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12/1 MANDA-LA2 『Q/C再び』報告

少しばかり遅くなりましたが、12月1日、吉祥寺 MANDA-LA2『Q/C再び』のLIVE報告を。

私、どるたんは、パーカッションのエイジと2人、アコースティックユニット、どるたん with エイジとして、オープニングアクトを務めました。

この日は、15時30分入り。
車をMANDA-LA2にほど近い駐車場に滑り込ませたのが、15時15分。
調度いい感じの到着。

16時頃から、ぼちぼちとリハが始まる。

どるたん with エイジ、一度しか合わせていないので、サウンドチェックよりもむしろ構成のチェックが中心で、一通りおさらい。
音の方は、PAさんがバッチリ作ってくれたので、音出し一発でOK!
良い感じ。

その後は、Q/Cのリハ。
ベテランの手練れ揃いだけあって、さすがの音作りに感心。

MANDA-LA2に来るのは、Mark Fryのライヴを観に来て以来かも知れない。
今、調べたら来日公演は、2013年という事なので、約10年ぶり。

ライヴハウスらしい場所で演奏するのも、久しぶり。
特にコロナ以後は、タバコの煙が蔓延しているような場所には出演しないと決めていて、それが周知されてきたので、ほぼどこからも声がかからなくなっています。

MANDA-LA2は、入り口付近に喫煙場所があるけれど、店内は禁煙なので、出入りの際に呼吸を止めていれば、まあ大丈夫。(笑)

なんて事を感じたり、思い出したりしつつ、本番を待つ。

すると、loachから「観に行きま~す」とスマホにメッセージが入る。
スマホはリハの時からマネージャー(介護係ともいう)に預けてあって、全然スマホを観てなかったのに、たまたま手に取ったタイミングでメッセージに気づき、予約リストに入れる事が出来ました。ラッキー!loachありがとう!

そんなこんなでスタート時間19時。
オンタイムでスタート!

どるたんがステージに立つのは(座ってるけど)、9月以来。
その後のライヴは事情により全部キャンセルしてしまったので、久しぶりのライヴです。

少し前にアトリエよぎの『究極の一曲day』で、一曲歌っているけど、それは昭和歌謡(渚ゆう子の「京都慕情」)を一曲歌っただけなので、除外って事で。

オープニングアクトという事もあり、セットリストは、あまりオリジナル曲をがっつりやる感じではなく、カヴァー中心で考えました。

  1. Rock’n’ Roll With Me – David Bowie (日本語Cover)
  2. Hallelujah – Leonard Cohen (日本語Cover)
  3. boy (どるたんオリジナル)
  4. 七月のムスターファ(PANTA Cover)

エイジのプレイもバッチリ決まっていたし、良い感じで声も出てたし、音も良い感じで作ってもらえたし、自分なりに納得のゆくステージでした。

会場もあたたまって、良い感じでQ/Cへとつなげたのではないでしょうか?
良い感じばっかり(語彙力)

その後は、2時間におよぶ、Q/C圧巻のステージを客席でたっぷりと楽しませていただきました。

途中休憩を挟んでのステージだったけど、休憩時間が終わっても、メンバーがなかなかステージに戻ってこないという、お年寄りベテランならではの一幕もあり。

客席は、ほぼ満席!

Q/CのLIVEは、とても良かったのだけど、私、お時間的に、いつも夜、9時頃には眠くなって、10時には寝るという、お年寄り時間というか入院患者のような生活ペースなので、正直、後半はちょっと眠気との戦いになっていました。

そんなわけで、終演後は、打ち上げに出る事もなく、挨拶もそこそこに会場を後にしてしまいました。
名残惜しかったけど、仕方ない。

家に着いたのは、日付が変わる少し前。
バタンQ(死語)でした。

なんにしろ、素晴らしいイベントに参加出来て本当に良かった。
個人的にも色々な意味で本当に良かった。

おつかれさまでした。
全方位的に、どうもありがとうございました!




