Category Archive : どるしゃあ関連動画

「Museo」のこと

どるたん+しゃあみんのCD『異郷の詩』に収められている「Museo」
Museoとはイタリア語で、美術館や博物館のこと。
この歌では、ヴェネツィアにあるPeggy Guggenheim Collectionの事を歌っています。

この歌の歌詞は、ある程度この歌が出来た背景を知らないと理解しづらい、いや、ある程度分かっていても、ちょっと何言ってるか分からない、そんな歌詞。

それをしゃあみんが解説してくれました。

どるたん曰く。

この歌を聴いて、ちゃんと意味を理解している人、ほとんどいないと思う、というか意味を理解する気にならないような歌詞だと思うのだけど、しゃあみんだけは、書いた本人よりもよくわかっていたというね。めちゃ的確に考察、解説、紹介してくれています。

では、まず歌詞、そして演奏動画、最後にしゃあみんの解説を載せますので、ぜひご一読を。

Museo

作詞作曲:どるたん
編曲:どるたん+しゃあみん

眩暈がするほど美しく 
塗り込められた血の重さに
疲れ果てた心を癒す 
鮮やかな風が吹いていた

La collezione Peggy Guggenheim

悠久の時の流れに 
閉じ込められた街の外れ
鮮烈な空気を招く 
誇り高き一族の血よ

La collezione Peggy Guggenheim
La collezione Peggy Guggenheim


Museo – どるたん+しゃあみん with 素之助 Goodstock Tokyo 20181221

以下、しゃあみんによる「Museo」紹介。


イタリアには沢山の有名な美術館、博物館があります。
ミケランジェロやダヴィンチ、ラファエロ、カラヴァッジオといった巨匠達の作品に溢れています。
その、ひとつひとつに重厚な歴史が塗り込められているかのような作品達に疲れはてた時、訪れたひとつの美術館。
ペギー・グッゲンハイム・コレクションは、イタリアのヴェニスのカナル・グランデ沿いにある近代美術館。
20世紀前半のヨーロッパとアメリカの近代美術を収集したイタリアで最も重要とされている美術館です。 
キュビスム、シュルレアリスム等の抽象芸術を集めています。
彼女はナチスから退廃芸術と決めつけられた多くの芸術家を庇護し、波瀾に満ちたその生涯を過ごしました。
そんな、美術館の歌です。



こんな感じですかな?

新曲「月影のダンス」とダムの話

2022年12月18日(日)川越大黒屋食堂での「音楽食堂」-第27夜-にて、どるたん+しゃあみんの新曲「月影のダンス」を初披露いたしました。

どるたん+しゃあみん「月影のダンス」

この曲は、心象風景を歌詞にしたもので、少し前のブログ「10年前(旅のはじまり)」の中で、「四万川ダム周辺の風景をイメージして作ったもの」と書きました。

ただ、はじめから四万川ダムを意識して作ったわけではなくて、作っているうちに「四万川ダム周辺の風景」が浮かび上がってきたという感じ。

という事で、この歌詞に登場するダムは、四万川ダムのイメージ。

ところで、昨日、この曲を演奏したあとのMCで少し話したのですが、私、ダムがとても好きなのです。

城が好きとか、立体交差が好きとか、鉄塔が好きとか、まあ、色々なもの、とにかく美しい建造物、いや美しいと感じる物全てが好きなので「ダムが好き」というよりも「ダムも好き」ですね、正しくは。

それはよいとして、ダム好きの私は、80年代にもダムが出てくる曲を書いています。
当時のバンド(ユニット?)、不思議なバレッツの相方ファンキー君との共作で、タイトルは「ダム魂」(ダムだましい)。
ライヴでは一度も演奏した事のない未発表曲で、正直、コード進行も歌詞もあまり憶えていませんが「ダム魂」というタイトルと、冒頭の歌詞だけは、はっきりと憶えています。
「月夜の晩にダムに行った」という歌い出し。

