アコースティック音楽嗜好 ‐52‐

アコースティック音楽嗜好 ‐52‐

珠玉の小品、隠れた名曲 その28

今日取り上げる曲は、Graham Parker & The Rumour 1976年に発売されたデビュー・アルバム『Howlin’ Wind』からの1曲「Gypsy Blood」

このアルバム、1976年に発売されているのですが、私は(きっと多くの日本のROCKファンも)’80年代に入ってから、初めて聴きました。

というのは、パンク~ニュー・ウェイヴの流れに乗って、その時期に、グラハム・パーカーの初期のアルバム数枚が、廉価盤(1,500円!)で発売されたから。
私も、ありがたく恩恵にあずかったくちです。

ただ、このグラハム・パーカーさん、その流れで取り上げられはしましたが、当時からパブ・ロックというジャンルで紹介されてはいました。音も全くパンクやニュー・ウェイヴ風ではなく、もっと成熟した大人のロック的味わいのある物。

このアルバムも、ブラス・セクションが活躍していたり全体的にとても成熟した音作り、かつリラックスした雰囲気。パンク的な物を期待すると肩透かしをくらいます。

さらにこのアルバムの音作りで特徴的なのは、ハモンド・オルガンの活躍っぷり。
「Like a Rolling Stone」期のBob Dylanを思わせるような、かっこ良い曲もあります。(というかモロ、その雰囲気)

今日取り上げる「Gypsy Blood」でも、オルガンがとても良い味付けになっています。


グラハム・パーカーは、大体、どのアルバムにも、こういう素敵なアコースティック曲が収められているので、どの曲を取り上げるかは、けっこう迷ったのですが、まずは、デビュー・アルバムからという事で、この曲を選びました。


私は、グラハム・パーカーをそれほどしっかり聴き続けてきたわけではないのですが、1988年に発売された「The Mona Lisa’s Sister」というアルバムがあって、出てすぐの頃、たまたま安い輸入盤レコードに巡りあったので入手したところ、これが実に素晴らしく私好みのアコースティックな音作りのアルバムでした。名盤です!

アルバムとしてはこれが(アコースティック系の音が好きな人には)一番のお勧め。
そのうち改めて取り上げるかも。


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