Category Archive : BLOG

いよいよ明日!Goodstock Tokyo

いよいよ明日開催となりました。
6月22日(日)、Goodstock Tokyo

『どるたん大復活祭』

先週も、当サイト、ブログにて公演内容について色々紹介しました。
一週間後は!Goodstock Tokyo

今日は、今回、どるしゃあと一緒に色々な形で演奏してくれる『四人いる』の事を紹介したいと思います。

『四人いる』は、その名の通り

G,Vo.  ひづめ☆つかさ
Slide G. 河西堅
Bass   坂本カツミ
Drums  今野永士

この四人で、バンドとして活動してきました。


しかし、今年2月にベースの坂本カツミ氏が亡くなり、現在は3人になってしまいました。
それでも、坂本氏の魂を受け継ぎ、3人で『四人いる』として活動していく、という道を選び、現在に至っています。

ベースレスではあっても、つかさと堅の2本のギターが織りなすように空間を埋め、永士の歌心溢れるドラムと一体となって、音楽を紡ぎ出しています。

今回は、『四人いる』のステージをたっぷり楽しんでもらい、さらには、どるしゃあ、島田篤との様々な組み合わせで、楽しんでいただける事と思います。

また、『四人いる』のメンバー、スタッフには、どるたんの復活に多大な力添えをいただいてきました。

そんな『四人いる』と『どるたん+しゃあみん』そして『島田篤』が紡ぎ出す音楽、作り出すステージ、明日、お時間のある方は、ぜひ会場で一緒に楽しみましょう。
お時間の無い方、遠方の方は、有料配信もございます。(1週間のアーカイブ配信あり)

どうぞよろしくお願いいたします!

一週間後は!Goodstock Tokyo

1週間後の日曜日、6月22日は、Goodstock Tokyoにて

『どるたん大復活祭』

が開催されます。

5月31日(土)の『どるたん復活祭』から、1か月もおかずに、今度は『どるたん大復活祭』とな。

ふだんのどるしゃあワンマン公演とは違って、どるしゃあ、四人いる、そして関西から参加のピアニスト島田篤が、くんずほぐれつ(死語?)さながらバトルロイヤルのようなステージになる事かと。

時間も15:30スタートで、19:30頃までたっぷり4時間のステージを予定しています。

どんなメンバー構成で、どんな曲が飛び出すのか!?

過去の共演色々

どるたん+しゃあみん with 島田篤「ばるぼらの歌」2017 京都 夜想

どるたん with ひづめ☆つかさ Dylan cover 青梅アトリエよぎ 「どるたんパブタイムvol.1」

どるたんwith今野エイジ「boy」2024.12.1 MANDA-LA2

The Pretender – Jackson Browne cover (日本語版)どるたん+しゃあみん and 河西堅


さて、当日、どんな事が起きるのか、ぜひ目撃者のひとりになってください。
会場でお会いできれば何よりですが、遠方の方、当日都合のつかない方には、配信もございます。
どうぞよろしくお願いいたします!

Final Round(8) Start

抗がん剤治療に関する内容です。
癌発症から今日に至るまでの経緯はこちらにINDEX化いたしました
癌関連 INDEX


もう一週間経ってしまいましたが、6月6日から、抗がん剤治療(CapeOX療法)のRound8が始まりました。
これが最後!
前回から点滴は中止したので、内服薬を2週間飲んで終わり。

いつものように朝7時半に家を出て、埼玉医大国際医療センターへ。
8時10分頃病院着。
表玄関ではなく、F棟入口からIN。

受付を済ませ、問診票記入。

9時少し過ぎに、採血。
9時半に院内薬剤師さんによる問診。

ここまでは前回と全く同じ流れ。

薬剤師さんに、副作用がひどくなっている事。
便秘気味の事。
など、現在の状況を一通り話す。


その後は、採血の結果が出てから担当医の診察になるので、その間いつものように、ローソンでコーヒーを買い、喫茶スペースへ。持ち込みのパンとコーヒーでブランチ。
大きな窓から、外の景色を見ながらのこの時間は、憩いのひと時。
(この一節、毎回、全く同じなのでコピペ)

