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Good Loser Bad Loser

昨夜は、日本シリーズ第6戦で、横浜DeNAベイスターズが日本一を決めました。

敗れたのは福岡ソフトバンクホークス。

テレビ観戦するつもりだったのだけど、なぜか起きている事が出来ずに夕方からガッツリ寝落ち。
目が覚めた時には既に8回裏ベイスターズの攻撃中。スコアは11-2でベイスターズリード。
やはり思った通り、ベイスターズ2連敗からの4連勝で日本一決定ですね、という場面。

「やはり思った通り」と書いたのは、ソフトバンクが2連勝した後のソフトバンク・村上打撃コーチの発言。ベイスターズの東投手に対して「パ・リーグにそんなにいない(タイプ)かも知れないですが、宮城(大弥)の方が断然いいので」と。
これを見た瞬間に、古くからの野球ファンはベイスターズの4連勝くるんじゃないか!と思ったのではないでしょうか?

既に新聞やニュースサイトで指摘されているように、1989年、近鉄-巨人の日本シリーズ。
巨人に3連勝した後、「まあ、たいしたことなかったです」「今の巨人ならロッテの方が強い」と近鉄の加藤投手が発言。その後、発奮した巨人が4連勝して日本一という、伝説的舌禍事件を思い起こしたから。

さらには第3戦後、ベイスターズ東投手がスタンドからの指笛に抗議して試合が中断したことに対しての、小久保監督の発言。(詳しくは書きませんが)これには誤解もあるかも知れませんが「ベンチでみんな大爆笑してた。」というのは、どちらにしても、真剣に抗議する東投手に対して失礼。

これはもう、村上コーチが火をつけて、小久保監督が薪をくべたという構図。
さらにベイスターズの4連勝を確信しました。

と同時にホークスに対して悪い感情を抱いている野球ファンが多くいる事に気づきはじめました。
主にXのポストを読んだ印象ですが。

私は西武ファンなので、山川移籍の顛末やその後の態度などを見て、相当嫌な気持ちになっていたから、西武ファンに嫌われるのはよくわかるのだけど、日ハムファンにもかなり嫌われているんですね、ホークス。
近藤FA移籍に対しては仕方ない事だと思っていたが、その後の近藤の発言は許せない的な意見を多く目にしたし、有原の加入に対してもよくない感情を抱いている日ハムファンが多くいる事も知りました。
筒香が有原から打ったホームランに快哉を叫ぶ日ハムファンのなんと多かった事か!

恨み憎しみにも似た悪感情がホークスに対して渦巻いているような印象。こういうものも大きく作用してホークスの足を引っ張ったのでは。

逆の例でいえば江川が空白の一日で電撃巨人入りした時に、理不尽に阪神にトレードされた小林繁投手がその年大活躍をした事を思い出します。本人の発奮+世論の後押しが大きな力となった例。
いや、ホークスに悪感情を抱く人たちがベイスターズを応援したと考えれば「逆の例」ではなくて、今回もそういう事か。ホークスの足を引っ張ったというよりもベイスターズを後押ししたと。
実際、私の周りのライオンズファンもベイスターズ応援していたし。

まあ、そんなこんなで4連敗したホークス。
負けた後の印象も最悪でした。

試合終了と同時にプイとベンチを出て行った数人の態度。
不貞腐れた態度でベイスターズの歓喜を睨みつけるように見るもの。
喧嘩に負けたチンピラが「この野郎おぼえておけよ」みたいな態度をしているものの多いことに驚きました。これがプロ野球の選手なのか?と。
もしかしたら、偏った見方をしているのかも知れませんが、見ていて美しくなかった事だけは確か。

前日のJリーグ、ルヴァンカップ決勝での敗者アルビレックス新潟の美しき敗者の姿とはまったく対照的。

対戦相手をリスペクトし、最後まで全力で戦い、そしてPK戦で敗れたアルビレックス新潟。

対戦相手を格下と見下し、なめた態度で試合に臨み、「あれ?こんなはずじゃないよね?」とあれよあれよと4連敗したソフトバンクホークス。

その心の違いが見えたような気がしました。

ルヴァンカップ決勝戦を観に行けなかった話

昨日、国立競技場で開催された2024JリーグYBCルヴァンカップ決勝戦 アルビレックス新潟 vs 名古屋グランパス

実は、この試合を観に行く予定でチケットを取ってもらっていたのだけど、なんと、観に行く事が出来ませんでした。
10月後半からあれこれキャンセルつづきの私ですが、こんな大事な楽しみにしていた予定もキャンセル。
なんだかな~

