今日はちょっと自分のための簡単な憶え書きみたいな感じで、あまり中身はありません。
何年後かに振り返った時に、あの年は、こんな感じだったなぁ、と思えれば良し。
一昨日、9月14日(土)岡田雅利選手の引退セレモニー
昨日、9月15日(日)金子侑司選手の引退セレモニー
この2日間は、とても感動させてもらった。
今シーズンはあと13試合。
全部勝ったとしても、最下位確定の西武ライオンズだからこそ、この時期に、セレモニーに全力を傾ける事が出来たともいえる。
とにかく今年のライオンズはひどかった。
50年以上日本のプロ野球を見てきたけど、こんなに弱い、こんなに酷いプロ野球のチームを、初めて見ました。
そんな2024年の西武ライオンズですが、涙を流すほど感動した事が数回あります。
ひとつはシーズン入りする前に行われたOB戦。
球団創設時のメンバー、第2期黄金時代のメンバー、とにかく大好きだったあの頃のメンバーがほぼ勢ぞろいした素晴らしい試合。
球場には行けなかったけど、ネットで試合の模様は全部観ることが出来て、とにかくどのシーンを見ても感動して、時折涙が滲んだ。
そして大きな期待を抱いてのシーズンイン。
スタートは悪くなかったのだが、あっという間の連敗地獄。
その辺の事は、以前ブログに書いた(高校野球を見ながら西武ライオンズを思う)のでここでは触れません。
そして、昨日、一昨日の引退試合~引退セレモニーで、感動して泣きました。
特にロッテファンやロッテの選手達のふるまいには本当に感動しました。ありがとうございました。
って結局感動したのはライオンズじゃないんかい!?
いや、まあ本当は、ライオンズにも感動しました。
昨日の金子の引退試合では、8回裏の攻撃時に、金子まで回した打線。特に1アウト満塁で打席に立った元山飛優の1度もバットを振らずに見逃しの三振。これがすごかった。一球一球しっかりと打席に立ちボールを見る姿に感動した。バットに当てると最悪併殺で金子に回らないという場面、三振なら2アウト満塁で金子に回るのだ。四球でも1アウト満塁で金子。だからバットを振らないという選択。
もちろん源田のホームラン、お立ち台でのインタビューにも感動。
金子の引退に関しては、感動だけじゃなくて、色々複雑な気持ちがあって、昼間ネットでLIVE中継した引退会見から、ずっと、何度もジワっと涙が滲む瞬間がありました。
金子のライオンズ愛。
決して球団の事を悪く言いたくないのだな、と何度も言葉に詰まる金子を見て、その愛の深さを思いました。
正直言って、今のライオンズの選手で守備や走塁で金子に勝てる選手は一人もいないでしょう。
でも、使ってもらえない、二軍で結果を出し続けても使ってもらえない、その状況が金子に引退を選ばせた事はファンの目には明らかなのだけど、そういう事は一切語らなかった金子選手。
という事で、私の記憶に残る2024年の西武ライオンズは、とにかくとんでもなく弱かった事、酷い野球をしていた事。(まだ終わってないけど)
シーズン前のOB戦に感動した事。
シーズン終盤の2つの引退セレモニーに感動した事。
それが、2024年の西武ライオンズ!(まだ終わってないけど)