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2025年3月前半に観た映画

今日から3月!という事で、半月に一度の恒例「観た映画」2月後半編を。この期間ちょっと色々あって観た映画はかなり少なめ。観ているドラマとアニメの本数が多めなのも一因か。

2025年3月前半に観た映画

☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。


3日『マダム・ウェブ』(Amazon)☆☆

『マダム・ウェブ』
『マダム・ウェブ』

あまり評判良くないようなのだけど、割と楽しめた。原作を知らないので楽しめたのかも。3人の少女の事とか、あまり語り切れていない点はいなめないけど、この3人の少女の今後など見てみたいので、つづきがあれば良いのだけれど、難しそうですね。ヴェノムやこの子たちは、MCUにも登場して欲しいのだけど、無理かしら?


5日『駒田蒸留所へようこそ』(Amazon)☆☆

『駒田蒸留所へようこそ』

これはシネマネコでやっていた時に観に行きたかったのだけど、行けなかったやつ。思った通り面白かった。ネットメディアの新人ライターが、前半、最低の奴だったのだけど、蒸留所の取材を続けるうちに徐々に育っていく。私が上司だったら初日でくびにしていると思う。育てる事の大切さも学びました。って、もうこの先の人生、そういう機会もないだろうけど。


9日『いきもののきろく』(映画館)☆☆

『いきもののきろく』
『いきもののきろく』

この映画に関しては、色々とブログに書きましたので、そちらを参照してください。しかし、映画に関係ない事もたくさん出てくるので要注意。

映画『いきもののきろく』関連ブログ


12日『ザ・フラッシュ』Amazon)☆☆

『ザ・フラッシュ』
『ザ・フラッシュ』

これは、『マダム・ウェブ』とは逆に評価高めの作品なんだけど、全然楽しめませんでした。まあ、元々DC作品との相性が良くないのもあるけど、エズラ・ミラー演じるフラッシュというキャラクターが全く好きになれない事もある。バットマン、ワンダーウーマン、スーパーガールなど色々と出てくるけれど、あまり必然性も感じないし、タイム・リープによる過去の改変からの展開も今ひとつ。


13日『私にふさわしいホテル』(Amazon)☆☆

『私にふさわしいホテル』
『私にふさわしいホテル』

山の上ホテルを舞台にした作品という事で、楽しみにしていたのだけれど、ホテル自体は最初と最後ぐらいしか出てきませんでした。ホテルを舞台にした文豪あこがれ新人女流作家のちょっと良い話的なものを想像していたら、まったく違って破天荒なドタバタ劇でした。だがそれもまた良し。こういう役はのんじゃなければ出来ないなと感心。橋本愛の登場に高まる。高石あかりもまた良き。楽しめました。


14日『アルプススタンドのはしの方』(Amazon)☆☆

『アルプススタンドのはしの方』
『アルプススタンドのはしの方』

甲子園を舞台にしたものかと、思ったら、映し出されたのは、どう見ても地方球場。まずは、地区予選から描くのかと思えば、途中のセリフから、ここが甲子園のアルプススタンドだと見立てている事を理解する。そのセリフのやりとりが舞台劇のようだな、と思って後で調べたら、実際に元は舞台劇だったらしい。舞台劇ならば「アルプススタンドの見立て」は、問題ないのだけど、映画となると話が違う。どう見ても甲子園のアルプススタンドには見えないので、今一つ、話に入り込めずに終わる。甲子園球場の使用許可がおりずにこういう形になったようだけど、残念過ぎる。


15日『ジョン・レノン、ニューヨーク』(Amazon)☆☆

『ジョン・レノン、ニューヨーク』
『ジョン・レノン、ニューヨーク』

オープニングが「I’m Steping Out」のセッションテイクからはじまり、そこにかぶさるヨーコをはじめとした人たちの言葉がまた良い。そこからタイトルバックに「New York City」と、この始まり方だけ観て、このドキュメンタリー映画が、信頼に足るものだと確信した。
この後も数々の貴重な曲が流れるのだけれど、それは決して時系列にそったものではなく、ここでこの曲が流れるという必然性に、何度も涙した。特に「Mind Games」、そしてJohn がニューヨークを離れた「失われた週末」時代のポールとの写真にも涙。もちろん、ジョンとニューヨークの最期の瞬間を知っているので、その時をたまらない気持ちで観る事になる。ジョンとヨーコがニューヨークを愛していたのはよく分かるのだけど、この最期が来ると分かっていたのならば、日本で、東京と軽井沢の二拠点生活でもしていてくれたら良かった、などとつい考えてしまった。とにかく何度も涙しました。ふだん心の奥にしまってある感情が呼び覚まされてたまらない気持ちになった。最後、タイトルバックに流れるのが、大好きな曲「Watching The Wheels」の弾き語りヴァージョンだったのもたまらん。とにかく選曲、構成、最高。


これまでの「観た映画リスト」です

2025年2月後半に観た映画

今日から3月!という事で、半月に一度の恒例「観た映画」2月後半編を。この期間ちょっと色々あって観た映画はかなり少なめ。観ているドラマとアニメの本数が多めなのも一因か。

