月: 2025年4月

Round 6 Start

抗がん剤治療に関する内容です。
癌発症から今日に至るまでの経緯はこちらにINDEX化いたしました
癌関連 INDEX


もう3日ほど前の話になりますが、4月25日から、抗がん剤治療(CapeOX療法)のRound6が始まりました。

いつものように
初日は、点滴。
その後、2週間の内服薬。
1週間のお休み。
3週間で1サイクルです。


朝7時半に家を出て、埼玉医大国際医療センターへ。
8時10分頃病院着。
受付を済ませ、問診票記入。

9時少し過ぎに、採血。
9時半に院内薬剤師さんによる問診。
ここで一通り副作用の話をして、副作用を抑える薬の増減などの相談をする。
それが、医師、院外の処方箋薬局へと、正確に伝達されるので、何度も同じ話をする必要もなく、安心感も大きい。

その後は、採血の結果が出てから担当医の診察になるので、その間いつものように、ローソンでコーヒーを買い、喫茶スペースへ。持ち込みのパンとコーヒーでブランチ。
大きな窓から、外の景色を見ながらのこの時間は、憩いのひと時。
(この一節、前回と全く同じなのでコピペ)

喫茶スペースから見る、病院正面入り口。
紅葉がきれいな頃に、入院~手術、前回は桜が咲き誇り、今回は、分かりづらいかも知れないけど、後ろの森に、野生の藤が見事に咲いています。

病院に至る道筋、宮沢湖横の道路を走っている時にも、藤の花が目に着き、藤棚ではなく、野生に咲く藤は、横に広がらずに周りの樹木に頼って縦に伸び、花を咲かせるのだな、と思いつつ眺めていたのだけれど、病院の窓からもしっかりとその様子が見て取れました。

と同時に藤棚を考えた人、すごいな、とも。
この病院に通う事は、ある意味楽しみでもあるのです。自然と季節感。

さて、この日は、担当医からの呼び出しも、普段より早く、ほぼ予約時間通り。というか、多少前倒し!

抗がん剤の治療も後半に入り、薬の蓄積で、若干副作用もきつくなってきている事もあり、「残りの2サイクル、あまりつらいようだったら無理しないで、止めるという選択もある」という担当医からの提言をありがたく聞きつつも、せっかくここまで続けてきたのだから、最後までやるつもり。
痺れるとか、痛いとか、喉がつまるとか、色々あるけれど、そこまで重篤な症状も出ていないので。

8サイクル終わった後に、他臓器への転移がなく、すでに転移が確認されているリンパ節もきれいになっていれば、めでたしめでたし、って事になるみたい。

その後は、点滴の受付。ここまで超順調で、時間前倒しで進んでいます。
予約票では10時45分受付分だったのですが、10時30分には受付を終え、点滴の処方を待つ間、またローソンへ行き、点滴中に食べる軽食の買い出し。

前回、おにぎり2個を点滴開始前に食べてしまい、点滴中にお腹すいちゃったので、今回は、3個に増量。
万全です!

点滴は11時半ころから始まり、約3時間。
おにぎりを食べたり、読書をしたり、ウトウトしたりで、14時半ころ終了。

こんなに順調なのは、ラウンド2以来。
他は8時間越え、12時間コースなんて時もあったので、久しぶりの快挙。

会計も、処方箋薬局も順調に終え、家に着いたのは、15時半!

点滴を打った右腕は、これまで以上に手先から肘まで、痺れと、痛みがあったけれど、翌日にはかなり軽くなりました。

舌先の痺れは口周辺にまで広がってきて、違和感たっぷりなんだけど、まあ、がまんの範疇かな。
あとは、しゃっくりが、けっこうつらいけど、不思議とライヴの時などは収まるので、まあなんとか。
喉がキュッとしまるような感じは、歌を歌う人としては、かなりきついけど、点滴後1週間もすると、ふつうに歌える事が分かってきました。

