Category Archive : MOVIE

2025年6月に観た映画

半月に一度更新してきた「観た映画」ですが、6月は、完全に音楽脳になっていたため、観た映画がとても少なくて、1カ月分での更新としました。それでもかなり少ないけど・・・

2025年6月に観た映画

☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。


9日『ブルービートル』(Amazon)☆☆

ブルービートル
『ブルービートル』

DCのヒーロー物映画。観ている時はそれなりに楽しめたのですが、今、思い出そうとしても不思議なほど何も浮かんでこない。それは映画が悪いのではなくて、私の記憶力が悪いのですが。そのうち観直してみます。


12日『ルパン三世 風魔一族の陰謀』(Amazon)☆☆

ルパン三世 風魔一族の陰謀
『ルパン三世 風魔一族の陰謀』

『ルパン三世』TVアニメ放映時、周りの友人たちは熱狂していたのだけど、私はあまり嵌りませんでした。そんな私が劇場版アニメを観てみたところ、やはり今ひとつピンとこなかった。もう少し風魔一族というものを深掘りして欲しかった。


14日『ルパン三世(実写版)』(Amazon)☆☆

ルパン三世
『ルパン三世』

アニメに嵌れなかったくせに性懲りもなく実写版を鑑賞。小栗旬のルパンは悪くなかったけど、他のキャストがあまりピンとこなかった。話的には、特につまらないわけではないんだけど、なんという事もない話。


20日『エイリアン3』(Disney+)☆☆☆☆

エイリアン3
『エイリアン3』

今作の監督はデヴィッド・フィンチャー。3作品すべて違う監督だけど、そのストーリーも世界観もしっかりと繋がっている所がすごい。『2』で命がけで守り抜いた少女が、冒頭でいきなり・・・。からのシガニー・ウィーバー坊主頭になって、大活躍からの衝撃のラスト。『4』は、一体どんな展開になるのか、楽しみです。


25日『死亡遊戯(Amazon)☆☆☆

死亡遊戯
『死亡遊戯』

ブルース・リー最後の作品。初見。塔の各階にいる敵をひとりずつ倒して最上階へ行く話って所だけ知識として知っていたんだけど、それはラスト数十分の事でした。冒頭の、言う事を聞かない俳優に脅しをかける部分は、なんだかものすごく皮肉というか、なんというか、つらいお話でした。


27日『大巨獣ガッパ』(Amazon)☆☆☆☆

大巨獣ガッパ
『大巨獣ガッパ』

久しぶりにAmazon Primeで観たら画質がものすごく良くなっていてビックリ!ガッパは大好きで公開当時プラモデルを作った思い出。話の展開的には『モスラ』と対して変わらない気もするけど、今、観ても面白かった。それにしても、日活よくこれだけの大作を作ったものです。


29日『28日後…』(Amazon)☆☆

28日後...
『28日後…』

内容的には『ウォーキング・デッド』と同じような感じだな、と思って観ていたのだけど、こちらの方が随分と先に作られていたらしい。面白かったけど、展開が読めちゃうので、ちょっと残念。こっちを先に観たら、感想も随分変わっていたかも知れない。続編がいくつかあって、今『28年後…』というのが劇場公開中。全部観てみたい。



これまでの「観た映画リスト」です

2025年5月後半に観た映画

いつもなら6月1日にはアップ出来ているはずの「5月後半に観た映画」。しかし、もう今日は、6月5日。数日遅れての更新になりました。この期間は、観直し5本、初見4本、と、どうも最近、色々観直したい願望が強い気がします。『エイリアン』シリーズ全部観たいし、『バイオハザード』も全部観たい。MCU関連は何度でも観直したい。そんな最近の私です。

2025年5月後半に観た映画

☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。


16日『MEG ザ・モンスターズ2』(Amazon)☆☆

『MEG ザ・モンスターズ2』
『MEG ザ・モンスターズ2』

1作目は、MEGとの対決メインだったけど、今作では、他にもあんなのやこんなのが出てきて、もう大変。危機一髪のインフレ状態なのだけど、文句なしに楽しめたのは、しっかりとした筋立てがあってこそ。そしてステイサム強すぎ!


17日『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(Disney+)☆☆☆☆

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』

何度観たか分からないほど何度も観ているのに、アズガルドの民、ソーとロケット&グルート、スタークとピーター、サノスとガモーラ、etc.etc.それぞれの物語を紡ぎ、結び合わせる力に感動するし、何度観ても楽しめる。文句なしの5つ☆


18日『雨に叫べば』(Amazon)☆☆

『雨に叫べば』
『雨に叫べば』

昔ながらの映画屋に囲まれ、逆パワハラ?受けながらも、どうにか納得できる映画を完成させようとする新人女性監督の話。以前途中で観るのを止めてしまった『愛にイナズマ』(過去ブログ「対人ストレスご勘弁」参照)を思い出したりしながらも、最後まで鑑賞。しっかりカタルシス。


21日『エイリアン』(Disney+)☆☆☆☆

『エイリアン』
『エイリアン』

久しぶりに何度目かの鑑賞。宇宙船の内部やら何やら、すべてが丁寧にしっかりと作り込まれている事に改めて関心する。そしてやはり面白かった。


23日『エイリアン2』(Disney+)☆☆☆☆

『エイリアン2』
『エイリアン2』

1作目がリドリー・スコット監督だとは知っていたけど、2作目の監督がジェームズ・キャメロンだとは、知らなかった(のか忘れていたのか)。言われてみればそこはかとない『タイタニック』感。物語としての面白さに深みがあるのは、そういう事か。


25日『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(Disney+)☆☆☆☆

『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』

MCU観直しシリーズ。これはあまり観ていない作品(と言っても過去3回ぐらい観ているかも)。初期のMCUは、こういった独立作をひとつひとつ丁寧に紡いで、そのどこかが、他のMCU作品と繋がっているというスタイルが、美しかったな、と。そして、この映画は、映像の美しさにも惹かれる。地味な感じだけど、好感の持てる作品。


