Category Archive : LIVE REPO.

暑く長く奇妙な1日

8月6日(日)
Goodstock Tokyo
どるたん+しゃあみんワンマン公演の報告、第2報。長文です。

これまでのブログで書いてきたように、Goodstock Tokyoは、PANTAさんが繋げてくれた場所。

「PANTAさんとGoodstock Tokyo」
「明日です。」

そのPANTAさんが亡くなってほぼ1ヶ月。
何度も言っているけど、未だに実感できていません。

朝、会場へと向かう車中。
いつも通る道。
この道を通り、PANTAさんの家へ寄り、時には向かいの花屋さんで茶飲み話をした後、2人で色々なところへ向かった、そんな道。

所沢街道から、青梅街道、そして環七を右折。
La.mamaに行く時も、APIA40に行く時も、Oさんの家に行く時も、PANTAさんと一緒に通った道。
もちろんはじめてGoodstock Tokyoへと向かった日も、この道。
しかし、今日は、PANTAさんの家に寄る事もなく、直接Goodstock Tokyoへ。

いや、今日だけじゃなく、この先の人生、PANTAさんの家に寄る事はないのだ。

そんな事を考えながらハンドルを握る。
途中一瞬激しい雨。しかし、空は晴れ渡っている。

スムーズに会場近くの駐車場着。
入り時間の30分前。

そういえば、PANTAさんはいつも、ものすごく時間に余裕をもって出発していた。
例えば、La.mamaに12時入りなら「じゃあ8時に出るか。」という感じ。
「車なので、何があるか分からないし、何かあって焦るよりも、早く着いてお茶でもする方が良い。」
そういう考え方なのだ。

私も同じ思考回路だけど、さすがに所沢から渋谷で4時間は余裕持ち過ぎと言う気もする。

そんな事を考えつつ会場入り。

ほどなく、しゃあみんも到着。

この日は、頭脳警察とPANTAソロの曲を10曲演奏する予定。
予定と言うか、数日前にそう決めて、コード譜を作って、しゃあみんに送ったのだ。

ほとんどが初めて合わせる曲なので、リハで一通りあわせて、本番へ。

PANTAは、死ぬ直前まで現役で活動していた人なので、最近の曲、少し前の曲でも、取り上げたい曲はたくさんあるのだけど、とにかく10代の頃から聴き続けて、歌い続けて、体にも心にも染み込みまくり馴染みまくっている曲を中心に選ぶ事にした。
馴染み過ぎてすっかりどるたん節になっている曲もあるけど、それは、ごめんなさい。

本番前に、全力通しリハをやったので、既に1ステージ終えたような気持ちで本番へ。
ちょっとなんだかふだんと違う力が出ているような感覚。

この日は2部構成。

第1部は全曲、頭脳警察の曲。

「ひとつぶの種になって」「少年は南へ」「時々吠えることがある」「さようなら世界夫人よ」「落ち葉のささやき」「心の落ちつき失せて」

以上、6曲をほとんど何のMCもなく、淡々とやりました。

途中、若干こみあげてくるものがあったのだけど、それはPANTAが死んだからじゃなくて、なんとなく歌詞と思い出のせい。


15分の休憩をはさんで第2部。

前半は、どるしゃあ曲を。
不穏なムードの曲が多いどるしゃあだけど、さほど不穏じゃない曲をチョイス。
まあ、歌詞は若干不穏だけど。

後半、PANTAソロ曲を3曲。

「あやつり人形」「ナハト・ムジーク」「マーラーズ・パーラー」

第1部とはガラリと変わって、軽妙な(?)トークを交えながら。
PANTA+どるしゃあ+ルイス稲毛で一緒に「さようなら世界夫人よ」をやった時の話(「じゃあ、どるたん2番歌って!」と突然無茶振りされた)をはじめ、ここには書けないあんな話や、こんな話の数々。

爆笑トークショーの様相を呈しつつ、アンコールの「ふざけるんじゃねえよ」(頭脳警察cover)、Wアンコールの「ばるぼらの歌」まで、たっぷり2時間越えの楽しいワンマン公演となりました。

