Category Archive : LIVE REPO.

9/11、Goodstock Tokyo公演を終えて

9月11日(日)
どるたん+しゃあみん、GoodstockTokyoワンマン公演無事終了いたしました。
ありがとうございました。

今回は、昼の部13時開演という事で、会場入りは11時。

早めに会場入りして、しっかりとサウンドチェック&リハーサル。
セットリストは、事前に大体の流れは考えていましたが、リハ後の打ち合わせで正式決定。
以下のようになりました。

  1. スケッチ
  2. 電気のダンス
  3. 明るい未来
  4. Emiliani
  5. Aeroporto
  6. Motoscafi
  7. Vivaldi
  8. Caffè Florian
  9. Museo
  10. Stazione
  11. 紫陽花アナベル
  12. 湖の街
  13. Brescia
  14. 本棚
  15. ばるぼらの歌
    (Encore)
  16. boy

この日は、9月11日。
9.11という事で、MCの時に、しゃあみんにニューヨークの思い出話を振ってみました。
というのも、しゃあみんは9.11の後にアメリカへ行き、CBGB他何ヶ所か演奏ツアーをしていたから。
以前その話は聞いた事があったのですが、改めて聞いてみると、しゃあみんがグランドゼロへ行ったのは、9.11からまだ1ヶ月しか経っていない時、そこでの生々しい体験談、感じた事などを聞くことが出来ました。

そういう特別な場で感じたとても重い体験、のみならず、今、世の中で起きている事、人の心、歴史。
または季節の移ろい、風や雲、心象風景。地球、宇宙、そのすべてに思いを馳せ、感じたもの。
そういった事を音楽として表現する、そんな側面がどるしゃあの音楽にはあると思っています。
その思いは、この数年、活動を続けてきて、音楽を作り出し、紡ぎ出してきて実感したものです。

この日、演奏したすべての曲を通して、改めて、自分の中にそういった感情が流れ込んでくる、そして音楽として溢れ出す、そんな感覚があり、ちょっと感情を制御できなくなりそうな瞬間がありました。

9.11という特別な日がそうさせたのか、また、この日、コロナ禍以後なかなか会う事が出来なかった、どるしゃあの音楽を深く理解してくれている方々が会場に来てくれていた事もあるのか。
いくつかの要因が重なって、この日の音になったのかと思います。

なかなかに歩みの遅いどるしゃあではありますが、これからもしっかりと活動を続けていきたい、その時々に感じた事、感じた想いを表現していきたい、と改めて思います。

年内に、あと1回はワンマン公演を開催します。(次のGoodstock Tokyo公演は11月頃になる予定)

改めて、2022年9月11日、どうもありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします。






7/3、Goodstock Tokyo公演を終えて(どるたん編)

7月3日(日)
どるたん+しゃあみん、GoodstockTokyoワンマン公演無事終了いたしました。
ありがとうございました。

通常、Goodstock Tokyoでのワンマン公演は、90分程度という暗黙の了解、いや暗黙ではなくて軽い決め事(?)的なものがあるのですが、今回、途中休憩もなく、2時間弱やってしまいました。

セットリストを決めた時に90分では収まらないような気はしていました。
なので今回は、長尺になりがちな「スケッチ」をカットしたのですが、それでも全く90分には収まりませんでした。

歌いたい歌、伝えたい言葉、なんだか分からないけど内側から湧き出してくる何か、そういうものが今の私にはあるのです。
もし長すぎたらごめんなさい。

こんな私(私達)についてこられる方だけ、これからもお付き合いください。

さて、今回のセットリストは

  1. 電気のダンス
  2. 明るい未来
  3. ぼくはただ生きている
  4. 紫陽花アナベル
  5. 湖の街(仮)
  6. Emiliani
  7. Vivaldi
  8. Caffè Florian
  9. Museo
  10. Stazione
  11. 滅びの街
  12. 本棚
  13. ハレルヤ
  14. boy
  15. Brescia
  16. ばるぼらの歌
    (アンコール)
  17. 東京(Take Me Home, Country Roads)

