Tag Archive : 坂本カツミを想う会

Round 3 中間報告

抗がん剤治療に関する内容です。
癌発症から今日に至るまでの経緯はこちらにINDEX化いたしました
癌関連 INDEX

抗がん剤治療第3ラウンド中間報告

中間報告と書いたけど、昨日の朝の内服薬までで、抗がん剤服用期間が終わり!
今日から1週間は、待望の抗がん剤お休み期間。
と言っても、きっと、あっという間に、第4ラウンドの抗がん剤点滴日(3/14)がやってくるのでしょう。

今回の点滴は、副作用をちょっと抑えるために、薬を30%減らした事もあり、明らかに前回、前々回よりは、楽に過ごすことが出来ました。

とはいえ、やはり点滴直後数日間は、ガッツリ副作用出ますね。いつもの、冷たい物に触れないとか。喉がキュッと細くなって詰まるような感じとか。

そんな中、今回、点滴を金曜日に打って、2日後の日曜日に、なんと人前で弾き語りしてしまいました。
こちらのブログに詳しい事が書いてあります。(アトリエよぎ『究極の一曲day6』参加報告

割と体調良さげだったから参加してみたのだけれど、まだ体内の抗がん剤濃度は高め。
なので抗がん剤入り飛沫をまき散らさないようにマスクをしたまま、ギターの弦に素手で触れるとすごく痛いので手袋も着用、という超怪しいいで立ちでの弾き語りでした。
また声も張れないので、割とおとなしく歌う歌をチョイス。

そんな感じではありましたが、抗がん剤点滴後2日で、人前で歌うというか、点滴後2日で出かける気になった事が、我ながら驚き。

それだけ、この企画には参加したかったのです。

さてその後、これまでは10日ぐらいしてから徐々に楽になっていったのだけど、今回は、1週間後にはかなりふつうに過ごすことが出来ました。

抗がん剤点滴後2日目の私が上の動画、そして8日目の私は、なんと!
下の動画をご覧あれ

『坂本カツミを想う会』2days-day1

同じ人とは思えない。
というか、点滴後約1週間でこれが出来た事が驚き。

この翌日も、歌いまくってきたし。
『坂本カツミを想う会』2days-day2

正直なところ、1日目の帰宅後、ぶっ倒れるんじゃないかな、と思っていたのだけど、ふつうに眠りについて、翌朝も元気に目覚めたので、2日目も無事参加出来た次第。

この2日間を終えて、考えた事は

1. 抗がん剤点滴は30%OFFのままが良かろう

抗がん剤を30%OFFにすると、当然癌に対する効き目も30%落ちるのだろうけど、本体(私)が過ごしやすい方が良いでしょう。その分、音楽活動出来れば、それに越したことはありません。免疫力もアップしそうじゃありませんか?

2. 抗がん剤お休み期間ならLIVEの予定入れられるんじゃね!?

3月1日、2日の2日間、(抗がん剤内服薬、服用期間にも関わらず)全力出し切ったのに、その後も、ぶっ倒れるような事はなく、ふつうに、いや、むしろ元気に過ごせています。
この調子なら、LIVEの予定入れられそう!

実は、すでに1本、入れてあるのだけど

(とりあえず的に作ったフライヤー画像ですが、フライング公開)

これは仲間たちに手伝ってもらって、ゆるりと楽しくやる感じのパブタイムなのですが、どるしゃあのワンマンも本格的に出来るんじゃないかしら?と、しゃあみんに相談の上、Goodstock Tokyoに連絡しちゃいました!!
で、ワンマン開催決定です!詳細は追って発表しますが、ワンマンのみならず、凄い企画も進行中!!

いや~、なんだか、驚きの展開、驚きのスピード感で、わくわくが止まりません。
カツミさんからパワーを授けていただき、道を指し示していただいたような、そんな感覚。
感謝!ありがとう!

アトリエよぎの樋詰司と薫にも、本当に感謝しています。
癌になってからも、体調に合わせて演奏出来る場所があり、自分自身の音楽との向き合い方や、その時その時のポテンシャルを測る事が出来たのは、本当にありがたい。そしてそこで過ごす時間のかけがえのなさ。感謝しかありません。ありがとう。

2023年、どるたんソロLIVE終了後の、左からつかさ、どるたん、薫


ただね、抗がん剤は体に蓄積するという事なので、安心は出来ないけど、きっと大丈夫!
油断せず、しっかりケアしていきますので。

という事で、みなさまお楽しみに!

『坂本カツミを想う会』2days-day2

3月1日、2日の2日間にわたって、青梅 アトリエよぎで行われた『坂本カツミを想う会』に参加してきました。
今日は、その2日目。3月2日の(極めて個人的な)話を

前夜、どるたん+しゃあみん with 四人いる で「悪魔を憐れむ歌」(日本語版)をぶちかました後、そそくさとやり逃げするように会場を後にした私。
(ブログ『坂本カツミを想う会』2days-day1参照)
本当は最後まで見届け、なんならその後も居たかったのだけど……


『坂本カツミを想う会』2日目は10時にオープンという事で、10時少し前に家を出る。
きっと四人いるのメンバーとなほちゃん(森山良子さんの娘)は、よぎに泊りだろうなと思いつつ。

よぎに着くと、店の前でメンバーとなほちゃんに遭遇。やはり思った通りの展開になっていたようで、朝4時頃まで語り明かしたそうな。私も元気な頃なら絶対一緒にいたと思うので、ちょっぴり悔しく寂しい。
なほちゃんとは、4回ぐらい顔を合わせているのだけど、やっとふつうに会話できるようになりました。人見知りですまん。

