あと2本、そして12日ぶりの食事
11月7日の手術後、体のあちこちに管が繋がれていたのですが、まず鼻の酸素ボンベの管が外れ、少ししてあの管が外れ、昨日の午前中、ついにあそこの管が外れました!
残すところあと2本!
手術で開けた穴から出ている管と、鎖骨あたりにある点滴の管。
随分と身軽になりました。
これまでトイレに起きるだけでも一苦労だったのだけど、今は気を付けるのは2か所だけ。
楽だわ~
そして、昨日の昼から食事が摂れるようになりました。
「いよいよ」とか「ついに」とか「待ちに待った」なんて言葉を「食事」の前につけたかったのだけど、どちらかというと「このまま一生何も食べられなくてもあまり問題ないかも」的なアホ頭になっていた私です。
10月31日の朝、りんごをひとつ食べて以来の食べ物が口から体に入りました。
それがこれ!
思っていた以上にしっかりとした物がしっかりとした量出てきたので、ちょっとビビる。
これで「術後 かゆ食(ハーフ)」だそうです。
一度、半分ぐらい食べた所で箸(じゃなくてスプーン)を置いたのだけど、もうひとがんばりして、どうにかほぼほぼ完食。
この写真を見てもおいしそうに見えないかも知れないけど、どのおかずもしっかりとおいしくて、もちろん栄養のバランスや量も考えて、心を込めて作られていると感じたので、なるべく残したくないという気持ちになりました。
ほんの少しおかずを残してしまったけど、けっしてまずかったわけではありません。
本当においしかった。
しっかりと味覚も楽しめたわけだけど、まだ天下一品のこってりや、南京亭のでかい餃子が食べたいという気持ちはまったくわいてきません。
「そんな物食べられませんよ」という事を体も脳もしっかり理解しているのでしょう。
ただ、「夕食が楽しみ」という気持ちもわかない。おいしい病院食なのに。
まあ、その辺の気持ち的な部分も体と一緒にゆっくりと回復してゆくのかな。