月: 2024年12月

どるたん 2024 色々まとめ

2024年も、今日で終了!
という事で、色々振り返りつつまとめてみます。

LIVE活動に関しては既にこちら(どるたん 2024 LIVE活動まとめ)にまとめていて、ソロ(どるたん with エイジ含む)5本、どるしゃあ5本というのんびりペースの2024年でした。


さて

今年観た映画は、198本
この数年の中ではかなり少ない方だけど、2日に1本以上観ている計算なので、まあまあ生活の中に占める割合は大きいかも。

うち、映画館で観た映画は、『ゴジラ-1.0』『デッドプール&ウルヴァリン』の2本だけ

198本の中で1番印象に残っているのは『丘の上の本屋さん』かな


読書は、この十数年、毎年10冊に届かない読書量
10~20代の頃に比べると、映画を観る量と読書量が逆転。
配信で手軽に映画を観られるようになったのも一因だけど、これには明確な理由もあり、その辺の事も、そのうち書いてみようと思っています。

そんな中、とても心に残る本に巡り合いました。
これは、一生モノの出会い。
『この村にとどまる』
マルコ・バルツァーノ 著
関口英子 訳

感想はこちらに書きました(マルコ・バルツァーノ『この村にとどまる』読了)

この作者、そして訳者の本は、今後も読み続けたい。


スポーツ観戦は、今年はオリンピックがあったので、あれこれ感想を書きまくりましたが、今、思い返してみるとあまり思い出せない。(苦笑)
一番初めに思い出したのは、スポーツクライミングの森秋彩選手。

オリンピック以外だと、やはり大谷翔平選手、言葉に出来ないほど素晴らしかった。
今朝、NHKの特集番組(再放送)を観て泣きました。

あと、今年は生観戦の機会を二度失したのが印象的。
NPB 西武ライオンズの試合と、Jリーグ YBCルヴァンカップ決勝戦
どちらもチケットを持っていたのに・・・

スポーツ観戦に関しては、思い出そうとすると色々出てきて収拾つかなくなりそうなので、この辺で。

あ!2024年、西武ライオンズがとてつもなく弱かった事だけは憶えておこう。



音楽に関しては、印象的な事をひとつだけ書いておきます。
ブログには書かなかったのだけど、実は、「自衛隊音楽まつり」今年もチケット当選していたのに、これにも行けませんでした。
10~11月は、自分のライヴも含めて全欠。



そんな2024年

今年は、なかなか大きな変化のあった年で、結果、今後の(残り少なくなってきた)人生をより丁寧に生きる良いきっかけになったと感じています。
2008年に心筋梗塞を患った後にも、丁寧に生きるようになったのですが、さらにもうワンランク高めていけるかな、と思っています。

そんなこんなであまり活動的ではなかった2024年ですが、その分、日々色々感じて、色々考えて、生きています。いや、それは、これまでも同じか。

今年は、365日やり通そうと思っていた事がひとつあって、どうにか完遂しました。
やった事は大したことではないのだけど、自分の中ではけっこう大きなチャレンジ。
具体的な事は書かないけど、たぶん今後に活かせる事。


最後にもうひとつ。

うちは毎年、ルッコラ、バジリコ、パセリ、大葉など、ベランダで育てているのだけど、夏のあまりの暑さに、みなさんぐったりとしちゃって生育不良気味でした。
中では、バジリコはけっこうがんばってくれて収穫量もそれなりにあったのだけど、他は軒並み元気なし。

パセリも夏の間まったく育たず、あまりの暑さで死んでしまったかも・・・と思っていたら、11月頃から元気が出てきて、今、元気に次々と新しい葉をつけています。
12月になってから家の中に入れてあげたのだけど、最近は、この人の成長を観るのが大きな楽しみ。
よくあの夏を乗り切ってくれたと、感動さえ覚えます。

という事で、もうすぐ2025年、(パセリさんをみならって)しっかり復活して生きていきます。
2025年もよろしくお願いします。


2024年12月後半に観た映画

2024年も残すところ今日と明日の2日間。いや、今日はあと数時間で終わるので、ほぼ明日を残すのみ。12月後半は予想した通り、あまりゆっくりと映画を観る時間をとれず5本のみ。今夜と明日も観られそうにないので、ちょっと早いけど「12月後半に観た映画」をまとめました。