特にアルビもグランパスも日頃応援しているチームではないのだけど、この試合は絶対面白いものになる!という強烈な予感めいたものがあって、無理を言ってチケットを取ってもらっていたのです。
実際すごい試合になったし。

この試合を私はひとりTV観戦。
しかも自宅の(そこそこ)大画面のTVではなく、小さなTV。
誰がプレーしているのか全然わかりません。
自宅のTVなら引きの画面でもはっきり背番号が読み取れるのだけど。
しかも、白熱している試合中だというのに、急に呼び出されたりなんだり。

ああ、国立競技場行きたかった。

下の写真は、一緒に行くはずだった友人から送られてきたもの。

超満員で最高のムードだったそうな。
ですよね、それは小さなTVからも伝わってくるほどの熱気でした。

この日の私は、気持ち的にはアルビ寄り。
取ってもらっていた席もアルビ寄り。

この辺りで観る予定でした。
かなり高い位置ですが、全体を見渡せる良い席ではありませんか。

何度も中座しなければならなかったので観戦記的なものは書けないけど、全体的イメージは強力なベテラン揃いのグランパスと若い力が躍動するアルビという図式。

実際に前半2得点をあげた35歳の永井(グランパス)、後半2-1で負けている状態から追加時間残り1分を切ったところでPKを獲得し、それを自ら決めて延長戦へ導き、さらに延長後半またもや同点ゴールを決めた(さらにPK戦でも決めた!)22歳の小見という対比がとても良かった。

レッズ好きの私としては、延長から出てきた元レッズのユンカー(グランパス)につい心を奪われてしまいがちなのだけど、懸命に奮闘するアルビの若い選手たちの魅力が勝って最後までアルビ寄りのスタンスを貫くことが出来ました。
それにしてもユンカーはうまくて強い!と改めて感心したりはしたけど。

PK戦までもつれた大熱戦、最後はグランパスの勝利となりましたが、これまた大ベテラン今季限りでの引退(退団?)が決まっているゴールキーパー、ランゲラックがチームを勝利に導くというエンディングも美しくてそれはそれで見事なものでした。

そしてアルビレックスは今後が本当に楽しみなチーム。
優勝はかないませんでしたが、見事な戦いっぷりでした。
美しき敗者。

しかし、これを生観戦出来なかったとは……せっかくチケット取ってもらったのに。

そういえば国立競技場超満員チケット完売だったそうだけど、よく取れたね。
行けなくてごめんなさい。

無念の不参加(究極の一曲day)

今日は、青梅アトリエよぎでの恒例『究極の一曲day』開催日。

もちろん参加する気満々で、選曲、練習などして、しっかりと準備に励んでいたのですが、事情により参加出来なくなってしまいました。
メチャ残念。

この催し、自分の歌を披露するだけじゃなくて、みんなの歌を聴くのが本当に楽しくて、毎回(と言っても過去2回だけど)、参加してきたのです。
3回目にして連続参加記録が途切れてしまいました。トホホ

下の写真は、1回目の『究極の一曲day』での、ひづめ☆つかさ。

そんな無念の日曜日。
私は、どう過ごしていたのでしょうか?

朝、衆議院議員選挙の投票に。
徒歩10分かからない場所なのだけど、今回は車での送迎つきで、楽チン(死語?)スタイル。

しかし、今回の選挙、やたらと「投票させないようにする勢力」が暗躍しているように感じるのは、考えすぎ?陰謀脳になってますか私?

TVで「白票で意思表示を」なんてトンデモ論をいう人がいたり、昨日は杉村太蔵が「あなたの一票じゃ日本は変わらない」なんて事を言い出す始末。
これって、変えたくない人が言うやつですよね。

さらには、投票前日になって投票時間繰り上げなんて話も出てきたり、これまでこんな事なかったと思うのだけど、どうですか?