26日『黄龍の村』(Amazon)☆☆☆

『黄龍の村』
『黄龍の村』

『〇〇の村』というホラー映画シリーズ(や便乗作)があって、この映画もその手のホラー系だと思って観始めました。ところがどっこい。前半はホラー風味でしたが、後半がらりと展開が変わり、ってこれから観る人のために詳細は書きませんが、なかなか面白い作品でした。『黄龍』感はほとんどなかったけど。終わった後に阪元裕吾作品と知る。なるほどのアクションシーン。


29日『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』(Disney+)☆☆☆

『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』
『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』

劇場で観て以来2度目の鑑賞。正直、劇場鑑賞時は期待外れの思いが強かった。観直して多少整理できたけど、やっぱり☆3つが妥当かな。せっかく米大統領が出てくるのなら、もう少ししっかりと現実社会の問題と向き合って欲しかった、とか。レッド・ハルクの唐突感とか。そして何といってもサムにはキャプテン・アメリカとしての魅力が乏しい。脇役感。無理に2代目を襲名させる必要なかったのでは。


30日『トラペジウム』(Amazon)☆☆

『トラペジウム』
『トラペジウム』

高山一実の原作本を見た時に、なんとなく読みたいと思ったのだけど、これはアニメで観ただけで、充分だと思った。アイドルを夢見る女の子が、自分でアイドルグループを作ってデビューを目指す。とはいえ、メンバーそれぞれやりたいことも熱量も違うので・・・という話。個性の描き分けもうまいし、話し自体もつまらないわけじゃないのだけど、今ひとつ入り込めなかったな。


これまでの「観た映画リスト」です

2025年5月前半に観た映画

5月が半分終了。この期間、配信で観た映画の中で、特に印象に残ったのは『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』『レジェンド・オブ・フォール / 果てしなき想い』の2本。特に『レジェンド・オブ・フォール』は心に残る映画でした。またいつか観直したい映画。(Blu-rayで欲しいと思ったのだけど日本では出ていないみたい)

2025年5月前半に観た映画

☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。


2日『サンダーボルツ*』(映画館)☆

『サンダーボルツ*』
『サンダーボルツ*』

公開中の映画なので、詳しくは語りません。非常に面白かったし、泣けた。
MCU全作品の中でも、TOP10には入るかも、いや、入らないか?(過去作面白いのが多すぎるので)
マルチバースサーガ以降の作品では、TOPクラスの面白さ!


3日『ゼウスの法廷』(Abema)☆

『ゼウスの法廷』
『ゼウスの法廷』

エリート判事の元婚約者が犯した罪。それを元婚約者である判事が裁くという法廷ドラマ。展開的には、面白かったのだけど、どいつもこいつもセリフを読むのがうますぎる。言い淀むとか、つっかえるとか、言い直すとか、言葉が出てこないとか、そういうシーンがほぼほぼない。特にクライマックス近く法廷で被告の女性が延々と語るあれこれ、被害者の事、元婚約者の事、子供時代の事などなど、長尺のセリフを、つっかえることなく、よどみなく、スラスラと語り続ける。完全に頭の中で組み立てきったストーリーだとしても、こうは話せないと思う。ましてや被告が裁判中に。そういう部分でこの映画にはリアリティーを感じないのです。ラストシーンなど好きな展開も多いのだけど、それだけが残念。


3日『ゴッドファーザー』(Amazon)☆☆☆☆

『ゴッドファーザー』
『ゴッドファーザー』

Amazon Prime Videoの「4K Ultra HD映画」コーナーにゴッドファーザーの1作目があったので、ついクリックしたところ、最後まで観てしまった。(そこそこ)大画面の4Kテレビで観ると惹きつけられます。もう何度も観ているのに、まったく飽きる事無く約3時間。すごい映画です。映画の感想じゃないんだけど、アマプラ、字幕が完成版じゃないだろ?「ルビ上」とか、セリフと同列に出てくるのやめて欲しい。「この上にルビ入れてね」という指示を、実行しないままに指示とセリフが同じライン上に出てくる。あと、イタリア語部分の字幕がところどころ無い。仕事が中途半端でいい加減。


4日『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』Amazon)☆☆☆☆☆

『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』
『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』

実話が元になった映画。これがロシアのウクライナ侵攻前、2020年の作品だという事に驚く。そして、地獄のようなウクライナの惨状に驚く。戦前から現在に至るまで、ソ連~ロシアに蹂躙され続けているのだな。後半、ジョージ・オーウェルが登場。ウクライナに潜入した記者から聞いた話が、後の「動物農場」他、全体主義への警鐘を鳴らす作品たちを生み出すきっかけになったという事実がとても興味深い。


7日『クリムゾン・タイド』(Disney+)☆☆☆

『クリムゾン・タイド』
『クリムゾン・タイド』

確か、2度目の鑑賞。副艦長役デンゼル・ワシントンが若すぎて、今のデンゼルと同じ人とは全く思えない。原爆ミサイル発射を巡る、潜水艦の艦長と副艦長の対立からのあれこれ。私はジーン・ハックマン大好きなので艦長派。ミサイルを打たなかったのは正解だし、理屈的にもまあ6割ぐらいは副艦長の言い分が正しいとは思うのだけど、態度や言い分が好きになれないんだよなぁ。


9日『エミリー・ローズ』Amazon)☆☆☆☆

『エミリー・ローズ』
『エミリー・ローズ』

悪魔憑きと思われる少女。怪異現象に襲われ、精神も崩壊状態に。彼女を助けるべく尽力した神父、にも関わらず、少女は死亡。神父は裁判にかけられる。エクソシスト系ホラーとしてもなかなかよく出来ているし、法廷物としても面白い。そして、これが実話に基づいたものであるという事がなんとも興味深い。


10日『バイオハザード』Amazon)☆☆☆☆

『バイオハザード』
『バイオハザード』

実は、このシリーズ大好きで、DVDで全部持っていました。なので、何度か観ているのだけど、やはり1作目が1番面白い。そしてやはり、ミラ・ジョヴォヴィッチはいいなぁ。大好きです。
2作目以後も、また折をみて観直したい。


