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2025年3月後半に観た映画

今日から4月!という事で、半月に一度の恒例「観た映画」3月後半編を。相変わらず観た映画は少なめだけど、今期は10本観ている。久しぶりの2桁かも。☆5つが『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』『テイキング・サイド ヒトラーに翻弄された指揮者』『オーレリ・デュポン 輝ける一瞬に』の3本でした!

2025年3月後半に観た映画

☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。


17日『モスラ』[1961](Amazon)☆☆

『モスラ』
『モスラ』

1961年、私が生まれた年に公開という事で、もちろんその時には観ていないのだけど、小学生の頃、劇場で観た記憶がある。リバイバル公開だったのか何なのか?その後、TV放映時に何度か観ているのだけど、久しぶりに観て感じたのは、とても丁寧に作られた映画だという事。特撮だけじゃなく、ドラマ部分にしても。また、音楽が伊福部昭ではなく、古関裕而だという点も、この映画には実にマッチしていて世界観を作り出している。久しぶりに観て大いに感動しました。


20日『あんのこと』(Amazon)☆☆

『あんのこと』
『あんのこと』

ものすごくヘヴィーな環境で生きてきた少女、立ち直るきっかけを得たと思うと、また引き摺り戻され、結局は・・・という話で、色々ときついのだけど引き込まれるように観た。河合優実の演技はとてもリアルで痛々しい。佐藤二朗は苦手な役者なんだけど、この役でも、汚らしいたばこの吸い方、吸殻を道に捨て唾を吐くさまを観るのが嫌で嫌で、映るたびに目を背けたくなりました。


21日『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』(Amazon)☆☆☆☆

『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』
『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』

モナコ公国、そしてグレース王妃(グレース・ケリー)には、かねてから興味があったので、面白く観る事が出来ました。フランスとの間に一触即発の事態が起こり、グレースの機知によって事態が大きく変化する。そんな事があったとは。平和的な外交ってこういう事だよなぁ
そして、ニコール・キッドマンすごい役者です。


22日『やがて海へと届く』Amazon)☆☆☆☆

『やがて海へと届く』
『やがて海へと届く』

ちょうど1年前に観ているのだけど、いい具合に忘れていて、それなりに楽しめた。1年前と同じ感想なので、以下コピペ!
岸井ゆきのと浜辺美波。最近よく見る人気女優2人が演じる愛にも近い友情物語。冒頭の抽象的アニメーション映像、後半に至るまでほとんど音楽らしい音楽もなく淡々と紡がれる話。その意味が後半一気に分かるというか伝わり心になだれ込んでくる。なるほど。


23日『ドント・ウォーリー・ダーリン』(Amazon)☆☆

『ドント・ウォーリー・ダーリン』
『ドント・ウォーリー・ダーリン』

『サンダーボルツ*』のエレーナ(フローレンス・ピュー)と『エターナルズ』のセルシ(ジェンマ・チェン)の絡みが観られるなんて!?と映画の本筋と全く関係ないところで高まってしまうMCU者ですまん。それはともかく面白い映画でした。砂漠の中にある夢の街、何不自由なく最高の暮らしが出来る共同体的な街、そんな街で暮らす夫婦。何かがおかしい、と気づくと・・・恐ろしい話ですが、本当にありそうで、余計恐ろしい。


24日『テイキング・サイド ヒトラーに翻弄された指揮者』(Amazon)☆☆☆☆☆

『テイキング・サイド ヒトラーに翻弄された指揮者』
『テイキング・サイド ヒトラーに翻弄された指揮者』

邦題にその名は出てこないが、フルトヴェングラーの話だろうと思って観ました。(正解!)
というのは、高校生の頃、朝日文庫から出ていた「人間フルトヴェングラー」という本を読んでいて、その時、色々な事を考えさせられたから。映画を観ていて、本の内容を思い出しました。「ドイツ人だから」ドイツに残ったフルトヴェングラー。戦後、アメリカから「ナチスの協力者」と烙印を押され、初めから「ナチスの協力者」に仕立て上げるための厳しい取り調べを受ける。実際にはナチスの協力者などではなく、ユダヤ人音楽家の亡命を手助けしたり、ナチスを直接批判したりもしてきたのに。高圧的に取り調べをする「アメリカの正義」を妄信する軍人、本当に腐っている。やってることは、ナチスと同じだよ。ラストシーンに戦時中ナチスの前で演奏したフルトヴェングラーの当時の映像が出てくるのだけど、演奏後のフルトヴェングラーの表情と仕草に涙が出た。