カヴァー2曲を抜かすと、ほぼ、どるしゃあ結成後に作った曲ですが、今回、不思議軍の「明るい未来」、不思議なバレッツの「本棚」という古い曲を取り上げました。

古い曲と言っても、2曲とも2010年前後に出来た曲なので、活動歴40年ぐらいの中では新しい曲か?(笑)

「明るい未来」は、これまでも取り上げた事があるけど、「本棚」は不思議なバレッツ解散後は、1度も演奏した事のない曲。
基本的に常に新しい曲が好き、新しい曲をやりたい、そういうタイプの人なので、あまり古い曲はやらないのだけど、別に変なこだわりがあるわけではないので、気分次第でこういう曲を取り上げるのもありかと思っています。
今回やってみて、この曲は、どるしゃあで育てていきたいかも、って少しだけ思った。

まあ、そんなこんなで、充実した時間を過ごせました。
やる側だけ充実していても仕方ありません、2時間つきあってくれた方々は、どうだったのでしょうか?
感想なり「長すぎ!」とかクレームでも、何か、どこかで聞かせていただけると嬉しいです。


改めまして、どうもありがとうございました。
つぎのワンマンは9月!(たぶん)

7/3、Goodstock Tokyo公演を終えて(しゃあみん編)

7月3日(日)大岡山GoodstockTokyoでの、どるたん+しゃあみんライヴ、ありがとうございました。


2時間程の長い時間でしたが、演奏の中で幾つもの気付いたこと、思い出したことなどがあり、本当に貴重な一時を過ごさせていただきました。

ありがとう。

歌について思ったのですが、「滅びの街」や今回もカバーした「ハレルヤ」もある日突然失われてしまった日常について歌っています。

ただ、どるたんの歌詞はどんなに踏みにじられた世界の中に居ても、必ずまた歌が甦る事を決して疑わない強さがあります。

今回特に「ハレルヤ」では、2008年の6月にポール・マッカートニーが、ウクライナの独立広場で歌ったジョン・レノンの「平和を我等に」を歌っていますが、ベトナム戦争終結に沢山の人達の心を動かしたこの歌こそが、今の僕達の願いそのままの姿でした。

この歌詞を見て日本人の皆さんが思うことは、多分みんな一緒だと思います。

僕達が知っているのは連日テレビで流れた、破壊されたアパートや劇場、広場での亡くなられた人達への嘆き。
それくらいな物なのです。

でも、僕達は沢山の願いを込めた歌が決して途切れぬように、嘆きの声に消えて終わらぬように。

忘れないで。

僕は信じてる。

また、いつか必ず歌が甦りますように。


「ハレルヤ」

10 階建てのアパートの
6 階の右から 3 番目に
君は家族と住んでいたよね
学校に向かう途中で
見上げると君はベランダの
花に水をあげていた
ハレルヤ 
ハレルヤ ハレルヤ ハレルヤ ハレルヤ

夕暮れ時の子供達
お母さんが呼ぶ声を無視すように
いつまでもサッカーボールを追いかけていたよね
いつかはスペインやイングランドの
大きなクラブでプレイするって
みんなで夢を語り合った
ハレルヤ

2008 年の 6 月には
独立広場で君と一緒に
ポール・マッカートニーのライヴを観たよね
あの日、ポールが歌ってくれた
ジョン・レノンの「平和を我らに」を
みんなで一緒に歌った
ハレルヤ

とても古いけれど
いつもきれいなこの劇場が
ぼくたちは大好きだったんだよね
崩れ落ちてしまった劇場に
あの日鳴り響いた歌よ
いつかまた響き渡れ
ハレルヤ

10 階建てのアパートの
たくさんの部屋のひとつひとつに
それぞれの暮らしがあったはずだよね
今、崩れ落ちた瓦礫の中にある
写真たてやぬいぐるみやスケッチブックが
語りかけてくる声が聞こえるか
ハレルヤ
ハレルヤ ハレルヤ ハレルヤ ハレルヤ


『この世界は終わらない』を終えて

報告が遅くなりましたが、去る6月12日(日)APIA40にて、Atsushi Shimada Presents『この世界は終わらない』無事終了いたしました。

この日のもようはAPIA40のYouTubeチャンネルから生配信されましたが、あと2日間ぐらいはアーカイブが公開されているようです。
まだ観ていない方は、こちらからどうぞ。