特に「追悼」とか、そういう意識はなくやっている事なので、楽しくてOK!
個人的な「PANTA感謝祭」というか「大謝恩セール」(セール?)みたいなものなのでね。
PANTAさんも、もし聞いていたら絶対一緒に爆笑しているはず。

まだまだ面白い話たくさんあるので、なにかの機会に話して、またみんなで爆笑したいね。

そんなライヴを終えての帰り道。

ものすごく暑く、眩しいカンカン照りの車中。
すれちがう車達がなぜかビショ濡れ。
バスにいたっては、まるで水中から出てきたばかりのように水をジャバジャバと撒き散らしながら走っている。

朝も一瞬激しい雨が降ったけど、また通り雨かな?ぐらいに考えていたら、突然のドシャ降り。
しかし、何処にも雨雲が見当たらない。
相変わらず、カンカン照りの車中。
暑い暑い。
しかしドシャ降り。
ものすごく不思議な天気。

これがしばらく続いた。

PANTAさんと2人で車に乗り通い慣れた道を。

まるで号泣しながら爆笑しているように。


8月6日 Goodstock Tokyo報告(第1報)

昨日のGoodstock Tokyo、どるたん+しゃあみんワンマン公演
Set Listは、こんな感じ。


  (第1部)

  1. ひとつぶの種になって
  2. 少年は南へ
  3. 時々吠えることがある
  4. さようなら世界夫人よ
  5. 落ち葉のささやき
  6. 心の落ちつき失せて

    (第2部)
  7. Emiliani
  8. Caffè Florian
  9. Brescia
  10. 月影のダンス
  11. あやつり人形
  12. ナハト・ムジーク
  13. マーラーズ・パーラー
    En1
  14. ふざけるんじゃねえよ
    En2
  15. ばるぼらの歌

全15曲のうち10曲は、PANTAが作った曲。
(1~6 及び 14 頭脳警察cover、11~13 PANTA cover)

歌ってみて何か気持ちの整理がついたかというと、まったくそういうことはなくて、やっぱりまだ、PANTAが死んでしまったという実感はわかなかった。

まあ、しかたない。

これからも「生きている」という態で過ごす事にしよう。

とりあえず第1報(速報版)でした。

詳報はしばしお待ちください。

(写真は高井つよし氏より)

青梅アトリエよぎ どるたんソロLIVE報告

昨日、6月4日、青梅アトリエよぎ でのどるたんソロLIVE無事終了いたしました。

当初は、どるしゃあでのLIVEと告知していましたが、都合により急遽どるたんソロになり、集客や演奏内容面で若干の不安はありましたが、どうにか、というか予想以上に良い感じで盛り上がり、楽しいライヴとなりました。

よぎの樋詰夫妻、そして集まってくれた方々が実に良い場を作り、良い気を生み出してくれた事、感謝です。
ありがとうございました!

アトリエよぎ 入口 素敵な佇まいに「どるたんLIVE」告知が

ステージセッティングはこんな感じで 趣があります

セットリストは、正直流れにまかせていたので、あまり憶えていないのですが、出だしの3曲だけは憶えています。

  1. 戦禍の街
  2. スケッチ
  3. 電気のダンス

重めのスタート。
その後は、新しめの曲を、チョイスしていったような記憶。

毎度の事ながら、「楽しい雰囲気」「明るい感じ」「リラックスして聴ける」なんて曲は皆無なので、「いかがなものか?」と思っていましたが、なんとなく客席から楽しんでくれているような空気は伝わってきました。

その後、CD『異郷の詩』からの曲を、5~6曲披露して、1時間ちょっとの第1部終了~

15分ほどの休憩をはさんで、第2部スタート

第2部も、出だしだけ憶えています。

  1. Brescia
  2. 紫陽花アナベル

『異郷の詩』から第1部でやり残したCDラストの曲「Brescia」とCD発売後に出来たイタリアシリーズ続編的な曲「紫陽花アナベル」

ここまでに披露したのは、全てどるしゃあ結成後に作った曲。
しゃあみんのチェロがないのは、寂しいけど、素描のような表現は出来たんじゃないかな?
と自己評価(甘め)

この後は、不思議なバレッツ曲、ファンキー君曲でソロ弾き語りでは初披露の「Moonlight Baby」から入って「マスクス」「デパート」「森」「本棚」などを演奏したような・・・いや、その5曲は確実に演奏しました。