2024年12月後半に観た映画
2024年12月後半に観た映画

☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。


20日『65/シックスティ・ファイブ』(Amazon)☆☆

『65/シックスティ・ファイブ』
『65/シックスティ・ファイブ』

2023年アメリカ映画。ある星の宇宙探査船が隕石群に衝突して墜落、生き残ったのはアダム・ドライバーが演じる乗組員と言葉の通じない少女の2人だけ。墜落した星は、恐竜時代の地球だった。というどこにでもありそうな話。数々の危機を乗り越えて地球脱出をはかる、それだけの話。つまらいというほどではないんだけど、ちょっと飽きた。


21日『百花』(Amazon)☆☆

『百花』
『百花』

ただただ暗い映画。どんなにつらい過去があったとしても、日常生活の中で少しは笑ったりすると思うのだけど、笑いはほぼほぼゼロ。最後になるほどね、と思うし、辛い記憶も違う角度から見ると変わってくるという若干の救いもあるのだけど、疲れた。


22日『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』(Amazon)☆☆

『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』
『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』

ふつうに楽しかったし、劇場版ならではのスケールの大きな話ではあるのだけれど、何も映画館で観なくても良いかな(映画館で観てないけど)と思ってしまった。元々TVアニメだし、スペシャル拡大版的な扱いで良いかと。


23日『黒いチューリップ』(Amazon)☆☆

『黒いチューリップ』
『黒いチューリップ』

1964年、アラン・ドロン主演のフランス映画。フランス革命前夜、貴族から金品を奪う義賊的ヒーロー「黒いチューリップ」、そしてその身代わりとなる弟をアラン・ドロンが一人二役で演じる。革命前の貴族の暮らし、庶民の暮らし、両方が描かれていて、興味深かった。アラン・ドロンの剣さばきの美しさ、馬の扱いのうまさに、驚き感動。


30日『テオレマ』(Amazon)☆

『テオレマ』
『テオレマ』

1968年、パゾリーニ監督のイタリア映画。富豪の大邸宅に入り込んだ不思議な性的魅力を持つ男に、富豪一家(召使いまでも)狂わされてゆく。まあ、面白いんだけど、描写がいちいち思わせぶり過ぎて、ちょっと引いた。例えば無言で顔面アップのシーンが何度かあり、それで何かを感じさせたいのだろうけど、表現できていない役者もいて、なんでもアップにすればいいってもんじゃない、と思った。



これまでの「観た映画リスト」です

「マンチェスターとリヴァプール」Pinky & Fellas

今日の一曲
「マンチェスターとリヴァプール」Pinky & Fellas

今日、頭の中に流れていた曲は「マンチェスターとリヴァプール」


これは、子供の頃からずーっと頭の片隅にこびりついている歌。
小学校の帰り道によく口ずさんでいた憶えがある。

最近のサッカー好きな子供たちや、ロック好きな若者たちなら、誰もが知っているであろうイギリスの2つの街。

しかし、この歌が流行った1968年当時、小学2年生だった私には、それがどこにある街なのか、まったく知らずに、この歌を口ずさんでいたのだ。日本語版で。

一度聴いたら忘れられない、メロディーと歌詞。

♪マンチェスター&リバプール
煙だらけの街よ
よごれた道を行きかう人々

と言っても、憶えていたのは、ここまで。
マンチェスターも、リヴァプールも、知らなかったけど、さらに言えば、「煙だらけの街」というのも、うまくイメージ出来ていなかった。
「なんで煙だらけなの?」みたいな感じで。

もっと言えば、これを誰が歌っているのか、分かってなかった。
調べた所、この日本語歌詞で歌っていたのは、ザ・スパイダースらしい。
作詞(というか訳詞?日本語詞?)は、岩谷時子。


ただ、これを聴いてみたところ、頭の中に流れ続けていたイメージとはずいぶんと違う。

頭の中に流れているのは、もう少しダルというかムーディーというか、テンポも、もう少し遅い。
ザ・ピーナッツのイメージが強いのだけど、YouTubeにあるのは、英語で歌っているものだった。

だぶん、なんとなく、ザ・スパイダース版で日本語の歌詞が記憶に残っていて、ザ・ピーナッツ版を聴いた時に「元は英語の歌なのか」と思ったような、そんなおぼろげな記憶がある。ような気がする。

今は、こうやってなんでもすぐに調べれば分かるのだけど、当時、マンチェスターもリヴァプールも知らずに、♪マンチェスター&リバプール煙だらけの街よ~ と口ずさんでいたのだ。

ちなみに一番上に貼り付けたピンキーとフェラスが、日本でヒットした(らしい)のだけど、元々のオリジナルはフランスのシャンソン歌手Marie Laforetが歌ったものだとか。

ただただ、冒頭の歌詞とメロディーが頭から離れぬままに50年以上生きてきて、今日もたまたま頭の中に流れてきたのだけど、調べてみたら色々分かって勉強になりました。というか楽しかった!

