日: 2025年3月11日

映画『いきもののきろく』テアトル新宿(第二章)

さて、つづきを

ちなみにこれは第二章
第一章はこちら「映画『いきもののきろく』テアトル新宿(第一章)

前回は、テアトル新宿に到着、そこで物販Tシャツの入った段ボールを搬入する井上淳一監督に遭遇!
って所まででした。

井上監督と一緒にいた方は、PANTAさんの古くからのお仲間、S氏。
私より一足先に、井上監督に遭遇したそうな。

3人で映画館に入り、控室でしばらく談笑。
相変わらず、次々と面白い話が出てくる。こういう時間はかけがえのない時間ですね。
特にひきこもりがちの私にとっては、とても大切なひと時。

そして、あがた森魚さんが今日来場するという話に。
ほどなく映画館に着くとの事で、私がチケットを渡しに行く役目を仰せつかる。
席は、私の隣の隣。

あがたさんは、最近、菊池琢己さんと一緒に演っているので、その縁もあるし、井上監督や永瀬正敏さんとも繋がりのある方。

ロビーであがたさんを発見、チケットを渡す。
私は、10数年前のある時期、あがたさんとけっこう色々な所でご一緒していたので、その頃の話を少ししてみたけど、ほぼ憶えていないご様子。
毎日のように大勢の方に会い交流している方なので、これは仕方ない。
私もはっきりした情報(場所や日時など)を提示できない程度におぼろげな記憶でごめんなさい。

※帰ってからおぼろげな記憶を辿りつつ写真フォルダーを漁ったら色々と貴重な写真が出てきたので、あがたさんに何枚か送りました。この辺の話はあとで外伝的に書くかも。

そんなこんなの時間を過ごしているうちに開演時間。
一度、オンライン試写で観てはいるものの、やはり映画館のスクリーンで観ると別物!
モノクロ画面の美しさ深さにも魅せられたけど、この映画館、音が素晴らしい。実にリアルに迫ってくる。
もちろん迫力はあるのだけれど、それ以上に感じたのは、自然な美しい音。

思わず終演後に館内を見周してスピーカーのありかを探してしまいました。
さらに帰宅後に「テアトル新宿 音響」で検索。
やはりしっかりとしたこだわりを持って音響システムを選択、導入しているご様子。
その心意気、伝わりましたよ!!

って、また映画の内容を全然語ってないけど、その辺は色々な方が語っているので、私の雑文は、こんなスタンスでご勘弁。ほんとすまん。

映画が進むに従って、この劇場は『いきもののきろく』を上映するには、最適の劇場なのでは?との思いが募る。

この音で、PANTAと菊池琢己が演奏する「時代はサーカスの象にのって」が再生されるのだ。
この音響システムなら、アコースティックギターの繊細な音色を自然に表現してくれるだろう。

そして、その時がやってくる。
思った通りの音色、空気の中に立ち上がり、膨らみ、消えてゆく、美しく自然な表現。
そして、心に響く演奏。
感動しました。

本編での音楽は、映像と見事にシンクロして、最高のタイミングで一度、終わり、エンドロールでもう一度、今度はサビの部分から、PANTAの歌だけではじまる。
ここで、すごくドキっとするのだけど、終演後のトークセッションで、この辺の裏話を聞けた事、とても興味深く、そして嬉しかった。

その辺の話は、第三章で書くことにして。

この映画を映画館で観る事が出来て本当に良かった!