12日『スウィングガールズ』DVD)☆☆☆☆

『スウィングガールズ』
『スウィングガールズ』

公開時に映画館で観て、その後DVDで何度も観ている作品なのだけど、7~8年ぶりぐらいの鑑賞。
何度観ても面白いし感動する。ラストの演奏シーンでは、久しぶりにちょっと涙が出たほど。
そこに感動してスウィングガールズのライヴDVDやサントラCDも当時買ったのだよ。


13日『レジェンド・オブ・フォール / 果てしなき想い』Amazon)☆☆☆☆

『レジェンド・オブ・フォール / 果てしなき想い』
『レジェンド・オブ・フォール / 果てしなき想い』

これはものすごく良い映画でした。好き度レベルは☆5つじゃ足りないほど好き。父と息子たち(3兄弟)の関係性、生き方、心模様が、胸に迫る。父役アンソニー・ホプキンスが素晴らしい。次男ブラピもいいけど、長男役のエイダン・クインがなかなかに難しい役を好演していて、好感が持てる。死ぬまでに何度か観直したい映画。


これまでの「観た映画リスト」です

2025年4月後半に観た映画

いつもなら5月1日にはアップ出来ているはずの「4月後半に観た映画」。しかし、もう今日は、15日。半月も遅れての更新。どうも最近、PCの前に座る時間を捻出できない。というか、気分的にPCの前にいるのが若干つらいのかも。この期間は過去作見直し期間、みたいな感じでMCUはじめ、1度(もしくはそれ以上)観た映画たちを色々と観なおしていました。忘却力のおかげで初見のように楽しめたし、しっかり憶えている部分も理解が深まったり、発見があったりと、それはそれで楽しめた。良い映画って何度観ても楽しめるものですね。

2025年4月後半に観た映画

☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。


16日『鳩の撃退法』(Amazon)☆☆

『鳩の撃退法』
『鳩の撃退法』

藤原竜也は、相変わらずだけど、こういう持ち味のある役者さんは強いね。なかなか面白い、展開、アイディア、まあ、原作が面白いのでしょうね、きっと。読んでないけど。こういう映画は好き。


17日『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(Disney+)☆☆

『シャン・チー/テン・リングスの伝説』
『シャン・チー/テン・リングスの伝説』

3回目ぐらいの鑑賞になるのだけれど、観るたびに面白さが増す。前月に観た『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』同様に、これはもはや神話。こういう世界観は大好き。そして『ワカンダ』同様に、マルチバースサーガの作品でありながら、マルチバースに触れていない所が良い。ワカンダやタロカンでは、遠い昔の出来事があり、シャン・チーの母の故郷、ター・ロー村では、こういう事があった。それぞれの歴史を持つものがどこかで交わる。そこにMCUの魅力があったのだと思う。いや、私はそこに惹きつけられたのだと思う。


18日『ドクター・ストレンジ』(Disney+)☆☆

『ドクター・ストレンジ』
『ドクター・ストレンジ』

これも3度目ぐらいの鑑賞。面白かった。『シャン・チー』同様、これは魔術界の神話。しかし、ストレンジって、これほど鼻持ちならない高慢な男だったのだね。まあ、今も片鱗はあるけれど(そこが好き)。しかし、こうやって最高位の魔術を身に着け、タイムストーンを手にして、『IW』『EG』で活躍した男が・・・『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は、無かった事にしたいほど不快な映画だったな。


19日『マイティ・ソー バトルロイヤル』(Disney+)☆☆☆☆

『マイティ・ソー バトルロイヤル』
『マイティ・ソー バトルロイヤル』

これは、たぶん2度目の鑑賞。面白かった。色々忘れていたので、まるで初見のように楽しめた。ヘラを演じているのがケイト・ブランシェットだという事は初見時には気がつかなったのだよな。アスガルドの悲劇がここから始まったのだ、と今なら分かる。胸が痛い。


20日『X-MEN:ダーク・フェニックス』(Disney+)☆☆☆☆

『X-MEN:ダーク・フェニックス』
『X-MEN:ダーク・フェニックス』

冒頭、宇宙での任務時に命を落としかねない事故に遭遇したジーンが、ダークサイド面で覚醒し、地球を滅亡させるような存在に。というかなり大きなテーマを持った作品なのだけど、興行的には大失敗だったそうな。映画館で予告を観た時に「これは、観たい!」と思ったのだが、世の中的にはそうでもなかったのかな。面白いのに。


22日『ダ・ヴィンチ・コード』(Amazon~DVD)☆☆☆

『ダ・ヴィンチ・コード』
『ダ・ヴィンチ・コード』

はじめAmazonで観ていたのだけど、英語以外の会話の字幕が出ない。そんなはずはない!と、途中で止めて、改めてDVDで鑑賞。ちゃんと英語以外も字幕が出ます。
これも観直しで、3、4回目の鑑賞になるはず。これと2作目の『天使と悪魔』は、DVDも持っている。
歴史上の出来事と現代が絡み合う伝奇的作品。こういうのは大好物。うっかり忘れていたのだけど、この映画で、トム・ハンクスとコンビを組むのは、(アメリの)オドレイ・トトゥですね。3作中、このコンビが一番好き。


23日『天使と悪魔』(Amazon~DVD)☆☆☆

『天使と悪魔』
『天使と悪魔』

これもAmazonで観始めたら、字幕がおかしくて(日本語の字幕がない!)途中で、DVDに変えた。
シリーズ3作品の中ではこれが一番好きかな。
偶然、ローマ教皇が死去して間もない時期に観る事になったので、感慨も一入。公開中の映画『教皇選挙』を観た人々も同じようにある種の驚き、感慨を覚えた事でしょう。
この映画もコンクラーヴェを描いたもので、ラストに至る、展開、どんでん返しが見事。