てな感じで、順調に進んでいます。
(今回を含めて)あと3ラウンド、がんばります。



四人いる Live @青梅 アトリエよぎ

既に4日ほど経っていますが、4月20日の日曜日。
青梅アトリエよぎへと赴き、四人いるのLIVEを楽しんできました。

基本的には、「四人いるのLIVEを観に行く」スタンスで自分が演奏するという気持ちは、ほぼなかったのだけど、告知文を読むと

12:00-20:00通常営業の中、飲んだり食べたりしながら四人いるの生演奏が聴ける日です
演奏の時間は決まっておらずゆるゆる過ごして戴きます


という、ゆるい感じなので、もしかしたらお声がかかるかも、という心の準備はしっかりとして出かけました。

案の定、四人いるの演奏の合間に、お声がけをいただきまして、四人いるのメンバーと一緒にあれこれ楽しく演奏させていただきました。


もし、四人いるの本気LIVEだったら、雰囲気を壊したら申し訳ないので、こういう真似はしないのだけど、ゆるゆる過ごすって事なので、合間にゆるっとやらせてもらいました。
「ハレルヤ(日本語版)」とか「東京(Country Roads日本語版)」とか、ゆるめに。

最後には、四人いると一緒に「悪魔を憐れむ歌」(日本語版)を炸裂させて心地よく帰宅。

四人いるの演奏を楽しみ、自分の演奏も楽しみ、他、飛び入りの演奏も楽しませてもらいました。
なんとも贅沢な時間よ。

四人いるの曲達は、心に沁みる曲が多くて、いつも感動しています。
自分には絶対作れない世界なので、感じ入るものがあるんですよね。

また、一緒にやる時、一緒に何かを作り出す時がくるでしょう。
その時を楽しみにしています。


あ、そうそう、最後に告知を!

5月11日(日)には、ひづめ☆つかさ(from 四人いる)と、さらには、しゃあみん、Bookieという豪華ゲストと一緒に、青梅アトリエよぎで「どるたんパブタイム Vol.5」の開催です!

さらに、5月31日(土)
大岡山 Goodstock Tokyoにて、どるしゃあワンマン公演です!
こちらには、河西堅(from 四人いる)のゲスト出演が決定。

これからも、どるしゃあ、四人いる周辺の活動からは目が離せないかもよ。


Bookie’s Birthday Live @青梅 アトリエよぎ

日々ブログネタはあれこれあれど、最近PCに向かう時間があまり取れず、新鮮なネタをアップ出来ない状況でした。

これから取り上げるのは、もはや10日ほど前のイベント。

2025年4月13日(日)
「Bookie’s Birthday Live」

ブッキーのお誕生日LIVEです。
出演は
H.U & Bookie
スペシャルゲストとして
MOTEL

H.Uさんと久しぶりの再会。
4~5年ぶりかな?と思っていたら、なんと2017年、PANTAのLIVE以来なので、8年ぶり!?
え!?そんなに会ってませんか?
やっぱりコロナ禍の世界って、感覚的に抜け落ちてるのかも。

これは、終演後にBookieが撮ってくれた、H.Uさんとの2ショット。
私、64歳。H.Uさんは、70歳ですって。マジっすか!?
私より全然、若く見えるのですが!
1977年にT-Birdでデビューしている方なので、年上なのは分かっていましたが、6歳も上でしたか。
おそれいりました。

まあ、それはともかくLIVEです。

MOTELのLIVEを観るのは、初めて。


夫婦デュオで、息はバッチリあっています。
そして、ギターもハーモニーもバカテク!かっこいい!
なのに、MCになると、メチャ面白いし、演奏にもネタ的要素ぶっこんでくるし、盛り上げ上手だし。
文句なしに楽しませていただきました。

つづいてH.U &Bookie

Bookieの歌も良かったけど、この日、私の心に刺さりまくったのは、H.Uさんのカヴァー曲たち。

ジョンの「Woman」日本語版で、まず軽い衝撃。

中盤でのJames Taylor「Handy Man」「Shower The People」
アルバムでいうと『JT』と『In The Pocket』から。この辺、聴きまくっていたので、まさにツボ。
歌とギターの雰囲気も抜群で、心に届くカヴァー。
Neil Youngの「Harvest Moon」も心に染み入りました。

そして「やつらの足音のバラード」
これがまた、すごく良くて、感動しました。

って、Bookieが主役なのに、H.Uさんの事ばかり書いてますね、私。
ごめんなさい。

アンコールでは、ひづめ☆つかさ、今野永士も加わってのセッションもあり、大いに盛り上がりました!