今回、「月影のダンス」を作った時には、まったく「ダム魂」の事は頭になかったのですが、どちらも月夜のダムという情景でした。ちょっとびっくり。と同時に進歩しない思考回路にちょっとがっかり。
この心象風景はずっと心の中にあるものなのかも知れません。

ただ「月影のダンス」は、四万川ダムのイメージ。
「ダム魂」のダムは、特にどこという事はないのですが、私が思い浮かべていたのは小河内ダム。
きっとファンキー君も小河内ダムを思い浮かべていたはず。

四万川ダム(Wikipediaより)

それでは「月影のダンス」の歌詞を。

月影のダンス

ユラユラと影が
月影に踊る
誰が吹いているのか
口笛が聴こえた
夜啼く鳥の 声も聴こえる
凜と映える 秋の月が 川面を照らす

ダムの上で 踊るは 誰の影か
命ある人なのか 月が映す幻か

ダムの上で 踊るは 誰の影か
十六夜に浮かれた 亡霊のダンスか


新曲「混乱の街」のこと

2022年11月20日(日)Goodstock Tokyoどるたん+しゃあみんワンマン公演にて披露した2曲の新曲から、2曲目「混乱の街」の動画をYouTubeにアップいたしました。

どるたん+しゃあみん「混乱の街」

当初、今回は2曲のうち「戦禍の街」のみ、動画と解説を公開するつもりだったのですが、もう1曲「混乱の街」にもリクエストをいただいたので、公開します。

新曲2曲のうち、1曲は、12月18日の川越大黒屋食堂でのライヴで、はじめて聴く人のためにお楽しみとして、とっておこうと思っていたのですが。
まあ、その日は、また新しい曲を披露出来るかと思います。

さて、この曲、雰囲気としてはアングラフォーク的というか、昭和40年代的というか、そういう感じがしませんか?
作っているうちに、なんとなくそんな空気感が出てきたので、わざとそちらに寄せていきました。

歌詞は

混乱の街

意味のない言葉が 街中に溢れ
顔のない人の群れが 通りを埋め尽くす
開かない扉が 人々を隔て
助けを求める声は 誰にも届かない
誰にも届かない

泣き叫ぶ人がいて 踊り続ける人がいる
慌てふためく人がいて 笑い続ける人がいる

この街の名前は 渋谷 それとも 六本木
いいえ この街の名は 死人が集う 混乱の街

この街の名前は 新宿 それとも 池袋
いいえ この街の名は 死人が笑う 混乱の街

混乱 騒乱 淫乱 動乱 混乱の街
渾沌 混迷 困惑 困憊 混乱の街


「池袋」なんて、いまどきの歌にはあまり登場しない昭和な地名を入れてみたり、「いいえ・・・」なんて言い回しを使ってみたり。歌詞の最後にお経みたいに「混乱 騒乱 淫乱 動乱 混乱の街」と入れたのもちょっとアングラフォーク的?
わざとそんな小技を使いつつも、歌詞の視点は、2010年代に作った「スケッチ」や1980年代に作った「レミング」などと同じく、私が常に感じ続けてきた感覚。

この歌詞からイメージ出来るものは、人それぞれでよいと思います。
渋谷のハロウィンに集まる人々、観光地に押し寄せる外国人、国境の街に溢れる難民、などなど、集団が押し寄せる街。
ただ、私のイメージは難民的なものではなく衆愚。

この歌を書き始めた時期、歌詞もメロディーも土台が出来たタイミングで梨泰院ハロウィンの事故がありました。
~泣き叫ぶ人がいて 踊り続ける人がいる~
この辺の歌詞は既に出来ていたのですが、そのものズバリの場面をニュース報道で見て、梨泰院の事を歌っているようで嫌だなという気持ちになり、その時点で制作が一時中断しました。
その後、あえて歌詞の中に実際の地名、渋谷、六本木、新宿、池袋を登場させ、そのどこでもない、各人のイメージの中にある「混乱の街」という形にしてとりあえず完成。