外の景色は、前回よりもさらに緑が濃くなり、樹々たちが生き生きしている感じが伝わってくるよう。夏感強め。

しばし、落ち着いた時間を過ごせると思ったら、いつもよりかなり早いタイミングで、担当医からの呼び出しコールが鳴る。
コーヒーまだほとんど残っているので、コーヒーのカップを片手に診察室へと急ぐ。
(この一節も前回と全く同じ)

入室して、副作用の状況を話す。
痺れが続いている事、指先を使う細かい作業が出来ない事など話す。
「これまでよく頑張りました。なんなら内服薬もやめてもかまいません。」
みたいな感じでねぎらい(?)の言葉をかけていただく。

そしてこの後のスケジュール決め。

約1か月後の、7月頭にCTなどによる検査。
その約10日後に、執刀した先生との面談というか検査結果の診断。
そこで、今後どうなるか、どうするか、って話になるわけですね。

まあ、良い結果が出ると信じてはいますが、予断を許さない状況ではある。


ところで、気になる副作用ですが、とにかく痺れがひどい。
手足の指先、舌及び口の周辺が、常に激しく痺れていて痛みを伴う状況。

これ、点滴の薬の蓄積によるものらしいけど、はっきり言って舐めてました。

点滴を続けていた頃(Round6まで)は、点滴後1週間~2週間で痺れは抜けて、ふつうにギターを弾けるぐらいの感じだったのですが、前回から点滴してないのに、痺れがまったく抜けない、どころかひどくなっている。

ギターは弾けるには弾けるんだけど、両手の指にかなりの痛みがある。
前回LIVE時(5/31)は、アドレナリンで乗り切れるだろうと思ったけど、ダメでした。
途中で予定外の休憩を入れ、手袋を装着しての演奏になってしまうという為体(ていたらく)。

その前回よりも、今はさらに痺れがひどくなっている。

足の指は、点滴中はさほど痺れは感じなかったのに、今は、四六時中ジンジンと痺れていて、指の付け根の肉球の付け根的部分は、なんだか腫れて膨らんでいるような感覚で歩きづらい事この上ない。
実際に触ると、若干腫れているような気がしなくもない。

先生の話によると、点滴をやめてから、一時症状がひどくなり、その後数カ月で痺れがひくというパターンもあるそう。
しかし、一生痺れがひかないケースもある、との事。

どっちにしろ、しばらくはこのひどい痺れはつづくという事ですね。

6月22日のLIVE「どるたん大復活祭」が迫っているというのに、全然復活していなかった!!

しかも、7月~9月まで、毎月、1、2本のLIVE予定入れちゃったよ。
まさか、点滴やめてから、副作用がひどくなるとは思っていなかったので。

まあ、でも、なんとかなるでしょう。
がんばります。

その痺れですが、温かくしていると多少はましなので、家にいる時は、温かめの手袋と、キティちゃんの靴下(過去ブログ「キティちゃんの靴下」参照)を必ず装着して過ごしています。



あ、そうそう、この日は、すべてが早め早めに進行し、家に着いたのはお昼前!
点滴がなくなったので、早く帰れるとは思っていたけど、お昼前に家に着くとは、想定外の早さでした。

The Pretender と洋楽日本語詞シリーズ

先日(5/31)の、どるしゃあワンマン公演で披露した、Jackson Browne – The Pretender(ジャクソン・ブラウン「プリテンダー」)日本語詞ヴァージョン。

この曲は、高校1年の時、当時出たばかりのアルバム『プリテンダー』を友人に借りて、初めて聴いて以来、半世紀近くの間、聴き続けてきた曲。
(過去ブログ「Jackson Browne『The Pretender』」参照)