その後は、どるしゃあ結成時から聴いてくれている方が客席から「悪魔聴きたい」「ハレルヤ聴きたい」などと良いタイミングで声をかけてくれたので、リクエストに応えてしっかりとやりました。
ありがたいお声がけ。

悪魔(悪魔を憐れむ歌)は、いつもしゃあみんとの相乗効果で爆発的な力が出るのですが、ひとりでも驚くほどのパワーが出まくって我が事ながらびっくり。

ラストからアンコールの流れを、ちょっと憶えていないのですが、アンコールに入ってからカヴァー曲の数々が炸裂したような記憶。いや、ラスト前に何かカヴァーを数曲やって、その流れでアンコール後に色々やったのかな?

まあ何にしろ、トータル3時間ぐらい歌いまくった感じ。

やる前は、本気モード(オリジナル中心)になるか?お楽しみ会モード(カヴァー大会)になるか?
なんて言ってたけど、結果としては、2時間超本気モードからの1時間お楽しみ会モード、(さらに打ち上げで余興モード)という感じでした。

お客さんも、喜んでくれたみたいで、心地良い疲労感の中演奏後の談笑も楽しく、本当に良い時間、良い空間、良い気を満喫。

終演後は残れる方だけで打ち上げ、これがまた時間を忘れる楽しさ。

そして、やっぱりこれ!どるたん&ひづめ☆つかさのセッションであんな曲やこんな曲をオーディエンス?と共に歌いまくる宴。

気づけば日付が変わっていた。
ふだん23時には布団に入る私としては、大晦日以来の、そして大晦日以上に夜更かしとなってしまいました。
が、楽しかったのでOK!

今回は、どるたんソロでしたが、どるしゃあでも必ずここでやる事、どるたん&つかさの昭和歌謡LIVEも開催する事を固く約束いたしました。
近未来は楽しい事が待っている。

そして、最後に樋詰夫妻&どるたんの写真を。


特に注目はどるたん&かおるのTシャツ!
なんと!
どるたんのTシャツは「2001年宇宙の旅」
かおるのTシャツは「シャイニング」
打ち合わせ一切なしのキューブリックつながり!
そういうとこだよな~
アトリエよぎ 素晴らし過ぎた。


解禁!?80年代 不思議なバレッツ楽曲

昨日のブログ投稿「Goodstock Tokyoワンマン公演を終えて」を読んだ多くの方から、バレッツの曲聴きたかった!とか観たかった!とかメッセージをたくさんいただきました。

ごめんなさい、少しだけウソつきました。
メッセージを1通いただきました。

そんな残念な約1名のために、5月20日 Goodstock Tokyo公演から、どるしゃあが演奏した不思議なバレッツ楽曲、5曲の動画をダイジェストでYouTube公開いたしました。

いや、1名だけではなく、これを機会に多くの方に届けば幸い、多くの方に届けたい、そんな気持ちです。


そして、声を大にして言いたい。

だ・か・ら・
どるしゃあのGoodstock Tokyoワンマン公演観に来てください。
マジで。

動画のタイトル「解禁!?80年代 不思議なバレッツ楽曲」なんて大げさに書きましたが、別にこれまで封印していたわけではないし、なんならたまに演奏もしていたのだけど、これまであまりやってこなかった。
深い理由はなくて「気分じゃなかった」というだけの話。
あとは、新しい曲がたくさんあるから。

で、今回、不思議なバレッツ楽曲を5曲もやったところ、すごく大きな反響がありました。

ごめんなさい、また少しだけウソつきました。
数人の方から、反響がありました。

今後、どうなるかは分からないけど、古い曲もおざなりな扱いはせずに、新しい曲と同じようにセットリストに並べる日がくるかも知れません。

なんにしろ、今回、80年代 不思議なバレッツ楽曲、5曲、セットリストに組み込んでみて、なかなか面白かったのは確かです。

これからの展開、お楽しみに!
そして、次のライヴは、6月4日(日)青梅アトリエよぎ。
お見逃しなく!!