そして言外に「私の好きな街をそんな混乱の街にしないで欲しい。」という気持ちと「私はそういう街には行きたくないな。」という気持ちを込めています。

新曲「戦禍の街」のこと

11月20日、どるしゃあGoodstock Tokyoワンマン公演から、新たに1曲、動画をYouTubeにアップいたしました。

当日は、新曲を2曲初披露したのですが、そのうちの1曲「戦禍の街」です。

どるたん+しゃあみん「戦禍の街」

リハで多少作りこんでからの、初披露。

歌詞の説明を自分であれこれ言うのあまり好きじゃないんだけど、説明すると喜んでいただけることが多いので、少し説明します。
喜んでもらえるのは、説明しないと分からないような歌詞ばかり書いているからですね、きっと。

「戦禍の街」というタイトルですが、どこか特定の街について歌っているわけではありません。
今は観光客が来るような街だけど、かつては、そこで大勢の戦死者が出た、世界中のどこにでもある、そんな街。
そこで、旅人が何を感じたか、ただそれだけの歌です。

実際にどこを旅している時でも、こういう気持ちになる事があります。
ここで過去に何があったのか。
今は、楽しく過ごしているけれど、過去には悲惨な出来事があった場所かも知れない。
そして、この先、いつまたそういう事が起きるかも知れない。
言葉には表していないけれど「だから今を大事にしたい。」という思いも込めています。

歌詞は以下のとおり。
TikTokなんて、10年後、20年後には「何のこっちゃ?」になりそうな言葉ですが、あえて使ってみました。
2022年に作った歌として、(自分の)歴史に残る事でしょう。

「戦禍の街」

分かり始めた この街をつつむ哀しみ
曲がり角には うずくまる影が
光の射さない 路地を歩けば
誰かの気配だけがある 
それは 時の狭間に 落ちていった 魂 

遠い国から来た少女が (かつて)血に染まった壁の前で
楽しそうに笑い 楽しそうに踊る 楽しそうな動画を  
TikTokにアップした

時の流れが 悲しみ 憎しみも 怒りも 消してゆく
だけども過去は 今も  そこにある
螺旋状になって 今と過去が重なる 
美しい景色と  血塗られた歴史が
ひとつになる時がある


「本棚」(Live動画アップしました)のこと

先日、11月20日、どるしゃあGoodstock Tokyoワンマン公演から、1曲、Live動画をYouTubeにアップいたしました。

アップした曲は「本棚」

どるたん+しゃあみん「本棚」

当日、本編で演奏した曲は、どるたん+しゃあみんとして活動を始めてから作った曲ばかりでしたが、1曲だけ10年ちょっと前に作った曲を演奏しました。
それがこの「本棚」

当時、バンドをやっていたのだけど、私の作る曲は、基本的に暗いし、遅いし、あまりバンド向きじゃなくて、「明るくてノリの良い曲が欲しい」というメンバーの希望があり、がんばって(無理して)作った曲。
ふだん私は、曲を作る時に、誰かの曲を意識したり、コード進行を真似したり、という事をした事がなくて、頭の中に浮かんでくるにまかせています。
結果として何かに似ている事は、あるかも知れませんが、他の曲を意識して真似しようとした事はありません。

ただこの曲だけは、ちょっと意識した物があります。
それはMott The Hoople
曲を具体的に真似したわけではないのだけど、Mott The Hoopleの「All The Way From Memphis」とか「Roll Away The Stone」とか、ああいうノリの曲を書きたいと意識して作ってみました。
あまり成功しているとは思わないけど。まあ、そういう気持ちで書いた曲。
長い活動歴の中でただ1曲だけ、何かを意識して作った曲。

それを最近、どるしゃあで取り上げるようになったのは、わけがあって、やはり、どるしゃあ曲も暗い、遅い、そして長い、そんな曲が多いので、少し気分転換できる場面を設けたかった。

あとは、この曲の歌詞。
実はけっこうどるしゃあの世界観にあっている、と初演時に感じたのです。

「明るくてノリの良い曲」というリクエストに応えて、がんばって作り出してはみたものの、歌詞までは明るくならなかったのよ。

一見(一聴)明るく聞こえるし、誰かに語りかけているような態で書いているけど、これ本当は

「本棚に囲まれた部屋から出られない男が、自分自身に語りかけている歌」

なのです。
まあ、自分の事ですけどね。
なんともどるしゃあ的でしょ?