この日は、珍しく私も打ち上げに少しだけ参加。

車なので、お酒は飲めなかったけど、バースデイケーキのご相伴にあずかりました。
ご馳走さま。

最高に楽しく、得難いひと時でした。
感謝。



2025年4月前半に観た映画

4月が半分終了。この期間、TVドラマの「ドクターX」を配信でシーズン1~シーズン3まで一気に観てしまったり、Amazon Prime Videoの配信ドラマ「沈黙の艦隊」シーズン1を一気に観てしまったり、とドラマ多めの視聴をしていたもので、観た映画は全部で6本と少なめでした。

2025年4月前半に観た映画

☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。


7日『オーメン:ザ・ファースト』(Disney+)☆☆

『オーメン:ザ・ファースト』
『オーメン:ザ・ファースト』

『オーメン』の前日譚。ダミアンがどのように誕生したのかを知る、非常に忌まわしい話。エピソードはよく練られていて、一作目への繋がりもよく出来ている。物語の忌まわしさと反比例するような画面の美しさ、音楽の美しさが、妙に沁みる。 


9日『ハンニバル・ライジング』(Amazon)☆☆

『ハンニバル・ライジング』
『ハンニバル・ライジング』

これは観たことあると思い込んでいたけど、初見でした。たまたま『オーメン:ザ・ファースト』と同様に、こちらはハンニバル・レクターの前日譚。こんな形で、レクターの心が形成されていったのかと、非常に痛々しい思いになる。そして日本との繋がりの深さに驚く。


11日『侍タイムスリッパー』(Amazon)☆☆☆☆

『侍タイムスリッパー』
『侍タイムスリッパー』

思っていた以上に面白く、最初から最後まで、ニヤリとしたり声を出して笑ったり。さらに私、会津推しなので、切なさも一入。涙する場面もありました。ほとんどしらない役者さんなのだけど、全員、演技力半端なくて、そこにも感服しました。


12日『寄生獣』Amazon)☆☆☆☆

『寄生獣』
『寄生獣』

原作は読んでいないので、先入観なく楽しめました。山崎貴監督作品とは知らずに鑑賞したので、そこも先入観なしで楽しめた。寄生獣と人間の表現が無理なくVFXで表現されているところなど、なるほど白組の手腕ですね。


13日『寄生獣 完結編』(Amazon)☆☆☆

『寄生獣 完結編』
『寄生獣 完結編』

前作からのつづきが気になり、一気見。しかし、名だたる役者の顔ぶれの見事さよ。そして話的にも、映像の見事さ的にも、文句なく楽しめました。


14日『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』(Disney+)☆☆☆☆☆

『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』

3度目か、4度目の鑑賞になるはずだけど、これまでで一番感動して、しっくりと心に入ってきました。不思議。オープニングからラストまで物語的に完璧。感動ポイントもたくさんあって語り切れない。アクションや水中シーンなど映像も見事。船上でのドーラミラージュのアクションシーン、一列で船腹へと駆け下りてゆく様とか、見事過ぎる!観なおした結果、作品として惚れ直しました。MCU作品中でもかなり高いランク。