2025年2月後半に観た映画

☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。


21日『トールキン 旅のはじまり』(Amazon)☆☆

『トールキン 旅のはじまり』
『トールキン 旅のはじまり』

「指輪物語」の作者、トールキンの伝記映画。アメリカ制作の映画だけど、舞台はイギリスで、風景の瑞々しさ、美しさから、人物のセンスなどすべてがイギリス的。友人たちとの実り多き学生時代~戦争への従軍、友人たちの死を経て、トールキンが紡ぎ出した物語の芯の部分に触れるような感覚がある。とても面白く良い映画でした。


22日『美女と野獣』(NHK総合)☆

『美女と野獣』
『美女と野獣』

たまたまTVでやっていたので、吹き替えで数10年ぶりに観た。観ている時にはさほど気にならなかったのだけど、終わった後に、TVで英語版の音楽を流していて、それを聴いてしまうとレベルの差に愕然。まったくの別物と考えた方がいいかも。歌のうまさとか、表現力とかじゃなくて、もっと別の何かが根本的に違う。


23日『呪呪呪/死者をあやつるもの』Amazon)☆☆

『呪呪呪/死者をあやつるもの』
『呪呪呪/死者をあやつるもの』

ホラー的な題材なのだけど、エンタメ要素満載で楽しめた。韓国はこういう映画を作らせると本当にうまいと思う。そして主演のジャーナリスト役と呪術師役の女優がとても良い。特に呪術師役のチョン・ジソは、『パラサイト 半地下の家族』以後、注目しているので、活躍が見られて嬉しかった。『パラサイト』と雰囲気が全然違って、はじめ気づかなかったのだけど。


26日『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(Amazon)☆☆

『ジョン・ウィック:コンセクエンス』
『ジョン・ウィック:コンセクエンス』

この手の映画って、だんだん大掛かりになって、戦闘シーンが多くなっていきがちなのだけど、これもまた、その轍を踏んでいる。戦闘系アクションシーンが長すぎて疲れるし、周りを巻き込み過ぎ、そして長過ぎ。90分ぐらいでサクっと楽しみたい。無駄なエピソードが多過ぎ。大阪のシーンなんか全部いらないと思う。のだけど、ポスクレを見ると「そこ、つづくの?」となる。つづきがあっても、別に観なくてもいいかな。


27日『グリーンランド 』(Amazon)☆☆

『グリーンランド 』
『グリーンランド 』

いかにもディザスター映画的な、よくありがちなディザスター映画。ふつうに楽しめたけど、終末を前にした人間の醜さを見ると気持ちが滅入る。しっかりとほぼほぼ地球全体が滅亡状態になる点は嫌いじゃない。この映画でのモリーナ・バッカリン(の役)は嫌い、というか苦手なタイプ。



これまでの「観た映画リスト」です

2025年2月前半に観た映画

2月も前半が終わり。この期間で『ハリー・ポッターシ』リーズをやっと全部観終えました。久しぶりに映画館にも行きました。今回は娯楽系の作品ばかり。

2025年2月前半に観た映画
2025年2月前半に観た映画

☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。


2日『ドリーム・ホース』(Amazon)☆☆☆☆

『ドリーム・ホース』
『ドリーム・ホース』

ウェールズの小さな村で単調な日々を送る主婦が、その日々からの脱却を夢見て競走馬を育てる実話を元にした映画。村人たちから共同馬主を募り、レースへ出場。とても面白かった。目先のお金を求める共同馬主たちとの対立や、馬のケガなどを乗り越えて・・・良い話。ただ厩舎に預けてからの調教などの様子はほぼ描かれていなくて、そういう面も観たかった気はする、けれど、主婦と村人たちの心と暮らしの変化に焦点を当てた映画なので、これで良いのだ。


3日『ゴジラ-1.0』(Amazon)☆☆

『ゴジラ-1.0』
『ゴジラ-1.0』

モノクロ版を含めて、3度目の鑑賞。しっかり憶えているのだけれど、また観たくなってしまい、改めて感動した。「生きる」という事を大事にしている所が特に好き。


4日『ロード・オブ・モンスターズ 地上最大の決戦』Amazon)☆☆

『ロード・オブ・モンスターズ 地上最大の決戦』
『ロード・オブ・モンスターズ 地上最大の決戦』

上の迫力ある画像は大いに偽りありだし、評価も低めのパチモン怪獣映画で、目を背けたくなるほどおそまつな特撮シーンもあるけれど、低予算でがんばって作った感は評価したい。それと、話としてけっこう面白かった。冷戦時代に米ソが極秘で打ち上げた宇宙船に乗せられたチンパンジーの帰還からの…というアイディアも悪くない。


7日『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(Amazon)☆☆

『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』

ハリー・ポッター4作目、ここまで映画館で観ていたつもりだったけど、知らないシーンや展開が多過ぎて観ていない可能性高め。1,2作目あたりは子供が楽しめるような映画だったけど、前作あたりから、恐ろしい表現や重要人物の死などダーク色強めになってきた。そこが好き。だけど、子供はトラウマになりそうな気もする。