いつかは、日本語の詞をつけてカヴァーしてみたいと思い続けていたのだけど、日本語の歌詞を乗せるのも、演奏するのも難し過ぎてほぼ諦めていました。

それが、数年ぶりにチャレンジしたところ、面白いように歌詞が出てきて、なんとなく形になり、披露するに至った次第。

とはいえ、演奏面でも歌唱面でも、まださらっているような状況で、これから演奏を重ねて、しっかりと身に着けていければと思っています。


ワンマン公演で、この曲を披露する前に、MCで少し語ったのだけど、この曲、音楽評論家の小尾隆さんに聴いて欲しかった。

小尾さんは、2023年10月に亡くなられてしまったのだけど、生前、私の、洋楽に日本語の歌詞を乗せたシリーズを評価してくれて、SNSで取り上げてくれていました。
それ以外にも、私のYouTube動画に反応してくれたりと、SNS上での交流、メッセージのやりとりが続いていました。

この「プリテンダー」を聴いて、日本語の歌詞を聴いて、小尾さんはどう思うだろうか。
それが、例え厳しい評価だったとしても、小尾さんがどう感じてくれたのか、それが聞きたかった。

下の動画は小尾さんが評価してくれていたBob Dylan – Just Like a Womanの日本語歌詞ヴァージョン
これをアップしたのは、もう10年も前!?

正直、歌も演奏もうまくないのは、自覚しているのだけど、そういう部分ではなく「その人が何を表現したいのか」という本質的な部分で評価してくれていたのだろうと思います。


他にも、洋楽に日本語歌詞を乗せたシリーズは色々あるので、良かったら時間のある時にでも、聴いてみてください。

DONOVAN – Universal Soldier

Leonard Cohen – Hallelujah

The Rolling Stones – Sympathy for the Devil

Brian Eno – Golden Hours

などなど

2025年5月後半に観た映画

いつもなら6月1日にはアップ出来ているはずの「5月後半に観た映画」。しかし、もう今日は、6月5日。数日遅れての更新になりました。この期間は、観直し5本、初見4本、と、どうも最近、色々観直したい願望が強い気がします。『エイリアン』シリーズ全部観たいし、『バイオハザード』も全部観たい。MCU関連は何度でも観直したい。そんな最近の私です。

2025年5月後半に観た映画

☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。


16日『MEG ザ・モンスターズ2』(Amazon)☆☆

『MEG ザ・モンスターズ2』
『MEG ザ・モンスターズ2』

1作目は、MEGとの対決メインだったけど、今作では、他にもあんなのやこんなのが出てきて、もう大変。危機一髪のインフレ状態なのだけど、文句なしに楽しめたのは、しっかりとした筋立てがあってこそ。そしてステイサム強すぎ!


17日『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(Disney+)☆☆☆☆

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』

何度観たか分からないほど何度も観ているのに、アズガルドの民、ソーとロケット&グルート、スタークとピーター、サノスとガモーラ、etc.etc.それぞれの物語を紡ぎ、結び合わせる力に感動するし、何度観ても楽しめる。文句なしの5つ☆


18日『雨に叫べば』(Amazon)☆☆

『雨に叫べば』
『雨に叫べば』

昔ながらの映画屋に囲まれ、逆パワハラ?受けながらも、どうにか納得できる映画を完成させようとする新人女性監督の話。以前途中で観るのを止めてしまった『愛にイナズマ』(過去ブログ「対人ストレスご勘弁」参照)を思い出したりしながらも、最後まで鑑賞。しっかりカタルシス。


21日『エイリアン』(Disney+)☆☆☆☆

『エイリアン』
『エイリアン』

久しぶりに何度目かの鑑賞。宇宙船の内部やら何やら、すべてが丁寧にしっかりと作り込まれている事に改めて関心する。そしてやはり面白かった。


23日『エイリアン2』(Disney+)☆☆☆☆

『エイリアン2』
『エイリアン2』

1作目がリドリー・スコット監督だとは知っていたけど、2作目の監督がジェームズ・キャメロンだとは、知らなかった(のか忘れていたのか)。言われてみればそこはかとない『タイタニック』感。物語としての面白さに深みがあるのは、そういう事か。