さて、このライヴですが、本来なら2020年の6月に開催される予定だったものです。
コロナ禍により丸2年延期となり、先日やっと開催されました。
その2年の間に、出演者それぞれにこのイベントにかける思いは強く大きくなっていったように思います。
そしてその思いがしっかりと結実したのが、この日のライヴでした。

出演は、どるたん+しゃあみん with 島田篤、Fire Pass(小池真司/アベヒロシ/石原謙/しゃあみん)with 島田篤、高井つよしクインテット (高井つよし/浅井永久/小林洋/真理/石原謙)with 島田篤

どるたん(撮影:烏賀陽弘道)
しゃあみん(撮影:烏賀陽弘道)
島田篤(撮影:烏賀陽弘道)

それぞれのバンド、ユニットに島田さんが数曲参加するという形式でしたが、どるしゃあには全曲参加してもらいました。2017年の関西ツアー時同様、音合わせは当日のリハのみという無茶振り、しかもどこでどう変わってしまうか分からないどるたん節(?)に合わせるという過酷なミッション。さらに当日に急遽アコーディオンも弾いてもらうというさらなる無茶振りも、サラっとこなす島田篤さん。

はじめて一緒に音楽を作った時から、感じていましたが、島田さんとは感性があうというか、(まあ、こちらに合わせてくれる力量があるという事なのでしょうが)感覚が素晴らしくフィットするように思うのです。なので、やっていて楽しい事このうえない。

(APIA40配信より)
(APIA40配信より)
(APIA40配信より)

今後も一緒にやる機会を作っていきたいと強く思っています。

どるたん+しゃあみんのセットリストは以下のとおり

  1. 明るい未来
  2. スケッチ
  3. 滅びの街
  4. Emiliani
  5. Museo
  6. Caffè Florian

私達は、1番手で演奏したのですが、良い形で会場をあたため、次につなげられたように思います。
2番手のFire Pass、ラストの高井つよしクインテットと、さらにヒートアップしていく、良きプロレスの興行のように、イベント全体を通して大きなうねりを生み出せたような、そんな満足感を得られました。

小池真司の生み出す、圧倒的な孤独、荒涼たる風景、その中に灯る優しさ。
それがバンドによってさらに力強く鮮明に描き出される。
正直、何度もゾクっとする瞬間がありました。

Fire Pass 小池真司 (撮影:烏賀陽弘道)

高井つよしの豪快な強さの中にある繊細な優しさ、愛。
それがバンドによって増幅されて圧倒的迫力をもって伝わってくる。
高井つよしの音楽には、何度も泣かされてきたけど、この日もやはり泣かされてしまった。

高井つよしクインテット(撮影:烏賀陽弘道)

私達も含めてこの3組、あまり音楽的共通点がない、というかまったく違う音楽性を持っているのだけれど、(たぶん)お互いにリスペクトしあっているようなところがあり、良い形で意識しあい高めあい、それが良い空気を生み出し、イベント全体の大きなうねりを生み出していったように思います。
(自分で言うような事ではないかも知れないけど、実感として)

なかなか一緒にやる機会はないけど、また一堂に会する日が来ることを願っています。

最後に改めて、島田さん、本当におつかれさまでした、ありがとう。

4月10日、Goodstock Tokyo公演を終えて(しゃあみん編)

4月10日(日)大岡山GoodstockTokyoでの「どるたん+しゃあみん」ライヴ。

4月になってから前橋ツアーや氏家さんとの鏡花スタジオ、しばらく花粉症で休んでたFeather stoleの再開など慌ただしく楽しい日々にちょっと浮かれ気味と言うか躁状態なので、このままだと身体の疲労と気持ちの上がりすぎに後からきっとダメージが来るだろうと。

どるたん+しゃあみんはその時々の自分の最も生々しい姿になるので、ひとつの自身のチューニングにもなっていると思います。
相変わらず自分でめんどくさい人間だなとは自覚してますので(笑)

今回はいきなりベースから。
どるたんは立ちの演奏。
それも、当日リハ中に決めたと言うか決めずにそうなった感じです。
今回も知らない曲を数曲演奏(笑)
知らない曲の方が、どるたんの演奏だけが頼りなので雑念も無く集中できる感じがして。