これまでの「観た映画リスト」です

アトリエよぎ『イベント100回記念LIVE』参加報告

一昨日、4月6日、青梅 アトリエよぎ『イベント100回記念LIVE』に参加してきました。

某病気の治療スケジュールと被るので、事前の参加表明は出来なかったけど、当日の調子が良ければ顔を出そうと思っていました。

店に着いてほどなくイベントスタート!
1番手は、四人いるから、ひづめ☆つかさと河西堅。

つかさの歌は沁みるね~
歌に寄り添う堅ちゃんのギターがまた良くて、スタートからすっかり引き込まれました。


2番手はハッピーボーンのお三方。初めて観ます。
1曲目のニール・ヤング「孤独の旅路」が最高にかっこ良くて一発で気に入りました。また演奏も楽しそうで、オリジナル曲も良く、これまたその世界に引き込まれました。
後半、河西堅ちゃんがゲスト参加、初めて聴く(そして弾く)曲だというのに、長年弾き込んで曲に馴染んでいるようなギターを披露。驚愕!


3番手は、ある意味一番楽しみにしていたテル&マキ
『究極の一曲』でいつも楽しませてくれる2人、『究極の一曲』勢らしく、この日も1曲入魂。(メドレーっぽく実質2曲弱だけど)楽しすぎて、写真撮り忘れたので、アトリエよぎのFBから拝借。


次は、飛び入り参加的に私も演奏させていただきました。

1曲目はひとりでビートルズ。
2曲目は河西堅ちゃんに参加してもらって、イーグルス。
誰もが知っている曲をチョイス。

最後は、堅ちゃんと一緒に、ジャクソン・ブラウンの「プリテンダー」を日本語で。
気分(だけ)は、ジャクソン・ブラウン&デヴィッド・リンドレー!

その中から一曲、イーグルスのアレを、動画でちょろ見せいたします。
まあ、喉がちょっとアレでしたが精一杯歌いました。


つづいては、菅原洋平。


自然が似合う男の歌は、自然と心に入り込みます。
やはり後半に河西堅ちゃんを呼び込み、「アナベラ」(だっけ?)と言うオリジナル曲を披露。
これすごく良かった!


次は、初めて観る岩のりさん。
ハッピーボーンの3人と一緒に、最高の「Love is Music」を聴かせてくれました。感動!


つづいて、サトウリュースケのステージ。
噂には聴いていたけど、会ったこともあるけど、ステージを観るのは初めて。
魅せるし、聴かせるし、盛り上げるし、本物のエンターテイナー!
そしてやはり堅ちゃん出動!しっとりと聴かせてくれました。


そして次に登場したのが、謎のバンド「住江町53バンド」
メンバーは『究極の一曲』でお馴染みの面々でした。

Kimiちゃんと、薫ちゃんが、ツインヴォーカルで「Sunny」からの替え歌で「SONY」へと移行!


一曲だけの披露、最高!歌詞も最高!


そしてラストは、ひづめ☆つかさと河西堅、再登場!

最高に盛り上がっての大団円。

感動したり、笑ったり、本当に素敵で楽しい時間でした。

これからも、色々飛び出しそうなアトリエよぎ周辺の音楽事情。目が離せません。

Round 5 Start

抗がん剤治療に関する内容です。
癌発症から今日に至るまでの経緯はこちらにINDEX化いたしました
癌関連 INDEX


一昨日、4月4日から、抗がん剤治療(CapeOX療法)のRound5が始まりました。

いつものように
初日は、点滴。
その後、2週間の内服薬。
1週間のお休み。


朝7時半に家を出て、埼玉医大国際医療センターへ。
道路が若干、混んでいて8時10分頃病院着。
受付を済ませ、問診票記入。

9時少し過ぎに、採血。
その後、いつもは院内薬剤師による問診があるのだけど、予約票にその記入がなかったので、コンシェルジュにその旨、質問したところ、すぐ連絡を取ってくれて、いつも通り問診をしていただく事になり、ほどなく呼ばれる。
胃のむかつきが続いている事、多少重めの夕食を摂ったときは、深夜に胃液があがってくるような感覚がある事などを伝えたところ、胃酸を抑える薬を追加で処方してもらうことに。

ここまで時間的には順調。

その後は、採血の結果が出てから担当医の診察になるので、その間いつものように、ローソンでコーヒーを買い、喫茶スペースへ。持ち込みのパンとコーヒーでブランチ。
大きな窓から、外の景色を見ながらのこの時間は、憩いのひと時。