ピンキーとフェラス版については、数十年前に何かのきっかけ(たぶん中古レコード屋さんでシングル盤を見かけた)で知っていたのだけど、Marie Laforetのオリジナルは、今日、初めて聴きました。

そしてMarie Laforetもっと色々聴きたくなった。

4年前のLIVE(ギター合奏曲 第1番)

4年前の12月27日、Goodstock Tokyoでどるしゃあのワンマン公演があった。

この年は、コロナによっていくつものLIVEが中止になったり延期になったり。
そんな中、Goodstock Tokyoは早くから配信LIVEに取り組み、演奏活動の場を守ってくれていた。

この日、初めて演奏した曲がある。
そして、その後、一度も演奏していない曲。

「ギター合奏曲 第1番」
2人ともガットギターでの演奏。
コロナのステイホーム期間は、どるたんにとっては実り多い日々で、曲想が湧きまくっていた時期。
これも、そんな中、どこからともなく浮かんできた曲想のひとつをなんとなく形にしたもの。

当日合わせなので、細かいミスはあるけど、よく出来たものだと思う。

また、こういう曲作りや、演奏にも取り組んでみようかな、と久しぶりに聴いて思った。

ちなみにどるたんのギターは、知人の形見分けとしていただいたJOSE ANTONIOのガットギター。
LIVEで使ったのは、この時一回だけだけど、家で曲を作る時などは、ほぼこのギターを使っている。
ありがとうございます、しっかり役に立っています!

『The Drift』Scott Walker

Scott Walkerが2006年に出した13枚目のソロアルバム『The Drift』
今日の午後、少し暗くなってきた頃、ものすごく聴きたくなってCDを探したのだけど、見つからず。

このアルバムだけではなくて、他のScott Walkerのアルバムも見つからなかったので、どこかにまとめておいたような気もするのだけど、それがどこかは分からない。

最近(というかこの10年ぐらい)よくあるパターンなのだけど「大事な物だからちゃんとしまっておこう」と思ってどこかにしまうと二度と見つからない。

その辺に置いておけば良かったのに。

って経験ありませんか?

そんな事はどうでも良くて、CDが見つからなくても全部Flacでリッピングしてあるから、それを聴けば良いだけの話なのですが、なんとなくCDで聴きたかった。

とりあえずCDは諦めて、Flac音源をPCのアプリFoobar2000で聴きました。
1回通して聴いたら、ぐったり。

以前もこんな事があったな、どこかに書いた憶えがあるな、と思って検索したら、やはりありました。
しかも、丁度10年前の12月に聴いていた!そして書いていた!
たぶん、ちゃんと聴くのはそれ以来。
CDは、その後見ていないのかも。

その10年前の文章を再掲すると

聴き流す事を許さない音楽が存在する。
それを聴く時には、覚悟がいる、集中力がいる、そして気力がいる。
いつでも向かい合えるものではない。
今、聴いているScott WalkerのThe Driftは、まさにそういう種類の音楽。
大好きだけど、気力がある時にしか聴く事が出来ない。
聴き終えるとどっと疲れが出る。
胸のざわつきを憶える。
と同時にえもいわれぬ充実感もある。
まことにやっかいな音楽である。
(2014年12月20日)

10年後の今日、まったく同じ気持ちになりました。
不思議。


この『The Drift』が出たばかりの頃、お会いした新●月の北山真さんが、「最近、Scott Walkerの新譜ばかり聴いている」と言っていて、新譜が出た事を知らなかった私は、翌日スグにHMVへ赴き入手。
北山さん同様、一時期、このアルバムばかり聴いていました。

調べると1995年の『Tilt』以来のアルバム。
ジャケットの雰囲気も、内容的にも『The Drift』は、『Tilt』の(約10年越しの)延長線上にあるようなアルバム。
1995年当時『Tilt』にも嵌ったのだけど、2006年『The Drift』には、さらに深く嵌った。

