日: 2024年11月5日

近況報告

2024年11月5日

特に隠すつもりもなく、声高に発表するつもりもなく、これまでなんとなくこの話題をスルーしてきたのだけど、今後ずっと黙っているのも難しそうだし、とりあえずふつうに報告しますので、ふつうに受け流してください。

直近の予定などに関してやりとりが必要な人達には既に報告ずみですが、それ以外の方々、古くからの友人たちにもまだ報告していませんでした。なんとなくごめんなさい。

実は10月31日から入院しています。

8月中旬から「なんかヤバそう」という体の異変があり(詳しく知りたい方は落ち着いた頃に話しましょう)かかりつけ医に相談していました。で、何度か薬を処方してもらったのだけど、改善されず、専門医で調べてもらう事に。
そこでS状結腸に癌が見つかり、一日も早く大きな病院で処置してもらうようにって事で、今度は大学病院にまわされ、大学病院でさらに詳しく調べてもらったところ、すぐ入院!からの~手術!って事に。

とはいえ、手術前の検査や、手術準備のための処置があり、すぐに手術というわけではなく、手術日も決まらぬままだったので、報告するにしてももう少し色々はっきりしてからにしよう。とも思っていました。

で、昨日、手術に関するオリエンテーションがあり、手術日も決定いたしました。

癌はステージ3
ただ癌の深さ(大きさ)は4段階で4ということ。

まあ、細かいことはいいか。
とにかく近日中に手術します。

入院してから同意書に何枚も何枚もサインしましたが、昨日はいよいよ手術の同意書にサインしました。

考えられるリスクを一通り説明されましたが、その中でも、もっとも重要な事。
S状結腸切除術での死亡率は0.37%との事。

心筋梗塞の時とは(文字通り)桁違いの安心感のある数字です。
心筋梗塞の時は、すぐにでもカテーテル手術!という状況で「処置しないとほぼ死ぬけど、処置すれば助かる可能性高くなるよ」という同意書に、ストレッチャーの上でサインしました。
死亡率ははっきり憶えてないけど20~30%だった気がします。
その時は「ああ、オレは今”死ぬかもしれないけどいいすっか?”という書類にサインしたんだな」と、怖くはなかったけど、ちょっとした感慨深さがありました(笑)

手術を前に今している事は、お腹の中を空っぽにする事。
なんと10月31日から何も食べていません。
飲み物は許されているので、たまに自販機でアセロラとかポカリとか買って飲んでますが、お腹に入るのは水分だけ。あっ、あと薬も。
その代わりに、首の近くにつけた管から栄養価高めの点滴を24時間。

自撮り下手でメンゴ(死語)

しかし、不思議なことになぜか空腹感がない。
周りの囚人達じゃなくて、えっと、同室の入院患者たちが食事をしていても何とも思わない。
この点滴、胃に入っているわけではないのに、本当に不思議。
どういうメカニズムなのか今度質問してみようかな。

この管を挿す時も麻酔が効かなくてなかなか大変で、ってそれは長くなりそうだから、また改めてブログネタにします。(笑)

現在の作業環境(このPC以外にタブレットとiPhoneを持ち込んでいます)

最近のブログも入院中に書いているものなので、ふつうに(体はともかく)心は平穏に過ごしている事は伝わっているかと思います。
過度に心配なさらずにふつうに受け止めていただければ幸いです。

10月後半~11月の予定は発表していないものも含めていくつかキャンセルしてしまいましたが、12月からの活動復帰を目指して体力回復に努める所存。

どうぞよろしくお願いいたします。

画像はイメージです