喫茶スペースから見る、病院正面入り口。
紅葉がきれいな頃に、入院~手術をしたのだけど、今は桜が咲き誇り、時の流れを感じる。
と、同時に、こうやって季節を感じることが出来るこの病院を選んだことに幸せも感じる。


ブランチを済ませ、軽く読書をしている所で、担当医診察の呼び出し。
ここまでかなり順調。

検査の結果などを見ながらの説明を聞き、こちらからは体調の報告。
胃のむかつきの件や、指先のささくれ、喉がつまるような感じなど、一通り気になる事は伝える。
抗がん剤の蓄積により、今後さらに悪くなるようなら、薬をやめる選択もあるとは言われたけど、正直それほどの辛さ、苦しさは感じていないので、続けるつもり。

抗がん剤蓄積の事は以前から聞いていて、蓄積によるマイナスな影響が出ている事は確かだけど、それ以上に、季節の変化で暖かくなった事がすごくプラスの影響になっているように感じて、これまで辛かった事が、色々ふつうに出来ているんですよね。

点滴の後もぐったりすることなく、意外と元気。
昨日も今日も、ふつうに朝早く起きられたし、冬の間とは全く違う自分がいます。
抗がん剤蓄積のマイナス面を上回る、プラス作用かも。

自称「太陽の子」なので。

これがもし、夏の終わり頃に抗がん剤治療をはじめて、冬に蓄積&寒さがやってきたらと考えると、身も凍るような気持ちになりました。耐えられなかったかも!

さて、そんなこんなで、診察を終えると、点滴の受付。
ここまでは、かなりスムーズ。
受付を終えると、ここから点滴薬の調合がはじまり、ここで、また待ち時間が発生するため、再度ローソンへ。
点滴を射ちながら食べるお昼ご飯を買いに。
お昼ご飯と言っても、簡単に食べられるおにぎりを2つ。

点滴開始までは、けっこう時間がかかり、なんと13時頃になりました。
おにぎりを買って点滴室に戻ったのが10時半頃だったので、2時間半待ち。
点滴が始まる前に、お昼ご飯を終えてしまいました。

まあ、のんびり読書をしていたので、つらい時間ではないのですが、今回は8時間超え確定ですね。

16時頃、点滴を終え、会計を終え、病院を出る。
まだ陽が高いのが、すごくありがたい。「太陽の子」なので。

冬の間は、病院を出ると真っ暗で、寒くて、痛くて、本当に辛かったのよ。

16時過ぎ、エスカレータを降りると、ロビーには西陽が差し影が長く伸びていた。

正面玄関を出ると、まだ陽はこの高さ。
冬の間とは全然違う。これが私の元気の源です。

院外の調剤薬局で薬を受け取り、家路につく。

途中、飯能の桜と菜の花景観ポイントの横を通るので、車の助手席から写真を一枚。
iPhoneのズームで撮っているのであまりきれいではありませんが、実物はとてもきれいでした。

家に着いたのは、17時過ぎ。
7時半に家を出たので、10時間近くかかっていますが、まだ明るい。
気持ちが軽くなります。

冬の間も、病院通いそのものは苦痛じゃなかったけど、この暖かさ、明るさは、本当にありがたい。

色々感謝です。


6月の後半には、とりあえず抗がん剤治療が終わります。
その後は、(転移がなければ)さらに元気に復活する予定!

こんなのも予定されております。
LIVE SCHEDULE 2025

どうぞお楽しみに!


2025年3月後半に観た映画

今日から4月!という事で、半月に一度の恒例「観た映画」3月後半編を。相変わらず観た映画は少なめだけど、今期は10本観ている。久しぶりの2桁かも。☆5つが『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』『テイキング・サイド ヒトラーに翻弄された指揮者』『オーレリ・デュポン 輝ける一瞬に』の3本でした!