8日『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 』(Amazon)☆☆☆

『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 』
『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 』

ハリー・ポッターを全部観る!と決めてからなかなか捗らなかったのだけど、前作から一気にスイッチON状態に。ダーク系になってからの展開や、画面の色調などすごく好き。「不死鳥の騎士団」の成り立ち~継承も良き。


9日『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(Amazon)☆☆☆

『ハリー・ポッターと謎のプリンス』
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』

ヴォルデモートとの戦いもいよいよ最終局面へと進んでいく今作。一作一作の独立性はなく、すべて前作からの続きという感じなので、劇場公開時に(一作ずつ時間を置いて)観るよりも、配信でまとめて観る事が出来て良かった。


11日『ハリー・ポッターと死の秘宝 Part1(Amazon)☆☆☆

『ハリー・ポッターと死の秘宝 Part1』
『ハリー・ポッターと死の秘宝 Part1』

いよいよ最終章その1、それにしても、大事なものを守るためには、結局戦い、殺し合いになるしかないのかな。ここに至るまでに、どれだけ大切な人たちが死んだのか…子供が無邪気に楽しめる映画ではなくなってしまった。私は好きだけど。


12日『ハリー・ポッターと死の秘宝 Part2(Amazon)☆☆☆

『ハリー・ポッターと死の秘宝 Part2』
『ハリー・ポッターと死の秘宝 Part2』

ついに最後まで観た!シリーズはじめのうちは今一つ馴染めなかったのだけど、後半は、ぐいぐい引き込まれるように見終えました。「不死鳥の騎士団」あたりで、ネビルは重要な働きをするのでは?と思っていたけど、やはり!面白かった。でも殺し合いはつらい。


14日『ヴァチカンのエクソシスト』(Amazon)☆☆☆

『ヴァチカンのエクソシスト』
『ヴァチカンのエクソシスト』

2度目の鑑賞。ちょうどよい感じで忘れていたので、初回鑑賞時と同じように楽しめた。そして、2度目でかなり記憶に定着したと思う。そうそう、アメリカからスペインの修道院を修復に来た家族の子供が取り憑かれるのだ、とか、スペインの神父が頼りなさそうだったのだけど、とか。今後、続編が作られるなら、バディものとしても楽しめそう。


14日『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』(映画館)☆☆

『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』

公開初日に観に行って来ました!しかし、まだ観ていない人のために感想を書くのはやめておきます。


これまでの「観た映画リスト」です

2025年1月後半に観た映画

2025年、今日から2月。寒い時期は活動控えめという事で、この期間は割と自宅、配信での映画鑑賞が進みました。久しぶりに10本超えた!

2025年1月後半に観た映画
2025年1月後半に観た映画

☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。


16日『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(Amazon)☆☆☆☆

『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』
『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』

4作目か5作目までは劇場公開時に観ていたハリー・ポッター。しかし、私は当時あまり嵌らなかった。が、シリーズ最後まで観ていない事もあり、とりあえず一作目から全部観てみよう、と昨年思い立った。けれどもなかなか進まず、やっと3作目。公開時に観て以来の鑑賞になるはずなのに、思いのほか細かい所まで憶えていて驚く。当時観た時よりも面白かったかも。


17日『いきもののきろく』(ネット試写)☆☆

『いきもののきろく』
『いきもののきろく』

この映画の事は、2回にわたってブログに書きましたので、ぜひそちらを読んで下さい。
寄り添う力(映画『いきもののきろく』を観て)
勝手にあれこれ考えた(映画『いきもののきろく』を観て2)


18日『アリス・スウィート・アリス』Amazon)☆☆☆☆

『アリス・スウィート・アリス』
『アリス・スウィート・アリス』

かわいらしく母親や母親とつきあっている?神父からの愛情を独占している妹に嫉妬を抱く姉アリス。アリスの精神は捻じれていく。ある日、妹が殺され、さらにアリスの家庭周辺での殺人事件が続く。という内容なのだけど、早々に殺される妹(ブルック・シールズ!)を除くアリス周辺の人間がみな気持ち悪い。特に神父。そして教会内のシステム(懺悔とか聖体拝領とか)や人間関係も全部気持ち悪い。逆にアリスだけがまともに見えてしまうほどに。


19日『晴れたらいいね』(Amazon)☆☆

『晴れたらいいね』

これはテレ東制作の2時間テレビドラマでしたが、まあ、準映画枠で取り上げます。見る前は、過去(戦時中)の出来事と現在の出来事が、どこかでリンクするような話かと思ったら、タイムリープ?いや心だけが過去の人間に入ってしまう話でした。ありがちな展開とは思ったけど、過去と現在がとてもうまく処理されていて、それなりに感動しました。


21日『マイ・スパイ』(Amazon)☆☆☆☆☆

『マイ・スパイ』
『マイ・スパイ』

2作目のイタリアが舞台の話を観たくて、まずは1作目からと観てみました。冒頭のシーンから、ラストシーンまで面白かった。話の組み立ても見事。実戦派の元軍人スパイが、現場で大立ち回りをして大失敗、ある母娘を隠れて監視するだけの閑職に、しかしすぐに娘に発見されて・・・その後の展開もとても面白く、娘ソフィのキャラクターが実にいかしている。


