映画『ファウンド』

映画『ファウンド』

例によって、予備知識ゼロでなんとなく観た映画。

まず、私のように予備知識ゼロの人間がこの映画を観るべきかどうか、という点で役に立つ情報をひとつ書いておきます。


血がドバドバ飛び散り人体を切り刻むようなグロいスプラッターが苦手な人は観ない方が吉。
好きな人は観ればいいんじゃない?

ちなみに私は苦手かつ嫌い。
でも最後まで観てしまいました。

私、ホラーは好きなのですが、グロいスプラッターは苦手。
心理的に怖い物は好きなのですが、見た目や場面設定だけがただおどろおどろしいだけというのも、あまり好きじゃない。

なので、この映画は、苦手の最たるものなのだけど、最後まで観てしまったのは、主役の少年が気になってしまった、という点につきます。

家の中をあれこれあさって家族の秘密を探るのが好きな少年。
ある日、兄の部屋のクローゼットにあったバッグの中から生首を発見。

からの、色々あって、最後には超残酷で悲しい結末。(はしょり過ぎ)

そこに至るまでの少年の心模様。
無邪気な好奇心、絶望、恐怖、怒り、悲しみ、虚無、家族への愛と憎しみ、諸々、それを描き出す少年の演技、目、表情、そこに惹かれました。
素晴らしい役者さんだと思います。

しかし、少年が見るにはあまりにもひどい内容の劇中劇(というか映画中映画)があったりなんだり。
胸糞シーンが多すぎて観ているのが辛かった。

疲れました。


Dorutan

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