2025年3月後半に観た映画

☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。


17日『モスラ』[1961](Amazon)☆☆

『モスラ』
『モスラ』

1961年、私が生まれた年に公開という事で、もちろんその時には観ていないのだけど、小学生の頃、劇場で観た記憶がある。リバイバル公開だったのか何なのか?その後、TV放映時に何度か観ているのだけど、久しぶりに観て感じたのは、とても丁寧に作られた映画だという事。特撮だけじゃなく、ドラマ部分にしても。また、音楽が伊福部昭ではなく、古関裕而だという点も、この映画には実にマッチしていて世界観を作り出している。久しぶりに観て大いに感動しました。


20日『あんのこと』(Amazon)☆☆

『あんのこと』
『あんのこと』

ものすごくヘヴィーな環境で生きてきた少女、立ち直るきっかけを得たと思うと、また引き摺り戻され、結局は・・・という話で、色々ときついのだけど引き込まれるように観た。河合優実の演技はとてもリアルで痛々しい。佐藤二朗は苦手な役者なんだけど、この役でも、汚らしいたばこの吸い方、吸殻を道に捨て唾を吐くさまを観るのが嫌で嫌で、映るたびに目を背けたくなりました。


21日『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』(Amazon)☆☆☆☆

『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』
『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』

モナコ公国、そしてグレース王妃(グレース・ケリー)には、かねてから興味があったので、面白く観る事が出来ました。フランスとの間に一触即発の事態が起こり、グレースの機知によって事態が大きく変化する。そんな事があったとは。平和的な外交ってこういう事だよなぁ
そして、ニコール・キッドマンすごい役者です。


22日『やがて海へと届く』Amazon)☆☆☆☆

『やがて海へと届く』
『やがて海へと届く』

ちょうど1年前に観ているのだけど、いい具合に忘れていて、それなりに楽しめた。1年前と同じ感想なので、以下コピペ!
岸井ゆきのと浜辺美波。最近よく見る人気女優2人が演じる愛にも近い友情物語。冒頭の抽象的アニメーション映像、後半に至るまでほとんど音楽らしい音楽もなく淡々と紡がれる話。その意味が後半一気に分かるというか伝わり心になだれ込んでくる。なるほど。


23日『ドント・ウォーリー・ダーリン』(Amazon)☆☆

『ドント・ウォーリー・ダーリン』
『ドント・ウォーリー・ダーリン』

『サンダーボルツ*』のエレーナ(フローレンス・ピュー)と『エターナルズ』のセルシ(ジェンマ・チェン)の絡みが観られるなんて!?と映画の本筋と全く関係ないところで高まってしまうMCU者ですまん。それはともかく面白い映画でした。砂漠の中にある夢の街、何不自由なく最高の暮らしが出来る共同体的な街、そんな街で暮らす夫婦。何かがおかしい、と気づくと・・・恐ろしい話ですが、本当にありそうで、余計恐ろしい。


24日『テイキング・サイド ヒトラーに翻弄された指揮者』(Amazon)☆☆☆☆☆

『テイキング・サイド ヒトラーに翻弄された指揮者』
『テイキング・サイド ヒトラーに翻弄された指揮者』

邦題にその名は出てこないが、フルトヴェングラーの話だろうと思って観ました。(正解!)
というのは、高校生の頃、朝日文庫から出ていた「人間フルトヴェングラー」という本を読んでいて、その時、色々な事を考えさせられたから。映画を観ていて、本の内容を思い出しました。「ドイツ人だから」ドイツに残ったフルトヴェングラー。戦後、アメリカから「ナチスの協力者」と烙印を押され、初めから「ナチスの協力者」に仕立て上げるための厳しい取り調べを受ける。実際にはナチスの協力者などではなく、ユダヤ人音楽家の亡命を手助けしたり、ナチスを直接批判したりもしてきたのに。高圧的に取り調べをする「アメリカの正義」を妄信する軍人、本当に腐っている。やってることは、ナチスと同じだよ。ラストシーンに戦時中ナチスの前で演奏したフルトヴェングラーの当時の映像が出てくるのだけど、演奏後のフルトヴェングラーの表情と仕草に涙が出た。