2023年6月4日(日)

青梅 アトリエよぎ

どるたん+しゃあみん LIVE at アトリエよぎ

14:00開場 15:00開演
LIVEチャージは無料(投げ銭制になります)
ドリンク、フードなどご注文ください。

アトリエよぎ
東京都青梅市住江町53
yogimogi252@gmail.com



Goodstock Tokyoワンマン公演を終えて

昨日(5月20日)、Goodstock Tokyoにて、どるしゃあ26回目のワンマン公演。
無事終了いたしました。

今回の公演では、ふだんあまり演奏することのない、80年代不思議なバレッツの曲を(なんと)5曲も演奏しました。
どるたん作の「森」「顔」「レミング」に加えて(当時の相方)ファンキー君が作った「デパート」「マスクス」の5曲。

「森」と「レミング」以外の3曲はどるしゃあ初披露。

セットリストは以下の通り。
アンコールを加えて18曲、たっぷりと2時間のステージでした。

  1. 戦禍の街
  2. スケッチ
  3. 電気のダンス
  4. デパート (’80s不思議なバレッツself cover)
  5. 森    (’80s不思議なバレッツself cover)
  6. マスクス (’80s不思議なバレッツself cover)
  7. 顔    (’80s不思議なバレッツself cover)
  8. レミング (’80s不思議なバレッツself cover)
  9. 滅びの街
  10. 混乱の街
  11. 月影のダンス
  12. Emiliani
  13. Caffè Florian
  14. 紫陽花アナベル
  15. Brescia
  16. boy
  17. ばるぼらの歌
    (アンコール)
  18. さようなら世界夫人よ(頭脳警察cover)

久しぶりにしっかりと不思議なバレッツ曲を演奏してみて思ったのは、(どるたん作の3曲について)今回出した音が一番自分の頭の中で鳴っていた音に近いという事。

しゃあみんには、演奏に対する注文もしていないし、歌詞の意味や世界観みたいなものも一切話していないのだけど、しっかりと感じ取って、その世界に寄り添う音を出してくれているのです。

今までに感じた事のない感覚。

今回、80年代不思議なバレッツの曲をやると決めたのは、本番2日ぐらい前で、その時点では3曲を考えていました。しかし前日になってさらに2曲追加。
しゃあみんは前日にも違うLIVEに出演していて、おさらいする時間がない事は承知のうえでの5曲。

でも、経験上、しゃあみんって課題が厳しければ厳しいほど良い結果を残す人だと分かっていたので、全く心配していませんでした。
まあ、大変だったとは思うけど、そういう苦労をも楽しいと思う人なのです。(決めつけ)

私もしゃあみんも音楽に人生捧げているので、分かります。

そんなこんなの演奏を終えて、80年代不思議なバレッツ曲に対する思いも、自分の中で若干変化がありました。
今も、当時も、曲に込めた思いは変わっていないという事や、音楽を続けてきた今だから当時の曲に新しい感情を乗せられるようになった事、今だからこそ出来る表現。


80年代の曲から、最新の曲まで、自分の心の中で同列に扱えるようになったかも知れない。
80年代不思議なバレッツの曲たち、今後も、披露していけるかも。


さて、今回の公演も残念ながら、客席は満員とはいきませんでしたが、遠くから駆けつけてくれた方々もいて、しっかりと力をいただきました。
お客さんの数に関わらず常に持てる力の全てをステージにぶつけているどるしゃあではありますが、ずっと応援してくれているGoodstock Tokyoのためにも、自分たちのためにも、いつかGoodstock Tokyoを満員にしたい、いや満員にする、と強く思っています。
みなさん、ぜひどるしゃあのGoodstock Tokyoワンマン公演観に来てください。マジで。

よろしくお願いします。

Goodstock Tokyoワンマン公演を終えて

昨日(3月4日)は、Goodstock Tokyoにて、どるしゃあ25回目のワンマン公演。
すっかり定着した昼の部での公演です。
この歳になると、昼の部公演が生活ペースにとてもフィットしていて、実に良い感じ。
もうね、夜遅く、日付も変わってから家路に着くとか、打ち上げ後翌朝の電車で帰るとか、そういうのは、絶対無理。