嵌り過ぎて、逆にその後なかなか聴けなくなったような気がする。

2024年10月期に観ていたTVドラマ

今期(10月~12月)観ていたドラマは、少な目で、2本だけ。
ただ『ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!』が9月後半~11月の放送だったので、それを入れると3本。
今期はアニメが7本と多めだったのも影響しているかも。(2024年10月期に観ていたTVアニメ

あと今期というか、今年というか、大河ドラマと朝ドラを途中離脱したので、なんとなく気持ちが軽い(笑)
もちろん、面白ければ観るのは苦痛じゃないのだけど、義務的に観続けるのはやめた方が精神衛生的にはとても良いと感じました。

では、今期観ていたドラマ


『海に眠るダイヤモンド』

TBS 日曜劇場
炭鉱の島、端島(軍艦島)を舞台にした過去のドラマと、端島出身の高齢女性(宮本信子)とホスト(神木隆之介)を中心とした現代のドラマが絡み合う展開。ひとつひとつ過去の謎が解けていきつつ、最終回まで解けない謎もありつつ、最後には謎が解けてとても良い形で物語を終える。とても良いドラマでした。脚本の力、役者の力、端島での生活をリアルに再現した撮影。素直に感動。


『モンスター』

フジテレビ(カンテレ制作)
趣里が弁護士役で主役。基本的に面白かったのだけど、なんだか雑というか詰めが甘いというか都合が良すぎるというか、ドラマの端々に粗が見えてしまう。そういうところから目を逸らして楽しめれば良いのだけど、なかなか難しい。


ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!


テレ東
序盤、ちょっと色々まじめに考えて、この世界観がきつくなってしまったのだけど、終盤になってわりとわりきって楽しめた。髙石あかりの役者としての力量に感動。映画3作目は、見逃しているので、Amazon Prime Video見放題に来るのを楽しみに待ちます。


どるたん 2024 LIVE活動まとめ

どるたんの今年のLIVE活動は、12月15日の青梅アトリエよぎでの『どるたんパブタイムVol.4』ですべて終了。
例年に比べて、かなり少なめ。

時系列で並べてみると

  1. 1月21日(日)
    大岡山 Goodstock Tokyo
    第29回 どるたん+しゃあみん ワンマン公演
  2. 3月17日(日)
    青梅 アトリエよぎ 
    どるたん パブタイム Vol.2「昭和歌謡 – アイドルソングでGO!」
  3. 4月6日(土)
    大岡山 Goodstock Tokyo
    第30回 どるたん+しゃあみん ワンマン公演
  4. 4月21日(日)
    川越 大黒屋食堂
    どるたん/loach 弾き語りLIVE
  5. 6月30日(日)
    新丸子 ARIANA COFFEE
    第3回 アコアコ新丸子
    (山崎怠雅&伊藤昭彦/どるたん+しゃあみん/Black Water)
  6. 7月6日(土)
    大岡山 Goodstock Tokyo
    第31回 どるたん+しゃあみん ワンマン公演
  7. 9月6日(金)
    碑文谷 APIA40
    『この世界は終わらない』
    (どるたん+しゃあみん/Fire-Pass/高井つよしクィンテット /島田篤)
  8. 9月29日(日)
    青梅 アトリエよぎ
    どるたんパブタイムVol.3
  9. 12月1日(日)
    吉祥寺 MANDA-LA2
    『Q/C 再び』(O.A. どるたん with エイジ)
  10. 12月15日(日)
    青梅 アトリエよぎ
    どるたんパブタイムVol.4

以上、わずか10本
うち、どるたん+しゃあみん(以下どるしゃあと表記)のLIVEは、5本
どるたんソロが(どるたん with エイジを含めて)5本

どるしゃあの活動を始めてからは、ソロでの弾き語りはやってこなかったのだけど、昨年あたりからぼちぼちソロをやるようになったので、かろうじて10本のLIVEが出来た、という感じ。

コロナ前の2018年は22本、2019年は19本、すべてどるしゃあでのLIVEでした。
それと比べると今年は、ほぼ半減。50%OFF
もしソロ活動してなかったらほぼ75%OFF!?