25日『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(Disney+)☆☆☆☆

『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』

MCU観直しシリーズ。これはあまり観ていない作品(と言っても過去3回ぐらい観ているかも)。初期のMCUは、こういった独立作をひとつひとつ丁寧に紡いで、そのどこかが、他のMCU作品と繋がっているというスタイルが、美しかったな、と。そして、この映画は、映像の美しさにも惹かれる。地味な感じだけど、好感の持てる作品。


26日『黄龍の村』(Amazon)☆☆☆

『黄龍の村』
『黄龍の村』

『〇〇の村』というホラー映画シリーズ(や便乗作)があって、この映画もその手のホラー系だと思って観始めました。ところがどっこい。前半はホラー風味でしたが、後半がらりと展開が変わり、ってこれから観る人のために詳細は書きませんが、なかなか面白い作品でした。『黄龍』感はほとんどなかったけど。終わった後に阪元裕吾作品と知る。なるほどのアクションシーン。


29日『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』(Disney+)☆☆☆

『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』
『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』

劇場で観て以来2度目の鑑賞。正直、劇場鑑賞時は期待外れの思いが強かった。観直して多少整理できたけど、やっぱり☆3つが妥当かな。せっかく米大統領が出てくるのなら、もう少ししっかりと現実社会の問題と向き合って欲しかった、とか。レッド・ハルクの唐突感とか。そして何といってもサムにはキャプテン・アメリカとしての魅力が乏しい。脇役感。無理に2代目を襲名させる必要なかったのでは。


30日『トラペジウム』(Amazon)☆☆

『トラペジウム』
『トラペジウム』

高山一実の原作本を見た時に、なんとなく読みたいと思ったのだけど、これはアニメで観ただけで、充分だと思った。アイドルを夢見る女の子が、自分でアイドルグループを作ってデビューを目指す。とはいえ、メンバーそれぞれやりたいことも熱量も違うので・・・という話。個性の描き分けもうまいし、話し自体もつまらないわけじゃないのだけど、今ひとつ入り込めなかったな。


これまでの「観た映画リスト」です

5/31 ワンマン公演を終えて青梅へ

一昨日(5/31)、大岡山 Goodstock Tokyoでのどるしゃあワンマン公演を終えて、心地良い疲労と充足感に包まれつつ、会場を後にしたのは、15時過ぎ頃。

さて、この後はどうするか?
選択肢

  1. まっすぐ家に帰って、ありあわせで食事を作り、食べて風呂入って寝る。
  2. 途中で食事をして、家に帰って風呂入って寝る。

大体いつも、2にしようと思いつつも、どこにも寄らずに家に帰って、適当に何か食べるパターン。
しかし、この日は、もうひとつの選択肢があったのです。

選択肢3は、青梅 アトリエよぎに直行し、ナックルヘッドのLIVEを観る!

この日、 どるしゃあワンマン公演と、ナックルヘッドの青梅アトリエよぎでのLIVEが被っていると知って「あら残念、観に行きたかった。」と思っていたのだけど、ナックルヘッドのLIVE開始時間を調べたら18時スタート。

「終演後に駆けつければ間に合うんじゃね?」

と思い至っていました。

とはいえ、ワンマンでエネルギー全放出後に、寄り道するパワーは残っているの?
と自問自答。
「そんな事は当日になってみないと分からん」
てな事で、だれにもその計画は告げる事無く、少しでも余力があれば行く!と密かに心に決めていたのです。

さて、当日、ワンマンでエネルギー全放出したはずなのに、妙に元気。
体のあちこちが痛いのに、心は元気。

「これは行けるかも。」

と思いつつ車を走らせる。

ふつうの道路状況なら、開演時間に間に合うかも!と思っていたのだけど、甘かった。
土曜日の夕方、あちらでもこちらでも、ちょっとした渋滞があり、よぎに到着したのは18時30分を回った頃だったかな。