21日『マイ・スパイ2 永遠の都へ行く』(Amazon)☆☆☆

『マイ・スパイ2 永遠の都へ行く』
『マイ・スパイ2 永遠の都へ行く』

1作目がかなり面白く、2作目はイタリアが舞台という事で期待しすぎたのがいけなかったか、若干期待外れ。まあ、ふつうに面白かったし、ヴェネツィア、フィレンツェ、ローマなどイタリアの風景は楽しめたので全然OKなんだけど。あとはやっぱりソフィが大きくなっちゃったから、子供ならではの面白さがなくなったのも大きいかな。


25日『アベンジャーズ』(Disney+)☆☆☆☆☆

『アベンジャーズ』
『アベンジャーズ』

何度目かの鑑賞になるのだけど、何度観ても楽しめる、というか観るほどに深く楽しめる映画。これほどの主役キャラを集めて、全員のバックグラウンドや心情をしっかりと描く力に感服する。神話世界のソーとロキの物語、暗い過去を持つナターシャ、など全く違う世界で生きてきた者たちの邂逅。細かいことをもっと色々書きたくなってしまうなぁ、そのうちちゃんと書こう。
そしてやっぱり私はトニーが好きでスティーブは苦手。


26日『乱歩の幻影』(Abema)☆☆

『乱歩の幻影』

話としては、まあ面白いとは思ったし、ラストの落としどころも悪くないのだけど、高橋克典ほかしっかりとした俳優達と他の出演者のレベルが違い過ぎて、どうにも話に入り込めない。浅草オペラの安っぽい再現もいただけない、服装、髪型など最近の若者風でげんなり。そして音楽が昭和モダン風のものを狙っているのだろうけど、音楽も歌も陳腐。とマイナス点が多すぎた、好きな題材だけに残念。


29日『アイアンマン3』(Disney+)☆☆☆☆☆

『アイアンマン3』
『アイアンマン3』

『アベンジャーズ』からの流れで、公開順にこれを鑑賞。これはあまり観てなくてたぶん2度目の鑑賞だけど、こんなに面白かったかしら!?前後の色々、特に『アベンジャーズ』を観てすぐだったので、エピソードが新鮮だったこともあるけど、MCU1作目『アイアンマン』から『シャン・チー』などへも繋がるエピソードもあり、トニーのPTSD?発症という弱さがまた良いし、トニーを助ける少年も良い。この少年、後に一度だけMCU映画に一瞬出てくる(胸熱!)のだけど、今後の登場を期待します。


30日『パーフェクト・リベンジ』(Amazon)☆☆☆

『パーフェクト・リベンジ』
『パーフェクト・リベンジ』

NYからスペインへ出張中の銀行マン。ホテルから繋いだアダルトチャットで知り合った女性との一夜のアバンチュール。のつもりが・・・翌日、彼女からチャットを通じてSOS、画面の向こうでは、ギャング的な男たちが彼女に暴行を、さてどうする!って話。画面越しに何もできないもどかしさや焦り、それでも必死に行動しようとする若干無鉄砲な正義感とか、ピンチを切り抜ける能力とか、色々と伝わってくるものがありました。ラストもまあ良い感じ。しかし『パーフェクト・リベンジ』という邦題は内容と合ってないと思う。


31日『八犬伝』(Amazon)☆☆☆☆

『八犬伝』
『八犬伝』

面白そうだと思っていたけど、想像以上に面白く文句なしに楽しめた。感動した。八犬伝の物語映画としても楽しめたし、曲亭馬琴物語としても楽しめた、そしてその2つの物語の完結していく様に涙した。役者の力の大きさにも感嘆。馬琴の家族、そして北斎、それぞれの思いが表情や仕草のひとつひとつから伝わってくる。特に役所広司のすごさたるや。表情のアップだけですべてが伝わり涙が止まらなかった。


これまでの「観た映画リスト」です

2025年1月前半に観た映画

2025年、初の「観た映画」という事は、2025年の1月が半分終わったという事。今年もあっという間に終わってしまうのか、と思わずにいられない。いやはや。この期間に観た映画は5本だけでした。が、付け足し、準映画枠で連続ドラマ『贖罪』を取り上げました。

2025年1月前半に観た映画

☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。


1日『デッドプール&ウルヴァリン』(Disney+)☆☆☆☆

『デッドプール&ウルヴァリン』
『デッドプール&ウルヴァリン』

元日早々に観る映画がこれでいいのか?と自問自答しつつ、しっかり楽しみました。これでいいのだ!劇場公開初日に観て以来2度目の鑑賞。マルチバース問題をうまく処理していたと思うし、マルチバースならではの夢の競演を観る事も出来たけど、やはりマルチバースにはちょっと懐疑的な気持ちがあるのも事実。