まあ、どんな結果になるかは、これからのお楽しみという事で。


その後は、TVの前に横になり、ワールドシリーズ、ドジャースVSヤンキース第2戦を観戦。
良い試合でした。
大谷選手の怪我が心配。

大学女子駅伝後半を視聴。

男子サッカー天皇杯準決勝、マリノスVSガンバを観戦。
後半途中で寝落ち、結果は知りません。(苦笑)

女子ゴルフ、樋口久子・三菱電機レディースゴルフ最終日を観戦。
岩井姉妹すごっ!!感動しました。

そのあと、よろよろと起きて、肉類抜きのクリームシチューを作って、今に至る。

さすがにスポーツ観戦疲れで、日本シリーズを観る余力はないかも。
とりあえず、一旦寝ようかな。

というか、ゴロゴロしてるだけなら『究極の一曲day』に参加出来たのでは!?という気がしなくもない。

2024年の西武ライオンズ

今日はちょっと自分のための簡単な憶え書きみたいな感じで、あまり中身はありません。
何年後かに振り返った時に、あの年は、こんな感じだったなぁ、と思えれば良し。

一昨日、9月14日(土)岡田雅利選手の引退セレモニー
昨日、9月15日(日)金子侑司選手の引退セレモニー

この2日間は、とても感動させてもらった。

今シーズンはあと13試合。
全部勝ったとしても、最下位確定の西武ライオンズだからこそ、この時期に、セレモニーに全力を傾ける事が出来たともいえる。

とにかく今年のライオンズはひどかった。
50年以上日本のプロ野球を見てきたけど、こんなに弱い、こんなに酷いプロ野球のチームを、初めて見ました。

そんな2024年の西武ライオンズですが、涙を流すほど感動した事が数回あります。

ひとつはシーズン入りする前に行われたOB戦。


球団創設時のメンバー、第2期黄金時代のメンバー、とにかく大好きだったあの頃のメンバーがほぼ勢ぞろいした素晴らしい試合。
球場には行けなかったけど、ネットで試合の模様は全部観ることが出来て、とにかくどのシーンを見ても感動して、時折涙が滲んだ。

そして大きな期待を抱いてのシーズンイン。

スタートは悪くなかったのだが、あっという間の連敗地獄。

その辺の事は、以前ブログに書いた(高校野球を見ながら西武ライオンズを思う)のでここでは触れません。

そして、昨日、一昨日の引退試合~引退セレモニーで、感動して泣きました。
特にロッテファンやロッテの選手達のふるまいには本当に感動しました。ありがとうございました。

って結局感動したのはライオンズじゃないんかい!?

いや、まあ本当は、ライオンズにも感動しました。
昨日の金子の引退試合では、8回裏の攻撃時に、金子まで回した打線。特に1アウト満塁で打席に立った元山飛優の1度もバットを振らずに見逃しの三振。これがすごかった。一球一球しっかりと打席に立ちボールを見る姿に感動した。バットに当てると最悪併殺で金子に回らないという場面、三振なら2アウト満塁で金子に回るのだ。四球でも1アウト満塁で金子。だからバットを振らないという選択。

もちろん源田のホームラン、お立ち台でのインタビューにも感動。

金子の引退に関しては、感動だけじゃなくて、色々複雑な気持ちがあって、昼間ネットでLIVE中継した引退会見から、ずっと、何度もジワっと涙が滲む瞬間がありました。

金子のライオンズ愛。
決して球団の事を悪く言いたくないのだな、と何度も言葉に詰まる金子を見て、その愛の深さを思いました。

正直言って、今のライオンズの選手で守備や走塁で金子に勝てる選手は一人もいないでしょう。
でも、使ってもらえない、二軍で結果を出し続けても使ってもらえない、その状況が金子に引退を選ばせた事はファンの目には明らかなのだけど、そういう事は一切語らなかった金子選手。



という事で、私の記憶に残る2024年の西武ライオンズは、とにかくとんでもなく弱かった事、酷い野球をしていた事。(まだ終わってないけど)

シーズン前のOB戦に感動した事。
シーズン終盤の2つの引退セレモニーに感動した事。

それが、2024年の西武ライオンズ!(まだ終わってないけど)

西武ライオンズ、批判したら途端に3連勝(つづき)

昨日のブログは「とりあえず版」みたいな報告だけのブログでした。
今日は、そのつづきというか、昨日の日記的な感じで、あまり野球の内容云々の話にはならない方向かな。

実は、昨日のオリックス戦、ベルーナドームで観戦予定でした。


が、ちょっと体調を崩してしまい、「どうにか行けるかなぁ」「いや、やめておいた方がいいかな」みたいな心のせめぎ合いがあり、最後まで、行く方向で模索していたのだけど、結局、身体を労わる事を最優先と決め、自宅でテレビ観戦という事に。