10月、11月の2か月間丸っと活動できなかったのが、痛いところ。
実は、この期間に、どるしゃあのLIVEを2本キャンセルしてしまいました。
(Goodstock Tokyoでのワンマン公演と、青梅宿アートフェスティヴァルへの出演)
本当に残念、そして申し訳ありませんでした。

来年の前半は、今のところ、(1本しか)予定を入れていませんが、ボチボチと様子を見ながら活動していきたいと思っています。

吉祥寺MANDA-LA2や青梅アトリエよぎに、どるたん with エイジとして出演しましたが、このユニットは正式に活動しているわけではなく、たまたまスケジュール的にOKだったから一緒にやったという形。
これからも、都合さえつけば一緒にやる事もあると思います。
どるしゃあ with エイジなんて事もあるかも、ないかも。

青梅アトリエよぎでの『どるたんパブタイム』も、つづけていくつもり。
お楽しみ会的、何が飛び出すか分からない選曲で、ガッツリと。
ここは言うならば、自分の中にある、自分を作り上げた音楽性を表現する場。

もちろんGoodstock Tokyoでのどるしゃあワンマン公演も!
こちらは、自分の中から出てきた、自分自身が作り出した音楽を表現する場。

その他、オファーがあれば、出演を考えたいと思っていますが、まずは、ペースがつかめるまで様子見という形になりそうです。
しっかりと静養し体調を整え、今後の活動に備えたいと思っています。

そんな感じではありますが、また来年もLIVE活動続けていきます。
ぜひ、どこかでお会いいたしましょう!

「花がたみ」藤真利子

今日の一曲
「花がたみ」藤真利子

昨夜観ていたTVアニメ『鴨乃橋ロンの禁断推理』の中で、死体の周りに散らされていた花びらのシーンがあり、散らされていた花の名前がいくつか出てきたのだが、一番初めに出てきた花の名がりんどう。

それがトリガーとなったのか、今朝、目覚めてから頭の中に流れ続けている歌がある。

それが、藤真利子の「花がたみ」

作詞は寺山修司、作曲は鈴木慶一

冒頭の歌詞が「りんどうなでしこ花がたみ」
もう少し歌詞を書くと

りんどうなでしこ
花がたみ
かたびらはなし 帯はなし
かたびらもある 帯もあるが
かわいがってくれる親がない

どこか日本的な陰のある言葉に、特徴的なメロディーとアレンジ。
これが頭の中に流れ出すと、もう止めようがないので、朝食後にレコードを出してしばらく聴いていた。

このアルバム(LPレコード)『狂躁曲』は、以前「私を形成しているもの」でも取り上げているのだけど(藤 真利子『狂躁曲』)、自分にとって、忘れられない一枚。

今朝、頭の流れてきたのは「花がたみ」だったけど、他の曲も、頻繁に頭の中に流れてくる。

「花がたみ」と並んで、頭の中によく流れてくるのは「野ざらし百鬼行」
こちらも作曲は鈴木慶一
作詞は赤江瀑

よく流れてくるのは、サビ的なこの部分

冬のさなかに吹く風は
鬼を従え
蛇を泳がせ
あても果てしもない夜を
ただ 肉を噛み
肉を 食み


これは、なぜか歩いている時に頭の中に流れてきて、歩きながら小さな声で、または心の中で歌っている事が多い。

「今日の一曲」からはズレちゃったけど、こちらもまた日本的な陰のある言葉。
そして、どちらも、どこか怖ろしいほどに、心の深部に訴えかけてくる言葉、そして音楽なのです。

とりあえず、しっかりとレコードを聴いて、なんとも日本的な陰のある世界に浸って(クリスマスイヴだというのに!)、頭の中に流れてくる現象は落ち着かせる事が出来ました。

しかし、本当にこの曲、このアルバム、一生心の中から消えないのだろうな。

12/1 MANDA-LA2 での どるたん with エイジ

去る12月1日(日)吉祥寺MANDA-LA2『Q/C再び』のOAとして出演した、どるたん with エイジ

その日の、ステージの模様は、マネージャーがステージ横からiPhoneで撮ったものをダイジェスト編集してYouTubeにあげていたのですが、ステージ前に陣取ったお客様(オンタマさん)が全編しっかりと録画したものをYouTubeにアップしてくれました。(撮影も公開も事前に了承ズミ)

MCも全部入っているので、若干恥ずかしいけど、せっかく上げてくれたので、ブログで紹介させていただきます。

どるたん with エイジのデビューステージです。
よかったら観てください。「いいね!」とかするときっとオンタマさんが喜ぶと思います。(私も嬉しい)
それでは、どうぞ!

