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2023年7月期に観ていたTVドラマ

今期観ていたTVドラマ&アニメを一覧にすると
(ドラマ)

  • ハヤブサ消防団
  • シッコウ!!~犬と私と執行官
  • CODE-願いの代償-
  • ウソ婚
  • DIY!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-
  • 量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-
  • ばらかもん
  • 最高の生徒 余命1年のラストダンス
  • 最高の教師 1年後、私は生徒に□された

(アニメ)

  • 呪術廻戦
  • スパイ教室
  • るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-
  • SYNDUALITY noir

いや、今期はちょっと観過ぎたなぁ

ふだん大体、ドラマが3~4本、アニメが1~3本って所なんだけど、今期は、ドラマが9本(朝ドラと大河を入れると11本!)、アニメが4本。

さらに配信ドラマで「ムービング」(Disney+)を途中まで観ているところ。

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レコードを聴きながら

昨日から今日にかけて、なんとなくアナログ盤を集中的に聴きまくっていました。

最近はPCの前にいる事が多いので、音楽を聴くのはデスクトップ環境で、CDをリッピングしたものを聴くか、サブスク配信のものを聴くか……はっきり言って音楽を聴くというよりも、音楽を流しているという感じです。
そんな環境でも一応しっかりと音楽に向き合おうとする事もあるのだけど、どこか集中していない自分がいます。

で、たまにPCの前を離れて、アナログ盤を聴くと、しっかりとその音楽の世界に入り込むことが出来る。それだけではなくて、流れてくる音楽と共に色々な思いが浮かんだり、余計な事を考えたり、そういう時間がとても幸せ。

回転するレコード盤や、ジャケットを眺めながら流れる音に耳を傾けるという時間は、視覚的にも、聴覚的にも満たされるし、そこにおいしい紅茶やコーヒーがあれば、味覚も嗅覚も幸せ。

そんな、なんとも贅沢な時間を過ごしていました。
安上がりなのに贅沢。

そして、そんな時、感覚的に一気に過去に引き戻されて泣きそうになった瞬間があったので、ここに書き記しておこうと思います。

それは、昨日、ビートルズ関連のレコードを次から次へと色々と聴いていた時に起きた出来事。

『MAGICAL MYSTERY TOUR』というアルバム(LPレコード)。
これは中学生の時に、はじめてレコード屋さんで自分で買ったビートルズのアルバム。
2曲目に収められた「The Fool on the Hill」、この曲は、ビートルズの中で1,2を争う程大好きな曲。
当時の(今も)自分の心境、心情に寄り添ってくれるような歌詞に落涙した事は、1度や2度ではありません。

で、そんなアルバムのそんな曲を聴きながら、高校1年生の時のある瞬間が蘇ってきたのです。

それは、自分の部屋にはじめて、コンポーネントステレオがやってきた日。
プレーヤーは、テクニクスSL-1300、アンプはパイオニアSA-8800、スピーカーは・・・みたいな感じで揃えた、まあそれなりにいい感じのオーディオセット。

真ん中のラックにアンプ、チューナー、カセットデッキが収まり、一番上には、プレーヤーが置かれ、その左右にスピーカー。
狭い部屋になんとか収まったそのステレオで当時持っていた数少ないレコードの中から、初めにかけたのが『MAGICAL MYSTERY TOUR』。
1曲目の「MAGICAL MYSTERY TOUR」が流れた時から、その迫力に「うおっ!」とのけぞるように感動していたのですが、もっと大きな感動を覚えたのが、2曲目の「The Fool on the Hill」。

狭い部屋、ステレオの真正面、近距離で床に座る。
正面にはコンポが収められたオーディオラック、その左右にスピーカー。
スピーカーの左右何もない空間(いや左にベッド、右に本棚がある空間)にまで、ピアノやギター、リコーダーの印象的な音色が広がる。
そして、真ん中のオーディオラックの場所から、ポールの歌声が聴こえてきた。