この世界中にたった二つの孤独だけが存在している様な感覚になります。


最近、親しくさせていただいてるラパンナジールのドラムMIMEさんや先週一緒に温泉・・・いや、ライヴツアーに行った丹野創輔くんも来てくれて、そんな影響も大きかったかな。
今回は本来の「どるたん+しゃあみん」らしい演奏だったと思います。

終わりの見えない旅路は、まだまだ続いて行くように思えました。

4月10日「どるたん+しゃあみんリサイタル」評(森次郎)

昨日のどるしゃあGoodstock Tokyo公演に来場されていた、音楽ライター、森次郎氏が某所にコンサート評を書いてくれました。
出来たら、どるしゃあファンの皆様や、どるしゃあになんとなく興味を持っている方々にも読んで欲しいと思い、転載許可を求めたところ、快諾いただき、ここに掲載いたします。


2022.4.10 大岡山 Goodstock Tokyo
どるたん+しゃあみん リサイタル Vol.20
急に夏のような暑さになった日曜日、久しぶりに大岡山へ。一度は見ておかないと、と思っていた、どるたん+しゃあみんのワンマンはいつの間にか20回目だそうで、時間が経つのが早いのは年齢のせいだけではなくコロナの影響が大ということにしておく。
配信があるせいか、定刻になるとどるたん作のインストが途切れてふたりがステージに現れた。これまでのイメージとは異なり、どるたんは立ったままギターを抱え、しゃあみんはチェロではなくベース。最初は噛み合っていないところもあったが徐々に気にならなくなってくる。決してガッチリとハマッたグルーヴではないのに、というところが不思議というかこのデュオの特性というべきか。
しゃあみんがチェロに持ち替え、どるたんが椅子に座るとすっかりふたりの世界になっていった。どるたんの歌詞というのは情景は描くんだけど、物語が進むわけではない。ロックンロールな定型句も出てこないし、私小説的なシンガーソングライター/フォークのそれとも異なる、言ってしまえば俳句にも似た、聴き手にぶん投げる不親切さ(わかると思うけど、悪いと言ってるわけではないよ)があるなあ、と再認識していると、谷川俊太郎の詩に小室等が曲をつけた「いま生きているということ」をカヴァーしたので驚いた。それはともかくとして、歌詞で全部説明しなくても、音楽なのだから言いたいことを伝える術はほかにもいろいろあるわな、ということだ。
時勢を反映した表現にカヴァーを使うやり方は上手いというか卑怯というか(笑)、聴く側にスッと入り込みやすいという点で効果的なわけで、問題はどれだけ再構築できているかに委ねられるのだが、この上なく粘っこいPANTAの「ナハト・ムジーク」と、日本語詞にしたレナード・コーエン/ジョン・ケイル(どちらかといえばこっち寄りかな)の「ハレルヤ」はその点で成功したと言っていいだろう。
本編最後はどるたんオリジナルの「boy」できっちりと締め、アンコールはストーンズの〝定番〟「悪魔を憐れむ歌」からの「カントリー・ロード」。人間が誰しも持っている狂気を前者で、極私的な設定を借りた普遍を後者で描いてみせたところも実に見事だった。

(森次郎)

4月10日、Goodstock Tokyo公演を終えて(どるたん編)

昨日のGoodstock Tokyo公演、コロナ禍以後では最も多い来場者となりました。
配信で観てくれた方も含め、ありがとうございました。
スタッフもまた、照明&配信、PA、総支配人、と3人体制。多くの方々(当社比)にどるしゃあの音楽を届ける事が出来ました。関係者の皆様、おつかれさまでした&ありがとうございました。

どるたん+しゃあみん、2022年の本格的ライヴは今回が初。4月に始動!これまでで最も遅いスタートかも。(ラジオ公開収録でのミニライヴなどはありました)
長いおやすみ期間中、心の中がさわつくような事が色々とあり、この1ヶ月ぐらいは、なぜか毎日のように、涙を流していました。