そういう歌なので、しっかり気持ちを込めて歌えるのも、どるしゃあ的。
~「夢の浮橋」を渡り「夢の駅」に着いたら「キルヒャーの世界図鑑」を広げてごらん~
のくだりは、特に、毎回泣きそうな気持ちになります。
本の内容や、いつ、どんな気持ちで読んでいたか、とか、そういうものがたまにドッと頭(心?)の中に流れ込んできてしまう事があるのです。

歌詞を全編載せると

「本棚」

もしも今スグに遠い世界へ行きたくなったら
ぼくの本棚を旅してごらん
まばゆい光が見えるだろ? そうさあれが
『ブライト・ライト・ビッグ・シティ』の灯りさ
『中国行きのスロウ・ボート』に乗って、
『西方の音』に『耳をすませば』
『深夜特急』のレールの音と共に
『亡命旅行者は叫び呟く』

ほんの少しだけ 知らない街を歩きたいのなら
ぼくの本棚を歩いてごらん
その坂道を登った所にあるのが
『夢の木坂分岐点』さ
『コルシア書店の仲間たち』に会ったら
『見知らぬ旗』の下に集おう
『燃えつきた地図』は『花ざかりの森』へと
『微熱少年』を連れて行く

『夢の浮橋』を渡り
『夢の駅』に着いたら
『キルヒャーの世界図鑑』を広げてごらん
『争いの樹の下で』『「救い主」が殴られるまで』
『アリスの穴の中で』眺めていればいいさ

Book is Real
Book is Illusion
Book is My Life


もしも 心の闇を覗いて見たくなったら
ぼくの本棚を覗いてごらん
『赤い部屋』の中で『踊る一寸法師』が見えるかい?
『蠢く触手』が『芋虫』みたいだろ?
『押絵と旅する男』と一緒に
『海底の魔術師』に会いに行こう
『幻影の城』から『暗黒星』を見上げて
『人でなしの恋』もたまにはいいさ

Book is Real
Book is Illusion
Book is My Life


という歌詞。
当時、天井まであるような本棚に囲まれた部屋に生息していたので、その本棚に並ぶ本を眺めながら、背表紙のタイトルをランダムに取り上げて歌詞になるように並べてみたら出来上がりました。
本のタイトルは、特にジャンルや著者にこだわりなく、目に付いたもの、使えそうな言葉で選んだのだけど、3番だけは、全部、江戸川乱歩の作品名になっています。そこだけ、ちょっと特別。

Barclay James Harvest というバンドの曲で「Titles」という曲があります。
これは、The Beatlesの曲のタイトルを色々と歌詞に組み込んでいるもので、手法としてはそれと同じ。
作った時にはそれは特に意識していなかった、というか、「Titles」の事知らなかったのですが。

さて、そんな私の本棚。
当時は、出入り口以外は全部天井まで本棚みたいな部屋に暮らしていましたが、今、手元にあるのは、ごくごく1部だけ。
隙間家具みたいな縦に細長い本棚と、大きいスチール製の本棚(こちらは手前にCDが置いてあるので、奥にある本の背表紙がほとんど見えない構造)だけ。
なので、今だったらこの歌詞は絶対に書けなかった、あの頃だから書けた歌詞。

