月: 2025年5月

次の土曜日は!Goodstock Tokyo

延期になっていたGoodstock Tokyo どるしゃあワンマン公演がいよいよ開催されます!

昨年、11月10日に予定されていたGoodstock Tokyoでの、どるしゃあワンマン公演。
どるたんの体調不良により急遽「延期」となってから、早6カ月。

半年が経ってしまいました。

その前に、Goodstock Tokyoで開催されたどるしゃあワンマン公演は、2024年の7月6日。
ほぼ1年近い時間が経過しています。

これまで大切に紡ぎあげてきたGoodstock Tokyoでの、どるしゃあワンマン公演。
約1年ぶりに、いよいよ、今週の土曜日!

2025年5月31日(土)

開催です!!


『どるたん復活祭』とのタイトルで、華々しく開催!

ゲストに、四人いるのスライドギター奏者、河西堅を迎えてのステージ。
しっかりと、どるしゃあの音景色を一緒に描きあげてくれる事でしょう。

これまで、この場所で築き上げてきたすべてのエッセンスを、そしてこれからにつながる何かを、お見せする所存です。

もちろんGoodstock Tokyoという場所と、私たちをつなげてくれたPANTAさんの曲も演奏します。
BIOGRAPHY参照)


この特別なステージを1人でも多くの方に観ていただきと思っています。
どるたんの復活をぜひ見届けてください。

どうぞよろしくお願いいたします!


ピリピリはつらいよ

抗がん剤治療に関する内容です。
癌発症から今日に至るまでの経緯はこちらにINDEX化いたしました
癌関連 INDEX

内容的にはネガティブなブログと捉えられてしまうかも知れませんが、本人いたってポジティブ(というよりも平常心と言った方が近いか)な気持ちで、現状を受け止め、ありのままを記しているだけなので、ご安心を。


先日のブログ「Round 7 Start」の中で、点滴による抗がん剤投与を中止した件を書きました。

これ、先生が「止めましょう!」と言ってくれて本当に良かった。
(もし「どうしますか?」と言われたら、「あと2回だから最後まで続けます。」って答えて、7回目と8回目の点滴を受けていたと思います。)

というのも、今回、点滴を受けずにすでに1週間経過するのですが、一向にピリピリが改善されません。
というか、ひどくなっているような気さえします。
これまで、6回の点滴によって体に蓄積された抗がん剤成分が、指先や舌先に集まってきているような感覚。

指先のピリピリ感

今までは、点滴をして1週間もすると、ふつうにギターを触れていたのですが、今は、左手に手袋をしないと無理。

すべての指先が常にピリピリしているので、小さい物を「つまむ」ような事が出来ません。
手のひらや指の根元部分を活用して「つかむ」という動作なら問題なく出来ますが、「つまむ」は痛みを伴うので、かなり難しい。

例えば指先を使って鼻毛を抜くなんて事は絶対無理!

今は、そんな状態です。

舌先のピリピリ感

舌先のピリピリ感は、1回目の点滴直後から感じ始めて、それから今日にいたるまで、一時も消えた事がありません。

はじめのうちは、舌先だけがピリピリする感じだったのだけど、だんだんと舌の根元の方までピリピリ。
さらには、4回目ぐらいから、徐々に、唇とその周辺もピリピリしはじめて、今は、かなりつらい状態。

副作用で、「冷たいものに触れると痛い」というのは、これまでも感じてきたことですが、最近では、唇や舌先がピリピリしているので、熱い物に触れても痛い!

要するに、今の私は、ぬるいものしか口に出来ません。

これまでの人生、熱い物は熱く、冷たい物は冷たくで、ぬるいものが出てきたら、拒絶するような人だったのに、なんと、ぬるい物しか受け付けなるとは。とほほ。


担当医の判断

このピリピリ感は、点滴をやめてもすぐに消えるわけではない。
数か月続く場合もあるし、人によっては一生消えない人もいる。
これ以上点滴を続けると、ピリピリが消えなくなる可能性も高い。
そうなると、日常生活にも大きな影響が出るので、点滴は中止しましょう。

と、担当医からの進言がありました。

本当にありがたい進言だったと、ピリピリが消えない今、つくづくと思っています。

まあ、もしかしたら、点滴をやめた事によって、癌の転移の可能性が若干は高くなるのかも知れないけど、まあ、それはそれ、その時考えます。

今は、ピリピリのない日常生活を取り戻す事。
心、平穏に過ごす事。
そして、やりたいことをしっかりやる事。(まずは5月31日のどるしゃあワンマン公演)