それはさておき

昨日の公演、会場には、毎回のように来てくれる方、コロナ禍以後会えてなかった方、約10年ぶりに会う旧友などなど、すごく嬉しい顔ぶれが揃っていました。
さらには、配信でも、毎回観てくれる方に加えて、初めて観てくれる方もいるという事で、ステージに立つ前からいつも以上に気持ちが高まっていました。

毎回、今出来る全てをステージに置いてくる、という心構えではいるのですが、こういう時は、やはりちょっと特別な気持ちになります。

そんな昨日のセットリストは

  1. cover曲 その1
  2. cover曲 その2
  3. 戦禍の街
  4. スケッチ
  5. 滅びの街
  6. 月影のワルツ
  7. 混乱の街
  8. Emiliani
  9. Vivaldi
  10. Caffè Florian
  11. Stazione
  12. 湖の街
  13. Brescia
  14. boy
  15. ばるぼらの歌
    (アンコール)
  16. 悪魔を憐れむ歌(英語&日本語)
  17. 東京(「カントリーロード」日本語)

アンコールを含めて、全17曲、たっぷり2時間演奏いたしました。
2人ともふだん以上に集中力高めの演奏が出来たような手応えがあります。
結果、終演後魂が抜けた人になりました。

今回、1曲目のカヴァー曲と、アンコールの2曲では、(どるしゃあでは)久しぶりに、しゃあみんがベースを披露。

とても好評でした。が、チェロとベースの2本持ち電車移動はなかなかの難行。
しゃあみんの気力と体力が充実しているタイミングで、またいつか観る事が出来るかも知れません。

さて、どるしゃあ次のライヴは、3月26日(日)川越 大黒屋食堂にて「音楽食堂」第29夜、丹野創輔&しゃあみんとの2マンです。

そして、次のGoodstock Tokyoでのワンマン公演は5月20日(土)昼の部です。

よろしくお願いいたします!

2.26「音楽食堂」を終えて(しゃあみん編)

2月26日(日)川越大黒屋食堂での「どるたん+しゃあみん」ライヴ。

午前中は3月5日(日)新大久保EARTHDOMでの初ライヴを控えた「mother-B」の最終リハを中野で行い、そのまま川越へ。

いつもより早い時間の川越は賑やかな人達がたくさん。

14時過ぎに大黒屋食堂へ到着して一休み。

どるたんの到着を待ってセッティング。

この日はワンマンなので、まぁセットも楽でした。

リハ後は曲を決めて本番待ち。

始めに私の童話「冬の夜話」の朗読からする事に。

本番前、二階から降りると「あっ!」って(笑)

頭真っ白(汗)客席に武蔵野音楽学院時代の先生が( ̄▽ ̄;)!!!

ピアニストの中山先生(現在は初山さん)がいらっしゃる。

川越でオーストリア料理のお店をやってらっしゃるのを、お客様が連れて来てくださった様です。

その後、ライヴは終るまで記憶が無いのでその辺はどるたんのブログで見てください(汗)

ライヴ後は賄いをいただいてやっと一息。

嵐のような1週間を終えました。

すっかり静かになった川越の街を1日を思い返しながらフラフラと帰る時間も好き。

2.26「音楽食堂」を終えて(どるたん編)

昨日(2月26日)、川越 大黒屋食堂での「音楽食堂」~第28夜~を終えました。

少人数での、催しとなりましたが、その中に、しゃあみんの音楽の先生がいらっしゃっていて、開演直前にそれを知ったしゃあみんの狼狽ぶりがすごかった。

2人での演奏が始まってからは、徐々に調子も出てきたようですが、心なしか、ふだんより音も小さく、控えめな演奏に感じてしまったのは、私の錯覚でしょうか?