24日『エクソシスト ビギニング』(Amazon)☆☆☆

『エクソシスト ビギニング』
『エクソシスト ビギニング』

『エクソシスト』の正統な前日譚。メリン神父を演じるのはステラン・スカルスガルド。前日に観た『天使と悪魔』でも重要な役で出ていたので、その偶然に軽く驚く。『エクソシスト』関連の映画、どれも好きだけど『エクソシスト』好きなら絶対に観るべき映画かと。


25日『ドラゴンへの道』(Amazon)☆☆

『ドラゴンへの道』
『ドラゴンへの道』

中学生時代に吹き荒れたブルース・リー旋風。そこにまったくはまらずに生きてきた人生なので、初見。まあ、ふつうに面白かったけど、中学生の頃に観たとしても、やはりそれほどはまらなかったのではないのかな、と思った。どこか感受性が合わないのだろうな。でも、ブルース・リーは存在としては尊敬しています。


27日『ミッション:インポッシブル』(Amazon)

『ミッション:インポッシブル』
『ミッション:インポッシブル』

2度目の鑑賞。初めて観た時には、これが『スパイ大作戦』のリメイクだと知らずに観たので、テーマ曲が流れた時には心高まりました。「なおこのテープは・・・」のギミックも健在。
一応、この後の作品も全部配信で観たけど、アクションがどんどん大掛かりになって危機一髪のインフレ状態。
この1作目ぐらいの危機一髪で、あとはドラマで魅せる感じが個人的には好き。


28日『キング・コング(2005年)』(Amazon)☆☆

『キング・コング(2005年)』
『キング・コング(2005年)』

初見です。はじめのうちは面白いと思って観ていたのだけど、ふと気づくと退屈していて「いつ終わるの?」状態に。3時間あるんですね、この映画。知らずに観始めてしまった。すべてが冗長で、このシーンなくてもいいよね?とか、こんなにしつこくなくてもいいよね?ってなシーンの連続。まあ、せっかく撮ったのだから全部見せたいのでしょうが。『ロード・オブ・ザ・リング』の監督作品だとか。あれは大好きなんですけど、あの作品は群像劇だから、長尺でもしっかり飽きずに観られるのです。これは、コングと1人の女性のお話だからね~。そしてコングと女性のシーンがあまり好きじゃない。
もし90分にまとめてくれたら☆4つかも。


これまでの「観た映画リスト」です

2025年4月前半に観た映画

4月が半分終了。この期間、TVドラマの「ドクターX」を配信でシーズン1~シーズン3まで一気に観てしまったり、Amazon Prime Videoの配信ドラマ「沈黙の艦隊」シーズン1を一気に観てしまったり、とドラマ多めの視聴をしていたもので、観た映画は全部で6本と少なめでした。

2025年4月前半に観た映画

☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。


7日『オーメン:ザ・ファースト』(Disney+)☆☆

『オーメン:ザ・ファースト』
『オーメン:ザ・ファースト』

『オーメン』の前日譚。ダミアンがどのように誕生したのかを知る、非常に忌まわしい話。エピソードはよく練られていて、一作目への繋がりもよく出来ている。物語の忌まわしさと反比例するような画面の美しさ、音楽の美しさが、妙に沁みる。 


9日『ハンニバル・ライジング』(Amazon)☆☆

『ハンニバル・ライジング』
『ハンニバル・ライジング』

これは観たことあると思い込んでいたけど、初見でした。たまたま『オーメン:ザ・ファースト』と同様に、こちらはハンニバル・レクターの前日譚。こんな形で、レクターの心が形成されていったのかと、非常に痛々しい思いになる。そして日本との繋がりの深さに驚く。


11日『侍タイムスリッパー』(Amazon)☆☆☆☆

『侍タイムスリッパー』
『侍タイムスリッパー』

思っていた以上に面白く、最初から最後まで、ニヤリとしたり声を出して笑ったり。さらに私、会津推しなので、切なさも一入。涙する場面もありました。ほとんどしらない役者さんなのだけど、全員、演技力半端なくて、そこにも感服しました。


12日『寄生獣』Amazon)☆☆☆☆

『寄生獣』
『寄生獣』

原作は読んでいないので、先入観なく楽しめました。山崎貴監督作品とは知らずに鑑賞したので、そこも先入観なしで楽しめた。寄生獣と人間の表現が無理なくVFXで表現されているところなど、なるほど白組の手腕ですね。


13日『寄生獣 完結編』(Amazon)☆☆☆

『寄生獣 完結編』
『寄生獣 完結編』

前作からのつづきが気になり、一気見。しかし、名だたる役者の顔ぶれの見事さよ。そして話的にも、映像の見事さ的にも、文句なく楽しめました。


14日『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』(Disney+)☆☆☆☆☆

『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』

3度目か、4度目の鑑賞になるはずだけど、これまでで一番感動して、しっくりと心に入ってきました。不思議。オープニングからラストまで物語的に完璧。感動ポイントもたくさんあって語り切れない。アクションや水中シーンなど映像も見事。船上でのドーラミラージュのアクションシーン、一列で船腹へと駆け下りてゆく様とか、見事過ぎる!観なおした結果、作品として惚れ直しました。MCU作品中でもかなり高いランク。


これまでの「観た映画リスト」です

2025年3月後半に観た映画

今日から4月!という事で、半月に一度の恒例「観た映画」3月後半編を。相変わらず観た映画は少なめだけど、今期は10本観ている。久しぶりの2桁かも。☆5つが『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』『テイキング・サイド ヒトラーに翻弄された指揮者』『オーレリ・デュポン 輝ける一瞬に』の3本でした!

