今日で8月も終わり。今日は映画観るヒマなさそうなので、サクっと更新しちゃいます。
ここのところ体調崩していて、テレビの部屋に布団敷いてゴロゴロ過ごしていたので、その期間は1日1本ペースで観ていました。あまり頭が疲れないようなチョイスで。
☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。
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今日で8月も終わり。今日は映画観るヒマなさそうなので、サクっと更新しちゃいます。
ここのところ体調崩していて、テレビの部屋に布団敷いてゴロゴロ過ごしていたので、その期間は1日1本ペースで観ていました。あまり頭が疲れないようなチョイスで。
☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。
何の予備知識もなく見始めたアニメーション映画。
セリフはまったくなく、初めのうちは物語性もよくわからなかった。
ただただ、背景の表現の美しさに圧倒され魅了された。
空、雲、海、樹木、ウユニ塩湖のようにどこまでも透明感のある風景、日本の竹林のように美しい緑、光と影。
物語はまったくセリフがないため、色々意味不明の所はあるのだけど(黒い巨人のような影のような存在は何者?とか)未知の場所でバイクに乗りただ一人(鳥や猫や亀との邂逅はあれど)どこかを目指すという物語にはとても共感できる。
観進めていくうちに飛行機事故でひとり生き残った少年と死んでいった人たち(の亡霊のようなもの)の話なのかと、なんとなく輪郭がつかめたような気になる。
間違っているかも知れないけれども、それはそれでよい。
セリフがなくイメージだけで表現するというのは、そういう事なのだろう。
そのイメージでこちらが何をどのように感じるかは自由なのだ。
とにかくこの美しいイメージの数々がたまらなく好きだ。
画面の1つ1つ、どのシーンを切り取っても、1枚のアート作品として通用するのでは?
観終えてから調べると、この作品は、ラトビア人のクリエイター、ギンツ・ジルバロディス氏が、すべて1人で、3年半の時間をかけて作り上げた作品との事。
ものすごく驚く。
そして、ギンツ・ジルバロディス氏は、ジブリ他、日本のアニメや映画が好きらしい。
これは、確かに、緑の表現にすごく和のテイストを感じていたので、なるほど感。
とはいえ、その表現はギンツ・ジルバロディス氏独自のもので、独自の世界を創り出している。
素晴らしい。
この作品は、死ぬまでに何度か観返したい映画リストに入れておこう。