そういう事を念頭に日々を送っています。

もちろん、早寝早起きとか、食事のバランスとか、その辺はふつうに出来ているので、今後の人生、健康な日々を送れる事でしょう。


なぜか全く衰えない食欲

それにしても、どういうわけか食欲だけは全く衰えずに、しっかりと食べ続けることが出来ています。

舌や口の周りのピリピリだけではなく、顎の関節や、歯も痛むのに(←これも副作用)、さらには胃のむかつきも、ずーっと続いているのに、それを我慢してでもしっかりと食べ続けています。

入院中に、10Kg以上瘦せたのに、もう既に入院前の体重に近づいています。
抗がん剤の点滴室でも、こんなに肌つやが良く、肉づきも良い人、私のほかには見かけません。

副作用で食欲がなくなる人、多いみたいなので、まったく食欲が衰えない自分自身に驚いています。
薬剤師さんも、お医者さんも驚いていました。(笑)

元気な事は元気だけど

とまあ、そんな感じで、とても抗がん剤治療中にはみえない、元気っぷり。

最近では、青梅のアトリエよぎで、頻繁に色々な形で演奏しているので「もう演奏活動出来てるじゃん!」と思う方もいるようですが、これ、青梅という絶妙な場所というのも大きな要因なんです。

もちろんアトリエよぎという場所とそこに集う人たちが好きだから、出来ているという面もあるけど、場所がね、とにかく私にとって絶妙。

家から車で30分弱で行けるのよ。

これ、1人で片道1時間運転となったら、なかなかつらい。
元気にみえても、抗がん剤治療で色々な機能が弱っているので、疲れやすかったり、なんだりはあるのです。

ちなみに、うちからだと福生や川越で、1時間前後って感じ。

今度やるGoodstock Tokyoは2時間ぐらいかかるけど、運転手兼付き人がいるので、OK!
吉祥寺MANDA-LA2に出た時も運転手兼付き人がいたから大丈夫でしたが、ひとりでぶらりと行って演奏するのは、青梅ぐらいの近さじゃないと難しいかな。

1時間以上かかる場所での演奏やら、遠征やら、まだちょっと出来ない状況ではありますが、もう少しお待ちください。しっかり体力つけて回復を図っておりますので。

幸い、食欲だけはあるので、あとは、抗がん剤投与期間(飲み薬は続けています)が終われば、徐々に動けるようになると思います。

よろしくお願いします。

「さようなら世界夫人よ」~「七月のムスターファ」

以前、ブログにPANTAさんから、「七月のムスターファ」をやってくれ、と言われた事を書きました。
『七月のムスターファ』のこと

その時は、軽くサラっと「君たちやってよ。」みたいに言われたので、あまり深く考えずに「無理っす」みたいな答えをしてしまって、それがちょっとした後悔になっている事などなど。

今でも「あれ、本気だったのかな?」と考えてしまう事があります。

で、最近「きっと本気だったんだろう。」と思い至りました。
というのは、「君たちやってよ」と言われたのは、2015年12月、小田原のライヴハウスRoute1での事。
その日のビデオを最近見返してみたのです。

この時、私は、ベースのルイス稲毛、チェロのしゃあみんとトリオで出演していました。
まあ、自分で言うのもなんですが、渾身の演奏で、最後の曲「悪魔を憐れむ歌」(日本語版)を終わった後は、とても多くの拍手、喝采をいただきました。
PANTAさんもその時客席で観てくれていたはず。

その後、最後に出演したのがPANTAさんのユニット。
からのアンコール・セッションで、PANTAさんと私たち3人で、頭脳警察の「さようなら世界夫人よ」を演奏しました。

その時、PANTAさんから「2番はどるたんが歌ってくれよ」と突然の無茶振り。
頭脳警察の曲は色々カヴァーしていたのだけど「さようなら世界夫人よ」をやったことはなくて、歌詞はうろ憶え、コードは知らない、という状況です。
まあ、なんとかあんちょこを見ながら、やりきったのですけど、ビデオを見ると、私が歌い出した時、PANTAさん、とても嬉しそうなんです。私の思い過ごしかも知れないけど。

という事で……
※秘蔵映像初公開、PANTA&どるたん withルイス稲毛、しゃあみん

(ルイスは完璧に画角の外だし、しゃあみんは真っ暗でごめん)

この後の打ち上げの席で、「君たちやってよ」発言が飛び出したわけで、これは本気で言ってくれたのかも知れない、と思ったのです。
私たちの演奏を観てくれて、さらに一緒に演奏した後に、出てきた言葉なのでね。