2025年3月後半に観た映画

☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。


17日『モスラ』[1961](Amazon)☆☆

『モスラ』
『モスラ』

1961年、私が生まれた年に公開という事で、もちろんその時には観ていないのだけど、小学生の頃、劇場で観た記憶がある。リバイバル公開だったのか何なのか?その後、TV放映時に何度か観ているのだけど、久しぶりに観て感じたのは、とても丁寧に作られた映画だという事。特撮だけじゃなく、ドラマ部分にしても。また、音楽が伊福部昭ではなく、古関裕而だという点も、この映画には実にマッチしていて世界観を作り出している。久しぶりに観て大いに感動しました。


20日『あんのこと』(Amazon)☆☆

『あんのこと』
『あんのこと』

ものすごくヘヴィーな環境で生きてきた少女、立ち直るきっかけを得たと思うと、また引き摺り戻され、結局は・・・という話で、色々ときついのだけど引き込まれるように観た。河合優実の演技はとてもリアルで痛々しい。佐藤二朗は苦手な役者なんだけど、この役でも、汚らしいたばこの吸い方、吸殻を道に捨て唾を吐くさまを観るのが嫌で嫌で、映るたびに目を背けたくなりました。


21日『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』(Amazon)☆☆☆☆

『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』
『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』

モナコ公国、そしてグレース王妃(グレース・ケリー)には、かねてから興味があったので、面白く観る事が出来ました。フランスとの間に一触即発の事態が起こり、グレースの機知によって事態が大きく変化する。そんな事があったとは。平和的な外交ってこういう事だよなぁ
そして、ニコール・キッドマンすごい役者です。


22日『やがて海へと届く』Amazon)☆☆☆☆

『やがて海へと届く』
『やがて海へと届く』

ちょうど1年前に観ているのだけど、いい具合に忘れていて、それなりに楽しめた。1年前と同じ感想なので、以下コピペ!
岸井ゆきのと浜辺美波。最近よく見る人気女優2人が演じる愛にも近い友情物語。冒頭の抽象的アニメーション映像、後半に至るまでほとんど音楽らしい音楽もなく淡々と紡がれる話。その意味が後半一気に分かるというか伝わり心になだれ込んでくる。なるほど。


23日『ドント・ウォーリー・ダーリン』(Amazon)☆☆

『ドント・ウォーリー・ダーリン』
『ドント・ウォーリー・ダーリン』

『サンダーボルツ*』のエレーナ(フローレンス・ピュー)と『エターナルズ』のセルシ(ジェンマ・チェン)の絡みが観られるなんて!?と映画の本筋と全く関係ないところで高まってしまうMCU者ですまん。それはともかく面白い映画でした。砂漠の中にある夢の街、何不自由なく最高の暮らしが出来る共同体的な街、そんな街で暮らす夫婦。何かがおかしい、と気づくと・・・恐ろしい話ですが、本当にありそうで、余計恐ろしい。


24日『テイキング・サイド ヒトラーに翻弄された指揮者』(Amazon)☆☆☆☆☆

『テイキング・サイド ヒトラーに翻弄された指揮者』
『テイキング・サイド ヒトラーに翻弄された指揮者』

邦題にその名は出てこないが、フルトヴェングラーの話だろうと思って観ました。(正解!)
というのは、高校生の頃、朝日文庫から出ていた「人間フルトヴェングラー」という本を読んでいて、その時、色々な事を考えさせられたから。映画を観ていて、本の内容を思い出しました。「ドイツ人だから」ドイツに残ったフルトヴェングラー。戦後、アメリカから「ナチスの協力者」と烙印を押され、初めから「ナチスの協力者」に仕立て上げるための厳しい取り調べを受ける。実際にはナチスの協力者などではなく、ユダヤ人音楽家の亡命を手助けしたり、ナチスを直接批判したりもしてきたのに。高圧的に取り調べをする「アメリカの正義」を妄信する軍人、本当に腐っている。やってることは、ナチスと同じだよ。ラストシーンに戦時中ナチスの前で演奏したフルトヴェングラーの当時の映像が出てくるのだけど、演奏後のフルトヴェングラーの表情と仕草に涙が出た。


25日『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』(Amazon)☆☆

『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』
『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』

前作『ゴーストバスターズ/アフターライフ』が、とても良かったので、期待値MAX状態で観たせいか、前作ほどは高まりませんでした。とはいえ、話的には面白かったし、ラストに至る全員集合感と家族の絆構築感には、とても高まりました。そしてMCU者としては『アントマン』(ポール・ラッド)と『エターナルズ』のキンゴ(クメイル・ナンジアニ)の共演に無駄に高まるのでした。


31日『劇場版 鉄腕アトム 宇宙の勇者』(TV)☆☆☆☆

『劇場版 鉄腕アトム 宇宙の勇者』
『劇場版 鉄腕アトム 宇宙の勇者』

これは、昨年Amazon Prime Videoでモノクロ(一部カラー)版を観ているのだけど、AIにより全編着色したフルカラー版が放映されるというので、録画して観る事に。
あまりの鮮明な画像におののく。まったく違う世界と感じるほどに。

映画の内容としては、昨年観たものと同じなので、以下、その時の投稿を丸っとコピペ!

1964年公開の『劇場版 鉄腕アトム』、当時3歳なので内容は憶えていない(と思っていた)のだけど、これは劇場で観ているはず。というのは、幼児期から小学校低学年までに公開された子供向けの映画はほとんど全て映画館に連れて行ってもらっていたから。そして、この映画のパンフレットを持っていたから。長い事家にあったのでよく憶えている。内容も実はけっこう憶えていた。ただそれはTV版の再放送やコミック版の印象が混ざっているのかも知れないのだが、この映画、モノクロではじまり、中盤のパートがフルカラーになる。その時の驚きを今回再体験して鮮明に思い出したのだ。カラーで動くアトムを観たのはあの時が初めてで、ものすごく驚いた3歳時の感覚が残っていたのだ。そのことに驚いた。


31日『オーレリ・デュポン 輝ける一瞬に』(Amazon)☆☆

『オーレリ・デュポン 輝ける一瞬に』
『オーレリ・デュポン 輝ける一瞬に』

パリ、オペラ座のバレリーナ、オーレリー・デュポンのドキュメンタリー映画。オーレリー・デュポンという人の事は、少しだけ知っていて興味があったので鑑賞。10代でのデビュー~妊娠出産を経て復帰、という辺りを主に描いているのだけど、余計な情報は一切なく、ほぼ練習風景、本番、とバレエに焦点を絞っている印象。誰の子供をどういう経緯で妊娠したのかなど、一切描かれていません。ただそれが、音楽好きとしてはすごく好印象で、練習から本番と、数々の音楽が流れ続けているわけで、これは何度でも観られる映画。バレエの世界を描いた映画を、これほど楽しめるのって、子供の頃から読んでいた数々のバレエ・マンガのおかげかも。