MC中に、こっそり入場したつもりなのに、しっかりナックルヘッド俊江に発見され、大きく手を振られる。ちょっと恥ずかしかった。

久しぶりに観るナックルヘッド。
以前と変わらず心を揺さぶるパフォ-マンス、だけどさらにパワーアップ。
初めて聴く新しい曲達もすっと心に入ってくる。

立ち寄って良かった。

自分のワンマンでエネルギー全放出した後に、ナックルヘッドからエネルギーを注入してもらったような感覚。

終演後はそそくさと会場を後にし、帰宅後風呂に入ってバタンQ(死語)
心地良い眠りにつくことが出来ました。

というか、ほぼ気絶。

5/31 Goodstock Tokyo ワンマン公演報告

一昨日(5/31)、大岡山 Goodstock Tokyoでのどるしゃあワンマン公演、無事終了しました。

昨年11月10日に予定されていた32回目のワンマン公演が(私の体調不良で)延期となり、約1年ぶりのGoodstock Tokyoのステージ。
という事もあり、駆けつけてくれた大勢の人たち(当社比)で会場もうまり、雰囲気も上々。
ありがたや~

さらに、この日は、「四人いる」の弦楽器(主にスライドギター)奏者、河西堅ちゃんが、マンドリンとエレキギターで助っ人参加。
という特別なライヴ。

この日は一日雨模様だったのだけど、朝、車に楽器を積み込む時には、まだ降っていなくて、道中、土砂降りのところもあり、「この降りだと、駐車場からGoodstockまで大変」なんて思っていたら、到着時には止んでいて、会場入り後は降ったり止んだりの天気だったみたいだけど、帰りには晴れ(車のフロント側は晴れ、後ろ側は雨模様)という天気でした。
「晴れ男」とは言わないけど、「なぜか雨に濡れない男」なのでね。

そんな事はさておき、ライヴです。

堅ちゃんは、(北イタリアの街をテーマにしたCD)『異郷の詩』楽曲や「月影のダンス」などでマンドリン、他の曲は、エレキギターで参加、とリハ中に決定。

どるしゃあは、いつも、スタジオ練習などはなく、会場で初音合わせ、というスタイルなんだけど、それは3人になっても同じ。

サラサラと数曲さらってリハは終わり。
本番を待つ間にセットリストを決める、かなりの曲数を2時間程度に詰め込み、休憩なしでやる予定。

出だしは、どるしゃあの2人でアングラ系というかダークサイド系の雰囲気の曲を少々。


その後堅ちゃんを迎えて『異郷の詩』楽曲を披露。

その後半あたりから、私の指の具合がおかしくなりはじめて、痛いの我慢してたら変な汗も出てくるしで、2時間ぶっ通しの予定を急遽変更して、イタリア系楽曲が終わったら一旦休憩という事に。

その後は、Tシャツに着替え、左手に手袋をはめての演奏。
何曲か、指に激痛が走り、弦を抑えられない場面があったのだけど、堅ちゃんがエレキギターを弾いてくれていたので、安心してお任せ状態で歌に専念したりなんだりと、不測の事態もありつつ、どうにか約2時間のステージを乗り切りました。

堅ちゃんがいてくれて本当によかった。

セットリストは

  1. 明るい未来
  2. スケッチ
  3. あやつり人形(PANTA cover)

    (以上どるしゃあ、以下どるしゃあ&河西堅)
  4. Emiliani
  5. Vivaldi
  6. Caffé Florian
  7. Museo
  8. Stazione
  9. Brescia
  10. 紫陽花アナベル

    (休憩)
  11. 混乱の街
  12. 月影のダンス
  13. boy
  14. ばるぼらの歌
  15. ハレルヤ(Leonard Cohen 日本語cover)
  16. プリテンダー(Jackson Browne 日本語cover)