3日『すずめの戸締り』(Amazon)☆☆

『すずめの戸締り』
『すずめの戸締り』

ふつうに良い映画だな、というスタンスで観ていたところ、油断したのかラスト直前で号泣。この監督の作品、古い習わしや祭り行事と、自然現象、そして超自然現象を物語に組み込むのが本当にうまいと感心。そのどれもが大好きなものなので、毎回、惹きこまれます。


6日『白頭山大噴火』Amazon)☆☆

『白頭山大噴火』
『白頭山大噴火』

まあ、面白いんだけど、都合が良すぎるというか、なんというか、う~ん、エンタメだからこれで良いのか?深く考えなくて良いのか?考えずに楽しめば良いのか?と、色々考えがちな私はついつい考えてしまうのでした。


7日『ブラック・ウィドウ』(Disney+)☆☆

『ブラック・ウィドウ』
『ブラック・ウィドウ』

久しぶりに観返してみて、これまで以上に面白く観る事が出来たので、単独でブログに書いてみました。「久しぶりに『ブラック・ウィドウ』を観直した


8日『シャザム!〜神々の怒り〜』(Amazon)☆☆☆

『シャザム!〜神々の怒り〜』
『シャザム!〜神々の怒り〜』

DC映画には苦手なものが多いのだけど、これはまあまあ楽しめた。けど、特に記すべき感想は何も湧いてこない。というかあまり思い出せない。観たばかりなのに。あれ?


「観た映画」は、以上5本でした、が、プラス準映画的扱いで連続ドラマ『贖罪』を

1月11日~13日 『贖罪』(Amazon)☆☆☆

湊かなえ原作、黒沢清監督作品で、約1時間×5話で完結の連続ドラマ。3日間かけて観ました。
小学生の娘を殺された母親を小泉今日子。その事件を目撃した4人の同級生の15年後を、蒼井優、小池栄子、安藤サクラ、池脇千鶴が演じる。4人それぞれに罪の意識を抱えて生きてきた目撃者たち。それぞれの人生に消えない大きな影を落とす事件。小泉含め5人の女優達の表現力に惹きこまれたし、作者の物語を紡ぐ力にも感嘆した。心の闇を描く力。重く見応えのあるドラマでした。


これまでの「観た映画リスト」です

2024年12月後半に観た映画

2024年も残すところ今日と明日の2日間。いや、今日はあと数時間で終わるので、ほぼ明日を残すのみ。12月後半は予想した通り、あまりゆっくりと映画を観る時間をとれず5本のみ。今夜と明日も観られそうにないので、ちょっと早いけど「12月後半に観た映画」をまとめました。

2024年12月後半に観た映画
2024年12月後半に観た映画

☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。


20日『65/シックスティ・ファイブ』(Amazon)☆☆

『65/シックスティ・ファイブ』
『65/シックスティ・ファイブ』

2023年アメリカ映画。ある星の宇宙探査船が隕石群に衝突して墜落、生き残ったのはアダム・ドライバーが演じる乗組員と言葉の通じない少女の2人だけ。墜落した星は、恐竜時代の地球だった。というどこにでもありそうな話。数々の危機を乗り越えて地球脱出をはかる、それだけの話。つまらいというほどではないんだけど、ちょっと飽きた。


21日『百花』(Amazon)☆☆

『百花』
『百花』

ただただ暗い映画。どんなにつらい過去があったとしても、日常生活の中で少しは笑ったりすると思うのだけど、笑いはほぼほぼゼロ。最後になるほどね、と思うし、辛い記憶も違う角度から見ると変わってくるという若干の救いもあるのだけど、疲れた。


22日『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』(Amazon)☆☆

『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』
『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』

ふつうに楽しかったし、劇場版ならではのスケールの大きな話ではあるのだけれど、何も映画館で観なくても良いかな(映画館で観てないけど)と思ってしまった。元々TVアニメだし、スペシャル拡大版的な扱いで良いかと。


23日『黒いチューリップ』(Amazon)☆☆

『黒いチューリップ』
『黒いチューリップ』

1964年、アラン・ドロン主演のフランス映画。フランス革命前夜、貴族から金品を奪う義賊的ヒーロー「黒いチューリップ」、そしてその身代わりとなる弟をアラン・ドロンが一人二役で演じる。革命前の貴族の暮らし、庶民の暮らし、両方が描かれていて、興味深かった。アラン・ドロンの剣さばきの美しさ、馬の扱いのうまさに、驚き感動。


30日『テオレマ』(Amazon)☆

『テオレマ』
『テオレマ』

1968年、パゾリーニ監督のイタリア映画。富豪の大邸宅に入り込んだ不思議な性的魅力を持つ男に、富豪一家(召使いまでも)狂わされてゆく。まあ、面白いんだけど、描写がいちいち思わせぶり過ぎて、ちょっと引いた。例えば無言で顔面アップのシーンが何度かあり、それで何かを感じさせたいのだろうけど、表現できていない役者もいて、なんでもアップにすればいいってもんじゃない、と思った。