人のせいにするわけではありませんが、私もなんだか、ふだんより緊張感高めのライヴでした。
思い起こせば、この「音楽食堂」が始まった頃は、本当にやりづらくて、毎回、終わるとすごい疲労感と何かもどかしさのような後悔のようなモヤモヤとした変な感情を覚えていたものです。

ちゃんとステージがあって、客席が暗くて、みたいな場所なら、どんなに大きな所でも、どんなに大勢のお客さんがいても、緊張しないタイプなのですが、小さな空間で、明るい客席、目の前にいる何人かのお客様、そんな場所での演奏が本当に苦手でした。

ステージでの演奏なら、グワンと自分たちの世界に持っていけば何の問題もないのですが、こういう場では、何か、少しふだんより明るくふるまった方が良いような気がしたり、気軽に接しやすい雰囲気を作った方が良いのかしら、と思ったり。

自分で言うのもなんですが、ステージでのどるしゃあは、ちょっと近寄りがたいタイプの音楽をやっていたと思うのです。(特にイタリア曲が出来る前のどるしゃあは、近寄りがたかったと自分でも思う)

なので、本当に難しかったんです。こういう場所での演奏は。

それも回数を重ねるうちに、なんとなくペースがつかめるようにはなってきたのですが、昨日はペースをつかめないままだったかも知れない。

そんな昨日のセットリストは

  1. しゃあみんソロ(童話の朗読)
  2. どるたんソロ(カヴァー2曲弾き語り)
    (以下どるしゃあ)
  3. さようなら世界夫人よ(頭脳警察カヴァー)
  4. Emiliani
  5. Vivaldi
  6. Caffè Florian
  7. Museo
  8. Stazione
  9. Brescia
  10. 紫陽花アナベル
  11. 戦禍の街
  12. 混乱の街
  13. 湖の街
  14. 月影のダンス
  15. 本棚
  16. boy
    (アンコール)
  17. ばるぼらの歌
  18. 東京(日本語版カントリーロード)

たっぷり2時間程度に及ぶ緊張感高めの演奏で、今日は、疲労感に包まれています。

お客さんやお店のスタッフも、疲れたのでは?
改めて皆様おつかれさまでした。
ありがとうございました。

次の「音楽食堂」は、3月26日(日)を予定しています。


そして、しばし、心と身体を整えて、今週末の土曜日はGoodstock Tokyoでのワンマン公演です。
こちらは配信もありますので、遠くにお住まいの方もぜひお楽しみいただけたらと思います。
よろしくお願いいたします。

2023年3月4日(土)

大岡山 Goodstock Tokyo

DORUTAN+SHARMIN : RECITAL SERIES Vol.25
(どるたん+しゃあみん ワンマン公演)

どるたん+しゃあみん ワンマン公演

どるたん+しゃあみんワンマン公演&有料配信ライブ

12:30開場 13:00開演(配信スタート)
前売り・予約 3,000円/当日 3,500円(税込み・ドリンク別)
配信視聴チケット 3,000円
有料配信詳細・チケット購入
https://www.staglee.com/events/7240/
http://www.goodstock-tokyo.com/

〒145-0062
東京都 大田区北千束3−20−8
スターバレーII B1F
03-6451-7396

Goodstock Tokyoワンマン公演を終えて

昨日、1月22日(日)Goodstock Tokyoにて恒例のワンマン公演、無事終えました。
どるしゃあの2023年スタートです。

思いがけず色々な方に来てもらえて、とても良い雰囲気の中、演奏することが出来ました。

新兵器の使い方を失敗したりなんだりと、反省点は多々あるのだけれども、そういうの全部ひっくるめて楽しき佳き時間を作れたような気もしています。

ただ、それに甘えてはいけません。わかっています。
しっかりと改善すべきところは改善していきます。
まだまだ、のびしろのある60代なので。

でも、まあ細かいミスより何より、個人的にすごく感じたのは、大きな声でしっかり歌って喉を慣らす時間を作らないといけないという事。
コロナ前は、月に数回ずつライヴをやっていたから、あまり気にならなかったのだけど、最近は2、3ヶ月に1回のペース。毎回、リハでなるべく大きな声で喉慣らしをするのだけど、何度も咳き込んでしまいます。

家は大声で歌える環境ではないので、1人カラオケにでも行くか、何か考えないといけないなぁ、と。

そんな反省点もありつつ、やはりしゃあみんとのコンビネーションやエネルギー放出感には、特別な手応えがある事も再確認。
結果、充実した時間であった事は間違いありません。
そして今後につながる2023年、第一歩になったと思っています。

そんな、昨日のセットリストは

  1. ぼくはただ生きている
  2. 戦禍の街
  3. 混乱の街
  4. 湖の街
  5. 月影のダンス
  6. Emiliani
  7. Caffè Florian
  8. Museo
  9. Brescia
  10. 紫陽花アナベル
  11. 本棚
  12. boy
  13. ばるぼらの歌
    (アンコール)
  14. 月影のダンス
  15. 東京(Take Me Home, Country Roads)
    (Wアンコール)
  16. 悪魔を憐れむ歌

ご来場の皆様、配信で観てくれた方々、スタッフ、関係者全てに感謝を。
どうもありがとうございました!


