アコースティック音楽嗜好 ‐83‐
お気に入りのアルバム 3
Marianne Faithfull – North Country Maid(1966年発売)
マリアンヌ・フェイスフルのデッカ時代のアルバムで1番好きなのがこれ。
いや、全キャリアで一番好きかも知れません。
1979年『Broken English』でアイランドに移ってからも、またちょっと違った意味で好きなのだけど、なんというか、その後のマリアンヌ・フェイスフルの事は、デッカ時代とは違うアーティストとして見ているのかも知れません。
デッカ時代のマリアンヌ・フェイスフルは、全体的にアコースティックなんだけど、その中でもこのアルバムはブリティッシュ・フォーク、トラッド系のアーティスト達のアルバムと並べても、まったく遜色のないアルバムだと思っています。
発売年を確認するためにWiki(英語版)を見たら、”It was released only in the United Kingdom. “と書いてあって、「いや、日本盤の帯付き見たことあるぞ」と、今度はDISCOGSをチェックしたら、やっぱりありました!記憶に間違いはなかった。
私がこのアルバムを聴いたのは、90年代になってからで、日本初CD化の際に買ったものでした。
収録されているのは、トラッド曲やドノヴァンのカヴァーなど。
収録曲のほとんどがギターのみで演奏されています。
時にシタールなど民族楽器やマーチングドラムも。
そのギターの音色、フレーズと、マリアンヌ・フェイスフルの歌声が、イギリスの風景、歌の情景を眼前に浮かび上がらせてくれるような、感覚を与えてくれます。
これまでに聴いてきた、ブリティッシュフォーク、トラッド系のアルバムの中に入れても、自分の中ではかなり上位に入るアルバムです。
とにかく、このアルバムでのマリアンヌ・フェイスフルは最高に良い!
これはいつかアナログ盤が欲しい。
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