新兵器装着完了(Takamine CTP-3)
クリスマスはまだですが、なんとなんとサンタさんから素敵なプレゼントが届きました。
Takamineの真空管プリアンプ CTP-3
箱を開けると、「ありがとうございました。」「高峰楽器製作所 謹製」と心憎いばかり。
こういう心配りに触れると、こちらの心も喜びます。
こちらこそ、ありがとうございます。
実は、私のギター、タカミネのNPT-012BS。随分と前からプリアンプが使えなくなっていました。
10年以上前になりますが、島村楽器経由で、高峰に修理に出したところ「プリ交換、費用は7万円程度」との見積もり。
「いや、ちょっとそれは勘弁してください。」と、そのまま送り返していただきました。
で、自分でどうにかプリを変えられないものかと調べたら、プリアンプだけ売っているではありませんか。ただ、その当時、私が欲しかった真空管タイプの物が絶版になっていたので、まあ、いいかと。
しばらくは、生ギターとして使っていました。
そんな事を、友人(ギター弾き)に話したところ、なんと、「これ調度使ってないから、使ってみる?」とL.R.BaggsのM1というサウンドホールに取り付けるタイプのピックアップ(ほとんど新品状態)をいただきました。
それから10年以上、ずっとそのピックアップを通して音を出してきました。
大活躍です。
M1に大きな不満もなく、不具合もなく、毎回しっかりとLIVEで活躍してくれていたので、真空管プリアンプの事など、10数年の間、ほぼほぼ頭の中から消えていました。
そんな時、ふと、タカミネのサイトを見ていたら真空管プリアンプのニュータイプがいつの間にか売られているではありませんか。いつごろから売られていたのか定かではありませんが、とにかく売ってた。
これ買って自分で付ければ、プリ復活するんだなぁ・・・と漠然と思いつつも、主に経済的な理由でなかなか踏み切れませんでした。そんな話をどこかでポロリとこぼしたところ、その話は篤志家というか足長おじさんというかそんな神様的サンタさん的な方の耳に入り、クリスマスを前に、私の元にこのプリアンプが届いたという、奇跡のようなお話。
L.R.Baggs M1もプレゼントしてもらったのに、今度はまた違う方からCTP-3まで。
という事で、早速CTP-3を装着!
旧タイプのプリアンプを外すときにちょっとしたコツが必要でしたが、なんとなく構造を考えつつチャレンジしたところ、数分で外すことが出来、あとは、新しい方をカチリとはめるだけ。
早速アンプにつないで鳴らしてみたら、音が出ない。
ケーブルやらアンプやら疑えるところを交換したりなんだりとひとつひとつ原因をつぶしていき、真犯人に辿りつきました。結果、エンドピンのところの細~いケーブルの断線を発見。
半田付けで復活、見事に音が鳴りました。おお!なんという素晴らしい響きでしょう。
と、同時に「ちょっと待てよ」と、これ以前から断線していたとしたら、古いプリも実は壊れていなかった!という可能性ないっすか!?と疑念がわき、一応、また古いプリに付け代えて音を出してみました。
結果!鳴りませんでした。
良かった!
良かったのか?
とにかく古いプリはしっかりと壊れている事を再確認。
さて、新兵器を装着した私のギター。デビュー戦、いや再デビュー戦は、今度の日曜日。
12月18日(日)川越大黒屋食堂での演奏になります。
久しぶりの大黒屋食堂。
小さい空間なので電気器具は使わずにオール生音でやろうか、とも考えましたが、ここはやはり新兵器を発動させたい、という事で、PAやらマイクやらを持ち込む事にいたします。
PAはしゃあみんから預かっている持ち運びができる簡易PA。
マイクやケーブル類は私の物を使うのですが、コロナ禍以後、全く使っていないので、こちらも、今日、ひととおり音出しチェックをしておきました。万全!
まあ、これだけ万全に準備したところで、本番にはもっと大事な物を忘れていったりするので、大丈夫。大丈夫?
M1は、とりあえず他のギターで使う事も考えていますが、新しいプリCTP-3は外部入力もついていて、ギター内蔵のマイクと、外付けマイクをミックスして出すことも可能なので、ちょっとそんな使い方もしてみようか、どうしようか、と思案中です。
取り外した古いプリアンプは、欲しい人がいたらあげてもいいけど、壊れているからね・・・廃棄かな。
さて、だらだらと長文におつきあいいただきましたが、結論。
12月18日(日)聴きに来てね。
よろしく~!!
そして、全てに感謝!
12月18日(日)
川越 大黒屋食堂
『音楽食堂』-第27夜-
【出演】
どるたん+しゃあみん/loach
OPEN 17:00/START 18:00
3,000円+オーダー(ドリンクのみもOK)
川越 大黒屋食堂
埼玉県川越市仲町5-2
049-227-3290
限定20名、まだ余裕あり、予約は大黒屋食堂までお願いします。