    (アンコール)
  17. 七月のムスターファ

不測の休憩が入ったので、数曲削ったけど、まあ、納得のセトリかな。

そんなこんなのステージでしたが、今、出せるエネルギーは全部放出したつもり。
心というか念というか、そんなものも。

とはいえ、ステージ上には(たぶん客席も)そんな悲壮感はなく、とにかく楽しかったというのが正直なところ。

「いやぁ、音楽って本当にいいものですね。」


さて、5月の『どるたん復活祭』を終えて、次はなんと

『どるたん大復活祭』

6月22日(日)です!
場所はもちろん、Goodstock Tokyo。

そしてこの日は、ワンマン公演ではなく、どるたん+しゃあみん and 四人いる
(3人だけど「四人いる」!)
さらにゲストに島田篤を迎えて、全6人が、いくつかの組み合わせで、15時半~19時半ぐらいまで、4時間程度のLIVEを予定しています。

どるしゃあ&四人いるの共演は、一度だけ青梅アトリエよぎ「坂本カツミを想う会」で突発的に実現していますが、それ以来の共演。

島田さんとどるしゃあは、東京や京都や神戸などなどで、何度か共演しています。
最新の共演は昨年のAPIA40

そんな6人で創り出すステージ、果たしてどんなものになるのか。
(まだ何も決まってないけど)

みなさまお楽しみに!
私も楽しみ。

次の土曜日は!Goodstock Tokyo

延期になっていたGoodstock Tokyo どるしゃあワンマン公演がいよいよ開催されます!

昨年、11月10日に予定されていたGoodstock Tokyoでの、どるしゃあワンマン公演。
どるたんの体調不良により急遽「延期」となってから、早6カ月。

半年が経ってしまいました。

その前に、Goodstock Tokyoで開催されたどるしゃあワンマン公演は、2024年の7月6日。
ほぼ1年近い時間が経過しています。

これまで大切に紡ぎあげてきたGoodstock Tokyoでの、どるしゃあワンマン公演。
約1年ぶりに、いよいよ、今週の土曜日!

2025年5月31日(土)

開催です!!


『どるたん復活祭』とのタイトルで、華々しく開催!

ゲストに、四人いるのスライドギター奏者、河西堅を迎えてのステージ。
しっかりと、どるしゃあの音景色を一緒に描きあげてくれる事でしょう。

これまで、この場所で築き上げてきたすべてのエッセンスを、そしてこれからにつながる何かを、お見せする所存です。

もちろんGoodstock Tokyoという場所と、私たちをつなげてくれたPANTAさんの曲も演奏します。
BIOGRAPHY参照)


この特別なステージを1人でも多くの方に観ていただきと思っています。
どるたんの復活をぜひ見届けてください。

どうぞよろしくお願いいたします!


ピリピリはつらいよ

抗がん剤治療に関する内容です。
癌発症から今日に至るまでの経緯はこちらにINDEX化いたしました
癌関連 INDEX

内容的にはネガティブなブログと捉えられてしまうかも知れませんが、本人いたってポジティブ(というよりも平常心と言った方が近いか)な気持ちで、現状を受け止め、ありのままを記しているだけなので、ご安心を。


先日のブログ「Round 7 Start」の中で、点滴による抗がん剤投与を中止した件を書きました。

これ、先生が「止めましょう!」と言ってくれて本当に良かった。
(もし「どうしますか?」と言われたら、「あと2回だから最後まで続けます。」って答えて、7回目と8回目の点滴を受けていたと思います。)

というのも、今回、点滴を受けずにすでに1週間経過するのですが、一向にピリピリが改善されません。
というか、ひどくなっているような気さえします。
これまで、6回の点滴によって体に蓄積された抗がん剤成分が、指先や舌先に集まってきているような感覚。

指先のピリピリ感

今までは、点滴をして1週間もすると、ふつうにギターを触れていたのですが、今は、左手に手袋をしないと無理。

すべての指先が常にピリピリしているので、小さい物を「つまむ」ような事が出来ません。
手のひらや指の根元部分を活用して「つかむ」という動作なら問題なく出来ますが、「つまむ」は痛みを伴うので、かなり難しい。

例えば指先を使って鼻毛を抜くなんて事は絶対無理!