そんな事もあって、なんとなく今回の公演は、少しでも心の中を表現できるような形にしたいと思っていました。どんな形でそれが出来るのか、考えた結果、今の心に寄り添ってくれるカヴァー曲を何曲か、そして不思議軍時代に作って、どるしゃあではほとんど演奏してこなかった曲を数曲、取り上げてみることに。
ここ最近のどるしゃあワンマン公演ではカヴァーはほとんどやっていなかったので、最近のセットリストとはかなり違ったものになりました。

そして、珍しく公演1週間前には、セットリスト候補曲をしゃあみんに送るという快挙。
(いつもは公演当日にセットリストを決めています)
するとしゃあみんから「悪魔を憐れむ歌やりたい。 ベース弾いて。」との返信。
悪魔も久しぶりだし、しゃあみんのベースも久しぶりだし、まあ、色々と珍しい曲や演奏の飛び出すライヴになりそうで、かなり前向きな気持ちに。

結果、今回のセットリスト

  1. Baby
  2. 明るい未来
  3. スケッチ
  4. 滅びの街
  5. Emiliani
  6. Museo
  7. Caffè Florian
  8. いま生きているということ(小室等カヴァー)
  9. ナハト・ムジーク(PANTAカヴァー、2番以後を演奏)
  10. ハレルヤ(レナード・コーエン カヴァー、日本語詞:どるたん))
  11. boy
    (以下アンコール)
  12. 悪魔を憐れむ歌(The Rolling Stonesカヴァー、日本語詞:どるたん)
  13. 東京(John Denver「Take me home,Country Roads」カヴァー、日本語詞:どるたん)

最初の3曲は立ちで演奏。歌詞とコード見なくても歌えるから。

1曲目の「Baby」は、不思議軍の曲。どるたん+しゃあみんとして活動するようになってからは、1度もやっていないけど、はじめて2人だけで演奏した時に(2015年の渋川で)披露した曲。

2015年 渋川市総合公演野外ステージ

その時とは違って、今回しゃあみんはベースを演奏。

2曲目の「明るい未来」も、不思議軍の曲で、どるしゃあでは、1度だけ演奏しているはず。
歌詞の「この国の形はなんて不恰好なんだろう」の部分を「この世界の形はなんて不恰好なんだろう」に変えました。この曲中盤でインプロ的に展開にして、その間に、しゃあみんはベースをチェロに持ち替え、3曲目の「スケッチ」へ。

3曲終わった時点で、私、すごく自然に座っていました。
本当は、立ちで4曲やる予定だったのに。(笑)
それまでは4曲目の事もちゃんと頭にあったのだけど、3曲目が終わった瞬間に、すっ飛んでしまいました。
1曲飛ばしました。
しゃあみんに「座りましたね?」と問われて、ごくごく自然に「4曲が限界。」と答えているではありませんか、私。
3曲しかやっていないのに。
なんだか「立ち演奏コーナー」やりきったっぞ感があったのです。
予定していた4曲目はリハで完璧に近い演奏が出来ていたので、これまた自分の中でやりきった感があったのかも知れません。(ってちゃんとお客様に見せなきゃあかん!)

座ってからは、どるしゃあ結成後に作った曲を。
4曲目の(本来は5曲目になる予定だった)「滅びの街」は、当日のリハで、しゃあみんが来る前に、ひとりで喉慣らしのために何曲か歌っている間に思いついて、急遽セットリスト入りした曲。
その後の3曲はCD『異郷の詩』に収録されているイタリアの街を歌った歌。

そして次は、3曲つづけてカヴァー曲を披露

小室等「いま生きているということ」は、谷川俊太郎の詩に、小室等が曲をつけたもの。
とても長い曲なのですが、高校生の時にテレビでフルで歌うのを聴いて感動し、すぐにアルバム「いま生きているということ」を購入(このアルバムの詩は、全曲、谷川俊太郎)。その後、今に至るまで、毎年必ず数回は、針を落とすレコード。
この歌、歌詞の一部分でブランコのエピソードが出てきます。その部分は感動的で、もっとも盛り上がる部分でもあるのですが、詩としての違和感をずっと感じていて、「これは小室さんの私的なエピソードなのでは?そしてもしかしたらジャケット写真は歌詞に出てくる「ぼくが作ったブランコ」なのでは?」と思っていました。
そして、小室等さんにお会いした時に、直接聞いてみた結果、その通り、とのお返事。仮説が当たっていて、謎ひとつ解決。そんな事もあり、そのブランコの部分は歌いませんでした、やはりあの部分は小室さんでなければ歌えない私的な歌なので。

