Tag Archive : スポーツクライミング

記憶補完用メモ

どうでもいいことだけど、おぼえておきたいこと

また今日もオリンピック(PARIS 2024)の話です。
もう少しだけおつきあいください。

これまでのパリオリンピック関連の投稿はこんな感じ


今日書くことは、直接競技とは関係ないけど、なんとなく面白かったこと。
しかも、私が勝手に面白がっているだけのこと。
もしかしたら、若干不謹慎かつ失礼なこと。(ごめんなさい)
本当にどうでもいいことなんだけど、個人的に心の片隅に残しておきたいこと。

そんな話を2つほど。


スケートボード 堀米雄斗選手のコーチのこと

堀米選手のことは「見た目的にダントツに好き」という事を金メダルを取った日のブログに書きました。
チャラい感じや、イキった感じがまったくなく、話し方や話す内容も、落ち着いた丁寧な言葉づかい。「やべー」「すげー」とか言ってる解説者の話し方とは正反対。(解説嫌いじゃないです)

とにかく私の中での堀米選手の好感度はMAX級。

その堀米選手が1本滑り終わる度に、通路で話しかけるおじさんがいます。
なんとなく雰囲気だけ見ると、ブラリと公園に遊びに来て、スケボーをやっている若者に話しかける、その辺のおっちゃんという感じ。

「兄ちゃんすごいね!」
「へへへ」

みたいな会話を勝手に想像。

しかし、オリンピックの競技場にその辺のおっちゃんがブラリとやってくるわけもなく、毎回、堀米選手に話しかけ、堀米選手も嫌がりもせずに相手をしているところをみると、絶対にその辺のおっちゃんではない。

きっとコーチに違いない。

と、見当をつけはしたのですが、あまりにも他の選手のコーチや取り巻き連中(じゃなくて関係者)と、見た目が違い過ぎる。

他の選手のコーチはやはりどこかしらチャラい長髪おやじ系だったりするのに、チャラさがまったくない!それどころか、その辺のおっちゃんにしか見えない(失礼)。

きっと丹下団平的(は言い過ぎだけど)なコーチなのだろう。
と心の中で勝手に結論付けていました。

さて、このブログを書くにあたってちゃんと調べました。
「スケートボード 堀米選手 コーチ」で検索!

やはりコーチでした。その辺のおっちゃんなんて言ってごめんなさい。
日本代表コーチ早川大輔さん(50)

しかも、写真で見ると、それほど(丹下団平的な)おっちゃんではない。
重ね重ね申し訳ない。
テレビ画面で遠目に観ると、かなりおっさんぽい感じだったのです。

しかし

時事ドットコムの記事
連覇の裏に「下町の絆」 堀米選手と早川コーチ―スケートボード
を読むと「その辺のおっちゃん」「丹下団平的」と感じていた私の直感もそんなに大きく外れていたわけではないかも、なんて気持ちにもなるのでした。

もちろんすごい人だという事はよくわかりました。早川コーチに関する記事も色々と読みました。

が、出会いのエピソードとか「下町の絆」とかね、やはり丹下団平的と感じてしまったというわけ。

「やったぞジョー!!」「へへ、よせよおっちゃん」

この話、こんなに長い文章になるとは思わなかった。


スポーツクライミングの解説のこと

スポーツクライミングの解説を聞いていて「なんかエロい」と感じてしまったのは、私だけでしょうか?私のような不届きものだけでしょうか?

解説の平山ユージさん、わりと感覚的な言葉が多く。

「ああ、今の・・・うまかったですね」

するとアナウンサーが

「どんなところがうまかったのでしょうか?」

アナウンサーに聞かれるとしっかりと技術的な事を話すという流れ。

「ええ、重心をうまく左に残してバランスをとりつつ、右足を伸ばして・・・」

みたいな。

この感覚的な言葉が、難所にかかるとどんどん研ぎ澄まされてゆく。

「あぁ、いい・・・そこ」

「あ、あぁぁ、いく」

「あっ、あぁぁぁ、すごい!」

と、そんな言葉が次々に出てきます。

えっと・・・

変な事考えちゃったの私だけ?

私以外にもいるのではないでしょうか?
すごく気になります。


平山さん、本当にごめんなさい。
すごい方だという事はしっかりと存じ上げています。

写真は平山ユージ公式サイトより



パリオリンピック観戦記~8/11朝

いよいよオリンピックも最終盤に突入。今日はこの後、女子マラソン。今日深夜というか明日早朝には閉会式を迎えます。このタイミングで個人的な作業が色々片付いたこともあり、昨夜はとうとうほぼオール(徹夜)で、あれこれ観てしまいました。昼間から男子マラソン、その後、スポーツクライミング ボルダー&リード女子 決勝、卓球団体女子決勝、サッカー女子決勝、陸上をあれこれ、で、朝4時半ころ就寝という流れ。