「そこ音が出る場所じゃないじゃん!?」

驚きのあまり、オーディオラックに片耳を近づけてみたりなんだり、そこにポールが実際に存在するかのような、なんとも不思議な実像を感じたのです。虚像だけど。

(余談ですが、その瞬間から、自分の中で、オーディオ装置に求める物の優先度が、音色や迫力よりも音場の再現性になったように思う)

それまでモノーラルの卓上プレーヤーでレコードを聴いていた私には、その感覚がすごく不思議かつ感動的で忘れられない瞬間、忘れらない時間だったのです。
その時の感覚が、昨日蘇ってきました。

今は、当時よりは若干広い部屋で、真ん中にちょっと大きめのTVがあり、TV下のラックにコンポが収まり、その左右にスピーカーという環境で聴いているのですが、当時と同じように床に座り近距離でのリスニング。

すると、「The Fool on the Hill」で左右に広がる楽器の音、真ん中のTVの画面の、そのまた真ん中から聴こえてくるポールの歌声。

「ああ、この感じ」

一瞬にして、高校生1年生の時のあの時、あの部屋、あの音の感覚が蘇ったのです。


この人生において色々な物を手に入れたり、手放したりしてきたけれど、このレコードを手放さなかった自分に感謝。

2023年9月前半に観た映画

2023年9月前半が終了。この期間、バスケ、サッカー、ラグビー他、観たいスポーツ中継がものすごく多く、さらにTVドラマやアニメもふだんより多めに見ていたので、一体一日のうち何時間TVの前にいるのだ!?という状況でした。が、それでもしっかりやる事はやっているのが自宅で出来る自由業の強みですね。ありがたい。


☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。


2023年9月前半に観た映画
2023年9月前半に観た映画

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マーチが好き過ぎる

9月2日
上野の東京文化会館大ホールで開催された、陸上自衛隊東部方面音楽隊 第80回定期演奏会に行ってきました。


少し前に観た映画『異動辞令は音楽隊!』(警察音楽隊の話)の感想にも書いたのですが、私、警察や自衛隊の音楽隊が大好きです。
というか、吹奏楽、特にマーチが大好きで、大阪桐蔭や京都橘高校吹奏楽部の動画もふだんからよく見ています。

実は、今年のお正月に「マーチが好き過ぎる」というテーマでブログを書きかけていました。
きっかけは、NHK FMの番組『クラシックの迷宮』で「日本の“マーチ”で新年を祝う」というテーマの特集を聴いた事。

その前にも、2020年に「ホルンの音が好き過ぎる」というブログ記事を書いた時に、続編的に「マーチが好き過ぎる」ブログを書こうとしていました。

2度とも、書きたい事が多すぎて挫折したのですが……下書きは残っています。

今年のお正月に書きかけた下書きを少し引用すると、

1月7日放送のNHK FM『クラシックの迷宮』
「日本の“マーチ”で新年を祝う」というテーマでした。

「三百六十五歩のマーチ(カラオケ)」で始まり、水前寺清子の歌う「三百六十五歩のマーチ」で、終わるという、おおよそ「クラシック」の名を冠した番組らしくない(けど素晴らしい)選曲。
2曲目にかかったのが、宮川泰作曲「ゲバゲバ90分!」テーマ
本当に胸躍る素晴らしい選曲。
さらには「リボンのマーチ(「リポンの騎士」エンディングテーマ)」がかかり、「ビックX」の主題歌がかかる。

子供時代に胸躍らせた曲の数々。

この後、子供時代に胸躍らせた曲がアレコレと浮かんできて、収拾がつかなくなっています。

例えば、科特隊のテーマも、ウルトラ警備隊のテーマも、大好き過ぎるマーチ曲。
『シン・ゴジラ』で流れた時には、高まりすぎて落涙を禁じえなかった「怪獣大戦争マーチ」。
「サンダーバード・マーチ」に「ガメラ・マーチ」、『仮面の忍者 赤影』の「忍者マーチ」、『マグマ大使』のオープニング曲。
アニメや特撮物のテーマや挿入曲だけでも、枚挙に暇がないのに、スポーツテーマなど、胸躍り心高まる曲のなんと多いことか。

(この陸海空自衛隊の「怪獣大戦争マーチ」最高!)