「ハレルヤ」は、レナード・コーエンのカヴァーではありますが、ジェフ・バックリーやジョン・ケイルという先人達も素晴らしいカヴァーを発表していて、元たまの柳原陽一郎もアルバム『ドライブ・スルー・アメリカ』の中で日本語詞による「ハレルヤ」を歌っています。
ただ、私の場合、誰のカヴァーかといえば、高井つよしカヴァーなのです。
今回私が書いた歌詞と、高井つよしの歌詞はまったく違うものだし、歌い方も、表現も違うんだけど、彼が歌う「ハレルヤ」がなければ、私の中でこの歌をこういう形で表現したいという気持ちも生まれてこなかったし、この歌詞も書けなかったと思っています。
今回、その高井つよしが会場に来てくれていたので、彼に聴いてもらえるのは、うれしくもあり、どう思われてしまうのかという緊張もあり、なかなかにスリリングでした。
さらに会場には、頭脳警察関連にものすごく造詣の深い音楽ライター、森次郎氏も来場されていて、その方の前でPANTAのカヴァーを披露する事になるとは(まあ、これまでもあれこれ観られているのだけど)、ある意味、PANTA本人の前で歌うより緊張感がありました。

そんな緊張感も、客席の空気感もすべて良いほうに作用して、本編ラストの、どるしゃあ曲「boy」は、いつも以上に力と心がこもった演奏になったように思います。

ありがたい事にアンコールもいただき、アンコールが来たらやる(来なければやらない)予定だった、「悪魔」と「東京」を演奏して、無事公演終了。

心の中の重いものは今もまだ抱えたままだけれども、現時点での個人的な心の表明は出来たような気がしています。別に何を思い、何を考えているか、そんな事を語ったわけではないので、立ち位置を確認したと言った方が正しいかも知れません。音楽が自分自身にとってどれだけ大事なものかという事も再確認いたしました。

ありがとう。

ラジオ川越 公開収録報告

昨日、川越大黒屋食堂にて、FMラジオ川越の番組『ナックルヘッドのハッピーMONDAYエンタメアワー』の公開収録に、どるたん+しゃあみんで参加してきました。

川越大黒屋食堂といえば、どるしゃあにとってもホームグラウンド的な場所。
調度5年前の12月に『音楽食堂』というイベントを企画、開催して以来、現在まで、20回に渡って『音楽食堂』を開催してきました。(どるしゃあがホスト役を務めてきましたが、そのうち何度かはどるしゃあ抜きでの開催)

以下の画像は過去のフライヤーから一部抜粋

ナックルヘッドにも、『音楽食堂』には、何度か出演していただきました。

現在では大黒屋食堂は、すっかりナックルヘッドのホーム的場所にもなっていて、ラジオ番組も、ラジオ川越のスタジオを飛び出して、最近では、主に大黒屋食堂で収録しているとの事。

という事で、これまでとは立場が逆になり、ナックルヘッドがホスト役、どるしゃあがゲストとして大黒屋食堂に登場です。
やり慣れた場所とはいえ、なんとなく落ち着かない気分でもありました。
なんといってもラジオ番組の収録ですので、話をしなければなりません。
どるしゃあは、無口な人たちなので・・・とはいえ、そこは、ナックルヘッドの人柄と、大黒屋食堂という場の和やかな空気もあり、楽しく収録することが出来ました。
しっかり話が出来たかどうかは別の話。
とにかく楽しめたという事で、どるしゃあ的には、良しとしたいところ。

この日は、生演奏もありで、収録用に2曲+来場者だけのお楽しみとして、おまけの1曲、計3曲を演奏いたしました。
何を演奏したかは、ぜひ放送を聴いて確認してみてください。

収録を終えて記念撮影、そしてこの後、しゃあみんは、次の演奏の場へと向かい、どるたんは、大黒屋食堂のおいしい食事をいただきました。
(食い気がまさりお食事の写真は撮り忘れました)