そう考えると、この後ぐらいから、PANTAさんと行動を共にする事が増えていくのだけど、色々なところで、音楽関係者などに私を紹介する時に「友達で、シンガーソングライターのどるたん。」と言って紹介してくれたのです。

正直、「友達」ってだけでも光栄なので、その後の「シンガーソングライター」って所をあまり深く考えていなかったのだけど、ちゃんと「音楽をやる人」として認識してくれて、しかも音楽関係者に繋げようとしてくれていたのだな。と、今更ながらにありがたみを感じています。

こちらは、PANTAさんと同じ土俵に立てているとは思っていないのだけど、PANTAさんは、「音楽をやる人」と、しっかり認識してくれていたという事で、そう考えると「七月のムスターファ」やほかの曲達を「やってよ」と言われた時に「無理無理」と断ってしまった事が今更ながらに悔やまれるのです。


もう少し自分の力量を信じてあげればよかったのだけど、冷静に見て、いまだに私、PANTAさんの足元にも及んでいないと思うのですよ。

とはいえ、この先の人生、PANTAさんの曲達としっかりと向き合って、演奏していこうと思っています。

まずはPANTAさんに繋げていただいた場所、Goodstock Tokyoで



Round 7 Start

抗がん剤治療に関する内容です。
癌発症から今日に至るまでの経緯はこちらにINDEX化いたしました
癌関連 INDEX


一昨日、5月16日から、抗がん剤治療(CapeOX療法)のRound7が始まりました。
いや、始まったのかな・・・その辺は、追って書くとして。

いつものように朝7時半に家を出て、埼玉医大国際医療センターへ。
8時10分頃病院着。
表玄関ではなく、F棟入口からIN。


受付を済ませ、問診票記入。

9時少し過ぎに、採血。
9時半に院内薬剤師さんによる問診。

予約時間どおり順調です。
ここで一通り副作用の話をして、副作用を抑える薬の増減などの相談をするわけだけど、手や舌(及び口周辺)のピリピリ感がかなり増している事、ピリピリの範囲が広がっている事、指のささくれがひどくなっている事などを伝えたところ「先生に伝えて今後の治療を話しあった方がいいかも知れませんね」というお言葉。

(右手、指のささくれ、剥くと痛くて、剥かないと痛い)

そして「点滴をやめるという選択もある」との事。

この辺は、5サイクル目辺りから、先生にも「つらいようなら、いつ止めても良い」と、何度も言われていました。

私としては、この時点では「とりあえず今回は点滴をやって、その後の副作用の進行具合をみて、次回やるかどうか考えよう」という気持ち。


その後は、採血の結果が出てから担当医の診察になるので、その間いつものように、ローソンでコーヒーを買い、喫茶スペースへ。持ち込みのパンとコーヒーでブランチ。
大きな窓から、外の景色を見ながらのこの時間は、憩いのひと時。
(この一節、毎回、全く同じなのでコピペ)

外の景色は、緑一色。新緑から濃いめの緑へと変わっていく時期。
前回は野生の藤の花がたくさん咲いていたのだけど、3週間で随分と景色も季節感も変わります。

しばし、落ち着いた時間を過ごせると思ったら、いつもよりかなり早いタイミングで、担当医からの呼び出しコールが鳴る。
コーヒーまだほとんど残っているので、コーヒーのカップを片手に診察室へと急ぐ。

入室するとすぐに「点滴はやめましょう!」と、先生からの先制攻撃。
薬剤師さんから一通り話を聞いての、提言。

なんとドクターストップ!

「ええと、今日もやらないって感じですか?」と私。

「しびれも広がっているようだし、痛みもあるという事なので、これ以上は医者として勧められない。」と先生。
「ここでやめても、しびれはしばらく残るし、人によっては、一生続く場合もある」
「6回でやめても、8回目までやっても、それで人生が変わるのかというと、それほど大きな違いは無い」
「今まで多くの患者さんの症状を診てきたので、止めた方が良いとはっきり言える」

と、かなり固い意志を持ってのドクターストップ宣言。
とはいえ

「あくまでも、決めるのは患者さん自身なので、8回やらないと納得出来ないとか、スッキリしないという事なら続けますが、私の立場からはやめた方が良いと思っています」
との事。

そこまで言われたら、無理して続けるつもりもなく、先生の言葉に従う事にしました。
実際、かなり副作用はつらいので。

実は少し前に「ピリピリはつらいよ」というタイトルで、ブログ記事を書きかけていたのだけど、なんとなく途中で筆を置いてしまいました。
つづきを書いて、公開しようかな。

