは良いきっかけ。

「異郷の詩」発売後に作った、ガルダ湖畔の街、サロの情景を歌いこんだ曲「紫陽花アナベル」という歌も含めて、イタリアシリーズ久しぶりの全曲披露です。

この日のGoodstock Tokyoは、昼の部、夜の部の2部構成。
どるしゃあは夜の部に出演。
入り時間よりもかなり早くついてしまったので、まだ昼の部演奏中。
ラスト2曲ほど客席後方で観せていただきました。

昼の部は、橋本眞由己さんと太田惠資さんのデュオ。
橋本眞由己さんは初見ですが、太田惠資さんは、これまで色々な方との共演を観ている大好きなヴァイオリニストです。
橋本さんの曲はとてもユニークで、すごく良いムードのライヴでした。
終演後に太田さんに挨拶をしたところ、私の事を憶えてくれていたようで、嬉しゅうございました。

なんとなく良い空気感の中、どるしゃあのリハもスムーズに進む。
セットリスト決めは、リハ後に。
「イタリア曲全部やろうか」と提案したところ、しゃあみんも同じ事を考えていたようで、すんなりとセットリスト決定。

第1部は、「紫陽花アナベル」からヴェネツィア組曲全曲、と締めに「Brescia」を。
第2部は、最近の曲を中心に。アンコールをいただけたら、イタリア関連曲で1部にやっていない「Emiliani」を。

自己評価的には、とてもリラックスしつつも、しっかりとパワーも出せたのでは?と思っています。
色々と思うところのある最近の世情ですが、そんな諸々に感じている心の淀みも歌の力へと昇華する事が出来ました。(ところどころで飛び出した小ミスはしっかりと反省しています)

どるしゃあの音楽を真剣に聴いてくださる数少ない方々には、そんな空気がしっかりと伝わったようで、エネルギーが返ってくるのも感じる事が出来ました。

良き一日でした。
どうもありがとうございました。

2021年4月11日(日)
Goodstock Tokyoワンマン公演セットリスト
【第1部】
1. 紫陽花アナベル
2. Aeroporto
3. Motoscafi
4. Vivaldi
5. Caffe Florian
6. Museo
7. Stazione
8. Brescia
(10分休憩)
【第2部】
1. ぼくはただ生きている
2. 滅びの街
3. boy
4. ばるぼらの歌
(アンコール)
5. Emiliani

テレマンと伊福部昭

ふだん、毎日エアーチェックしているNHK FMの「古楽の楽しみ」他、クラシック音楽の番組を聴くのが日課になっている。
エアーチェックした時間に聴く時間が追いつかなくて、本でいう所の「積ん読」状態の音源がたまっているのだけど、それでも日々コツコツ聴いて楽しんでいる。

とはいえ、たまには能動的に音を探してみたくもなる。

Read More