ちなみに今の隙間家具的本棚を1部お見せいたします。
写真撮影用に並べ替えたりしていないありのままの私。じゃなくて本棚。

「ギター合奏曲 第1番」の事や映画音楽の事や死ぬまでにやりたい事の話

7月3日のどるしゃあGoodstock Tokyoワンマン公演では、既報(公演報告、どるたん編しゃあみん編)のとおり、2時間に渡って(主に)どるしゃあ結成後に作った曲を演奏、披露いたしました。

どるしゃあ楽曲は、ほぼ網羅したと言っても過言ではありませんが、実は、ライヴでは披露していない楽曲もまだまだあります。

例えば、映画「ツンデレ娘 奥手な初体験」のサウンドトラックとして作った楽曲たち。
(Soundcloudで聴取可能)
https://soundcloud.com/dorutan/sets/original-sound-track

この映画には、主演のあべみかこさんが、小学校の校歌を歌うシーンがあるのですが、その校歌も、どるたんが(急遽)作詞、作曲したもので、この校歌に関しては、過去に何度かライヴで演奏した事があります。
一度目は、脚本を書かれた井上淳一氏が来場された時、もう一度はこの映画にエキストラとして出演した方々が大勢来場してくれたどるしゃあ長野公演の時。
まあ、歌のキーもあわないし、特殊な曲なので、そういう特別な時だけの特別な演奏です。

そしてライヴで一度だけ披露した曲、というのもいくつかあって、その中でちょっと思い入れのある曲が、この「ギター合奏曲 第1番」(仮題)
(先ほどYouTubeにアップしたのでよろしければ聴いてください)

音合わせはリハの1回だけ、事前練習なしのぶっつけ本番なので、ミスもあるし、荒い演奏なのですが、この曲に対する思い入れは演奏云々の話ではなくて、これから死ぬまでにやりたい事(後述)の一里塚的な話。

この曲が出来た時、ギター1本で重ね録りしたデモをしゃあみんに送ったところ、「楽譜をください。」と言われたのです。楽譜があればライヴで出来るからと。

楽譜!?コード譜ではなく楽譜!?
書いたことないのですが・・・
しかし、これすごく良いきっかけ、良い経験になると思いがんばって書きました。
ギター片手に、拍子を刻みながら、五線譜に落とし込んでいくのですが、ものすご~く時間がかかります。
それでも何段か書き終えた時、ふと、Pro Toolsに楽譜を書ける機能があったような・・・そんな画面をみた事があるような、ないような・・・と思い出して、Pro Toolsを立ち上げてみました。
その機能は確かにあったのですが、MIDIデータを楽譜にするというものでした。
まあ、そうですよね。
これだと、ギターで弾いたものを、もう一度鍵盤で弾いてMIDIデータ化しなければなりません。
手書きでやるにしても、Pro Toolsでやるにしても、(これまで理論ゼロ、感覚だけで曲を作ってきた)私にとっては大変な手間、どちらにしてもギター片手に確認しながらの作業になります。

ただ、Pro Toolsの方が圧倒的にきれいな楽譜が出来上がることが分かり、コツコツとギター片手に鍵盤での打ち込み作業、出来上がった楽譜をしゃあみんに送ったところ「これで大丈夫。」という事で、出来立てのこの曲を早速ライヴで披露する事になったのです。

で、まあ、演奏はあんな感じ。ご笑覧下さい、というレベルですが、なぜ、これが死ぬまでにやりたい事の一里塚なのかという話。

その前に、映画音楽。
これもまた、死ぬまでにやりたい事のひとつで「ツンデレ娘 奥手な初体験」のサウンドトラックがその一里塚なのかな、と思っています。
「ギター合奏曲」も「ツンデレ娘」も、道は重なっているのです。

まず、子供の頃から、映画やTVの音楽が大好きでした。
「ゴジラ」の伊福部昭であったり、「ウルトラセブン」の冬木透であったり、「ジャングル大帝」の冨田勲であったり、そういう音楽に胸ときかめせてきたのです。もう少し長じてからは、ニーノ・ロータ、ヘンリー・マンシーニ、エンニオ・モリコーネ、ジョン・ウィリアムズ他が作り出した、数々の映画音楽たち。
ただただ聴くのが好きというだけだったのですが、いつの頃からか(割と最近)、そういう音楽を作りたいと言う気持ちが生まれてきました。