「ここまで充分がんばりましたよ。」
と先生の言葉に見送られるように、診察室を後にする私。

その足で、会計に向かい、支払いを終える。
当たり前だけど、金額がかなり少なくて、ちょっと気持ちも楽になる。

その後、もう一度、F棟に向かい、コンシェルジュに点滴が中止になった事を伝え、記入した問診票を渡して、病院を出る。

まだ午前中どころか、11時前。
処方箋薬局で薬をもらって、11時頃。

点滴は今回で中止になったけど、飲み薬の抗がん剤は続けて服用。
実は、これがけっこう辛くて、毎回大きめの錠剤を6錠、朝夕ご飯後に飲まねばならず、そのたびに、「ウゲェ~」となっております。

(抗がん剤6錠、右のリモコンは大きさの目安として)

正直、副作用抜きにすれば、点滴よりも、この飲み薬を朝夕服用する事の方がつらかったりするのです。

まあ、とりあえず、そんなこんなで、なんと今回は午前11時にすべて終了。
「何時に帰れる事やら」と、遅くなることも覚悟で家を出たので、大きく拍子抜け。

せっかく早く終わったので、「早く家に帰ってのんびり過ごしたい」という私と「どこか自然の中で英気を養いたい」という私。
2人の私が心の中でせめぎ合う。
結局「なかなかこういう機会もないだろう」と、自然の中へと車を走らせる。

しばらく目的地を考えずに山方面へと走りながら、「久しぶりに堂平山にでも行ってみるかな」と目的地決定。

まあ、これはまた別の話で、ブログに書くかも、書かないかも、という事で。

今回は、抗がん剤点滴ドクターストップで終了~
という話でした。

2025年5月前半に観た映画

5月が半分終了。この期間、配信で観た映画の中で、特に印象に残ったのは『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』『レジェンド・オブ・フォール / 果てしなき想い』の2本。特に『レジェンド・オブ・フォール』は心に残る映画でした。またいつか観直したい映画。(Blu-rayで欲しいと思ったのだけど日本では出ていないみたい)

2025年5月前半に観た映画

☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。


2日『サンダーボルツ*』(映画館)☆

『サンダーボルツ*』
『サンダーボルツ*』

公開中の映画なので、詳しくは語りません。非常に面白かったし、泣けた。
MCU全作品の中でも、TOP10には入るかも、いや、入らないか?(過去作面白いのが多すぎるので)
マルチバースサーガ以降の作品では、TOPクラスの面白さ!


3日『ゼウスの法廷』(Abema)☆

『ゼウスの法廷』
『ゼウスの法廷』

エリート判事の元婚約者が犯した罪。それを元婚約者である判事が裁くという法廷ドラマ。展開的には、面白かったのだけど、どいつもこいつもセリフを読むのがうますぎる。言い淀むとか、つっかえるとか、言い直すとか、言葉が出てこないとか、そういうシーンがほぼほぼない。特にクライマックス近く法廷で被告の女性が延々と語るあれこれ、被害者の事、元婚約者の事、子供時代の事などなど、長尺のセリフを、つっかえることなく、よどみなく、スラスラと語り続ける。完全に頭の中で組み立てきったストーリーだとしても、こうは話せないと思う。ましてや被告が裁判中に。そういう部分でこの映画にはリアリティーを感じないのです。ラストシーンなど好きな展開も多いのだけど、それだけが残念。


3日『ゴッドファーザー』(Amazon)☆☆☆☆

『ゴッドファーザー』
『ゴッドファーザー』

Amazon Prime Videoの「4K Ultra HD映画」コーナーにゴッドファーザーの1作目があったので、ついクリックしたところ、最後まで観てしまった。(そこそこ)大画面の4Kテレビで観ると惹きつけられます。もう何度も観ているのに、まったく飽きる事無く約3時間。すごい映画です。映画の感想じゃないんだけど、アマプラ、字幕が完成版じゃないだろ?「ルビ上」とか、セリフと同列に出てくるのやめて欲しい。「この上にルビ入れてね」という指示を、実行しないままに指示とセリフが同じライン上に出てくる。あと、イタリア語部分の字幕がところどころ無い。仕事が中途半端でいい加減。


4日『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』Amazon)☆☆☆☆☆

『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』
『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』

実話が元になった映画。これがロシアのウクライナ侵攻前、2020年の作品だという事に驚く。そして、地獄のようなウクライナの惨状に驚く。戦前から現在に至るまで、ソ連~ロシアに蹂躙され続けているのだな。後半、ジョージ・オーウェルが登場。ウクライナに潜入した記者から聞いた話が、後の「動物農場」他、全体主義への警鐘を鳴らす作品たちを生み出すきっかけになったという事実がとても興味深い。