2022まとめ(しゃあみんの演奏活動編)

2022年ライヴ記録
1月9日(日)池袋手刀「MADEW」(Bass)
1月15日(土)碑文谷AAPIA40「Fire Pass」(E.Cello)
1月16日(日)新大久保水族館「鏡花」(Vo.Bass)
1月30日(日)川越大黒屋食堂ラジオ川越収録「どるたん+しゃあみん」(Cello)
2月15日(火)池袋手刀「紅ノ桜」(Bass)
2月19日(土)碑文谷APIA40「Feather stole」(Pf)
3月3日(木)大久保EARTH DOM「鏡花」(Vo.Bass)
3月11日(金)新宿SACT「青い蝶」(E.G)
3月13日(日)荻窪Pit Bar「MONEYiSGOD」(Bass)
3月19日(土)鶯谷WHAT’S UP「MONEYiSGOD」(Bass)
3月26日(土)東高円寺UFOClub
「MONEYiSGOD」(Bass)
3月27日(日)相模原エルトピート「鏡花」(Vo.B)
4月1日(金)東高円寺二万電圧「MONEYiSGOD」(Bass)
4月2日(土)前橋CoolFool「鏡花」(Vo.Bass)
4月7日(木)新宿SACT「鏡花」(Vo.Bass)
4月10日(日)大岡山GoodstockTokyo「どるたん+しゃあみん」(Cello)
4月17日(日)大久保くじら号「後藤しゃあみん」(Vo.g)16時40分~
4月17日(日)大久保水族館「鏡花」(Vo.Bass)
4月22日(金)高円寺ShowBoat「MONEYiSGOD」(Bass)
5月1日(日)碑文谷APIA40「小池真司+アベヒロシ+しゃあみん」(E.Cello)
5月3日(火)西荻窪PitBar「MONEYiSGOD」(Bass)
5月15日(日)碑文谷APIA40「Feather stole」(Pf)
5月28日(土)高円寺ShowBoat「MONEYiSGOD」(Bass)
5月30日(月)大久保水族館「青い蝶」(E.G)
6月12日(日)碑文谷APIA40「どるたん+しゃあみん」(Cello)
6月12日(日)碑文谷APIA40「Fire pass」(E.Cello)
6月17日(金)新宿SACT「Aria~アリア~」(Vo.G)
7月3日(日)大岡山GoodstockTokyo「どるたん+しゃあみん」(Cello)
7月9日(土)碑文谷APIA40「Feather stole」(Pf)
7月10日(日)相模原エルトピート「鏡花」(Vo.B)
7月14日(木)巣鴨獅子王「青い蝶」(EG)
7月15日(金)群馬県伊勢崎East.s「野村雅美/しゃあみん」(G.Vo)
7月17日(日)大久保水族館「丹野創輔&しゃあみん」(Cello)
7月22日(金)京都拾得「丹野創輔&しゃあみん&MIME」(Bass)
7月30日(土)吉祥寺GB「MONEYiSGOD」(Bass)
8月5日(金)横浜伊勢佐木町スナック桃ねこ「後藤しゃあみん」(Vo.G)
8月7日(日)新宿カバチヤ「後藤しゃあみん」(Vo.G)
8月14日(日)前橋CoolFool「青い蝶」(G)
8月15日(月)池袋手刀「MADEW」(Bass)
8月27日(土)阿佐ヶ谷ハーネス「Aria~アリア~」(Vo.G.cCello)
9月3日(土)碑文谷APIA40「高井つよしクインテット」(B)
9月8日(木)巣鴨獅子王「青い蝶」(G)
9月11日(日)大岡山GoodstockTokyo「どるたん+しゃあみん」(Cello)
9月11日(日)鶯谷Whats Up「MONEYiSGOD」(B)
9月24日(土)碑文谷APIA40「Feather stole」(Pf)
9月28日(水)二万電圧「MONEYiSGOD」(B)
10月1日(土)久米川すなふきん「しゃあみん」(Vo.G)
10月7日(金)新宿SACT「Aria~アリア~」(Vo.G)
10月8日(土)新大久保EARTH DOM「MONEYiSGOD」(B)
10月15日(土)前橋CoolFool「Fire pass」(E.Cello)
10月23日(日)高崎おとまちライブ 高崎OPA南側ペデストリアンデッキ下「Rusty Note」(Key)
11月5日(土)前橋CoolFool「鏡花」(Vo.B)
11月5日(土)前橋CoolFool「丹野創輔&しゃあみん」(Cello)
11月12日(土)早稲田リネン「青い蝶」(E.G)
11月13日(日)新宿SACT「Feather stole」(Pf)
11月18日(金)川越大黒屋食堂ラジオ川越収録「どるたん+しゃあみん」(Cello)
11月20日(日)大岡山GoodstockTokyo「どるたん+しゃあみん」(Cello)
11月21日(月)池袋手刀「Whipp!!!specialband」(Bass)
11月25日(金)新大久保EARTHDOM「青い蝶」(E.G)
12月4日(日)小田急相模原エルトピート「鏡花」(Vo.Vo.B)
12月8日(木)巣鴨獅子王「青い蝶」(E.G)
12月10日(土)碑文谷APIA40「Feather stole」(Pf)
12月17日(土)西荻窪リンダガレージ「しゃあみん」(Vo.G)
12月18(日)川越大黒屋食堂「どるたん+しゃあみん」(Cello)
12月19日(月)東高円寺U.F.O.club「MONEYiSGOD」(Bass)
12月22日(木)新大久保EARTHDOM「青い蝶」(E.G)
12月24日(土)17配信ライヴ「ともり×数音×さてぅコラボ」(AG)
12月30日(金)碑文谷APIA40「FIRE PASS」(E.Cello)