男子マラソン

うっかりしていて前半見逃しました。20キロ過ぎぐらいから観たのかな。見始めた時には、大迫選手と赤崎選手が前の方にいたのだけど、大迫選手は徐々に遅れ、赤崎選手は一時トップを走り、その後もどうにかTOP集団に迫ろうという走り。結果は大迫選手が13位、赤崎選手が6位入賞。もう一人の小山選手は23位でフィニッシュ。レース後の赤崎選手のインタビューは「超楽しかった」との事。何よりです。
レース前半のパリの名所を巡るような場面を見逃してしまったので、女子マラソンはスタートからしっかり観るぞ、と。


マラソン男子が終わり、夕方からは森秋彩選手が出場するスポーツクライミング ボルダー&リード女子 決勝


スポーツクライミング ボルダー&リード女子 決勝

ボルダー第1課題、この決勝ステージでも初日同様、スタート地点の最初のホールドに届かない森秋彩選手。何度飛びついても届かない。結局、森選手以外の多くの選手が完登を果たした第1課題で森選手だけが0点スタート。
初日も全く同じ事があっただけに、森選手だけが点を取れないようにわざと意地の悪いセッティングをしているのではないかとすら疑念を抱いてしまう。
とはいえ、当の本人、森選手は悔しさを表に出さず、引きずる事なく次の課題、そして後半のリードへ。
そして、リードでは全選手中ただ1人、森選手だけがゴールのホールドに手が届いた。最終地点まで辿り着いたのは森選手だけ。リードの得点だけならダントツの優勝。という快挙。
しかし、残念ながら第1課題0点が大きなマイナスとなり、総合ポイントでは第4位。メダルには届かずという本当に悔しい結果に終わった。

森選手素晴らしい技術と折れない心を見せてもらいました。どうもありがとうございます。おつかれさまでした。


スポーツクライミングをがっつりと観終えた後は、夜10時から卓球団体女子 決勝。これを観てしまうと寝るのが一体何時になることやら。しかし、観たい、とりあえず観るか、と。


卓球団体女子 決勝 日本-中国

日本は準決勝までとダブルスの組み合わせを変えてきた。正直、ここまで良い形で勝ち進んできていたので、そのままの形で行って欲しかった。早田、張本組、ものすごく良いプレーをして中国ペアを追い詰めフルセット、しかし2-3で惜敗。次の平野は立ち上がり孫穎莎に対して大きなリードを奪ったが、終わってみれば0-3で敗戦。張本も王曼昱相手に互角以上の打ち合いを見せたが、結果は1-3で敗戦。結局中国相手に1勝も出来ず、今回も優勝には手が届かなかった。
中国相手に善戦はするのだけど、勝ち切る事は出来ない。特にオリンピックのような大舞台では勝ちきれない。あと一歩なのだけど、その一歩の差はとても大きい物だとも感じる。
それはそれとして、素晴らしい試合を見せていただきました。ありがとう、張本美和選手、早田ひな選手、平野美宇選手、王曼昱選手、陳夢選手、孫穎莎選手。


卓球が思いのほか早く終わり(ストレート負けだったのでね)、サッカー女子の決勝をやっている時間。これも観たい!って事で。


サッカー女子 決勝 アメリカ-ブラジル

攻守の入れ替わりが激しい熱戦。日本に負けたブラジルチームがアメリカと互角に渡り合って何度もゴールを脅かす。自力の差でアメリカが勝ったが、日本もこういうサッカーが出来たはず、とまた少しやるせない気持ちになってしまった。


サッカー終了時既に午前2時過ぎ、さすがに寝ようかと思ったのだけど、陸上、やり投げの北口榛花選手を観たい。男子4×400mリレー決勝もこれから、う~ん見ちゃおうかな、たまにはこういう日もありって事で。


陸上 フィールド&トラック競技 諸々

やり投げ女子の北口榛花選手、一投目からすごい気合が入った表情。気合が入ったというか力みなくすごく集中している感覚がテレビを通しても伝わってくる。すると、一投目から大きく距離を出す。
世界陸上の時は、最後6投目に入る瞬間に表情が変わって、その瞬間、テレビの前で身震いしたのだけど(結果、6投目で逆転優勝)、その時と同じ感覚が一投目で味わえたというわけ。
結局、この1投目の記録で優勝。またすごい瞬間を観る事が出来ました。有難い。

走り高跳び男子の赤松諒一選手も、オリンピックの場で自己記録を更新して5位入賞という快挙。素晴らしく美しい跳躍を見せていただきました。

この夜は4×400mリレー男子決勝他、色々と観たけど、とりあえず特に印象に残ったものだけ書きとどめました。


で、結局布団に入ったのは、今日の早朝4時30分過ぎでした。

メダル獲得ばかりが注目されるけど、森秋彩選手や赤松諒一選手他、メダルに届かなかった選手たちにも良いもの、良い瞬間を見せてもらっています。感謝。

パリオリンピック観戦記~8/10朝

昨日は、夕方からスポーツクライミング ボルダー&リード男子の決勝をメインに他はチラ見という観戦模様。そしてサッカー男子決勝をタイマー録画セットして健全に早寝。しかし、深夜目が醒める。トイレに行ってからテレビをつけると、400mリレーの決勝、調度走り終えた所。トイレに行く前にテレビつけたら見られたのにね。そのまま寝ればいいのに、我慢できずにサッカーにチャンネルを合わせると、これから延長戦に入る所……つづきは下記本文に。