7日『クリムゾン・タイド』(Disney+)☆☆☆

『クリムゾン・タイド』
『クリムゾン・タイド』

確か、2度目の鑑賞。副艦長役デンゼル・ワシントンが若すぎて、今のデンゼルと同じ人とは全く思えない。原爆ミサイル発射を巡る、潜水艦の艦長と副艦長の対立からのあれこれ。私はジーン・ハックマン大好きなので艦長派。ミサイルを打たなかったのは正解だし、理屈的にもまあ6割ぐらいは副艦長の言い分が正しいとは思うのだけど、態度や言い分が好きになれないんだよなぁ。


9日『エミリー・ローズ』Amazon)☆☆☆☆

『エミリー・ローズ』
『エミリー・ローズ』

悪魔憑きと思われる少女。怪異現象に襲われ、精神も崩壊状態に。彼女を助けるべく尽力した神父、にも関わらず、少女は死亡。神父は裁判にかけられる。エクソシスト系ホラーとしてもなかなかよく出来ているし、法廷物としても面白い。そして、これが実話に基づいたものであるという事がなんとも興味深い。


10日『バイオハザード』Amazon)☆☆☆☆

『バイオハザード』
『バイオハザード』

実は、このシリーズ大好きで、DVDで全部持っていました。なので、何度か観ているのだけど、やはり1作目が1番面白い。そしてやはり、ミラ・ジョヴォヴィッチはいいなぁ。大好きです。
2作目以後も、また折をみて観直したい。


12日『スウィングガールズ』DVD)☆☆☆☆

『スウィングガールズ』
『スウィングガールズ』

公開時に映画館で観て、その後DVDで何度も観ている作品なのだけど、7~8年ぶりぐらいの鑑賞。
何度観ても面白いし感動する。ラストの演奏シーンでは、久しぶりにちょっと涙が出たほど。
そこに感動してスウィングガールズのライヴDVDやサントラCDも当時買ったのだよ。


13日『レジェンド・オブ・フォール / 果てしなき想い』Amazon)☆☆☆☆

『レジェンド・オブ・フォール / 果てしなき想い』
『レジェンド・オブ・フォール / 果てしなき想い』

これはものすごく良い映画でした。好き度レベルは☆5つじゃ足りないほど好き。父と息子たち(3兄弟)の関係性、生き方、心模様が、胸に迫る。父役アンソニー・ホプキンスが素晴らしい。次男ブラピもいいけど、長男役のエイダン・クインがなかなかに難しい役を好演していて、好感が持てる。死ぬまでに何度か観直したい映画。


これまでの「観た映画リスト」です

2025年4月後半に観た映画

いつもなら5月1日にはアップ出来ているはずの「4月後半に観た映画」。しかし、もう今日は、15日。半月も遅れての更新。どうも最近、PCの前に座る時間を捻出できない。というか、気分的にPCの前にいるのが若干つらいのかも。この期間は過去作見直し期間、みたいな感じでMCUはじめ、1度(もしくはそれ以上)観た映画たちを色々と観なおしていました。忘却力のおかげで初見のように楽しめたし、しっかり憶えている部分も理解が深まったり、発見があったりと、それはそれで楽しめた。良い映画って何度観ても楽しめるものですね。

2025年4月後半に観た映画

☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。


16日『鳩の撃退法』(Amazon)☆☆

『鳩の撃退法』
『鳩の撃退法』

藤原竜也は、相変わらずだけど、こういう持ち味のある役者さんは強いね。なかなか面白い、展開、アイディア、まあ、原作が面白いのでしょうね、きっと。読んでないけど。こういう映画は好き。


17日『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(Disney+)☆☆

『シャン・チー/テン・リングスの伝説』
『シャン・チー/テン・リングスの伝説』

3回目ぐらいの鑑賞になるのだけれど、観るたびに面白さが増す。前月に観た『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』同様に、これはもはや神話。こういう世界観は大好き。そして『ワカンダ』同様に、マルチバースサーガの作品でありながら、マルチバースに触れていない所が良い。ワカンダやタロカンでは、遠い昔の出来事があり、シャン・チーの母の故郷、ター・ロー村では、こういう事があった。それぞれの歴史を持つものがどこかで交わる。そこにMCUの魅力があったのだと思う。いや、私はそこに惹きつけられたのだと思う。