同世代の方々はきっと、上にあげたような曲を聴けば、心高まること間違いないと思うのですが、「マーチが好き」と公言する人に出会った事はありません。
「ロックが好き」とか「フォークが好き」とか「ジャズが好き」とか「クラシックが好き」とか、そういう人は、たくさんいるけど「マーチが好き」という人は、今までに1人も出会っていないのです。
そんな中ですが、公言します「私、マーチが大好き」、むしろ「マーチが好き過ぎる」のです。
フォークやロックに出会う以前に、しっかりと心の奥に刻まれた音楽の形態、それは、マーチ。
自作曲を宅録する時にも、気づけばドラムの音はマーチ風。

私たちの年代には「マーチが好き」と意識していなくても、上記したような曲たちを聴くと自然と心高まる、そういう人は多いはず。
もしかしたら、もう少し前の世代や後の世代、平成生まれやZ世代などにはない、私たち世代(と言っても1960年前後10年ぐらいの広めの世代)だけの特色かも知れないな、と思います。
子供の頃、自然に耳にした素晴らしいマーチ曲の数々。

私は、細野晴臣(1947年生まれ)のラジオ番組をよく聴くのですが、細野さんは、フレッド・アステアなど1940年代50年代のスクリーン・ミュージックやその時代のポップミュージックが大好きでよく流します。
それらの曲を聴く時、その時代を体験していない私が聴いても、ノスタルジックな気分になり、うっとりします。はっきり言って好きです。
でも、やはり子供時代に聴いた音楽のような、心の高まりまでは感じない。細野さんにとって特別大好きな音楽は、自分にとって特別大好きというほどではないのです。
子供時代に聴き、心に染み込んだ音楽というのは、いくつになっても、いや、むしろ年を重ねれば重ねるほどに、特別な物になっていくような気がしています。私にとってのそれはマーチ。

そんな、マーチ好きの私がかねてから興味を持っていた、自衛隊音楽隊(今回は陸上自衛隊東部方面音楽隊)の定期演奏会に行ってきたというお話。
前置きが長すぎて、ただただ「マーチが好き過ぎる」話で終わってしまいました。

演奏会の事は、改めて書くかも書かないかも。

9月1日~2日の心もよう

9月1日
PANTAの献花式の日。
家庭の事情で参列は諦め、家で過ごす。

相変わらず、PANTAの死は受け止め切れていないのだけど、日々、何かとPANTAの事を考える時間が多くなっている。
献花式に行って、PANTAを通じて知り合った方々に会って、何かしらの言葉を交わしあえば、少しは死を実感として受け止められたのかな、とも考える。

9月2日
上野の東京文化会館大ホールにて、陸上自衛隊東部方面音楽隊 第80回定期演奏会を鑑賞。



演奏会の事はさておき、東京に行って帰ってくるだけで疲れます。
前日、渋谷でのPANTA献花式に行っていたら、この日の演奏会には、行けなかったかも。


陸自と言えば、PANTAさんと2人で行った、りっくんランド!(2018年)とか。
上野に来るのは、PANTAさんと一緒に水上音楽堂に来て以来(2019年)、とか。
ここでもPANTAさんの事を考えている私。
りっくんランドに行った時に、音楽隊が好きという話もしたので、もし、今も元気なら、PANTAさんを誘っていたと思うのだけど、残念ながらそれはかないませんでした。


とりあえず、気持ちをサクっと書きましたが、演奏会の事、上野の事など、気が向いたらもう少ししっかり書きたいと思います。が、書かないかも知れません。

(PANTAに敬称付けたり付けなかったりしているのはなんとなく)