31日『Maiko ふたたびの白鳥』(Amazon)☆☆

『Maiko ふたたびの白鳥』
『Maiko ふたたびの白鳥』

オーレリー・デュポンの映画があまりにも良くて、もう少しバレエの世界を描いた映画を観たくなりAmazon Prime Videoが薦めてきた映画の中から一つ選んで鑑賞。
「19歳でノルウェー国立バレエ団に入団。25歳で同バレエ団東洋人初のプリンシパルとなった西野麻衣子」(Amazon Prime Videoより抜粋)のドキュメンタリー映画。この人の事はニュース番組か何かで、存在だけは知っていました。それ以外は何も知らずに観たので「ふたたびの白鳥」という事は、ケガからの復帰か何かかと思っていたら、オーレリー・デュポンと同じく妊娠~出産からの復帰でした。偶然とはいえ、面白い一致。こちらはいかにもドキュメンタリーらしいドキュメンタリー映画。妊娠、出産を経ての体の変化、子育てもある中での、復帰、いきなりの「白鳥の湖」主演。すさまじき執念。本人曰くクレイジーバレリーナ。納得です。


これまでの「観た映画リスト」です

2025年3月前半に観た映画

3月も半分終了!という事で、半月に一度の恒例「観た映画」3月前半編を。この期間も色々あって観た映画はかなり少なめ。観ているドラマとアニメの本数が多めなのも一因か。

2025年3月前半に観た映画

☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。


3日『マダム・ウェブ』(Amazon)☆☆

『マダム・ウェブ』
『マダム・ウェブ』

あまり評判良くないようなのだけど、割と楽しめた。原作を知らないので楽しめたのかも。3人の少女の事とか、あまり語り切れていない点はいなめないけど、この3人の少女の今後など見てみたいので、つづきがあれば良いのだけれど、難しそうですね。ヴェノムやこの子たちは、MCUにも登場して欲しいのだけど、無理かしら?


5日『駒田蒸留所へようこそ』(Amazon)☆☆

『駒田蒸留所へようこそ』

これはシネマネコでやっていた時に観に行きたかったのだけど、行けなかったやつ。思った通り面白かった。ネットメディアの新人ライターが、前半、最低の奴だったのだけど、蒸留所の取材を続けるうちに徐々に育っていく。私が上司だったら初日でくびにしていると思う。育てる事の大切さも学びました。って、もうこの先の人生、そういう機会もないだろうけど。


9日『いきもののきろく』(映画館)☆☆

『いきもののきろく』
『いきもののきろく』

この映画に関しては、色々とブログに書きましたので、そちらを参照してください。しかし、映画に関係ない事もたくさん出てくるので要注意。

映画『いきもののきろく』関連ブログ


12日『ザ・フラッシュ』Amazon)☆☆

『ザ・フラッシュ』
『ザ・フラッシュ』

これは、『マダム・ウェブ』とは逆に評価高めの作品なんだけど、全然楽しめませんでした。まあ、元々DC作品との相性が良くないのもあるけど、エズラ・ミラー演じるフラッシュというキャラクターが全く好きになれない事もある。バットマン、ワンダーウーマン、スーパーガールなど色々と出てくるけれど、あまり必然性も感じないし、タイム・リープによる過去の改変からの展開も今ひとつ。


13日『私にふさわしいホテル』(Amazon)☆☆

『私にふさわしいホテル』
『私にふさわしいホテル』

山の上ホテルを舞台にした作品という事で、楽しみにしていたのだけれど、ホテル自体は最初と最後ぐらいしか出てきませんでした。ホテルを舞台にした文豪あこがれ新人女流作家のちょっと良い話的なものを想像していたら、まったく違って破天荒なドタバタ劇でした。だがそれもまた良し。こういう役はのんじゃなければ出来ないなと感心。橋本愛の登場に高まる。高石あかりもまた良き。楽しめました。


14日『アルプススタンドのはしの方』(Amazon)☆☆

『アルプススタンドのはしの方』
『アルプススタンドのはしの方』

甲子園を舞台にしたものかと、思ったら、映し出されたのは、どう見ても地方球場。まずは、地区予選から描くのかと思えば、途中のセリフから、ここが甲子園のアルプススタンドだと見立てている事を理解する。そのセリフのやりとりが舞台劇のようだな、と思って後で調べたら、実際に元は舞台劇だったらしい。舞台劇ならば「アルプススタンドの見立て」は、問題ないのだけど、映画となると話が違う。どう見ても甲子園のアルプススタンドには見えないので、今一つ、話に入り込めずに終わる。甲子園球場の使用許可がおりずにこういう形になったようだけど、残念過ぎる。


15日『ジョン・レノン、ニューヨーク』(Amazon)☆☆

『ジョン・レノン、ニューヨーク』
『ジョン・レノン、ニューヨーク』

オープニングが「I’m Steping Out」のセッションテイクからはじまり、そこにかぶさるヨーコをはじめとした人たちの言葉がまた良い。そこからタイトルバックに「New York City」と、この始まり方だけ観て、このドキュメンタリー映画が、信頼に足るものだと確信した。
この後も数々の貴重な曲が流れるのだけれど、それは決して時系列にそったものではなく、ここでこの曲が流れるという必然性に、何度も涙した。特に「Mind Games」、そしてJohn がニューヨークを離れた「失われた週末」時代のポールとの写真にも涙。もちろん、ジョンとニューヨークの最期の瞬間を知っているので、その時をたまらない気持ちで観る事になる。ジョンとヨーコがニューヨークを愛していたのはよく分かるのだけど、もしこの最期を分かっていたのならば、日本で、東京と軽井沢の二拠点生活でもしていてくれたら良かった、などとつい考えてしまった。とにかく何度も涙しました。ふだん心の奥にしまってある感情が呼び覚まされてたまらない気持ちになった。最後、タイトルバックに流れるのが、大好きな曲「Watching The Wheels」の弾き語りヴァージョンだったのもたまらん。とにかく選曲、構成、最高。