18日『ドクター・ストレンジ』(Disney+)☆☆

『ドクター・ストレンジ』
『ドクター・ストレンジ』

これも3度目ぐらいの鑑賞。面白かった。『シャン・チー』同様、これは魔術界の神話。しかし、ストレンジって、これほど鼻持ちならない高慢な男だったのだね。まあ、今も片鱗はあるけれど(そこが好き)。しかし、こうやって最高位の魔術を身に着け、タイムストーンを手にして、『IW』『EG』で活躍した男が・・・『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は、無かった事にしたいほど不快な映画だったな。


19日『マイティ・ソー バトルロイヤル』(Disney+)☆☆☆☆

『マイティ・ソー バトルロイヤル』
『マイティ・ソー バトルロイヤル』

これは、たぶん2度目の鑑賞。面白かった。色々忘れていたので、まるで初見のように楽しめた。ヘラを演じているのがケイト・ブランシェットだという事は初見時には気がつかなったのだよな。アスガルドの悲劇がここから始まったのだ、と今なら分かる。胸が痛い。


20日『X-MEN:ダーク・フェニックス』(Disney+)☆☆☆☆

『X-MEN:ダーク・フェニックス』
『X-MEN:ダーク・フェニックス』

冒頭、宇宙での任務時に命を落としかねない事故に遭遇したジーンが、ダークサイド面で覚醒し、地球を滅亡させるような存在に。というかなり大きなテーマを持った作品なのだけど、興行的には大失敗だったそうな。映画館で予告を観た時に「これは、観たい!」と思ったのだが、世の中的にはそうでもなかったのかな。面白いのに。


22日『ダ・ヴィンチ・コード』(Amazon~DVD)☆☆☆

『ダ・ヴィンチ・コード』
『ダ・ヴィンチ・コード』

はじめAmazonで観ていたのだけど、英語以外の会話の字幕が出ない。そんなはずはない!と、途中で止めて、改めてDVDで鑑賞。ちゃんと英語以外も字幕が出ます。
これも観直しで、3、4回目の鑑賞になるはず。これと2作目の『天使と悪魔』は、DVDも持っている。
歴史上の出来事と現代が絡み合う伝奇的作品。こういうのは大好物。うっかり忘れていたのだけど、この映画で、トム・ハンクスとコンビを組むのは、(アメリの)オドレイ・トトゥですね。3作中、このコンビが一番好き。


23日『天使と悪魔』(Amazon~DVD)☆☆☆

『天使と悪魔』
『天使と悪魔』

これもAmazonで観始めたら、字幕がおかしくて(日本語の字幕がない!)途中で、DVDに変えた。
シリーズ3作品の中ではこれが一番好きかな。
偶然、ローマ教皇が死去して間もない時期に観る事になったので、感慨も一入。公開中の映画『教皇選挙』を観た人々も同じようにある種の驚き、感慨を覚えた事でしょう。
この映画もコンクラーヴェを描いたもので、ラストに至る、展開、どんでん返しが見事。


24日『エクソシスト ビギニング』(Amazon)☆☆☆

『エクソシスト ビギニング』
『エクソシスト ビギニング』

『エクソシスト』の正統な前日譚。メリン神父を演じるのはステラン・スカルスガルド。前日に観た『天使と悪魔』でも重要な役で出ていたので、その偶然に軽く驚く。『エクソシスト』関連の映画、どれも好きだけど『エクソシスト』好きなら絶対に観るべき映画かと。


25日『ドラゴンへの道』(Amazon)☆☆

『ドラゴンへの道』
『ドラゴンへの道』

中学生時代に吹き荒れたブルース・リー旋風。そこにまったくはまらずに生きてきた人生なので、初見。まあ、ふつうに面白かったけど、中学生の頃に観たとしても、やはりそれほどはまらなかったのではないのかな、と思った。どこか感受性が合わないのだろうな。でも、ブルース・リーは存在としては尊敬しています。


27日『ミッション:インポッシブル』(Amazon)

『ミッション:インポッシブル』
『ミッション:インポッシブル』

2度目の鑑賞。初めて観た時には、これが『スパイ大作戦』のリメイクだと知らずに観たので、テーマ曲が流れた時には心高まりました。「なおこのテープは・・・」のギミックも健在。
一応、この後の作品も全部配信で観たけど、アクションがどんどん大掛かりになって危機一髪のインフレ状態。
この1作目ぐらいの危機一髪で、あとはドラマで魅せる感じが個人的には好き。


