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2024年12月後半に観た映画

2024年も残すところ今日と明日の2日間。いや、今日はあと数時間で終わるので、ほぼ明日を残すのみ。12月後半は予想した通り、あまりゆっくりと映画を観る時間をとれず5本のみ。今夜と明日も観られそうにないので、ちょっと早いけど「12月後半に観た映画」をまとめました。

2024年12月後半に観た映画
2024年12月後半に観た映画

☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。


20日『65/シックスティ・ファイブ』(Amazon)☆☆

『65/シックスティ・ファイブ』
『65/シックスティ・ファイブ』

2023年アメリカ映画。ある星の宇宙探査船が隕石群に衝突して墜落、生き残ったのはアダム・ドライバーが演じる乗組員と言葉の通じない少女の2人だけ。墜落した星は、恐竜時代の地球だった。というどこにでもありそうな話。数々の危機を乗り越えて地球脱出をはかる、それだけの話。つまらいというほどではないんだけど、ちょっと飽きた。


21日『百花』(Amazon)☆☆

『百花』
『百花』

ただただ暗い映画。どんなにつらい過去があったとしても、日常生活の中で少しは笑ったりすると思うのだけど、笑いはほぼほぼゼロ。最後になるほどね、と思うし、辛い記憶も違う角度から見ると変わってくるという若干の救いもあるのだけど、疲れた。


22日『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』(Amazon)☆☆

『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』
『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』

ふつうに楽しかったし、劇場版ならではのスケールの大きな話ではあるのだけれど、何も映画館で観なくても良いかな(映画館で観てないけど)と思ってしまった。元々TVアニメだし、スペシャル拡大版的な扱いで良いかと。


23日『黒いチューリップ』(Amazon)☆☆

『黒いチューリップ』
『黒いチューリップ』

1964年、アラン・ドロン主演のフランス映画。フランス革命前夜、貴族から金品を奪う義賊的ヒーロー「黒いチューリップ」、そしてその身代わりとなる弟をアラン・ドロンが一人二役で演じる。革命前の貴族の暮らし、庶民の暮らし、両方が描かれていて、興味深かった。アラン・ドロンの剣さばきの美しさ、馬の扱いのうまさに、驚き感動。


30日『テオレマ』(Amazon)☆

『テオレマ』
『テオレマ』

1968年、パゾリーニ監督のイタリア映画。富豪の大邸宅に入り込んだ不思議な性的魅力を持つ男に、富豪一家(召使いまでも)狂わされてゆく。まあ、面白いんだけど、描写がいちいち思わせぶり過ぎて、ちょっと引いた。例えば無言で顔面アップのシーンが何度かあり、それで何かを感じさせたいのだろうけど、表現できていない役者もいて、なんでもアップにすればいいってもんじゃない、と思った。



これまでの「観た映画リスト」です

2024年12月前半に観た映画

12月も前半が終了。2024年も残すところ半月足らずになりました。さて12月前半は何度か通院があり、15日にはLIVEがあり事前準備が大変だったわりには、それなりに映画を観る事も出来ました。なんとなく良いペースで生活できている実感。残り半月はちょっと慌ただしそうだけど、さてどうなるか。

2024年12月前半に観た映画
2024年12月前半に観た映画

☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。


3日『街は自衛する』(Amazon)☆☆

『街は自衛する』
『街は自衛する』

1951年イタリア映画。超満員のサッカー競技場の事務所に押し入り、売上金を強奪した4人の男。強盗は成功するのだが、その後の立ち回りがダメ過ぎて、あっという間にそれぞれ自滅してゆく。街が自衛したというよりも、自滅感が強いと思うのだけど、私の見方間違ってますかね?まあ、面白かった。


5日『狭霧の國』(Amazon)☆☆

『狭霧の國』
『狭霧の國』

この映画の事全然知らなくて、実写映画なのかと思って観始めたら、とてもリアルな人形劇で、背景の作り込みも美しく、惹きこまれるように観ました。人形の表情は変わらないのだけれど、それでも感情が伝わるような、ちょっと怖いぐらいの実存感。