まずは体調面の報告を

昨日、吉祥寺 MANDA-LA2での『Q/C再び』に、オープニングアクト どるたん with エイジとして出演してきました。

LIVEの事は、改めてしっかりとブログに書くとして、まずは体調面、健康状態の報告を。
先月の癌公表以来、心配してくれている方、気にかけてくれている方も多いようなので、自分自身の覚書きも兼ねて書いておこうと思います。

これまでブログで書いてきたように、11月7日に、大腸(S状結腸周辺)癌の摘出手術、無事成功。
11月15日に退院、経過良好で今日に至ります。

退院時に「まだ、あまり無理しないように」というふんわりとした忠告は受けていましたが、20分程度のLIVE演奏を「無理」とは、思えなかったので、昨日、12月1日のLIVE出演はキャンセルせずに決行いたしました。退院後2週間もあったし。

で、あらかじめ宣言していた通り「今できる全てをステージ上で(全身全霊を尽くして)表現」してきました。

体力的には、かなり落ちている事を実感しているのだけど、癌切除後、体調面で色々な事が良くなったように感じています。
(癌切除とは関係ないかも知れないけど)肌艶がよくなったと言われるし、声も以前より出しやすくなりました。

手術跡周辺がまだ痛かったり、腰が痛かったりはしますが、良くなった事の方が多い感じ!というかすべて良くなったと感じています。

ただ、今のところ、食事は病院食の延長みたいな感じを続けているし(徐々にふつう食に移行中)、生活ペースもほぼ入院時と変わらず、朝6時頃には起床、夜10時には就寝、3食規則正しく摂取という、浮世離れした生活。
このペースが、実に心地良かったりするのです。

しかし、昨夜は終演が、いつもは寝ている時間。
挨拶もそこそこに、車で帰路を急ぎました。

家に着いたのは、日付が変わる少し前。
ドッと疲れが出て、着替えもままならぬ状態で、ホットカーペットの上でしばし寝落ち。
夜中の2時頃、目が醒め、パジャマに着替え、歯磨きをして、本格的に布団へIN。
その時、腰をはじめ、身体のあちこちが痛くて「こりゃ、2~3日寝込むようかも知れん」と思っていました。
が、翌朝(というか今朝)も、いつもよりちょい遅めの7時前には目が醒めて、その際には、身体の痛みもあまり感じず、ふつうに起きる事が出来ました。我ながら、ちょっと驚きの回復力!
この回復力も、癌切除後にすごく上がっているように感じています。


と、ここまでは、良い話ばかり書いてきましたが、ここからは、若干不安な話を。

手術後、家族が受けた説明によると「手術は成功、癌周辺は切除出来たけど、癌がかなり深く(大きく)なっていたためリンパ節や他の臓器への転移がある可能性大。その際は化学療法にうつる必要がある」との事。

12月14日に、病理検査の結果と今後の治療方針の説明があります。

そして、その翌日、12月15日は青梅アトリエよぎで『どるたんパブタイム Vol.4』の開催が、以前から決まっていました。
これまた、キャンセルせずに決行する予定。


というのは、14日に病院に説明を聞きに行って、緊急入院!なんて事はなさそう。
化学療法になるとしても、スグやります!って事はないでしょ?と考えたから。

もし、万が一、14日にとんでもない事が発覚して緊急入院!なんて事になったら、本当にごめんなさい。その場合は、15日のLIVEは出来なくなっちゃうのだけど、その可能性は限りなく低いと考えています。

ただ今後、化学療法(放射線治療など)がはじまる可能性は高そうなので、14日に説明を聞いてからでないと先の予定が組めないため、いくつかお話をいただいている今後のLIVEスケジュールに関しては、14日に治療方針が決まってから、改めて連絡するという事になっています。

お待たせしてごめんなさい。

なので、12月15日以後のLIVEスケジュールは、今のところ予定たたず。

すでに決まっている来年2月のライブが1本あるけど、それはなるべくキャンセルせずに出来るよう、治療スケジュールを調整してもらうとか、考えています。どうなるかは、14日に病院で説明聞いてからですね。

何はともあれ、今は元気です!