以上4曲!

この日のライヴ報告ブログはこちら
12/1 MANDA-LA2 『Q/C再び』報告


2024年10月期に観ていたTVアニメ

今期(2024年10月-12月)は、「観ていたアニメ」最終的に7本
しかも割とよい感じに放送日がバラけていて、大体1日1本ペースで観る事が出来ました。
10月に「今期は「観なければいけない」アニメが豊作」というブログを書いていたのだけど、それは、既に観ていた作品のつづきが4作あったから。
今期から始まったものでは『ダンダダン』『青のミブロ』『甘神さんちの縁結び』の3作。
『チ。-地球の運動について-』も、初めの数回観ていたのだけど、何度か観そびれて途中で断念。最後まで観れば面白くなりそうだったのだけど、まあ、いいか、と。



『MFゴースト2nd Season』

『MFゴースト2nd Season』
『MFゴースト2nd Season』

シーズン1の時も書いたけど公道レースのコースが良く知っている場所を舞台にしているので、観ていてすごく面白い。レースに関する事や車の事などは面白いけど、カナタとレンの恋愛的要素が苦手。そこが好きな人もいると思うけど。とりあえずシーズン3を期待して待ちます。


『るろうに剣心』 第二期「京都動乱」

『るろうに剣心』 第二期「京都動乱」
『るろうに剣心』 第二期「京都動乱」

これは、もう1クール(1~3月)続くみたいなので、詳しくはその後、何か書くかも。『るろうに剣心』は原作マンガも読んでないし、以前放送していたアニメも観ていなかったのだけど、実写版映画に嵌ったので、この新アニメシリーズを観ていても「おっ、これは田中泯だな。これは江口洋介か。」みたいな間違った楽しみ方をしています。ちなみに上の画像の包帯だらけの男は藤原竜也。


『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』

『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』
『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』

ブルーロックのシーズン2は、U-20日本代表との試合という事で、かなり盛り上がっています。12月28日に2話連続放送で今期終了と言う事なので、決着はもう少し先。キャラクター的には突拍子もない、現実社会にはいないような人が多いのだけど、プレイ自体はギリギリの線で現実味があるので、観ていられるのかも。とりあえず今の所は面白い。


『鴨乃橋ロンの禁断推理』2nd Season

『鴨乃橋ロンの禁断推理』2nd Season
『鴨乃橋ロンの禁断推理』2nd Season

なんとなくノリが好き。2ndに入って、ロンの出自的謎部分が少しずつ明かされそうな雰囲気で、面白さもアップしてきた。12月でまたいったんお休みに入ると思うけど、3rdが楽しみ。


以上の4本が、Season 2以降の作品、この後に書くのが、今期から始まったもの3本。

『ダンダダン』

『ダンダダン』
『ダンダダン』

超常現象全部盛り、かつドタバタ。とにかく勢いがすごいし、キャラクターは魅力的だし、何が何やらよく分からないうちに嵌ってしまいました。面白い。第2期は、来年夏になるようだけど楽しみ。


『青のミブロ』

『青のミブロ』
『青のミブロ』

新選組に入隊した京都の少年が主人公。今のところ、やっと新選組(の前身)と会津藩との関りが出来た辺り。連続2クール放送という事なのでまだつづく。最終的にどの辺りまで描かれるのか、それが一番気になる。会津戦争まで描かれるか、さらに土方と一緒に函館まで行くか、みたいな。


『甘神さんちの縁結び』

『甘神さんちの縁結び』
『甘神さんちの縁結び』

あんまりラブコメ的なアニメは見ないのだけど、なんとなく見たら、けっこう面白くて見続けてしまった。神社の跡取り三姉妹と居候的医大受験生の話。神社が舞台という点が良いし、三姉妹のキャラが絶妙で好き。


以上7本が今期観ていた(観ている)アニメでした。

初めに書いたように、曜日がバラけていたので1日1本ペースで観られたのが良かったのだけど、実はこれ以外に、『ゴールデンカムイ』に嵌って配信で観まくっていたし(現在Season 2まで観終えた所)、『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』のアニメシリーズも、観始めてしまったので、今期はアニメの視聴時間がすごい事になっています。

1月からは、もう少し観る本数を減らしたいかも