6日『AKIRA』(YouTube)☆☆

『AKIRA』
『AKIRA』

YouTubeで無料公開していたので、何十年ぶりかで観ました。すごい映画なのは充分分かっていたのだけど、改めて観て、最後に向かって広げまくった風呂敷をしっかりたためる所に一番関心したかも。ここまでやると収拾がつかなくなるパターンも多いと思うのだけど、しっかりと納得できる着地点があるのがすごい。


7日『ゴジラの逆襲』(Amazon)

『ゴジラの逆襲』
『ゴジラの逆襲』

子どもの頃、この映画の存在を知ってから、(造形的に大好きなアンギラスの初登場作品という事もあり)長い事観たいと思い続けていた作品。実際に観たのは、割と近年。しかし、この映画、あまり印象に残っていないので、観直す事にした。印象に残らなかった要因としては、音楽の力がかなり大きいと思う。ゴジラやアンギラスの登場はヌルっとしているし、戦闘シーンの迫力もない。音楽だけではなく、音声による情報があまりにも少なく、淡々と映像だけが流れてゆく、そんな印象が強い。終わり方もそれでいいの?って感じ。


8日『シビル・ウォー アメリカ最後の日』(Amazon)☆

『シビル・ウォー アメリカ最後の日』
『シビル・ウォー アメリカ最後の日』

これに関しては単独でブログに取り上げたのでそちら(映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』)を読んでください。


11日『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(Amazon)☆☆☆☆

『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』
『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』

これ以前の3作は、(つまらなくはないんだけど)あまり嵌れなかったインディ・ジョーンズ。今作も期待しないで観た所、まあまあ面白かった。前半に出てくるネバダの核実験場のリアルかつシュールな描写。丁度前日にノーベル平和賞を受賞した被団協のスピーチを観たばかりのタイミングだったので、複雑な気持ちで観た。古代から近代現代に至る、謎や陰謀(クリスタルスカル、ナスカの地上絵、ロズウェル事件等々)を表面的ではあるけれど、うまい事話に盛り込んでいる所は佳き。


13日『怪物』(Amazon)☆☆☆☆

『怪物』
『怪物』

これは切なく哀しい映画でした。それを描き出す監督や役者さん達の地力をすごく感じたし、子役二人の力も、ものすごく大きい。同じシーンを何度か違う角度から見せていく事で、一方向から見ていただけでは分からない物が見えてくる。と同時に伏線回収の役割としてもうまい。一方向から見ただけの解釈で暴走すれば罪のない人を傷つけ、人生さえも奪ってしまう可能性がある。これはSNS社会への警鐘としても観る事が出来ると思う。


16日『劇場版 呪術廻戦 0』(Amazon)☆☆

『劇場版 呪術廻戦 0』
『劇場版 呪術廻戦 0』

一度観ているのだけど、Amazon Prime Videoの見放題配信が終了するようなので、再見。虎杖たちの1年先輩、乙骨憂太が主人公で虎杖たちが入学する前の話。なので虎杖たちは出てこない。とはいえ禪院真希、狗巻棘、パンダという魅力的な1つ上の先輩達が大活躍するし、京都校の人々も少しだけ登場するので充分楽しめる。途中「あれ?乙骨先輩って、リカちゃんの呪いが解けちゃったら呪力はどうなっちゃうんだっけ?」って思ったけど、それは家系的に強大な力があるという設定でした。忘れてた。というか、前回観た時に聞き逃していたのかも。再度観て良かった。



これまでの「観た映画リスト」です

最近観たイタリア映画2題

先日、ネット配信(Amazonプライムビデオ)で観たイタリア映画『歓びのトスカーナ』

例によって何の前知識も無く、あらすじなども読まずに見始めた。
その段階では、なんとなく風光明媚なトスカーナの自然をバックに「ああ人生って素晴らしい」的な映画を想像していた。
まあ『ライフ・イズ・ビューティフル』的な?みたいな?
そんな映画を。

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