2023年8月後半に観た映画

今日で2023年8月が終了。相変わらず暑い毎日。涼しい部屋で、そこそこ大きな画面と音で映画を観る事が出来ている日々に感謝です。


☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。


2023年8月後半に観た映画
2023年8月後半に観た映画

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行方不明者(?)捜索中 -(続報追記あり)

先日のブログ投稿「我が家の最新(?)PC事情」の続編的内容です。

この数日間、昨年春頃の私自身に問いかけ続けている事がある。
それは・・・・・・

「Pro Tools (10)のインストールディスクはどこ?」


私、昨年の春、作業場所を移転しました。
その際、これまで狭い部屋に押し込まれ、見つけづらい所に隠れていた物や、取り出しづらかった物など、しっかりと分類整理し、見つけやすく、取り出しやすく整頓し、使いやすい環境を構築したはずでした。
実際に、かなり使いやすい環境が構築できています。

それなのに、どこにも見当たらないのです、Pro Toolsのインストールディスクが。

(我が家的に)新しいPCがやってきて、まっさきに取り掛かりたかったのが、音楽作成環境の構築。
Pro Toolsを新たにインストールし直すと、またアクティベーションだなんだ、あのプラグインが使えないだの、うまく立ち上がらないだの、そんな大変な(でもちょっと楽しい)作業が待っているのだな、と覚悟していたのですが、それ以前の問題。

以前の作業場所なら、すぐにどこにあるか思い浮かぶのです。
音楽CDのBOXセットとサイズが大体同じだったので、Joni MitchellやMiles DavisのCD BOXと一緒に本棚に並んでいたのです。
今でも並び順まで思い出せます。

それが、新しい作業場所では収納スペースが大幅に増えたので、しっかりと分類して、音楽CDとPC関連の物は別の場所に収納したのです。したはずだったのです。

こちら主に音楽作成用棚(音楽系小物とPC系小物棚)

この棚のどこか、もしくはPCデスク周りにあるはずと、にらんでいたのですが、まったく見当たりませんでした。

それでは、以前のように音楽CDと一緒に収納されているのか?

(主に音楽CDと本が並んでいる棚)

やはり見当たりません。
この棚以外に、細長い本棚やコンテナ数箱に音楽CDが収納されているのですが、そこにもありません。

クローゼット(というか押入れ)の中なども、汗だくになりながら、探しまくりましたが、未だに出てきません。

「昨年春の私よ、いったいどこにしまったのですか?」

とりあえず、しばらくの間、探すのをやめてみようか、探すのをやめたふりをしてみようか、そんな気持ちになっています。
まだ、古いPCが使えなくなったわけではないのですから。
15年選手だけど。(PCは5年が買い替え時だと言われている)

昔の偉い人が言っていました。
「探すのをやめた時、見つかることもよくある話」だと。


【ここから続報追記】

お騒がせいたしました。
見つかりました!
昔の偉い人が言ったとおりでした。

まあ、ひと騒ぎすれば見つかりそうな気もしていましたが・・・

今回の失敗は「音楽CDとPC関連のインストールディスクなどは、しっかりと収納する場所を分けたはず!」との思い込みでした。
まんまと音楽CD箱の中に紛れていたのです。

右上方の白い箱の中にありました

(左下の箱がPro Tools 10の箱)

他の音楽CDが入っている箱は、CDが少し見えるので、この黒いPro Toolsの箱が入ってないのは一瞥すれば分かる。
しかし、この白い箱の中身だけはひっぱり出さないと見えない。
そして、はなから音楽CD箱の中には入っていない、と言う思い込みがあったので、ひっぱり出して中を見ることを怠っていたのです。

Pro Tools以外のPC関連物は全部、分類、整理からの収納したんだけどなぁ・・・
音楽CDとの親和性が良過ぎるというか、なんというか。

そしてさらにアホな事に、この箱、見つける必要なかった!!
アクティベーションコードやら何やら必要になると思っていたのだけど、メーカーサイトにログインすれば、(私の登録権限で可能な)最新ヴァージョンが直接ダウンロード出来たのです。
とほほ。

という事で、先ほど無事Pro Tools 12をダウンロード完了。
この先はまた、(ヴァージョンアップやPC移行で)少しばかり苦労しそうな気はしていますが、まずは一件落着。

改めまして、お騒がせいたしました。
ごめんなさい!