これまでの「観た映画リスト」です

ただ家に帰るだけの話

または
「映画『いきもののきろく』テアトル新宿(第五章)」

ちなみにこれは、3月9日(日)の話。
家を出てから、テアトル新宿で映画『いきもののきろく』を観て、菊池琢己ミニライブと、井上淳一監督、永瀬正敏さんとのトークセッションを堪能し、お三方のサインをいただくまでの長~い話が第一章から第四章まで。
各章へのリンクは文末にあります。

さて

映画のパンフにこの日、壇上に上られたお三方のサインをいただき、映画館を後にした私。

まずは西武新宿駅を目指す。
サブナードへの入口はすでに閉まっていたので、地上の雑踏を人を避けるように歩く。
しかし、ほんの数百メートルの間なのに、スマホの画面に目を落としたまま、まっすぐこちらに向かって歩いてくる人の多いことに辟易。

区役所通りとの交差点辺りのサブナード入口は開いていたので、地下へと避難。
階段の昇り降り(じゃなくて降り昇り)はあるけど、地上での信号待ちはなく、西武新宿駅まで地下を移動。

駅の改札をくぐり、発車案内を見上げると、パッとみたところ本川越行きの急行電車はしばらくない。
ホームを見ると、特急小江戸が停車中。
発車時刻を見ると、21時30分。あと3分で発車。
さすがに特急チケットは売り切れているだろうと、売り場を見ると、ふつうに売っている様子。
マジか!?買うしかないよね?確かPASMOに残額あったよね?(第一章参照)と私自身と数秒対話したのち、チケット購入!PASMO大活躍!!速足で特急へ乗車!

流れるようにスムーズな急展開。

あれこれ考える間もなく、特急に乗車、自分の席に着く。
周りは空席だらけ。あれ、西武新宿線の特急ってこんな感じでしたか?
と、主に西武池袋線ユーザーの私は、ちょっと拍子抜け。
いくら日曜日の夜でも、池袋線の特急は、いつも満席だったような思い出。
それとも、今は池袋線もこんな感じなのかな?

すぐに発車。車窓から見たのは隣のホームにいる電車。
「急行 新所沢行き」

ここで、ハッ!と気づく。
所沢で、飯能行き(もしくは西武秩父行き)に、乗り換える私。
「本川越行きじゃなくても、新所沢行きでもよかったじゃん!」と。
しかも、その急行電車も座っている人はまばら、充分座れたのだけど、特に後悔はありません。

「あ、新所沢行きでもよかったのか」と、気づきがあっただけの話。

なんせ、疲れた病人ですから、ゆったりと座って特急 小江戸で所沢まで行けるのは、大幸運。

参考画像「特急 小江戸」(西武鉄道WEBサイトから無断拝借)

そして、発車後、思い出したのが、おにぎりの事(第一章参照
節約のために、持ってきたのはいいけど、食べるタイミングも場所もなく、このまま食べずに持ち帰る事になるのか、と映画館では、そう考えていた、残念なおにぎり。

出番です!出番がやってきました。

リュックから取り出しテーブルへ。
左の小さなポーチには、おにぎり2つとおやつ。
右の水筒には暖かいほうじ茶。

なにこれ、最高じゃん!
おやつも色々入っているのよミニ羊羹とかソフトサラダとか。
お茶もしっかり熱くて、これまた、ここで初めての活躍。大活躍。

こんなに幸せな時間を味わえるとは、映画館を出た時には、まったく考えていなかった私。
ほんの30分程度ではありますが、ものすごい幸福感に包まれた特急乗車となりました。

また、西武池袋線では、特急ラビューへの切り替えにより(ほとんど)乗る事が出来なくなってしまった、レッドアロー号(新宿線では小江戸という)に、ものすご~く久しぶりに乗ることが出来たのも、幸せ度アップポイント。

本当に良い時間でした。

そうこうしているうちに所沢駅到着。

飯能行きの電車は既にホームに来ていたけど、歩いても余裕で間に合うタイミング。
しかも、けっこう空いていて、座れました。

ここからも楽チンで、地元駅到着。
PASMO残額ちょうどゼロって感じで、そのまま改札を出る事が出来ました。

そして10分程度の徒歩で無事帰宅!
帰宅時には、ほんのり汗ばんでいました。
前日は、雪降ってたのに!

しかし、驚くほどの、ぴったり、バッチリ、ラッキー感。

そもそも、前日までの空模様だったら、出かけられなかったのです。病人だから。
それが前日の雪が嘘のような晴天。暖かさ。

適当な時間に家を出たのに、ハーマイオニーに巡り合えるラッキー感!(第一章参照
そして、映画館に着けば、井上監督の搬入シーンを目撃というバッチリタイミング。(第一章参照

久しぶりにあがた森魚さんにお会いでき、色々話すことが出来たのもラッキー。(第四章参照
もちろん映画もライブもトークも堪能(これが目的なので、これは当然の事ですが)。

帰りも、電車の時間などチェックせずに適当に西武新宿駅へ着いたら、すぐに特急に乗車!
出番なしかと思われたハイキング的あれこれも、突然の大活躍そして超幸福感!
PASMOの残額+チャージ額もぴったり!

なんだこれ!?