今は、そんな状態です。

舌先のピリピリ感

舌先のピリピリ感は、1回目の点滴直後から感じ始めて、それから今日にいたるまで、一時も消えた事がありません。

はじめのうちは、舌先だけがピリピリする感じだったのだけど、だんだんと舌の根元の方までピリピリ。
さらには、4回目ぐらいから、徐々に、唇とその周辺もピリピリしはじめて、今は、かなりつらい状態。

副作用で、「冷たいものに触れると痛い」というのは、これまでも感じてきたことですが、最近では、唇や舌先がピリピリしているので、熱い物に触れても痛い!

要するに、今の私は、ぬるいものしか口に出来ません。

これまでの人生、熱い物は熱く、冷たい物は冷たくで、ぬるいものが出てきたら、拒絶するような人だったのに、なんと、ぬるい物しか受け付けなるとは。とほほ。


担当医の判断

このピリピリ感は、点滴をやめてもすぐに消えるわけではない。
数か月続く場合もあるし、人によっては一生消えない人もいる。
これ以上点滴を続けると、ピリピリが消えなくなる可能性も高い。
そうなると、日常生活にも大きな影響が出るので、点滴は中止しましょう。

と、担当医からの進言がありました。

本当にありがたい進言だったと、ピリピリが消えない今、つくづくと思っています。

まあ、もしかしたら、点滴をやめた事によって、癌の転移の可能性が若干は高くなるのかも知れないけど、まあ、それはそれ、その時考えます。

今は、ピリピリのない日常生活を取り戻す事。
心、平穏に過ごす事。
そして、やりたいことをしっかりやる事。(まずは5月31日のどるしゃあワンマン公演)

そういう事を念頭に日々を送っています。

もちろん、早寝早起きとか、食事のバランスとか、その辺はふつうに出来ているので、今後の人生、健康な日々を送れる事でしょう。


なぜか全く衰えない食欲

それにしても、どういうわけか食欲だけは全く衰えずに、しっかりと食べ続けることが出来ています。

舌や口の周りのピリピリだけではなく、顎の関節や、歯も痛むのに(←これも副作用)、さらには胃のむかつきも、ずーっと続いているのに、それを我慢してでもしっかりと食べ続けています。

入院中に、10Kg以上瘦せたのに、もう既に入院前の体重に近づいています。
抗がん剤の点滴室でも、こんなに肌つやが良く、肉づきも良い人、私のほかには見かけません。

副作用で食欲がなくなる人、多いみたいなので、まったく食欲が衰えない自分自身に驚いています。
薬剤師さんも、お医者さんも驚いていました。(笑)

元気な事は元気だけど

とまあ、そんな感じで、とても抗がん剤治療中にはみえない、元気っぷり。

最近では、青梅のアトリエよぎで、頻繁に色々な形で演奏しているので「もう演奏活動出来てるじゃん!」と思う方もいるようですが、これ、青梅という絶妙な場所というのも大きな要因なんです。

もちろんアトリエよぎという場所とそこに集う人たちが好きだから、出来ているという面もあるけど、場所がね、とにかく私にとって絶妙。

家から車で30分弱で行けるのよ。

これ、1人で片道1時間運転となったら、なかなかつらい。
元気にみえても、抗がん剤治療で色々な機能が弱っているので、疲れやすかったり、なんだりはあるのです。

ちなみに、うちからだと福生や川越で、1時間前後って感じ。

今度やるGoodstock Tokyoは2時間ぐらいかかるけど、運転手兼付き人がいるので、OK!
吉祥寺MANDA-LA2に出た時も運転手兼付き人がいたから大丈夫でしたが、ひとりでぶらりと行って演奏するのは、青梅ぐらいの近さじゃないと難しいかな。