映画『いきもののきろく』関連ブログ


映画『いきもののきろく』テアトル新宿(第一章)

3月9日(日)
テアトル新宿へ、映画『いきもののきろく』を観に行きました。
(その日の事を書きますが、映画の事よりも日記的内容メインです、ごめんなさい)

この日は、井上淳一監督と、永瀬正敏さんの舞台挨拶のみならず、菊池琢己さんのミニライブまであるという事で、どうしても観に行きたい!とは思っていたのですが、まあ体調面やら何やら、色々あって75%ぐらい諦めていました。

※「どうしても観に行きたい!」の理由はこちらの過去ブログを読んでみてください。
寄り添う力(映画『いきもののきろく』を観て)

さて、当日、朝。
昨日までの雪模様の天気が嘘のように強い日差し。
目覚めもよく、体調も良い。
「これなら出かけられそう!」とは思いつつも、昨年末の手術以後、ひとりで遠出するのははじめて。
しかも大都会新宿。(うちは埼玉県の山間部寄り)
交通手段をどうするか?車か電車か?マジでひとりで大丈夫か?などなど、迷いもありつつ、全部振り切って、井上監督に「今日、行きます!」と連絡。

交通手段は、電車に決定!
色々節約のため、おにぎり、おやつ、暖かいお茶、常温のスポーツドリンクなどをリュックに詰め込む。
帰りは絶対に寒くなるのでマフラーやセーター、手袋も詰め込む。
ハイキングか!と

電車に乗るのは数年ぶり。最寄り駅までは、徒歩で10分ちょっと。
駅に着くと軽く汗ばんでいました。なんと良い天気。

切符を買う時に「あれ、もしかして、私、Suicaを持っているかも!?」と、天の啓示。
なんせ10年以上、ほぼ電車に乗っていないもので。

財布と免許証入れをチェックすると、Suicaはありませんでした。
が、しかし、PASMO発見!
しかも券売機に入れると、なんと500円弱の残額あり!!

西武新宿まで往復で1,000円弱なのだけど、とりあえず1,000円をチャージ。

ほどなく、やってきた電車はハリー・ポッターのラッピング車。
最近、映画『ハリー・ポッター』シリーズを配信で全話観たばかりなので、高まる。
しかも、私が乗ろうとした車両ドアにはハーマイオニーが!
乗り込む寸前に慌てて写真を1枚。


ここまで書いて思ったのだけど、いつ映画館にたどり着くのか!
こんなに書いたのに、まだ地元駅を出ていないじゃん!?
しかし、どうでもいいことを書いているようでいて、最終的に伏線回収できるような小ネタが無意識に散りばめてられています。いや、その伏線回収自体がどうでもいいかも。

さて、どうしよう。

せめて映画館までは、たどり着いて第1章を閉じるか。
って、そんなに長編ブログを書くつもりでは、なかったのだが。

とりあえずつづけます。

西武新宿駅に到着!
人ごみを避けるように、というか避けるために、そそくさと、サブナードへ。
ここはほとんど変わっていない。
サブナード終着点まで進み、地上へ。

早めに家を出たので、まだ時間にはたっぷり余裕がある、って事でテアトル新宿の手前にある、新宿ピカデリーをちょいと覗く。

入り口には、草笛光子さん。
この映画、ちょっと観たい。

こちらは、すごく観たいと思っていた映画。
ピカデリーで上映されている事に軽く驚く。

そんなこんなで時間をつぶしながらも、かなり早い時間にテアトル新宿に到着。
ここで映画を観るのはいつ以来でしょう。
記憶を辿ると、もしかしたらアニメ版の『時をかける少女』(2006)以来かも!?
約20年ぶり!

と感慨にひたっていると、大きな段ボールを持ったおじさんが、そそくさと映画館へ入って行く。
ん、もしかして井上監督!?
なんと、物販のTシャツを、自ら運び込む井上淳一監督に遭遇。
声をかけると、自宅から、ここまで自転車に積んで運んで来たとの事。
そういう事を自らやっているとFacebookなどに書いていたので知ってはいましたが、貴重なシーンを目撃!
おつかれさまです。


と、やっと映画館に辿りついたところで、今日はこれから心臓の方のお医者さんへの定期通院日。
帰宅後、つづきを書けるかどうか、ってな感じですが、必ずつづきを書きます。
この後からが本題ですから


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