28日『キング・コング(2005年)』(Amazon)☆☆

『キング・コング(2005年)』
『キング・コング(2005年)』

初見です。はじめのうちは面白いと思って観ていたのだけど、ふと気づくと退屈していて「いつ終わるの?」状態に。3時間あるんですね、この映画。知らずに観始めてしまった。すべてが冗長で、このシーンなくてもいいよね?とか、こんなにしつこくなくてもいいよね?ってなシーンの連続。まあ、せっかく撮ったのだから全部見せたいのでしょうが。『ロード・オブ・ザ・リング』の監督作品だとか。あれは大好きなんですけど、あの作品は群像劇だから、長尺でもしっかり飽きずに観られるのです。これは、コングと1人の女性のお話だからね~。そしてコングと女性のシーンがあまり好きじゃない。
もし90分にまとめてくれたら☆4つかも。


これまでの「観た映画リスト」です

『どるたんパブタイム Vol.5』報告

3日ほど経ってしまいましたが、5月11日(日)、青梅 アトリエよぎでの『どるたんパブタイム Vol.5』の報告です。

今回は、Bookie、しゃあみん、ひづめ☆つかさをゲストに迎えてのLIVE。
いつもは、どるたんが好きな歌を歌いまくるというスタイルなので、まあ、気の向くままに演奏して、適当に休憩して、みたいないい加減(良い加減)なLIVEだけど、今回は、そうもいくまい、という事で一応、タイムテーブル的なものを考えて臨みました。

簡単に順番だけ書くと

  1. どるたんソロ~どるしゃあ
  2. Bookieソロ
  3. どるたん+しゃあみん with Bookie
  4. 全員セッション(どるたん、しゃあみん、Bookie、ひづめ☆つかさ)

そして、会場入り後珍しく、ちゃんとリハしたりなんだり、そしてリハで細かく詰めた曲を、なぜか本番でやらなかったりなんだり。

リハの後は、アトリエよぎのママ、薫ちゃんが作ってくれた滋味あふれる賄いをみんなで食べて、いざ本番。


プログラム1は、どるたんソロからの後半どるしゃあという流れ。

客席は満席状態。
さて、いくぞ!という場面でトラブル発生。
PAからどるたんのギターの音が出ません。

前日の機材チェックでも、リハでも、まったく問題なく音が出ていたのに、本番で突然のハプニング。
問題は、ギター内蔵プリアンプの電池なのか、ケーブルなのか、エフェクターなのか、はたまた霊障か、ひとつひとつチェックしてみるもなかなか原因は発見出来ず。そして時間は過ぎていく。

え~い、めんどうだとばかりに、とりあえず生音で、2曲ほど洋楽カヴァーを。
その後、つかさのギターに持ち替えてLIVE続行!

第1部セットリスト

  1. Bad Time (Grand Funk cover)
  2. Have a Cigar (Pink Floyd cover)

  3. (以上どるたんソロ/以下どるしゃあ)
  4. 電気のダンス
  5. スケッチ

トラブルでバタバタしたけど、まあそれなりに。
どるしゃあアングラ的側面を披露して第1部終わり。


第2部はBookieソロ
トラブルでバタバタし、どるしゃあ暗黒面でドヨンとした空気を晴らすかのような素敵な曲たち。
会場の空気が一変しました。

第2部 Bookieソロ セットリスト

  1. 七つの夏 -1967-
  2. Freedom
  3. ヨコハマホンキートンクブルース
  4. Give Your Best
  5. ステンドグラス
  6. 慈しむ人


第3部は、どるしゃあ叙情面って感じで、全曲CD『異郷の歌』からのチョイスで。
しかも、Bookieにも参加してもらって、叙情的空気感増し増し。

第3部 どるしゃあ with Bookie セットリスト

  1. Emiliani
  2. Vivaldi
  3. Caffe Florian
  4. Museo
  5. Stazione
  6. Brescia

なかなか良い感じだったのではないでしょうか?
1曲ごとに、曲に関するイタリアでのエピソードをMCで話したのですが、CDを聴いてくれている方々にとても好評でした。そして、こういうの大事だなと、改めて思うのでした。
PANTAが毎回同じ内容のMCをちゃんと話すのって、こういう事なんだよな、と。


そしてラストは、つかさも加わっての全員セッション。

演奏内容的には、ゆるく若干ハチャメチャな感じもありましたが、曲席は大いに盛り上がってくれて、楽しいセッションになりました。

第4部 全員セッション セットリスト

  1. 20th Century Boy(T.REX)
  2. 七月のムスターファ(PANTA)
  3. Born To Be Wild (Steppen Wolf)
  4. While My Guitar Gently Weeps(The Beatles)
  5. Hey Jude(The Beatles)

