日: 2022年3月14日

それがどうした風が吹く

今日のブログタイトル『それがどうした風が吹く』は、松村雄策さんのエッセイ集のタイトルを流用しました。(下の写真は、自分の蔵書を撮ったもの)

松村雄策著『それがどうした風が吹く』

というのは、昨日、松村雄策さんが亡くなられた事を知ったから。

(以下敬称略で書きます)

松村雄策を知ったのは、中学生の時。
まだ自主制作レベルだった雑誌「Rockin’ On」で、その文章に触れたのが初めての出会い。
その頃「Rockin’ On」は、まだ地元(埼玉)の書店では売っていなくて、新宿レコードなど都内のレコード屋さんで買っていた。
高校生の頃には、地元の書店でも買えるようになった。

「Rockin’ On」の初期メンでは、当時、岩谷宏の文章の人気が高かったように思います。
私も単行本になった『岩谷宏のロック論集』を買って、むさぼり読んでいるような高校生でしたが、その頃から、私が一番好きだったのは、松村雄策の文章でした。

分かりやすい言葉で、適度なユーモアを交えつつ、ストレートに感情を表現する。
とても読みやすい文章。
大好きな物について、とにかく熱く語る。
松村雄策が大好きな物と、私の大好きな物は、重なっている部分が多い(例えばビートルズ、例えばプロレス、例えば内田百閒)ので、松村雄策の感情が溢れるような文章を読んでいると、こちらの感情に共鳴する事が多々あり、そんな時には自然と涙がこみ上げる。
そういう事がこれまでに何度もありました。

私は、別に文章を書く仕事をしているわけではありませんが、こうしてブログなどを書く時に、大好きな物について、分かりやすい言葉で書く、という事を心がけています。
まあ、心がけているというか、自然とそうなっているのですが、それは、間違いなく松村雄策に影響を受けた部分だと思っています。

これまでどうもありがとうございました。


どるしゃあ2022年本格始動

季節も春めいてきました。
暖かくなってくると、体調も安定してまいります。
いよいよどるたんも冬眠からさめる頃、ということで、どるしゃあLIVE本格始動です。
遅ればせながら、2022年、初ワンマン公演、4月10日(日)に開催の運びとなりました。

詳細は、下記のとおりです。
いつものように配信もいたします。
ここ最近、思うこと、考える事が多々あり、これまであまり取り上げてこなかったような曲や表現手段なども、試みてみようかなどと考えています。
ここ最近のどるしゃあとは、少し違うどるしゃあが観られるかも知れません。
どるしゃあワンマン公演、ぜひ体験してみてください。
どうぞよろしくお願いいたします。


4月10日(日)

大岡山 Goodstock Tokyo

どるたん+しゃあみん リサイタル Vol.20

どるたん+しゃあみんワンマン公演&有料配信ライブ

16:30開場 17:00開演(配信スタート)
前売り・予約 3,000円/当日 3,500円(税込み・ドリンク別)
配信視聴チケット 3,000円
有料配信詳細・チケット購入
https://www.staglee.com/events/6238/

大岡山Goodstock Tokyo
http://www.goodstock-tokyo.com/
〒145-0062
東京都 大田区北千束3−20−8
スターバレーII B1F
03-6451-7396


どるたん+しゃあみん 1stアルバム『異郷の詩』好評販売中

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CD『異郷の詩』特設サイト