そんな気持ちから、何年か前に架空の映画のサントラとして、作った音楽があります。
それは、この「New Clear Soundscape」のシリーズ。


(YouTubeで観ていただくと、画面右側にこのシリーズ5曲のリストが表示されます)

New Clear Soundscapeというシリーズですが「New Clear」は「Nuclear」とかけていて、原発事故、原子力災害後の世界を描いた映画のサントラというスタンスです。
「Alfa Decay」「Beta Decay]「Control Rods」「Fallout」「Ground Water」という5曲のタイトルも、原子力発電や原発事故に関係するような言葉になっています。

今は、どるしゃあで歌って演奏できるタイプの曲を主に作っていますが、こういう音楽も作っていきたいし、いずれ実際の映画音楽を作りたいという気持ちを強く持っているのです。
(死ぬまでにやりたい事のひとつ)

そして「ギター合奏曲 第1番」の話に戻ります。
この曲を作った時には、特に深い考えもなく、なんとなくギターを弾いていたら出来たのですが、根底にあった気持ちはたぶん、こんな感じ。
私、映画音楽と並んで、クラシック音楽、特に古楽というのも、好きな音楽の分野なので、なんとなく古楽のようなテイストを持った合奏曲として出来上がったのかな、と。

「ギター合奏曲」の後に、似たような分野でこんな曲も作っています。

こういう曲もまた、映画音楽につながっていく部分があると思っています。

さらに、死ぬまでにやりたい事の一番大きな目標があって、それはこれまでしゃあみんにしか話した事がないのですが、実は「交響曲を書き上げたい。」という大それたもの。

「ギター合奏曲 第1番」がその一里塚というのは(あまりにも小さな一歩ではあるのですが)そういう意味なのです。
たかがギター2本の楽譜を書くのに四苦八苦しているような有様では、交響曲を書くにはとても心許ない状況ではありますが、今の世の中、色々な方法が考えられます。
このまま音楽をやり続けていけば、必ず辿り着ける場所だと信じています。

どるしゃあの音楽を作って、演奏を続けて、映画音楽も作って、交響曲も作る。
老い先さほど長くはありませんが、やる事がたくさんあって楽しい日々です。

締め切りがあると、そして締め切りが近くなると、ふだんの何百倍も力を出せるタイプの人間なので、誰か、ぜひ発注してください。
特に映画関係者の皆様、ぜひぜひお願いします!


日曜日はGoodstock Tokyo公演

6月12日のAPIA40『この世界は終わらない』出演後、若干燃え尽き気味の私(どるたん)でしたが、今週末7月3日(日)のGoodstock Tokyoワンマン公演に向けて、気力充実してまいりました。

前回、4月10日のGoodstock Tokyo~6月12日のAPIA40でのオープニング曲は、「明るい未来」~「スケッチ」というどるしゃあ的には若干過激な選曲でした。
今回は、どうなるか本人も当日まで検討つきませんが、どるしゃあでは初披露となる珍しめの曲も取り上げようかと思っています。

前回のGoodstock Tokyo公演で初披露した、レナード・コーエン「ハレルヤ」の日本語カヴァーも、またやるかも知れません。
ということで、前回の「ハレルヤ」ライヴ動画をYouTubeにアップいたしました。

例によって、当日あわせ、ほぼぶっつけ本番初披露という流れでしたので、色々荒いところもありますが、これから大事に育てて行きたいレパートリーです。

猛暑続きの異常な日々ですが、負けずに熱いライヴを披露いたします。
元気のある方はぜひとも会場まで遊びに来て下さい。
当日、外に出るのも危険な暑さかも知れないので、体力に自信のない方は、涼しい部屋で配信ライヴをお楽しみ下さい。

それでは、7月3日(日)Goodstock Tokyo公演どうぞよろしくお願いいたします。

7月3日(日)