【さらに追記】
Pro Tools 12がふつうにダウンロード出来たので、無料アップグレード出来るのかと思ったら、アクティベート時に料金が発生する事がわかり、結局、探し出したPro Tools 10のディスクからインストールを終えました。
まあ、とりあえず動くからしばらくはこのまま使い続ける事にいたします。

我が家の最新(?)PC事情

これから書く内容は、コンピュータに興味や関心の無い方にとっては、全く面白くない、そしてちょっと何言ってるか分からない内容になります。
またコンピュータに詳しい方にとっても、かなりどうでもいい内容になりますので、よっぽどの物好き以外はスルーでお願いします。個人的な記録&物好きな人向け投稿です。


さて、これまで我が家で主に活躍してきたPCはかなりのベテラン。

1台は、DELL Studio XPS 435MT
プロセッサ Intel(R) Core(TM) i7 CPU 920 @ 2.67GHz、2668 Mhz
なんと第1世代のCore i7です。
そしてOSは、Windows 7 Ultimate。

大体15年選手。
これは、音楽作成や動画編集に特化されています。
作成のみならず、音楽や動画の視聴関係は、ほぼこのPC。
さすがにスペック的にきつくなっているし、色々詰め込みすぎて最近では、ブルー画面多発現象が出ていました。
(ブルー画面とはWindowsユーザーが絶対に見たくない英語や記号が羅列されたブルーバックに白文字の画面)
ただ、これは調査したところ、どうやらグラフィックボードが怪しいという結論に達し、激安グラボを購入し、その後は、ほぼ正常に動いていました。
とはいえ、第1世代のCore i7しかもWindows 7、いつご臨終されてもおかしくないPC。


そして、もう1台は、さらに大ベテラン。
DELL Dimension 9100
プロセッサ x86 Family 15 Model 4 Stepping 3 GenuineIntel ~2992 Mhz
もはやCore iシリーズですらありません。
しかもOSは、Windows XP。

ほぼ20年選手。
さすがにセキュリティー面で不安があるため、インターネットには繋いでいませんが、今でも現役でフルに働いています。
こちらは、デザイン関係に特化されています。
かつては、DreamweaverやFlashを使い、数々のWEBサイト立ち上げなどに奮闘、活躍してきました。
今は、Adobe PhotoshopとIllustrator専用機という感じです。
バージョンはCS2とかなり古めですが、WEBで使う画像の加工やロゴ作成、フライヤー作成などには、必要充分。
とはいえ、こちらもいつご臨終されてもおかしくないPCではあります。

(左Studio XPS、右Dimension)

そんなわけで、随分と前から、PCの新調は必須課題のひとつではありました。
しかしながら、音楽関連の仕事だけで生きていくと決めて生きてきたここ10年の私には、なかなか充分な収入もなく、おいそれと新しいPCに手を出せるはずもなく、この2台のPCを大事に大事に、かつ、だましだまし、酷使してきたわけです。
と同時にさすがにいつまでもこのオールドタイマーを使い続けるわけにもいかず、中古PCのスペック:価格を色々と調べたり、不要になったPCを譲ってくれる方はいないかとジモティーを見たり、そんな日々を送っていました。

そんな私に救世主が現れました。
映画監督の相原裕美さん(「SUKITA」「音響ハウス Melody-Go-Round」などの監督)から、お下がりのPCをいただいたのです。
相原監督もPANTAさんを通じて知り合った方。
はじめにお会いしたのは「SUKITA」で使われたPANTAさんのインタビュー撮影時。
2度目は、川越スカラ座での「SUKITA」上映時。
お会いしたのはそれ以来。

