少し前にスージ・クアトロのドキュメンタリー映画を観てから、自分の中で少しだけスージー熱が高まっている。
その時のブログ(映画『スージーQ』)にかつて持っていたスージーのレコードについて書いてあるのだけど、残念ながらほとんどすべて手放してしまい、今、持っているのはベスト盤CD1枚と中古で買い直したシングル盤「ワイルド・ワン」だけ。
そのベスト盤CDを発掘する事が出来たので、今日の昼間、通して聴いてみた。
当時持っていたシングル盤のA面曲はすべて入っているのだが、聴いていてなんとなく味気ない。
一応、CDを取り出し、プレーヤーにセットして、ステレオの前で聴くという儀式があるだけ、サブスクよりは集中度が増すような気はするのだけど、もう少しだけ儀式が足りないのかも。
やはりヒット曲はシングル盤で1曲ずつ、ジャケットを愛でながら聴きたい、そんな感情。
若い頃はそれがめんどくさくて、シングル盤をほとんど手放してしまったのだけど、最近は、時間に余裕が出来たせいか、シングル盤を聴く習慣が蘇っているのだ。
少し前にそんな事もブログに書いたような気がする。
これか(「なんとなくシングル盤の話」)
ベストCD盤で次々に流れるヒット曲を聴きながら、同時に頭の中には、シングル盤のジャケットが思い浮かぶ。
欲しい・・・もう1度、欲しい。
そんな欲望がほんのりと湧いてきてしまった。
最近、とんと物欲弱めの男になっているのだけど、スージー・クアトロのシングル盤、欲しいかも。
まあ、当時すごく売れていたので、今でも、ふつうに中古で手に入るだろうけど、わざわざ、中古盤屋さんに出向いて探したり、ネットで探して買ったりという事はしたくないし、高いお金を出してまでは欲しくないのだけど、どこかでぶらりと入ったリサイクルショップやフリマで1枚100円なんていうのに偶然巡り合ったらきっと買ってしまうでしょう。
それぐらいのゆるい物欲が湧いてきた、暑い昼下がりのひと時。