店に入ると、なんと私より早くK峰さんが来ているではありませんか。
K峰さんは、川越で知り合い、その後、Goodstock Tokyoなどにもどるしゃあを観に来てくれる方。
四人いるのライヴにもあしげく通っていた方。

午前中は特に演者さんがいるわけでもなく、四人いるのメンバー、なほちゃん、私で、なんとなく適当なセッションをしたりなんだり。
四人いるメンバーは、なぜかアメリカの「金色の髪の少女」を、朝から練習していたようで、歌詞はともかく演奏はかなり形になっていて、私も適当にコーラスで参加したり、ストーンズの「悲しみのアンジー」を歌わせてもらったりなんだり。
「金色の髪の少女」ちゃんと仕上げようよ。本気モードで一緒にやりたいな。

その後、ナックルヘッドや煩悩頭のカズ、福生UZUのエリコママ、ジャックさんなどなど、知り合いがぞくぞく訪れる。

昼間のうちは、ほぼ私と四人いるメンバーであれこれ演奏していました。
「放っておくと、死ぬまで歌い続けるから、適当なところで止めて下さい」とアナウンスしていたのだけど誰も止めてくれなかったので。(なんかすまん)

やった曲は、今、思い出せるだけでも


「Don’t Think Twice, It’s All Right」(Bob Dylan)
「Forever Young」(Bob Dylan)
「I Shall be Released」(Bob Dylan & The Band)
「春のからっ風」(泉谷しげる)
「春だったね」(吉田拓郎)
「男達のメロディー」(SHOGUN)
「襟裳岬」(森進一)
「チェリー」(スピッツ)
「雨上がりの夜空に」(RCサクセション)
「My Way」(Sid Vicious風?)
「Wish You Were Here」(Pink Floyd)
「トランジスタラジオ」(RCサクセション)

ほぼ全曲、四人いると一緒に演奏。

夕方から夜にかけては、演奏する方々が大勢くるのだろうと、本格的に盛り上がるのは夜だろうと、分かってはいたのですが、後ろ髪を弾かれる(弾かれる!?誤変換)思いで、17時前に会場を後にする私。

さすがに体力尽きたかも、って事で。

本当は最後まで居たかったのです。
みなさんの思いのこもった演奏を一緒に楽しみたかったのです。

(写真はアトリエよぎFBから拝借)


が、まあ、私の役目は、昼間の会場を温める事(と勝手に判断)。それなりに果たせたでしょうか?
カツミさんに届けたい歌を四人いると一緒に演奏出来た事、心から嬉しかった。

そして、この2日間を通して「演奏活動本格的に再開出来るかも!?」との手応えを得たのも本当に大きな事。
カツミさんがパワーを送ってくれたのかな。
今後、面白い展開もありそうです。

乞うご期待!てな事で。


『坂本カツミを想う会』2days-day1

3月1日、2日の2日間にわたって、青梅 アトリエよぎで行われた『坂本カツミを想う会』に参加してきました。

会場には、よぎの薫ママが描いた素敵な絵(上の画像参照)が掲げられ、カツミさん愛用のベースやシャツ、ベスト、帽子や、愛情たっぷりにコラージュされた写真達が展示され、それを見ているだけで、胸がつまるような気持ちにもなるのだけれど、そんな悲しい気持ちを超越して、愛に溢れた空間にいる事で感じる癒しのような、不思議な力も感じるのでした。

当初、私は3月2日の「何でもありday」のみ参加のつもりで、そこで何曲か歌わせてもらう予定でした。
が、どうしても「四人いる」のLiveを観たい、Liveに触れたい、そんな思いがつのり、急遽、3月1日も参加しました。

きっと同じ気持ちだった人がもう一人。
それは、どるたん+しゃあみんの相方、しゃあみん。
特に連絡を取り合う事もなく、それぞれの気持ちで参加。
会場で久しぶりの邂逅。
どるしゃあの2人が揃うのはいつ以来でしょうか。

どるたんの緊急入院により、昨年11月10日に予定していたGoodstock Tokyoでのワンマン公演が延期、11月17日の青梅宿アートフェスティヴァルにも出演出来なくなり、そのまま、活動休止状態になったので、もしかして顔を合わせるのは9月のAPIA40以来?ほぼ半年ぶりの再会って事!?

この日は、(きっと2人とも)演奏する気持ちはなく、四人いるのLIVEを堪能しつつカツミさんを想う、そんな気持ちでの参加。
でも「せっかく2人揃ったのだから、何か演りませんか?」との薫ママの計らいもあり、そう言われれば断れない、断らない2人。

四人いるの演奏の合間に、同じく会場に来ていたbookieのピアノ弾き語り、そしてどるしゃあも演奏する事になりました。

と言っても、自分で作った曲ですらコード進行を憶えられない私ですから、コード譜なしで出来る曲は超限られています。
って事で、選んだのは「悪魔を憐れむ歌」(日本語版)
一曲入魂
これなら打ち合わせなしでも出来るんじゃない?って事で、「四人いる」のメンバーも参加してドカンと一発!

どるしゃあ&四人いるの計6名(もちろんカツミさんも!)
これがね、バンド感半端ない!最高のグルーブ!!
何これ!?何このパワー!!?という渾身の一曲になりました。

なんだか、ずっと一緒にやっているバンドみたい。

この曲、絶対カツミさんも大好きだよね?
すごく喜んでくれたんじゃないかな?
なんて、勝手に思っています。

この機会を作ってくれたカツミさんに大感謝。

(『坂本カツミを想う会』2日目の報告ブログは改めて近日中に)