25日『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』(Amazon)☆☆

『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』
『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』

前作『ゴーストバスターズ/アフターライフ』が、とても良かったので、期待値MAX状態で観たせいか、前作ほどは高まりませんでした。とはいえ、話的には面白かったし、ラストに至る全員集合感と家族の絆構築感には、とても高まりました。そしてMCU者としては『アントマン』(ポール・ラッド)と『エターナルズ』のキンゴ(クメイル・ナンジアニ)の共演に無駄に高まるのでした。


31日『劇場版 鉄腕アトム 宇宙の勇者』(TV)☆☆☆☆

『劇場版 鉄腕アトム 宇宙の勇者』
『劇場版 鉄腕アトム 宇宙の勇者』

これは、昨年Amazon Prime Videoでモノクロ(一部カラー)版を観ているのだけど、AIにより全編着色したフルカラー版が放映されるというので、録画して観る事に。
あまりの鮮明な画像におののく。まったく違う世界と感じるほどに。

映画の内容としては、昨年観たものと同じなので、以下、その時の投稿を丸っとコピペ!

1964年公開の『劇場版 鉄腕アトム』、当時3歳なので内容は憶えていない(と思っていた)のだけど、これは劇場で観ているはず。というのは、幼児期から小学校低学年までに公開された子供向けの映画はほとんど全て映画館に連れて行ってもらっていたから。そして、この映画のパンフレットを持っていたから。長い事家にあったのでよく憶えている。内容も実はけっこう憶えていた。ただそれはTV版の再放送やコミック版の印象が混ざっているのかも知れないのだが、この映画、モノクロではじまり、中盤のパートがフルカラーになる。その時の驚きを今回再体験して鮮明に思い出したのだ。カラーで動くアトムを観たのはあの時が初めてで、ものすごく驚いた3歳時の感覚が残っていたのだ。そのことに驚いた。


31日『オーレリ・デュポン 輝ける一瞬に』(Amazon)☆☆

『オーレリ・デュポン 輝ける一瞬に』
『オーレリ・デュポン 輝ける一瞬に』

パリ、オペラ座のバレリーナ、オーレリー・デュポンのドキュメンタリー映画。オーレリー・デュポンという人の事は、少しだけ知っていて興味があったので鑑賞。10代でのデビュー~妊娠出産を経て復帰、という辺りを主に描いているのだけど、余計な情報は一切なく、ほぼ練習風景、本番、とバレエに焦点を絞っている印象。誰の子供をどういう経緯で妊娠したのかなど、一切描かれていません。ただそれが、音楽好きとしてはすごく好印象で、練習から本番と、数々の音楽が流れ続けているわけで、これは何度でも観られる映画。バレエの世界を描いた映画を、これほど楽しめるのって、子供の頃から読んでいた数々のバレエ・マンガのおかげかも。


31日『Maiko ふたたびの白鳥』(Amazon)☆☆

『Maiko ふたたびの白鳥』
『Maiko ふたたびの白鳥』

オーレリー・デュポンの映画があまりにも良くて、もう少しバレエの世界を描いた映画を観たくなりAmazon Prime Videoが薦めてきた映画の中から一つ選んで鑑賞。
「19歳でノルウェー国立バレエ団に入団。25歳で同バレエ団東洋人初のプリンシパルとなった西野麻衣子」(Amazon Prime Videoより抜粋)のドキュメンタリー映画。この人の事はニュース番組か何かで、存在だけは知っていました。それ以外は何も知らずに観たので「ふたたびの白鳥」という事は、ケガからの復帰か何かかと思っていたら、オーレリー・デュポンと同じく妊娠~出産からの復帰でした。偶然とはいえ、面白い一致。こちらはいかにもドキュメンタリーらしいドキュメンタリー映画。妊娠、出産を経ての体の変化、子育てもある中での、復帰、いきなりの「白鳥の湖」主演。すさまじき執念。本人曰くクレイジーバレリーナ。納得です。


これまでの「観た映画リスト」です

2024年7月前半に観た映画

7月前半が終了。映画館で見逃していて、とても観たかった『丘の上の本屋さん』がいつの間にかAmazon Prime Video見放題で観られるようになっていた。(いつ来たの?)そして思った通り最高に良かった。イタリアの田舎町でゆっくりと過ごしたいという気持ちが大きくなる。『キングダム』はやっぱり面白い。最新作映画館で観たいなぁ・・・


☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。


2024年7月前半に観た映画
2024年7月前半に観た映画

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