大岡山 Goodstock Tokyo

どるたん+しゃあみん リサイタル Vol.21

どるたん+しゃあみんワンマン公演&有料配信ライブ

18:30開場 19:00開演(配信スタート)
前売り・予約 3,000円/当日 3,500円(税込み・ドリンク別)
配信視聴チケット 3,000円
有料配信詳細・チケット購入
https://www.staglee.com/events/6545/

大岡山Goodstock Tokyo
http://www.goodstock-tokyo.com/
〒145-0062
東京都 大田区北千束3−20−8
スターバレーII B1F
03-6451-7396


明日 APIA40

何度か告知していますが、いよいよ明日。
6月12日(日)APIA40にて『この世界は終わらない』開催いたします。

このライヴの企画者、島田篤さんとは、2017年、どるたん+しゃあみん SUPERSTITION TOURで共演して以来、5年ぶりに一緒にステージに立ちます。
本当なら、2020年に3年ぶりの共演となる予定だったのですが、コロナ禍により延期となっていました。
私達、それぞれ皆、よい年齢になっておりますので、なるべくなら3年ぶりとか5年ぶりとか言わずに、ガンガン一緒にやりたいものですが、諸事情によりなかなかそうもいかないので、いざ出来るとなったら全力で音をぶつけあい、音を分かち合いたいと思っています。

前回の告知の時には、5年前、神戸 BIG APPLEでの、どるたん+しゃあみん with 島田篤の共演動画「電気のダンス」を蔵出し公開いたしましたが、今回もひとつ。

京都 夜想での、どるたん+しゃあみん with 島田篤の共演動画「ばるぼらの歌」を蔵出し公開いたします。

どるたん+しゃあみん with 島田篤「ばるぼらの歌」

いかがですか?
5年経っての共演で、どんな音が生まれるのか、楽しみでしかたありません。
もちろん小池真司のFire Pass、そして高井つよしクインテットとの競演も、ものすごく楽しみにしています。
いよいよ明日!

6月12日(日)

碑文谷 APIA40

「この世界は終わらない」

Atsushi Shimada Presents「この世界は終わらない」

【通常ライブ・生配信あり】

開場18:30 / 開演19:00 前/当 ¥2500/¥2800+drink
【出演】
高井つよしクィンテット(vo,eg/eg/cho,p/ba/dr)+島田篤(acc)
Fire pass(vo,g/dr/cello/ba)+島田篤(p)
どるたん+しゃあみん(vo,g/cello)+島田篤(p)

【ライブ配信】配信時間19:00~ APIA40オフィシャルYouTubeチャンネル
料金:ドネーション(投げ銭)一口1000円~

詳細はこちらをご覧下さい。

APIA40
http://apia-net.com/
【住所】東京都目黒区碑文谷5-6-9 B1
【TEL】03-3715-4010
【お問合わせ】 Email:music@apia-net.com


6月12日『この世界は終わらない』に向けて

6月12日(日)にAPIA40で開催される企画ライヴ『この世界は終わらない』

Atsushi Shimada Presents「この世界は終わらない」


元々、このライヴは、2020年の6月に開催する予定だったものです。
コロナ禍で延期になっていましたが、いよいよ今年開催が決まり、開催まであと10日弱。

プロデューサーは、主に関西で活動しているキーボード奏者の島田篤さん。
島田さんは、シンガーソングライターでもあり、私、演奏者としても、表現者としても、とてもリスペクトしております。

『この世界は終わらない』では、どるしゃあと島田さんの久しぶりの共演が実現いたします。
ということで、1つ、どるしゃあwith島田篤の蔵出し共演動画をYouTubeにアップいたしました。
2017年の関西ツアー(SUPERSTITION TOUR 2017)から、神戸BIG APPLEでの演奏になります。

