昨年の今頃、11月7日に大腸癌(S状結腸付近の)切除手術をいたしまして、無事成功。
あれから1年ちょっと経ちました。
癌発症から今日に至るまでの経緯はこちらにINDEX化いたしました
癌関連 INDEX
下の写真は、昨年の11月7日、歩いて手術室へと向かう私の後ろ姿。

S状結腸の事なんて、これまでまったく考えた事なかったのだけど、無くなってみると、その役割がよくわかるようになりました。
S状結腸って簡単に言っちゃうと、ウンコが外に出るまでの間の待合室的なもの?あってる?
少し仲間が集まったら「そろそろみんなで外に出ましょうか?」みたいな?あってるかな?
その待合室が無くなっちゃったから、「仲間が集まるまでちょっと待つ」って事が難しくなったわけ。
これ以上書くと、下世話な話になっちゃうし、イメージ的によろしくないと事務所的にストップがかかりそうなので、まあ、ちょっと、それなりに不便を感じています、って事で。ね。
オムツしたり、ウンコ漏らしたり、という状況ではありません。
あっ、事務所ストップですね、すみません。
で、手術は成功したけれど、既にかなり深くリンパ節への転移があり、他臓器への転移も懸念される状況だったので、今年の1月から抗がん剤治療もしました。
3週間1クールで、8クールの予定で。
各クール初日に抗がん剤の点滴
その後、2週間は抗がん剤の飲み薬
1週間は抗がん剤お休み
しかし、副作用がひどくなってきたので、(お医者さんの判断で)6クールまでで点滴終了し、最後の1クールは、飲み薬も中止。

抗がん剤治療をはじめるにあたっては、病院側は、けっして抗がん剤治療を強くすすめるような事もなく、いくつかの選択肢を提示してくれたのだけど、自分で治療を決断しました。
出来る事なら他臓器への転移を抑えたかったから。
抗がん剤に関しては否定的な意見も色々聞くけど、既にリンパ節転移がある状況なので、しっかりと抑えたかったわけ。
あまり悠長に民間療法的なものに頼っているような状況ではないな、と自分なりに判断しました。
結果、治療を最後まで(8クール)完走する事は出来ず、未だに副作用にも悩まされているような状況ではあるけれど、その判断に間違いはなかったと思っています。
抗がん剤の副作用は、人それぞれ色々な形で出るようですが、私の場合顕著なのは、手、足の指の痺れや、その周辺の違和感、痛み。
抗がん剤をやめてから5カ月ぐらい経つけど、未だにつらい。
ただ、ゆっくりではあるけど、徐々に軽くなっているような感覚はあります。
ギターを弾くのがあまりつらくなくなってきているので。
指弾きは無理だけど、元々アルペジオ的な奏法は苦手でほとんど出来ないから問題なし。
ただ最近、寒いと痛みが増して夜寝る時に足先が痛すぎてキティちゃんの靴下を履いて寝ています。
あと手袋も。

これからの季節、厚手の手袋と靴下は必須か。
何はともあれ、今のところ他臓器への転移はなく、今後3カ月に一度、病院へ経過観察に通うという状況です。
とりあえず良かった!
って事で。
【どるたん】
作詞、作曲、歌とギター担当







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