さて、いただいたPCは
DELL OptiPlex 9010
プロセッサ Intel(R) Core(TM) i7-3770 CPU @ 3.40GHz、3401 Mhz
第3世代のCore i7です。

現在最新版は、第13世代なので、こちらもかなりのベテラン選手ではありますが、なんせ今まで使っていたのが第1世代なので、私にとってはかなりの進歩、若返りです。
しかも起動ドライブはSSDなので、スピード感かなりアップ。
さらにありがたい事には、Blu-Ray、DVDと2台の光学ドライブが内蔵されています。
うちのPCは2台とも光学ドライブがいかれていて、必要な時はPIONEERの外付けDVD-Rを使っているのですが、読み書き時にギコギコと異音が発生するという危なっかしい状態なのです。

(DELL 3世代揃い踏みの図)

イメージでいえば、
年数とかではなくあくまでもイメージでいえば、
これまでうちでは、ノムさんと田淵に無理言って現役をつづけてもらっていた感じ。
いや、ノムさん死んでるから、無理言っても無理だった!
言い直します。
これまでうちでは、田淵と石毛に無理言って現役をつづけてもらっていた感じ。
そこに新戦力として、秋山(幸二)選手が加入したと思ってください。
かなりの戦力アップじゃありませんか?
意味不明の話が、よけい意味分からなくなっただけでしょうか?
いや。もしかしたら松井稼頭央ぐらいの若返り戦力アップかも知れません。
どちらにしても現役バリバリの若さにはかないませんが、しっかり使いこなせばまだまだ大きな戦力になる事間違いありません。

ありがたや~

これの初期設定中に、知り合いが遊びにきたのですが、嬉々としてPCをいじっている私を見て、笑い出しました。
「なんで笑ってんの?」と聞くと
「どるたん、全然お金ないのに、来るたびに色々な物がグレードアップしていくから面白くて。」だって。

確かに・・・

PC周りを見回してみても、色々と。
それだけじゃなくて、楽器も。
いや、本当に、これまでも、必要な時に必要な物が手に入るという不思議現象を何度も経験してきました。

本当に不思議。
そして、感謝。

みなさまどうもありがとうございます。
しっかりと、ありがたく、きっと誰よりも使い倒します。

もう1度言います。感謝!

2023年8月前半に観た映画

2023年、8月前半が終了。この期間の前半は、自身(どるしゃあ)のワンマンLIVEがあり、完全に音楽没入モードで映画はほとんど観る事が出来ませんでした。後半、時間にも気持ちにも余裕が出来たため、1日1本のペース、終わってみれば15日間で8本と、思ったよりは観る事が出来ました。


☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。


2023年8月前半に観た映画
2023年8月前半に観た映画

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暑く長く奇妙な1日

8月6日(日)
Goodstock Tokyo
どるたん+しゃあみんワンマン公演の報告、第2報。長文です。

これまでのブログで書いてきたように、Goodstock Tokyoは、PANTAさんが繋げてくれた場所。

「PANTAさんとGoodstock Tokyo」
「明日です。」

そのPANTAさんが亡くなってほぼ1ヶ月。
何度も言っているけど、未だに実感できていません。

朝、会場へと向かう車中。
いつも通る道。
この道を通り、PANTAさんの家へ寄り、時には向かいの花屋さんで茶飲み話をした後、2人で色々なところへ向かった、そんな道。

所沢街道から、青梅街道、そして環七を右折。
La.mamaに行く時も、APIA40に行く時も、Oさんの家に行く時も、PANTAさんと一緒に通った道。
もちろんはじめてGoodstock Tokyoへと向かった日も、この道。
しかし、今日は、PANTAさんの家に寄る事もなく、直接Goodstock Tokyoへ。