この日は、絶対に、テアトル新宿へ『いきもののきろく』を観に行く日、と定められた日だったのかも知れない。




映画『いきもののきろく』関連ブログ


映画『いきもののきろく』テアトル新宿(第四章)

まだつづきます。

ちなみにこれは第四章

ここまでも、あまり映画の事について書いてきませんでしたが、この後は、もはや、私がどうやって家に帰ったか、みたいな、これまで以上にどうでもいい話になる予定です。

その前に

第三章でトークセッションが終わったと思いきや、最後に試練が待っていました。
トークセッションラストに、会場後方、お客さんとして来場していた、あがた森魚さんに話がふられる。
隣の隣(隣は空席)に座っていた私が、会場係の方からマイクを受け取り、あがたさんに渡す。

この時、嫌な予感がよぎりました。
井上監督は次に私を指名するのでは、ないだろうか……と。

これまでにも、何度かそういう経験があるのです。
それを考えると、あがたさんの話がまったく頭に入ってきません。
と、やはり嫌な予感は当たってしまい、私も何か話す事に。

以前、ブログに菊池琢己のギターの事だけを書いた私、ここでもまた琢己さんの生演奏に触れた感動を伝えて終わりました。
映画の事も、語りたい事は色々あるのですが、ブログには、ギター演奏やら、音響やら、そんな事ばかり書いてしまう。音楽者の性みたいなものだと思って許して下され。

さて、そんなこんなで、すべて終わってロビーに出ると、井上監督、永瀬さん、琢己さんのサイン会に長蛇の列が。

あがたさん、しっかりパンフを買っていて「サインしてもらおうかな。」と。
私もパンフにサインしてもらおうと思っていたので、列が全員終わる頃に最後尾に並んでサインをもらう事に。
ロビーに2人並んで立ち話をしていると、色々な方が、あがたさんに声をかけてゆく。
ついでというわけでもないでしょうが、私も何人かの方に挨拶されたり、一緒に写真を撮ったり。
そうこうしているうちに、長い長い列の最後尾が近づき、私とあがたさんも列に並ぶ。

しっかりとパンフにサインをいただきました。


永瀬さんに「井上さんに無茶ぶりされた時、音楽の事しか話せなくてごめんなさい」と、一言声をかける。
しかし、考えてみると、無茶振りされてない時も、ほとんど音楽や音の事しか語っていない。

さて全員にサインが終わったところで記念撮影。
と、ここでも、井上監督の無茶振り発動!
「せっかくだから、あがたさんも一緒に」と。あがたさん、(この映画には関係ないので)一瞬断るそぶりをみせるも、押し切られる。するとさらに井上監督から「どるたんさんも!」と。
いや、私が入っても「この人誰?」状態になるから、と、少し拒否ったのだけど、場の空気もあるし、と思っておとなしく参加しました。

左から、永瀬正敏さん、菊池琢己さん、あがた森魚さん、私、井上淳一監督

なんでここに私がいるのやら。
しいて理由を探しても、井上監督、琢己さん、あがたさんの知り合いというだけのような。


ところで、この章冒頭で「私がどうやって家に帰ったか」みたいな事を書くと言ったはずなのですが、まだ映画館の外にすら出ていません。

今夜は、ここまでにしたいと思います。

次は、本当に「家に帰る話」だけになる予定なので、さすがに
「映画『いきもののきろく』テアトル新宿(第五章)」
ってタイトルはどうかとも思うのだけど、どうしましょう。

というか、それ以前に、そんな話書く必要あるのか!?と。






映画『いきもののきろく』関連ブログ


映画『いきもののきろく』テアトル新宿(第三章)

さて、つづきを

ちなみにこれは第三章

第二章でやっと映画を観終わりました。
この後は、菊池琢己ミニライブからの、井上監督、永瀬正敏さんのトークセッション。

まずは、琢己さんのミニライブから。

アコースティックギターを持って登場。
リハどころか、サウンドチェックもなし。壇上にはヴォーカル用、ギター用のワイヤレスマイクが置かれている。
若干、音は大丈夫なのかな、と心配していましたが、まったく問題なし。
バランスもよく、出音も実にきれいでした。
第二章でテアトル新宿の音響について触れたけど、アコースティック楽器の生演奏でも、その音響の良さが生きています。

軽い挨拶の後、この映画の主題曲「時代はサーカスの象にのって」の生演奏。
映画の中で流れたギターと同じフレーズが紡ぎ出される。
そして歌も琢己さんが、あの丁寧なフレーズを奏でながら見事に歌いあげた。

PANTAの心が琢己さんを通して伝わってくるような感動を覚えました。
誰もPANTAにはなれないし、PANTAのように歌う事も出来ないけど、こうして色々な人がそれぞれの思いを込めて歌いついでいく事で、PANTAの思いもつないでいく事が出来る。PANTAも絶対に喜んでくれるはず。

「絶対に」って強く言い切ったのには理由があって、私たちもPANTAの曲をカヴァーする事があり、それを報告すると、いつも「どんどんやって!」って言ってくれたし、私たちのカヴァーをYouTubeで観た時には「あれ、良かったよ!」と声をかけてくれていたから。カヴァーされる事を喜ぶタイプの方でした。

「時代はサーカスの象にのって」につづいてもう1曲、これも井上監督と関わりの深い曲。
映画『誰がために憲法はある』の中でインストとして使われ、『いきもののきろく』のチラシには、歌詞の一節「世界はガラクタの中によこたわり」を「よこたわる」とアレンジして使っている。あの曲。
「さようなら世界夫人よ」を菊池琢己弾き語りヴァージョンで披露してくれた。

これまた感動しました。
みんな言ってたけど、PANTAも劇場に来ていた、聴いていた、と思う。

琢己さんは、その後のトークセッションにも参加。
井上監督、永瀬正敏さんと3人で、実に面白く、興味深い話を聞かせてくれた。

第二章で少し触れたのだけど、映像を観ながらそれに合わせての一発録りを提案したのは永瀬さん。
そして、印象深いラストシーンからエンドロールに切り替わった直後に、PANTAの声だけでサビのフレーズ「せめてその象に~」と入ってくる、ドキっとするような、このアイディアも永瀬さんの提案だとの事。

すごいセンスじゃない?

永瀬正敏。
役者としても、写真にしても、そして音楽に対する感覚にしても、そのセンスに感服。

映画からミニライブ、トークセッションまで堪能させていただきました!


さらに第四章へとつづく
って、トークセッションも終わったのにまだ何を語ろうとしているのだろうか、私は。


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