今年は結構なピンチも多かったですが、なんとかみんなの力を借りて乗りきれた感じでした。
前半では「紅ノ桜」の活動も止まり、「鏡花」は調子に乗って舐めた真似したメンバーに絶望して解散も、その日のうちにギターのソメちゃんや氏家さんの助けを借りて、こんなことで落ちてちゃダメだと思い、後半からは篠原さんを迎え入れて完全復活もしました。

4月には初めての場所、大久保くじら号へギラギラアキラさんに呼ばれてのソロ。
それから何度と無く呼んでもらってます。

7月には本当に久しぶりの野村雅美さんとの二人旅、こちらもトントン拍子に決まり群馬県伊勢崎East.sへ。

そして、「丹野創輔&しゃあみん&MIME」での初ライヴ京都拾得へ。
大切な沢山の人達にも会えました。
ASYLUM絶縁の時は怒りと絶望のため、ご挨拶も出来ず不実な事をしてしまった夜想のマーチンと奥田さん、へたくそ時代からの仲間「LOVED LOVED」のみんなとの再会は何よりも嬉しいことでした。

8月は初めてスナックでのライヴ。
伊勢佐木町のスナック桃ねこさんは素敵な場所でした。
保護ねこのチャリティーでしたけど、みなさんの活動に触れられた事を嬉しく思います。
ありがとうございました。

後半も慌ただしく、ラスティノートの復活や青い蝶、鏡花、丹野創輔&しゃあみん等で前橋CoolFoolに何度も出演出来ました。

11月は新宿SACT!で「feather stole」の谷山浩子ライヴ。
この日はたのしかったなぁ。
出演者みんなテンション異常に高かった(笑)

12月にはドラムが使えなくなりそうな、小田急相模原エルトピートで最後に鏡花で出られたのは嬉しかったです。

そして、「どるたん+しゃあみん」の大黒屋食事が復活。
以前と変わらぬ雰囲気を楽しませてもらいました。

この一年は自分にも激動でしたけど、あるべき所へ落ち着いた感じですね。
ありがとうございました。

また、来年もよろしくお願いします!

よいお年を。