スポーツクライミング ボルダー&リード男子 決勝

夕方からはじまった決勝。途中夕食の支度をしながらではあったけど、ほぼ全部真剣に観ました。見届けました。
まずはボルダー、やはり安楽宙斗選手、異次元の強さでトップ。残すは落ちたらお終い、どこまで登れるかを競うリード。ここでも異能っぷりを見せた安楽選手でしたが、あと少しで優勝という所で落下。惜しくも金メダルには届かず。優勝は、19歳のイギリス代表トビー・ロバーツ選手。
17歳の安楽選手と、10代の2人が金銀を分け合ったわけですが、3位に入ったオーストリアのヤコブ・シューベルトは大ベテランの33歳。ベテランならではの落ち着いた、力の入れどころを心得た、クライミング。若い力とベテランの熟練の味、魅了されました。


サッカー男子決勝 フランス-スペイン

録画で観るつもりだったのに、我慢できずに深夜テレビのチャンネルを合わせると、調度延長戦が始まる所。ここに至るまでの死闘を思わせる3-3というスコア。これは何も知らずに録画を観たかったと思っても既に遅い。とにかく延長をしっかりと見届けよう。

いや~すごかった。日本も強くなったのは認めるけど、このレベルには全然届いてないと感じてしまう。無駄なパスやチンタラした動きなど一切ない。スピーディーで、強度高く、イメージを共有し、常に相手のゴールを目指す。すごい試合を見せていただきました。

改めて録画した試合を観たいと思います。


パリオリンピック観戦記~8/8

オリンピックに関しては複雑な思いを色々と抱えつつ、興味のある競技をあれこれ追いかけ見続けています。とはいえ、深夜観戦は本当に無理。今日も陸上女子1500や卓球団体女子がかなり遅い時間。観たいのだけれど諦めてもうすぐ寝ます。あとサッカーやバスケットボールは決勝トーナメントを観たいのに日本が負けた途端にまったく地上波で取り上げられなくなってトホホ感。


この数日、観戦記書いていなかったけど、毎日観戦していました。
その中で、気になった事、記憶に残った事など、メモ程度に書いておきます。個人的な記憶補完のために。

陸上女子1500m予選 田中希実

スタートと同時に飛び出してしばらく先頭を独走していた田中希実。徐々に吸収されるのだが予選突破ラインを目指してラスト1周。ここで接触によりよろけて大きく順位を落としてしまう。しかし、これスローで見ると接触ではなく、後ろを走るアイルランドの選手が手を伸ばして2度、3度と田中選手の背中を押している。明らかに故意。結局救済措置で準決勝進出。しかし、こういう行為をする人の精神ってどうなっているのだろうか?悲しくなる。


スポーツクライミング ボルダー&リード男女~準決勝

早い時間にやってくれるので、男女ともに準決勝までしっかりと楽しめた。男子、安楽宙斗選手の軽やかな身のこなしは、全選手中で断トツ、というかもはや異能の人。決勝も期待大。楢崎智亜選手は決勝に進めず残念。

女子は、がっつり濃い目のメイクで決めた野中生萌選手と、すっぴんで小学生にしか見えない森秋彩選手(20歳)という見た目的にものすごく対照的な2人。2人とも好き。

野中選手はあと一歩で決勝に届かず。森選手は初日のボルダー、第1課題スタート地点でいきなり手も足も出ず。身長が低いのでまったく届かないというかわいそうな0点スタート。しかし、その後の追い上げ、リードでの見事な登攀で決勝進出。

男女ともに若い選手が残るという結果。決勝も早い時間なので、これはオンタイム観戦出来そう!


レスリング 女子フリースタイル53kg級 藤波朱理

レスリングはタイミングが合わなかったり、放送してなかったりで、なかなかしっかりと観られてなかったのだけど、藤波選手の試合だけは何としてでも観たいと思い、はじめてTVerで1回戦、2回戦をオンタイム観戦。英語での放送だった。さすがの強さ!深夜の準決勝は観られなかったけど、あぶなげなく勝ち進んで決勝進出。オンタイムで観たいけど、無理



しかし、今夜、この後、卓球団体女子、1500準決勝、レスリング女子フリースタイル53kg級決勝などなどが、あるのに寝なければならない無念。若い頃はオールなんて日常茶飯事だったのに。
でも、この(一般的な夜寝て朝起きる)生活ペースを手に入れる事が出来たのは、喜ばしい事だと思っています。
という事でおやすみなさい。