いや、今日だけじゃなく、この先の人生、PANTAさんの家に寄る事はないのだ。

そんな事を考えながらハンドルを握る。
途中一瞬激しい雨。しかし、空は晴れ渡っている。

スムーズに会場近くの駐車場着。
入り時間の30分前。

そういえば、PANTAさんはいつも、ものすごく時間に余裕をもって出発していた。
例えば、La.mamaに12時入りなら「じゃあ8時に出るか。」という感じ。
「車なので、何があるか分からないし、何かあって焦るよりも、早く着いてお茶でもする方が良い。」
そういう考え方なのだ。

私も同じ思考回路だけど、さすがに所沢から渋谷で4時間は余裕持ち過ぎと言う気もする。

そんな事を考えつつ会場入り。

ほどなく、しゃあみんも到着。

この日は、頭脳警察とPANTAソロの曲を10曲演奏する予定。
予定と言うか、数日前にそう決めて、コード譜を作って、しゃあみんに送ったのだ。

ほとんどが初めて合わせる曲なので、リハで一通りあわせて、本番へ。

PANTAは、死ぬ直前まで現役で活動していた人なので、最近の曲、少し前の曲でも、取り上げたい曲はたくさんあるのだけど、とにかく10代の頃から聴き続けて、歌い続けて、体にも心にも染み込みまくり馴染みまくっている曲を中心に選ぶ事にした。
馴染み過ぎてすっかりどるたん節になっている曲もあるけど、それは、ごめんなさい。

本番前に、全力通しリハをやったので、既に1ステージ終えたような気持ちで本番へ。
ちょっとなんだかふだんと違う力が出ているような感覚。

この日は2部構成。

第1部は全曲、頭脳警察の曲。

「ひとつぶの種になって」「少年は南へ」「時々吠えることがある」「さようなら世界夫人よ」「落ち葉のささやき」「心の落ちつき失せて」

以上、6曲をほとんど何のMCもなく、淡々とやりました。

途中、若干こみあげてくるものがあったのだけど、それはPANTAが死んだからじゃなくて、なんとなく歌詞と思い出のせい。


15分の休憩をはさんで第2部。

前半は、どるしゃあ曲を。
不穏なムードの曲が多いどるしゃあだけど、さほど不穏じゃない曲をチョイス。
まあ、歌詞は若干不穏だけど。

後半、PANTAソロ曲を3曲。

「あやつり人形」「ナハト・ムジーク」「マーラーズ・パーラー」

第1部とはガラリと変わって、軽妙な(?)トークを交えながら。
PANTA+どるしゃあ+ルイス稲毛で一緒に「さようなら世界夫人よ」をやった時の話(「じゃあ、どるたん2番歌って!」と突然無茶振りされた)をはじめ、ここには書けないあんな話や、こんな話の数々。

爆笑トークショーの様相を呈しつつ、アンコールの「ふざけるんじゃねえよ」(頭脳警察cover)、Wアンコールの「ばるぼらの歌」まで、たっぷり2時間越えの楽しいワンマン公演となりました。

特に「追悼」とか、そういう意識はなくやっている事なので、楽しくてOK!
個人的な「PANTA感謝祭」というか「大謝恩セール」(セール?)みたいなものなのでね。
PANTAさんも、もし聞いていたら絶対一緒に爆笑しているはず。

まだまだ面白い話たくさんあるので、なにかの機会に話して、またみんなで爆笑したいね。

そんなライヴを終えての帰り道。

ものすごく暑く、眩しいカンカン照りの車中。
すれちがう車達がなぜかビショ濡れ。
バスにいたっては、まるで水中から出てきたばかりのように水をジャバジャバと撒き散らしながら走っている。

朝も一瞬激しい雨が降ったけど、また通り雨かな?ぐらいに考えていたら、突然のドシャ降り。
しかし、何処にも雨雲が見当たらない。
相変わらず、カンカン照りの車中。
暑い暑い。
しかしドシャ降り。
ものすごく不思議な天気。

これがしばらく続いた。

PANTAさんと2人で車に乗り通い慣れた道を。

まるで号泣しながら爆笑しているように。