1時間以上かかる場所での演奏やら、遠征やら、まだちょっと出来ない状況ではありますが、もう少しお待ちください。しっかり体力つけて回復を図っておりますので。

幸い、食欲だけはあるので、あとは、抗がん剤投与期間(飲み薬は続けています)が終われば、徐々に動けるようになると思います。

よろしくお願いします。

「さようなら世界夫人よ」~「七月のムスターファ」

以前、ブログにPANTAさんから、「七月のムスターファ」をやってくれ、と言われた事を書きました。
『七月のムスターファ』のこと

その時は、軽くサラっと「君たちやってよ。」みたいに言われたので、あまり深く考えずに「無理っす」みたいな答えをしてしまって、それがちょっとした後悔になっている事などなど。

今でも「あれ、本気だったのかな?」と考えてしまう事があります。

で、最近「きっと本気だったんだろう。」と思い至りました。
というのは、「君たちやってよ」と言われたのは、2015年12月、小田原のライヴハウスRoute1での事。
その日のビデオを最近見返してみたのです。

この時、私は、ベースのルイス稲毛、チェロのしゃあみんとトリオで出演していました。
まあ、自分で言うのもなんですが、渾身の演奏で、最後の曲「悪魔を憐れむ歌」(日本語版)を終わった後は、とても多くの拍手、喝采をいただきました。
PANTAさんもその時客席で観てくれていたはず。

その後、最後に出演したのがPANTAさんのユニット。
からのアンコール・セッションで、PANTAさんと私たち3人で、頭脳警察の「さようなら世界夫人よ」を演奏しました。

その時、PANTAさんから「2番はどるたんが歌ってくれよ」と突然の無茶振り。
頭脳警察の曲は色々カヴァーしていたのだけど「さようなら世界夫人よ」をやったことはなくて、歌詞はうろ憶え、コードは知らない、という状況です。
まあ、なんとかあんちょこを見ながら、やりきったのですけど、ビデオを見ると、私が歌い出した時、PANTAさん、とても嬉しそうなんです。私の思い過ごしかも知れないけど。

という事で……
※秘蔵映像初公開、PANTA&どるたん withルイス稲毛、しゃあみん

(ルイスは完璧に画角の外だし、しゃあみんは真っ暗でごめん)

この後の打ち上げの席で、「君たちやってよ」発言が飛び出したわけで、これは本気で言ってくれたのかも知れない、と思ったのです。
私たちの演奏を観てくれて、さらに一緒に演奏した後に、出てきた言葉なのでね。

そう考えると、この後ぐらいから、PANTAさんと行動を共にする事が増えていくのだけど、色々なところで、音楽関係者などに私を紹介する時に「友達で、シンガーソングライターのどるたん。」と言って紹介してくれたのです。

正直、「友達」ってだけでも光栄なので、その後の「シンガーソングライター」って所をあまり深く考えていなかったのだけど、ちゃんと「音楽をやる人」として認識してくれて、しかも音楽関係者に繋げようとしてくれていたのだな。と、今更ながらにありがたみを感じています。

こちらは、PANTAさんと同じ土俵に立てているとは思っていないのだけど、PANTAさんは、「音楽をやる人」と、しっかり認識してくれていたという事で、そう考えると「七月のムスターファ」やほかの曲達を「やってよ」と言われた時に「無理無理」と断ってしまった事が今更ながらに悔やまれるのです。


もう少し自分の力量を信じてあげればよかったのだけど、冷静に見て、いまだに私、PANTAさんの足元にも及んでいないと思うのですよ。

とはいえ、この先の人生、PANTAさんの曲達としっかりと向き合って、演奏していこうと思っています。

まずはPANTAさんに繋げていただいた場所、Goodstock Tokyoで