25日『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』(Amazon)☆☆

『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』
『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』

前作『ゴーストバスターズ/アフターライフ』が、とても良かったので、期待値MAX状態で観たせいか、前作ほどは高まりませんでした。とはいえ、話的には面白かったし、ラストに至る全員集合感と家族の絆構築感には、とても高まりました。そしてMCU者としては『アントマン』(ポール・ラッド)と『エターナルズ』のキンゴ(クメイル・ナンジアニ)の共演に無駄に高まるのでした。


31日『劇場版 鉄腕アトム 宇宙の勇者』(TV)☆☆☆☆

『劇場版 鉄腕アトム 宇宙の勇者』
『劇場版 鉄腕アトム 宇宙の勇者』

これは、昨年Amazon Prime Videoでモノクロ(一部カラー)版を観ているのだけど、AIにより全編着色したフルカラー版が放映されるというので、録画して観る事に。
あまりの鮮明な画像におののく。まったく違う世界と感じるほどに。

映画の内容としては、昨年観たものと同じなので、以下、その時の投稿を丸っとコピペ!

1964年公開の『劇場版 鉄腕アトム』、当時3歳なので内容は憶えていない(と思っていた)のだけど、これは劇場で観ているはず。というのは、幼児期から小学校低学年までに公開された子供向けの映画はほとんど全て映画館に連れて行ってもらっていたから。そして、この映画のパンフレットを持っていたから。長い事家にあったのでよく憶えている。内容も実はけっこう憶えていた。ただそれはTV版の再放送やコミック版の印象が混ざっているのかも知れないのだが、この映画、モノクロではじまり、中盤のパートがフルカラーになる。その時の驚きを今回再体験して鮮明に思い出したのだ。カラーで動くアトムを観たのはあの時が初めてで、ものすごく驚いた3歳時の感覚が残っていたのだ。そのことに驚いた。


31日『オーレリ・デュポン 輝ける一瞬に』(Amazon)☆☆

『オーレリ・デュポン 輝ける一瞬に』
『オーレリ・デュポン 輝ける一瞬に』

パリ、オペラ座のバレリーナ、オーレリー・デュポンのドキュメンタリー映画。オーレリー・デュポンという人の事は、少しだけ知っていて興味があったので鑑賞。10代でのデビュー~妊娠出産を経て復帰、という辺りを主に描いているのだけど、余計な情報は一切なく、ほぼ練習風景、本番、とバレエに焦点を絞っている印象。誰の子供をどういう経緯で妊娠したのかなど、一切描かれていません。ただそれが、音楽好きとしてはすごく好印象で、練習から本番と、数々の音楽が流れ続けているわけで、これは何度でも観られる映画。バレエの世界を描いた映画を、これほど楽しめるのって、子供の頃から読んでいた数々のバレエ・マンガのおかげかも。


31日『Maiko ふたたびの白鳥』(Amazon)☆☆

『Maiko ふたたびの白鳥』
『Maiko ふたたびの白鳥』

オーレリー・デュポンの映画があまりにも良くて、もう少しバレエの世界を描いた映画を観たくなりAmazon Prime Videoが薦めてきた映画の中から一つ選んで鑑賞。
「19歳でノルウェー国立バレエ団に入団。25歳で同バレエ団東洋人初のプリンシパルとなった西野麻衣子」(Amazon Prime Videoより抜粋)のドキュメンタリー映画。この人の事はニュース番組か何かで、存在だけは知っていました。それ以外は何も知らずに観たので「ふたたびの白鳥」という事は、ケガからの復帰か何かかと思っていたら、オーレリー・デュポンと同じく妊娠~出産からの復帰でした。偶然とはいえ、面白い一致。こちらはいかにもドキュメンタリーらしいドキュメンタリー映画。妊娠、出産を経ての体の変化、子育てもある中での、復帰、いきなりの「白鳥の湖」主演。すさまじき執念。本人曰くクレイジーバレリーナ。納得です。


これまでの「観た映画リスト」です