放送は、来年の1月10日(月)になります。
また近くなったら告知いたします。

呼んでくれたナックルヘッド、及びオフィス・スパークル、大黒屋食堂の皆様、本当にありがとうございました。
そして集まってくれた皆様にも感謝です。重ねてありがとうございました。

この日は、もうひとつ嬉しい事がありました。
仙波書房様がお客様として来場されていて、とても気になっていた本『川越の建物 近代建築編』を、仙波書房様から直接入手する事が出来たのです。

この件は、後日改めてブログに書きたいと思っています。


Goodstock Tokyo公演報告

去る、2021年12月11日(土)Goodstock Tokyoに於いて、
どるたん+しゃあみん ワンマン公演無事終了いたしました。

ほぼ3ヶ月ぶりのライヴとなりましたが、いつも以上に集中し息のあったステージになったような気がいたします。

今回は、2部構成。

第1部は、しゃあみんのソロで始まり、久しぶりのカヴァー曲、そして比較的新しめの、どるしゃあ曲を。
第2部は、CD『異郷の詩』収録のイタリアを題材とした曲に加えて、CD発売後に出来たイタリア題材曲を。

セットリストは、

【第1部】
1. 冬の夜話~ぶたさんのうた(しゃあみんソロ)
2. さようなら世界夫人よ(頭脳警察カヴァー)
3. 時々吠えることがある(頭脳警察カヴァー)
4. ぼくはただ生きている
5. 滅びの街
6. boy

【第2部】
1. Caffè Florian
2. Vivaldi
3. Museo
4. Stazione
5. 湖の街(仮題)
6. 紫陽花アナベル
7. Brescia
8. ばるぼらの歌

大きなミスやアクシデントもなく、充実した演奏が出来ました。
演奏後は、お客様からとても嬉しい感想を、配信でご覧になった方からも素敵なメッセージをいただき、心地よい疲労感のなか家路につきました。

この日の公演をもちまして、どるたん+しゃあみん、2021年の公演はすべて終了。
来週、ラジオの収録でも少しだけ演奏する予定ですが、これは番外編という事で。

今年1年支えてくれた皆様、本当にありがとうございました。

どるたん+しゃあみんの音楽はなかなか万人の心に届くような音楽ではないのかも知れませんが、これからも、ひとりでも多くの人に届くようマイペースで活動を続けていきます。

また次の演奏予定など決まり次第、このWEBサイトで発表いたします。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


9.25 Goodstock Tokyo公演報告 新曲

昨日のGoodstock Tokyoワンマン公演無事終了いたしました。
配信で観てくれた皆様ありがとうございました。

セットリストは

  1. ぼくはただ生きている
  2. 電気のダンス
  3. 最後の月光(しゃあみん暗黒童話より)~終歌 (しゃあみんソロ)
  4. boy
  5. 滅びの街
  6. Emiliani
  7. Vivaldi
  8. Caffè Florian
  9. Museo
  10. 湖の街(仮)-新曲初披露-
  11. 紫陽花アナベル
  12. Brescia
  13. ばるぼらの歌

今回は、久しぶりに歌入りの新曲を披露いたしました。
公演の3日前ぐらいに出来て、しゃあみんに譜面とデモ音源を送ったつもりだったのですが、なんと音源が届いていなかったそうな。
新しい曲をやる時は、いつもぶっつけ本番に近い状態になってしまうので、今回は、3日前にちゃんと送ったつもりだったのに、結局、またぶっつけ本番。

しゃあみんにとっては、リハで初めて聴いた曲。
リハ後に、合わせる箇所をざっと打ち合わせして本番。
ぶっつけにしては、ちゃんと出来たような気がします。
毎度の事ながら、驚くし、本番に強い。
というか、演奏に限らず、2人とも危機的状況で力を発揮できるタイプみたい。

そんな新曲が、これ。


まだタイトルも(仮)だし、今後新しい展開が付け加えられるか、組曲にしていくか、どちらにしろまだ序章的なものですが、とりあえず披露してみました。

次回の公演日程は、新型コロナ感染症の状況もあり不確定ですが、年内には、少なくとも、もう1回の公演を予定しています。
また出演以来などございましたら、コンタクトフォームよりお問い合わせください。

どうぞよろしくお願いいたします。