これまでの「観た映画リスト」です

2024年12月前半に観た映画

12月も前半が終了。2024年も残すところ半月足らずになりました。さて12月前半は何度か通院があり、15日にはLIVEがあり事前準備が大変だったわりには、それなりに映画を観る事も出来ました。なんとなく良いペースで生活できている実感。残り半月はちょっと慌ただしそうだけど、さてどうなるか。

2024年12月前半に観た映画
2024年12月前半に観た映画

☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。


3日『街は自衛する』(Amazon)☆☆

『街は自衛する』
『街は自衛する』

1951年イタリア映画。超満員のサッカー競技場の事務所に押し入り、売上金を強奪した4人の男。強盗は成功するのだが、その後の立ち回りがダメ過ぎて、あっという間にそれぞれ自滅してゆく。街が自衛したというよりも、自滅感が強いと思うのだけど、私の見方間違ってますかね?まあ、面白かった。


5日『狭霧の國』(Amazon)☆☆

『狭霧の國』
『狭霧の國』

この映画の事全然知らなくて、実写映画なのかと思って観始めたら、とてもリアルな人形劇で、背景の作り込みも美しく、惹きこまれるように観ました。人形の表情は変わらないのだけれど、それでも感情が伝わるような、ちょっと怖いぐらいの実存感。


6日『AKIRA』(YouTube)☆☆

『AKIRA』
『AKIRA』

YouTubeで無料公開していたので、何十年ぶりかで観ました。すごい映画なのは充分分かっていたのだけど、改めて観て、最後に向かって広げまくった風呂敷をしっかりたためる所に一番関心したかも。ここまでやると収拾がつかなくなるパターンも多いと思うのだけど、しっかりと納得できる着地点があるのがすごい。


7日『ゴジラの逆襲』(Amazon)

『ゴジラの逆襲』
『ゴジラの逆襲』

子どもの頃、この映画の存在を知ってから、(造形的に大好きなアンギラスの初登場作品という事もあり)長い事観たいと思い続けていた作品。実際に観たのは、割と近年。しかし、この映画、あまり印象に残っていないので、観直す事にした。印象に残らなかった要因としては、音楽の力がかなり大きいと思う。ゴジラやアンギラスの登場はヌルっとしているし、戦闘シーンの迫力もない。音楽だけではなく、音声による情報があまりにも少なく、淡々と映像だけが流れてゆく、そんな印象が強い。終わり方もそれでいいの?って感じ。


8日『シビル・ウォー アメリカ最後の日』(Amazon)☆

『シビル・ウォー アメリカ最後の日』
『シビル・ウォー アメリカ最後の日』

これに関しては単独でブログに取り上げたのでそちら(映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』)を読んでください。


11日『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(Amazon)☆☆☆☆

『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』
『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』

これ以前の3作は、(つまらなくはないんだけど)あまり嵌れなかったインディ・ジョーンズ。今作も期待しないで観た所、まあまあ面白かった。前半に出てくるネバダの核実験場のリアルかつシュールな描写。丁度前日にノーベル平和賞を受賞した被団協のスピーチを観たばかりのタイミングだったので、複雑な気持ちで観た。古代から近代現代に至る、謎や陰謀(クリスタルスカル、ナスカの地上絵、ロズウェル事件等々)を表面的ではあるけれど、うまい事話に盛り込んでいる所は佳き。


13日『怪物』(Amazon)☆☆☆☆

『怪物』
『怪物』

これは切なく哀しい映画でした。それを描き出す監督や役者さん達の地力をすごく感じたし、子役二人の力も、ものすごく大きい。同じシーンを何度か違う角度から見せていく事で、一方向から見ていただけでは分からない物が見えてくる。と同時に伏線回収の役割としてもうまい。一方向から見ただけの解釈で暴走すれば罪のない人を傷つけ、人生さえも奪ってしまう可能性がある。これはSNS社会への警鐘としても観る事が出来ると思う。


16日『劇場版 呪術廻戦 0』(Amazon)☆☆

『劇場版 呪術廻戦 0』
『劇場版 呪術廻戦 0』

一度観ているのだけど、Amazon Prime Videoの見放題配信が終了するようなので、再見。虎杖たちの1年先輩、乙骨憂太が主人公で虎杖たちが入学する前の話。なので虎杖たちは出てこない。とはいえ禪院真希、狗巻棘、パンダという魅力的な1つ上の先輩達が大活躍するし、京都校の人々も少しだけ登場するので充分楽しめる。途中「あれ?乙骨先輩って、リカちゃんの呪いが解けちゃったら呪力はどうなっちゃうんだっけ?」って思ったけど、それは家系的に強大な力があるという設定でした。忘れてた。というか、前回観た時に聞き逃していたのかも。再度観て良かった。



これまでの「観た映画リスト」です

2024年11月後半に観た映画

今日で11月が終わり。今年も残すところ、あと1か月になりました。2024年の「観た映画」もあと2回!
さて、この期間に観た映画は9本。ここのところずーっと少な目だったけど、やっと、それなりに落ち着いて映画を観るペースが戻ってきたかな?って感じです。


☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。


20日『エクソダス:神と王』(Amazon)☆☆

『エクソダス:神と王』
『エクソダス:神と王』

リドリー・スコット監督作品。観ているうちに「あれ?これってもしかしてモーゼの十戒?」と気づく。とはいえ、あの有名な海が割ける超常現象的シーンはなく、凄めの自然現象的な感じで処理されていて、それはそれで多少の現実感もあり良い見せ方。独裁、圧政、苦しむ民、さまよえる民族、今に至るまで変わらず続いている(ひどくなってさえいる)人の世の無情を感じつつも、楽しめました。


21日『ルックバック』(Amazon)☆☆

『ルックバック』
『ルックバック』

マンガ、絵を描く事に情熱を傾ける、対照的な性格を持つ2人の少女の物語。クリエーター周りですごく評価が高く、「泣いた」という話もよく聞いていたのだけど、涙腺緩めの私がなぜか泣かなかった。良い映画だとは思ったけど、私の生き方とはちょっと心の距離があったのかも知れない。また良いタイミングで観直したいと思った。


22日『線上のフェア・プレイ』(Amazon)☆☆☆

『線上のフェア・プレイ』

社会主義時代のチェコでの女子陸上選手の話。国家のため、自分の地位のため、勝手な大義をもって若く才能のある選手に違法薬物を注射する医師、コーチ。言うことを聞かざるをえない閉塞的な状況の中で、自分を貫くためにどう生きるか。見応えのある映画でした。


24日『TAR/ター』(Amazon)☆☆

『TAR/ター』
『TAR/ター』

これは公開時に劇場で観たかった。今更やっと初見。音楽の本質をとらえ音楽に敬意を抱き表現しようとするTAR。それは性癖や人種などすべての物を超えた確固たるものであって、インタビューや講義、南米への旅などを通じて、その思いは明かされているのだけれど、それを分からない者、本質が見えない者たちによって貶められてゆくTARにどうしても感情移入してしまう。ラスト近くに流れるバーンスタインの(公開リハ的な)レクチャービデオで泣きました。


25日『忍びの国』(Amazon)☆☆☆

『忍びの国』
『忍びの国』

ふつうに面白かったけど、伊賀者(というか忍び)って本当にこういう感じ(金さえもらえば仲間でも平気で殺すみたいな)だったのだろうか?話として面白いからいいんだけど。


26日『キネマの神様』(Amazon)☆☆

『キネマの神様』

なんだろうな、「良い映画でした」という気持ちもあるのだけど、なんだかモヤモヤする。色々と「好き」が詰まっているんですよ、ジュリーとか映画の現場とか映画館とか、でも、なんだか素直に喜べない。こんなんでいいの?感。これでいいのだ!と思う事が出来れば素直に感動したと思うのだけど、これでいいのだ!とは思えなかった。


27日『エターナルズ』(Disney+)☆

『エターナルズ』
『エターナルズ』

MCU映画の中では、かなり不人気らしいこの作品が私は大好きで、何度も観返しています。観るたびに理解度は深まり、好き度はましてゆく。なんで不人気なのかよく分からない。まあ、世間の評価と私の評価が乖離しているのはよくある事なので今更「なんで?」でもないのだけれど。つづきを予感させるポストクレジットシーンに関して今のところ全く動きがなくて、どうなることやら。


28日『ガス燈』(Amazon)☆☆

『ガス燈』
『ガス燈』

1944年のアメリカ映画。初見。こういう古い名画もいっぱい観たいのだけど、観たい映画がありすぎてなかなか手が出ない。アマプラが「おすすめホラー」ですすめてきたので「え?これホラーなの?」と観てみました。結論ホラーではなくて、心理サスペンス的な話で、面白かった。ポーラ(イングリッド・バーグマン)が、見るからに犯人のグレゴリー(シャルル・ボワイエ)と結婚して、心理的に追い詰められてゆく所が本当に胸糞悪くて、どうにかして!って気持ちになりました。それがあってのラストのカタルシスなんだけど。


29日『ラスト・ムービースター』(Amazon)☆☆☆☆

『ラスト・ムービースター』
『ラスト・ムービースター』

これは本当に良い映画!歳をとったバート・レイノルズが実に良い。『キネマの神様』に感じたモヤモヤと正反対の気持ち。かつての映画スター、今は歳をとり、豪邸にひとり暮らし。そこへ某映画祭から功労賞受賞の知らせと招待状が届くが、それは格式ある映画祭ではなく、素人がバーでプロジェクターを使って上映するようなトホホ映画祭。はじめは憤慨するのだが……良い話でした。



これまでの「観た映画リスト」です

2024年11月前半に観た映画

11月も半分終了。今年の「観た映画」も、残すところあと3回。
この期間もあまりゆっくりと映画を観る余裕がなく観た映画は3本。寂しい内容ではありますが、とりあえず今回も「観た映画」を更新出来て良かった。


☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。


2日『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(Amazon)☆☆☆☆

『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』
『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』