打ち合わせにない曲をやったり、リハでちゃんと練習した曲達をやらなかったり、なんともいい加減なセッションではありましたが、その場の空気で、なんとなく、こんな感じになりました。

最後は、Hey Jude大合唱で大団円。
曲は、まだ用意してあったのだけど、フィナーレ感半端なかったので、ここでおしまい。

長丁場だったけど、楽しんでもらえたようで何より。


そして終演後はいつものように、薫ちゃんのおいしい料理を食べながらの、打ち上げタイム。
演者もスタッフも残ってくれた何人かのお客様も、一体となって楽しく過ごしました。

ありがとう青梅!
ありがとうアトリエよぎ!
ありがとう仲間たち!!

またやるよ~
お楽しみに!

いよいよ明後日!青梅アトリエよぎ

青梅アトリエよぎでの恒例『どるたんパブタイム』いよいよ明後日の開催です!

今回でVol.5
ゲストに、Bookie、しゃあみん、そしてひづめ☆つかさを迎えて、たっぷりあれこれと演奏する予定。

『どるたんパブタイム』で、演奏する人を正式にゲストで迎えるのは、初めてかも!
一度、チャッピー加藤をDJに迎えて、どるたん弾き語り&チャッピーのDJ、で交互に昭和歌謡アイドルソングをプレイするという形でやったことはあるけど(超楽しかった!)。

「正式にゲストを迎えるのは、初」と書いたのは、これまでも、急につかさに無茶振りして手伝ってもらったり

遊びに来てくれたエイジを引っ張り出したり。

いずれも打ち合わせもリハもなく、当日ステージ上で思いついた曲を一緒に演奏した感じ。
このゆるいスタンスの割には、かっちり演奏しちゃう感じがなんとも好きなんだけど、今回はある程度、一緒にやる曲を考えたりなんだり。
でも、やはり当日の流れでどうなることやら感もあったりなかったり。

その辺は百戦錬磨の兵(つわもの)ぞろいなので、なんでもござれ!って感じでござる。

Bookie(H.U &Bookie)

しゃあみん(どるしゃあ)

ひづめ☆つかさ(四人いる)

という事で、明後日!5月11日(日)!!
青梅アトリエよぎ
『どるたんパブタイム Vol.5』
どうぞよろしくお願いいたします。


アトリエよぎ『究極の一曲day8』参加報告

早くも3日ほど経過してしまいましたが、去る4月29日、青梅 アトリエよぎ『究極の一曲day』に参加してきました。

今回で8回目。
私は、1度だけ欠席していますが、ほぼほぼ「必ず参加する!」というスタンス。

今回は、ふだんの日曜日開催ではなく、火曜日(祝日)という事で、いつもは自称前座として、1番手に登場するひづめ☆つかさも、いつも2番手の関忠ママ路子さん(早めに退席してお店を開けるため)も、全員があみだで順番を決めるというはじめての試み。
しかも15組参加というこれまでで最多の参加者数!

各自の演目や順番など、記憶があやふやなので、主に自分の事だけ書きますが、私は2番手、ちなみに、つかさが3番手。

早めに演奏して、後はゆっくり楽しみたい派なので、バッチリの順番を引き当てました。

演目は、RCサクセションの「トランジスタラジオ」
昔、ネタでやってた「スローバラード」風にはじまって、途中から正調「トランジスタラジオ」になるアレンジで。

某薬の影響で、喉に若干不安があったけど、まあまあ、ちゃんと歌えたかな、と、自己評価(甘め)。

しかし、なんと、この選曲、後半登場したタンちゃん(名前あってるかな?)と丸かぶりでした。
しかも、タンちゃん「どるたんと被りそう!」とのピンポイントでの予感があったとか。
予感バッチリ的中!

それでも、しっかりと「トランジスタラジオ」を演奏。
私のように変なアレンジはなく、正統的な弾き語りで、誠実に。
すごく良かったし、お互い、その歌に対する、それぞれの思いがつまっているわけで、かぶりはかぶりで、面白いな、と感じました。

そして、回を重ねるにつれて、皆さんが如実にランクアップしているのが、本当にすごくて、毎回楽しみかつ驚きを感じています。

(写真勝手にあげていますが、問題あれば取り下げますので、連絡下さい)

実戦のステージに立つと、確実に力がつきますよね。
決して上から目線で言っているのではなく、自分の事としても。

いや、ほんと、今回もまた楽しませていただきました。
次も参加する気満々で練習にはげみます!