12月1日「Q/C再び」吉祥寺 MANDA-LA2

近くなってきたので再度取り上げます。

12月1日(日)吉祥寺 MANDA-LA2でのLIVE「Q/C再び」に、私、オープニングアクトして出演いたします。

この日は、どるしゃあではなく、どるたん with エイジというユニットでの出演。
エイジ(今野永士)は、ルシール、四人いる などのドラムとして活動している売れっ子ドラマー。
今回は、パーカッションで、どるたんとのアコースティックユニットを結成。

10月~11月と、ワンマン公演を含めて、いくつかのLIVEをキャンセルしていたどるたんですが、ここで、ガッツリとLIVEステージに復帰いたします。
と言っても、20分程度のオープニングアクトなので、本格復帰という感じではありませんが、しっかりと今できる全てをステージ上で表現したいと思っています!

(これぐらいのパワーを出せれば良いね~・・・いや出します!)

Q/Cのひづめ☆つかさと橋本はじめは、2人とも私と同じ歳。
同じ歳ならではのあれこれを共有できる大事な音楽仲間。

橋本はじめとも、ひづめ☆つかさとも、それぞれ違うバンドやユニットで、何度か共演していたのだけど、その2人が小学校からの同級生で、Q/Cというバンドをやっていたという事を、実は、最近まで知りませんでした。

オープニングアクトが決まってから、Q/Cの音源を色々と聴かせてもらったのだけど、すごく良い!
こんなにかっこよくて、すごい事をやっていたのか、と。

オープニングアクトをやらせてもらえて光栄です。
少しでも会場の雰囲気を盛り上げて、良い形でQ/Cにつなげたいと思っています。
いや、つなげます!

そして、その後は、Q/Cのライヴを存分に楽しませていただきます。

ぜひ、一緒に楽しみましょう。

出力レベル4~5

昨日のブログ「アトリエよぎ『究極の一曲day4』報告1(速報版)」のつづきは、ちょっと置いておいて、とりあえずは、昨日自分自身について感じた事を書いてみる事にしました。

昨日、青梅アトリエよぎにて、どるたん with エイジの音合わせ。
そして『究極の一曲day』へ参加して、一曲披露。

音合わせに関しては、全体の構成を確かめる事が目的でもあり、歌の出力は抑え目。
LIVEで、例えば「悪魔を憐れむ歌(日本語版)」辺りを歌う時の出力レベルを10とするなら、レベル4~5と言ったところ。

『究極の一曲day』で歌った歌も、あまり大きな出力を必要としない歌なので、レベル4ぐらい。

それでも、声を出す事、歌を歌う事が(ほぼほぼ)問題なく出来る事に安堵しました。

11月7日に手術をして、その後数日は、全身麻酔の影響(麻酔薬を吸い込むから)か喉が変な感じ、及び手術跡が痛くて、かすれた小さな声しか出せず。
11月15日に退院した後も、お腹の手術跡周辺が痛くて、腹式呼吸で歌を歌うのはほぼ無理って感じだったのに、一日一日、目に見えて回復してゆく体にある種、畏敬の念みたいなものまで感じました。自分の体なのに。

手術後の1週間も毎日「昨日と違う私」みたいなものを実感していたし、さらに退院後1週間で、人前で歌えるまでに回復。
1曲だけど。
出力レベル4だけど。

究極の一曲day(出力レベル4)

出力レベルといえば、不思議軍(バンド名)時代のリハで、ベースのルイスがPAさんに「この人(私のこと)本番は倍ぐらいの声量になるから注意して下さい」みたいな事を言っていたのを思い出しました。

不思議軍


リハで抑えて歌っているわけではないのだけど、本番になると、何か変なスイッチが入る傾向があるみたいです。私。

そんなこんなで1週間後には、本番を迎えます。


今日から、さらに1週間、しっかり体調を整え、回復を図る所存。
オープニングアクトで20分程度のステージなので、まだまだ完全復活というわけではありませんが、ラストの曲までには、レベルメーター振り切るぐらいの声を出せると信じています。