ヴェネツィア舞台の映画はそれだけで評価高め。特にこの映画ではヴェネツィアならではの路地裏の情景などに心惹かれるポイント多し。過去2作に比べてこじんまりとしている感はあるが、とはいえ舞台はヴェネツィア、その魅力は底知れない。個性味溢れる登場人物たちも良いし、人情味のあるラストも良い。


4日『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』(Amazon)☆☆

『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』
『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』

これは観た事があると思っていたのだけど初見かも知れない。ゴジラの造形があまり好きになれない点を除けば、良い映画だったと思う。過去の東宝怪獣映画の設定やストーリーをうまく生かした世界観が良い。(ゴジラシリーズではない東宝怪獣)カメーバが(死体役ではあるが)登場したり。ゴジラの上陸、モスラの登場にもしっかりとした理由があり、場面場面に過去作へのリスペクト、オマージュが込められている。長澤まさみが小美人をやっていたとは知りませんでした。


14日『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』(Amazon)☆☆☆

『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』
『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』

これも観た事があると思っていたのだけど初見かも知れない。初代『ゴジラ』以来のゴジラ上陸という事で、これが異世界?マルチバースの日本を舞台にしている映画だと悟る。何度も上陸しているのでねゴジラ。とはいえ(バラゴンはともかく)、モスラ、キングギドラが古代から日本を護っている大和神獣という設定は違和感強め。しかもモスラもキングギドラも弱すぎ。だったらインファント島のモスラや、宇宙から来たキングギドラではなく、バラゴン、アンギラス、ラドンなどを大和神獣として欲しかった。まあ知名度、集客力の差はあるだろうし、異世界だからOKなんだろうけど。
ドラマとしてはまあまあ面白かった。



これまでの「観た映画リスト」です

2024年10月後半に観た映画

10月も終わってしまいました。10月後半からしばらくの間、ちょっと環境が変わる事になり、あまりゆっくりと配信の映画も観られなくなりましたが、ぼちぼちと合間を見て映画も楽しめたらと思っています。そんなわけで今回観た映画は5本とかなり少なめ。


☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。


17日『空の青さを知る人よ』(Amazon)☆☆☆☆

『空の青さを知る人よ』
『空の青さを知る人よ』

なんとなく観た事があるような気がしていたけど、観始めてスグに秩父(が舞台)の映画だと気づく。『あの花』『ここさけ』と同じ長井龍雪監督の作品。3作の中だと、これが一番好きかも。


20日『新劇場版「頭文字D」Legend1 覚醒』(Amazon)☆☆☆

『新劇場版「頭文字D」Legend1 覚醒』
『新劇場版「頭文字D」Legend1 覚醒』

TVアニメの『MFゴースト』に嵌ってしまったので、その前日談『頭文字D』を今更観ている。TV版の1話~5話が無料で観られたので、とりあえずそれを観て、その後、この新劇場版1を観たところ、丁度TV版で観たところまでのリメイクだった。『MF』は、クローズドの公道をサーキット化したレースだけど『D』は峠の走り屋の話なので、今一つ・・・つづきも観たいようなそうでもないような。


22日『プライズ 秘密と嘘がくれたもの』(Amazon)☆☆☆☆☆

『プライズ 秘密と嘘がくれたもの』
『プライズ 秘密と嘘がくれたもの』

海辺の小屋にやってきて隠れるように暮らし始めた母と7歳の娘。娘は地元の小学校に通い始めるが、両親の仕事など母から教え込まれた嘘をつきとおす。事情も分からぬまま、嘘をつき隠し事をつづける7歳の娘。何があったのか具体的な事は最後まで分からないが、軍事政権下において父や親戚の身に何か良からぬことが起きた事だけは分かる。それを隠し通さなければ母娘の身も危ないのだが・・・小さな体に抱えきれないほどの葛藤を抱えた少女の苦しみ悲しみがたまらなく切なく心に刺さる。娯楽性など皆無の映画だけど、引き込まれるように観続けた。


24日『勇者たちの戦場』(Amazon)☆☆☆

『勇者たちの戦場』
『勇者たちの戦場』

イラク戦争で戦地から帰った米兵。体と心に大きな傷を抱えた者たちを描き、そしてそれは戦争に対するNOをたたきつけてもいるわけだけど、イラクの人たちはどうなの?もっと大きな傷を抱えてないの?そしてそれが次の戦争を生み出すんじゃないの?みたいな事も同時に考えてしまうのです。映画はドラマとしてよく出来ているとは思うのだけど。


27日『べネシアフレニア』(Amazon)☆☆☆☆☆

『べネシアフレニア』
『べネシアフレニア』

ヴェネツィアにやってきて浮かれた振舞いをするツーリストたちを惨殺する話。スペインからやってきた浮かれたグループも何人か殺される。オーバーツーリズムの問題も描いていて、これ日本でもやったらいいのに。奈良の鹿に暴力を振るったり、景勝地の樹木を折ったり、神社で悪ふざけするような外国人を殺しまくる話。なんて不謹慎な事を考えながら楽しみました。しかし観光収入で成り立っているような街ヴェネツィアがこんな映画の撮影に協力しているって事は心底腹に据えかねているのでは?



これまでの「観た映画リスト」です