珠玉の小品、隠れた名曲 43
Sean Lennon – One Night
今日、10月9日は、ジョン・レノンの誕生日。
という事は、ショーンの誕生日でもある、という事で、ショーン・レノンの曲をひとつ、「珠玉の小品」としてとりあげます。
1998年に発売されたアルバム『Into The Sun』からの1曲「One Night」
2分程度と短く、あまり起伏もなく淡々と歌われる、非常にシンプルなアコースティックギター弾き語り曲。
1番はほぼギターだけの伴奏で、1番終わり辺りから控えめなパーカッションとこれまた控えめなストリングス系キーボードが入ってきて、1番と同じ歌詞をもう1度繰り返して終わりという構成。
曲も短くシンプルなら歌詞もまた短くシンプル。
なんてことない曲かも知れないけど、こういう曲にたまらなくそそられるのです、私。
ギターも声も歌い方もアレンジもとても好き。
ほのぼのとした優しい雰囲気も好き。
このアルバムは、発売当時、すごくよく聴いていたので、しっかりと心に残っています。
この曲から、うっすらと効果音でつながるように「Spaceship」という曲が始まるのですが、この流れが、アルバムの中で一番印象深く心に刻まれている所。
とりあえず今日は「One Night」という小品だけを取り上げましたが、興味のある方はぜひアルバムを聴いてみて下さい。
「Spaceship」という曲も、アコースティックギター主体ですが、ロック系の演奏に展開するドラマチックな曲。
最近はエレクトリックなインスト系音楽を多く発表しているショーン。
このアルバムでも既にそういう音楽の片鱗も見受けられ、様々な側面を見せてくれるアルバムですが、統一感はあり、アルバム全体を通して何か良い気と優しさを感じる好印象盤。愛聴盤。
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