どるたん+しゃあみん with 島田篤「電気のダンス」2017 神戸BIG APPLE

この時以来、久しぶりの共演(5年ぶり!)が実現します。
今から楽しみで仕方ありません。

また、『この世界は終わらない』では、高井つよしクインテット、Fire Passにも、島田さんが全面的に参加するという事で、それを観るのもまた楽しみで仕方ありません。

(ライヴ詳細はこの投稿1番下に掲載)


ところで、私どるたんと島田さんとの出会いは、2013年の5月、渋谷La.mamaで開催された『第1回 渋谷幻野祭』での競演でした。

第1回 渋谷幻野祭フライヤー画像

ここでお互いに何か感じる物があり、その後、なにかと活動を共にする機会がありました。
どるたんのソロ・レコーディング「電気のダンス」にリモート参加してもらったり。

「電気のダンス」イメージビデオ どるたん+島田篤


島田さんの東京公演時には共演させてもらったり。

「電気のダンス」どるたん+島田篤 with ルイス稲毛、しゃあみん

さらには、(一番上に動画を載せた)どるしゃあのSUPERSTITION TOUR 2017全4公演のうち3公演で競演及びゲスト参加してもらったり。

SUPERSTITION TOUR 2017フライヤー画像

ここまで「電気のダンス」ばかり3種類の動画を載せましたが、今回『この世界は終わらない』では、全曲、島田さんと一緒にプレイしますので、他の曲も、どるしゃあ2人だけの時とは、彩りが変わるはず。
演者である私達も楽しみですが、みなさまもどうぞご期待下さい。

よろしくお願いいたします。

6月12日(日)

碑文谷 APIA40

「この世界は終わらない」

Atsushi Shimada Presents「この世界は終わらない」

【通常ライブ・生配信あり】

開場18:30 / 開演19:00 前/当 ¥2500/¥2800+drink
【出演】
高井つよしクィンテット(vo,eg/eg/cho,p/ba/dr)+島田篤(acc)
Fire pass(vo,g/dr/cello/ba)+島田篤(p)
どるたん+しゃあみん(vo,g/cello)+島田篤(p)

【ライブ配信】配信時間19:00~ APIA40オフィシャルYouTubeチャンネル
料金:ドネーション(投げ銭)一口1000円~

詳細はこちらをご覧下さい。

APIA40
http://apia-net.com/
【住所】東京都目黒区碑文谷5-6-9 B1
【TEL】03-3715-4010
【お問合わせ】 Email:music@apia-net.com


(少しだけ)歌ってみた その1

Peter Hammill (Cover) – She Wraps it Up

Goodstock Tokyoワンマン公演を終え、次のライヴまで、またしばらく間があきます。
コロナ禍以前は、月数本のライヴや、ツアーにも出ていたので、それを考えると寂しい限りです。

自宅やスタジオからの配信など、色々考えてやっている方もいますが、設備の面や、出不精問題など様々な障害(?)があり、なかなかそういう事にも踏み切れません。

という事で、以前遊び半分で撮った動画をとりあえず1本あげてみました。

自室でゆる~く(6弦が切れたままのガットギターとか、ご近所の手前あまり大声出せないとか)やっているものなので、あまり固い事は考えずに、ゆるく優しい目で見ていただければ幸いです。

もし気に入っていただければ、(他のも観たいという奇特な方がいましたら)また新しいのを作ったり、過去の発掘物をあげたりもしたいと思っています。

あと、宅録もコツコツ続けていますので、ある程度納得出来る物が出来たら、YouTubeか、SoundCloudか、どこか別の場所で発表したいと思います。
本当はしゃあみんとスタジオに入って新しい曲を作りたいのだけど、まずは1人で地盤作りという感じで。
そして「ツンデレ娘 奥手な初体験」のサントラを録音した時みたいに2人でスタジオ作業が出来るといいな、と思っています。

とりあえずは、また、ライヴで会える日まで、もしくはどるしゃあの新しい作品が出来るまで、こんなつたない弾き語り動画ではありますが(くれぐれもゆるく)お楽しみ下さい。