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パリオリンピック観戦記 7/27

昨日、7月27日から本格的にオリンピックの競技が開催された。
(一部先行して開催している競技あり)

その本格開催初日にどんな競技をTVや配信で観戦して何を思ったか、という極めて個人的な記憶を補完するためのメモです。
なので、人に見せてどうこうというものではありません。興味のある方だけ読んでみて下さい。

昨日は、急ぎの案件などなかったので、かなり多くの時間を観戦に使う事が出来ました。
今後は、こういう事もなかなか出来ないと思うので、観戦記はこれ1回限りになるかも知れないし、気が向いたらまた書くかも知れない、そんなスタンス。


男子バレーボール ドイツ戦

フルセットの大接戦の末、敗戦。
しかし、選手の調子はとても良さそうなので今後に期待できる。
この敗戦は決して大きなマイナスではなく、今後プラスに働く敗戦、そんな気がする。


男子バスケットボール ドイツ戦

結果だけ見ると20点差の完敗なんだけど、随所に良いプレーが見られた。
特に河村選手の周りを見る目、一瞬の判断力、物おじせずに力を出し切る精神力には、目を見張るものがあった。
八村選手は「自分がやらねば」という思いが強いのか、後半になるにしたがって無理して攻めて外す場面が多くなったように思う。


しかしバレー、バスケットと2つの敗戦はかなり精神的にこたえました。
どちらも「行ける!」と思う瞬間があっただけに、余計。
とても力の入った戦いで、観ているだけでも疲れるほど。

とはいえ、今年は西武ライオンズのおかげで、負けに対する耐性がかなり強くなっているので、大丈夫。
それにどちらも、予選リーグでの1敗ですから、まだまだ先があるし、上に行ける可能性も残っているので、これからの戦いに注目していきます。


柔道 男子60キロ級 女子48キロ級(1回戦~準々決勝)

男子60キロ級の永山竜樹選手は準々決勝で審判の「誤審」により敗戦。
審判の「待て」の後にも締め続けた相手選手に締め落とされる形になったのだけど、永山選手は締めに対して気力で耐えていたものが「待て」がかかった瞬間に安心して「気」を抜いてしまったように思う。で、落ちた。
「待て」の合図で「気」が絶えてしまったのだから、その後も締め続けられたら「気絶」しますわな。

女子48キロ級の角田夏実選手は巴投げと腕挫十字固のコンビネーションで危なげなく勝ち進む。
1回戦だけちょっと緊張している感じだったけど、その後はリラックスした良い集中力で戦えていたように感じた。
腕挫への入り方が多少力づくで強引に見えたけど、ヴォルク・ハンやアンドレイ・コピロフィのビデオなど見て研究すると面白いのでは?相手のロックした手をパンと叩く(というか払う)とか、足を取りに行きつつ腕もとるとか、面白い入り方色々あるのできっと楽しめると思う。角田選手はサンボや柔術もやっているみたいなのでもう知ってるかな?


柔道 女子48キロ級(準決勝~決勝)

角田夏実選手金メダル獲得!
準決勝は、相手の反則負けになったけど、反則を取るタイミングが悪すぎて、モヤっとした形での勝利。ちょっと相手選手(スウェーデンのバブルファス選手)がかわいそう。審判大丈夫か?
決勝は巴投げでの技あり勝利となったが、あれを巴投げと言っていいのだろうか?
巴投げって前に出てきた相手の力を利用して後ろに倒れ込みながら投げる一連の動作の技だと思うのだけど、角田選手のは、倒れてから両足で持ち上げて投げる、そういう新しい技なのでは?
「仰向け両足持ち上げ投げ」的な。
(角田選手に文句を言っているわけではありません)


柔道 男子60キロ級 (敗者復活戦~3位決定戦)

永山竜樹選手銅メダル。
あの納得いかない負けからの気持ちの立て直しは見事。
2試合とも見応えのある試合、攻める気持ちが前面に出ていて気持ちの良い柔道。


深夜、どうにかこの2人の試合を見届けて、就寝。
(表彰式までは無理でした)

男子サッカー、卓球混合ダブルスなど、気になる試合は多々あれど、これで限界。


そして、今朝起きてから、何も情報を入れない状態で、男子サッカー 日本-マリをビデオ観戦。
いや~、このチーム、いいサッカーするようになった。オーバーエイジ入れなかったのは絶対に正解!

その後、卓球混合ダブルスで張本、早田ペアの1回戦敗退、女子テニス、大坂なおみ選手の1回戦敗退を知る。
なんと!両方ともメダルを狙えると思っていたので衝撃です。

しかし、「これがオリンピック」とも思うのでした。


今日は、柔道の阿部詩選手、阿部一二三選手は、絶対オンタイムで観るつもりですが、他はちょっと難しいかな・・・