Round 5 Start
抗がん剤治療に関する内容です。
癌発症から今日に至るまでの経緯はこちらにINDEX化いたしました
癌関連 INDEX
一昨日、4月4日から、抗がん剤治療(CapeOX療法)のRound5が始まりました。
いつものように
初日は、点滴。
その後、2週間の内服薬。
1週間のお休み。
朝7時半に家を出て、埼玉医大国際医療センターへ。
道路が若干、混んでいて8時10分頃病院着。
受付を済ませ、問診票記入。
9時少し過ぎに、採血。
その後、いつもは院内薬剤師による問診があるのだけど、予約票にその記入がなかったので、コンシェルジュにその旨、質問したところ、すぐ連絡を取ってくれて、いつも通り問診をしていただく事になり、ほどなく呼ばれる。
胃のむかつきが続いている事、多少重めの夕食を摂ったときは、深夜に胃液があがってくるような感覚がある事などを伝えたところ、胃酸を抑える薬を追加で処方してもらうことに。
ここまで時間的には順調。
その後は、採血の結果が出てから担当医の診察になるので、その間いつものように、ローソンでコーヒーを買い、喫茶スペースへ。持ち込みのパンとコーヒーでブランチ。
大きな窓から、外の景色を見ながらのこの時間は、憩いのひと時。

喫茶スペースから見る、病院正面入り口。
紅葉がきれいな頃に、入院~手術をしたのだけど、今は桜が咲き誇り、時の流れを感じる。
と、同時に、こうやって季節を感じることが出来るこの病院を選んだことに幸せも感じる。
ブランチを済ませ、軽く読書をしている所で、担当医診察の呼び出し。
ここまでかなり順調。
検査の結果などを見ながらの説明を聞き、こちらからは体調の報告。
胃のむかつきの件や、指先のささくれ、喉がつまるような感じなど、一通り気になる事は伝える。
抗がん剤の蓄積により、今後さらに悪くなるようなら、薬をやめる選択もあるとは言われたけど、正直それほどの辛さ、苦しさは感じていないので、続けるつもり。
抗がん剤蓄積の事は以前から聞いていて、蓄積によるマイナスな影響が出ている事は確かだけど、それ以上に、季節の変化で暖かくなった事がすごくプラスの影響になっているように感じて、これまで辛かった事が、色々ふつうに出来ているんですよね。
点滴の後もぐったりすることなく、意外と元気。
昨日も今日も、ふつうに朝早く起きられたし、冬の間とは全く違う自分がいます。
抗がん剤蓄積のマイナス面を上回る、プラス作用かも。
自称「太陽の子」なので。
これがもし、夏の終わり頃に抗がん剤治療をはじめて、冬に蓄積&寒さがやってきたらと考えると、身も凍るような気持ちになりました。耐えられなかったかも!
さて、そんなこんなで、診察を終えると、点滴の受付。
ここまでは、かなりスムーズ。
受付を終えると、ここから点滴薬の調合がはじまり、ここで、また待ち時間が発生するため、再度ローソンへ。
点滴を射ちながら食べるお昼ご飯を買いに。
お昼ご飯と言っても、簡単に食べられるおにぎりを2つ。
点滴開始までは、けっこう時間がかかり、なんと13時頃になりました。
おにぎりを買って点滴室に戻ったのが10時半頃だったので、2時間半待ち。
点滴が始まる前に、お昼ご飯を終えてしまいました。
まあ、のんびり読書をしていたので、つらい時間ではないのですが、今回は8時間超え確定ですね。
16時頃、点滴を終え、会計を終え、病院を出る。
まだ陽が高いのが、すごくありがたい。「太陽の子」なので。
冬の間は、病院を出ると真っ暗で、寒くて、痛くて、本当に辛かったのよ。

16時過ぎ、エスカレータを降りると、ロビーには西陽が差し影が長く伸びていた。

正面玄関を出ると、まだ陽はこの高さ。
冬の間とは全然違う。これが私の元気の源です。
院外の調剤薬局で薬を受け取り、家路につく。
途中、飯能の桜と菜の花景観ポイントの横を通るので、車の助手席から写真を一枚。
iPhoneのズームで撮っているのであまりきれいではありませんが、実物はとてもきれいでした。

家に着いたのは、17時過ぎ。
7時半に家を出たので、10時間近くかかっていますが、まだ明るい。
気持ちが軽くなります。
冬の間も、病院通いそのものは苦痛じゃなかったけど、この暖かさ、明るさは、本当にありがたい。
色々感謝です。
6月の後半には、とりあえず抗がん剤治療が終わります。
その後は、(転移がなければ)さらに元気に復活する予定!
こんなのも予定されております。
LIVE SCHEDULE 2025
どうぞお楽しみに!

【どるたん】
作詞、作曲、歌とギター担当