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空港に救急車が迎えに来ていた話

手術を終え一夜明けました。
というタイミングで公開される予定のこのブログですが、書いているのは手術前日の昼間です。

以前、「夢か現か」カテゴリーのブログに「ヘリコプターで家に帰る話」という夢の話を書きました。
帰国便の飛行機から降りると、空港までヘリコプターが迎えに来ていて、それに乗って家まで帰るという夢の話。

その中では「楽に家に帰れる方法を強く望んでいて、こういう形で夢になったのかも知れません。」という考察をしたのだけど、一昨日のブログ「16年周期説」の中で、イタリアのスキー場で骨折した話を書いた時に、思い出しました。このヘリコプターで家に帰る話とそっくりな出来事が実際にあった事を。

(ヘリコプターじゃなくて)救急車が成田空港滑走路近くまで迎えに来ていて、それに乗って、(家じゃなくて)埼玉県の某大学病院へ直行した事があるのです。

シチュエーション的に夢とかなり近い。

30年ほど前、イタリアのスキー場で右足下腿骨を2本とも開放骨折した私は、イタリアとスイスの国境の町ティラノの総合病院に入院。そこで2週間ほど基本的処置と経過観察をして、手術は日本に帰国してから行う事に。

※この事故からのティラノの病院でのあれこれもなかなか壮絶かつ面白いエピソードがあるので、そのうちブログに書くと思います。

さて2週間の入院を終えての帰国便。
足はがっちり固定されているので通常の席には座れません。
どうするのかというと、エコノミーの座席9席を使って、その上に板&マットでベッドを作り、そこに寝ていくという超特別誂え、特別待遇。

そうやって成田に着くと、車椅子でみなさんとは違うところからエレベーター的な物で空港のエプロンに降りる。するとそこには(民間の)救急車が待っていました。
入国手続きは、救急車のところでしたような……気がするけど……あまり憶えてない。
その救急車に乗せられ、高速道路をひた走り、私は埼玉県の某大学病院へと運ばれていったのです。

写真はイメージです(「民間救急らかん」さんのWEBサイトより)

この時のイメージが夢ではヘリコプターになったという気がしなくもないですね。
ヘリコプターで家に帰る話」参照


GPZ900Rを買った話

あなたは、夢の中で見た事を、目が醒めてからも現実だと思い続けていた事がありますか?

はじめに言っておきますが夢の話です。

遠い昔の話。
20歳代のある日、なじみのバイク屋さんから電話。
以前から頼んでおいたGPZ900Rの初期型、ニンジャカラー、フルノーマルで程度の良い物が、入ったという。金額を聞くと、がんばれば(何回かに分けて)支払えなくもない金額。

とにかく見に来いというので、Z400FX(従弟のバイク/従弟が乗っていなかったので借りて乗っていた)に跨って出かける。

ずーっと欲しかったバイク。しかも、この初期のカラーリングがたまらなく好き。
そして中古とは思えないきれいな車体。
実物を目の前にすると、断るという選択肢はなかった。

多少無理して短めのローンを組み、契約書類を書き、電話でのあれこれがあり、その日は帰宅。
ほどなくローンの審査が通ったむねの連絡があり、納車日が決まった。

納車日はバイク屋さんまで、ヘルメットを片手に歩いて出かけた。
納車整備を終えたGPZ900Rは、先日見た時よりもさらに輝いてみえる。

胸躍らせて晴れて自分の物となったGPZ900Rに跨る。
バイク屋さんにお礼を言い、その日は、軽く飯能から秩父方面へ向かうR299を流して帰宅。

当時の愛車、GPZ250、Z400FX(従弟の)と並べて家の前の駐車スペースに止める。

(GPZ250とZ400FXこれにGPZ900Rが加わった)

3台並んだKAWASAKIにご満悦で、しばらく3台のバイクを愛でる。

はじめに言ったとおりこれは夢の話です。

が、ここまでまったく夢とは気づいていません、あまりにもリアルで。
バイク屋さんとのやりとり、購入に至るまでの心もよう、買った後の高揚感、どれひとつとして夢の要素ゼロです。現実としか思えない。

その日は、高揚感でなかなか寝付けなかったけど、どうにか入眠(夢の中で)。

ちなみに、上の写真の2台は実際に当時乗っていたもの。

翌朝(ここからは現実)、「昨日買ったGPZ900Rで今日はどこを走ろうか?」みたいなワクワク感を持って、窓を開けると、駐車スペースに止まっているのは、GPZ250とZ400FXだけ!
昨日買ったGPZ900Rがない!!マジか!?盗まれた???

焦燥感の中、あれこれ考えて、警察に電話しようとした。
昨日もらった書類はどこに。
と、ツーリングバッグの中などをあさっている最中に、やっと、ほんのりとした違和感を覚え始める。

「あれ?オレ、本当にGPZ900Rを買ったのか?免許も持ってないのに??」
昨日の行動を思い出そうとするも、それは夢の中なのか、現実の事なのか、境界線がものすごく曖昧。

でも、よくよく考えてみると、やっぱり若干おかしい。書類もないし。
あれは全部夢の中の事で、実際には買ってないって事?

さっきまで本当に盗まれたと思って、警察に電話までしようとしていたのだが。
どうやら夢らしい。とやっと自覚。
なんだか体中から力が抜けて、へなへなと座り込んでしまった。


しかし、こんな夢を見るほどに欲しかったのですね、ニンジャカラーのGPZ900R。

余談ですが、上の写真に写っているZ400FXが、この少し後に実際に、家の前の駐車スペースから盗まれました。若干予知夢的?と言えなくもない。

ヘリコプターで家に帰る話

はじめに言っておきますが夢の話です。

今朝方、観た夢が、何度か観た憶えのある夢で、なおかつ起きてからも「これは夢だったか実際にあった事だったか」と、ぼんやりと考えてしまうタイプの夢でした。

起きた後の実感として「何度か観た憶え」があると思ったのですが、もしかしたら、夢の中で「この夢、何度か観た憶えがある」と思っていただけで実際に観るのは初めてかも知れません。
いや、でも、この夢(もしくはよく似た夢)は、何度か観てる気がする。

そういう夢がいくつかあるので、とりあえず新しいカテゴリー「夢か現か」を立ち上げてみました。
このカテゴリー、そんなに更新出来るとは思えませんが、まあ何か面白い夢を見たり、思い出したりしたら、更新する予定。


さて、ここからが本題。

今朝観た夢は、空港からヘリコプターで家に帰る夢。ただそれだけの夢。

(画像はイメージです)

その前段では、たぶん(なぜか)デンマークの山の中を彷徨ったりしているのですが、こちらはこちらで、よく似たタイプの夢を何度か観ています。
それは置いておいて、ヘリコプターの方を。

私の乗った飛行機が、天候不良かなんかで、成田空港に着陸出来ず、地方の空港へ着陸。
滑走路の端にヘリコプターが待機中。
どうやら私を待っていたらしい。
会社が手配したのか何なのか不思議に思いつつも、とりあえず言われるがままに乗り込む。
乗ってからパスポートコントロールを通ってない事に気付き、乗員に聞いてみると「問題ない」との事。
ヘリコプターは自衛隊や警察の物ではなく、旅客、観光用みたいな感じ。
時間的には夜の9時ぐらいか?

私の家のすぐ近くに降りられる場所があるので、そこまで行くとの事。
「そういえば調度ヘリポートみたいな空き地があったな」と納得する私。(実際には無い)

山間を走る高速道路を上空から眺める。
高速道路に沿うように飛ぶヘリコプター。
なんとなくモノクロの映像のように感じる。

この映像にすごく既視感があります。
上から見るモノクロームの高速道路。
小さな車、ヘッドライトの灯、高速道路の灯は少な目。

ほどなく空の旅は終わり、自宅近くに着陸。
ものすごく楽ちんな帰宅。

料金の事とか、パスポートコントロール、税関の事とか、色々気になりつつも、問題ないらしい。

ちなみに夢の中の私は、30代、海外へよく出かけていた頃の私。

特に、オチも何もない夢なので、起きてからも、なんとなく本当にあった出来事のような感覚を持ちつつも、おかしい事だらけなので、夢なのだろうと納得。
でも、本当にヘリコプターで帰った事はあったような気がする、ような気がする(わざと繰り返してます)ので、色々思い返してみるのだけど、やっぱり実際にはそんな経験はない、と思う。

無理矢理に考察するならば、当時の私は、海外からの帰り、成田空港から家までの移動が本当にめんどくさくて、帰国便の中で「入間基地に降りてくれないかな」「ちょっと機長に頼んでみようかな」(それはハイジャック!)とか、バカな事ばかり考えていたので、楽に家に帰る方法を強く望んでいて、こういう形で夢になったのかも知れません。

この夢、何度も観ているような、とても既視感のある夢なのです。