もっとガッツリ体調崩して「絶対に無理」という状況だったら、誰かにチケットを託すという手もあったのだけど、時間ギリギリまで、どうにか行けるかもって感じだったので、チケットを無駄にしてしまいました。残念。

まあ、歳も歳だし、体調悪く免疫も低下している状態で人混みに行くのもよろしくないだろうし、何より、身体がしんどかったので、判断は間違ってなかったと思っています。

しかも、昨日の試合は延長戦で終わったのが10時過ぎてましたから、これ、観に行ってたら相当きつかった。
ふだん布団に入るの10時半ぐらいなのに、帰宅するのが11時過ぎちゃう、それから風呂入って寝たら午前0時周っちゃう、それは絶対無理。

しかし、昨日の試合は、延長12回、源田のヒットでサヨナラ勝ちという試合!

これ現地で「観たかった」、という気持ちも少しあるけど、正直言って「行かなくて良かった」という気持ちの方が大きいんです。
絶対、身体的にきついから。前述したように主に時間的な面で。

家でゆっくり体を休めながらのテレビ観戦で良かったのだけど、ひとつだけテレ玉には文句を言いたい。
途中からサブチャンネルになったのは、まあ許す。
しかし、延長12回裏、1打サヨナラ、バッター源田の場面、打席の途中でバッサリと中継終了。
その1、2分後に源田のサヨナラヒットですよ!
(YouTubeのラインオンズナイターで音声だけ聞いてたけどさ)

歓喜の瞬間、今シーズンほとんど見た事のない大歓喜の瞬間を中継しない、機械的に「はいここまで」って神経が分からん。
中継終わらせて、何か重要な番組でもやるならまだしも、メインのチャンネルと同じの流している。

なんのためのサブチャンネルだ!なんのための埼玉の放送局だ!と強く言いたい。
いや本当に失望しました。テレ玉。


体調悪い中、10時過ぎまで、中継観てた(からの聞いてた)から、終わった後は、ブログ書く気力なかったわけです。超短い「とりあえず版」を書いたけど。

そんなこんなで、西武ライオンズはオリックスバファローズ相手に3連勝。
批判的ブログ記事「高校野球を見ながら西武ライオンズを思う」の中で、

>少し前のライオンズナイターで「唯一勝ち越している相手!」と言っていたオリックスにもいつの間にか負け越してます。

と書いたオリックスに、これで、また勝ち越しました。

この3連戦 1-0 1-0 2-1 と点数だけ見ると僅差の大接戦、好ゲームという感じだけど、内容は正直褒められたものではなかったと思います。
特に2試合目の、送りバント失敗ランナー飛び出してアウト、スクイズバント失敗ランナー憤死とか、とんでもないバタバタを見せられて「やはり高校野球の方がライオンズより上」との気持ちが拭えないままでした。
今日の甲子園決勝戦でもバント失敗なかったんじゃないだろうか?基本的なプレーをしっかりと決めてました。

しかし、何はともあれ、「勝ち」という結果を得た事はとても大きな事。
これまで、とにかく勝てなかったわけですから。

シーズン終了まで、1つでも多くの勝ちを積み重ねて欲しいと心から思っています。

西武ライオンズ、批判したら途端に3連勝

先日、今年の西武ライオンズについて、あれこれと批判的なブログを書いたのだけど、そのとたんに3連勝!
しかも今日はサヨナラ勝ち。

今日は個人的に色々あって、色々書きたい事だらけなのだけど、体調悪い中、22時まで野球中継に集中していたので、疲労感半端なく、今日の所は内容何もなく、「批判したら途端に3連勝しました」という話だけで、失礼いたします。寝ます。

おつかれさまでした。

おやすみなさい。

高校野球を見ながら西武ライオンズを思う

今年の西武ライオンズについては、思う事色々ありつつも、これまで特にしっかりとした言及は避けてきました。
というのも、あまりネガティヴな事、マイナスイメージになるような事は、ブログに書きたくないという気持ちが強かったから。

しかし、この数日、TVで高校野球を、球児たちの真剣なプレイを見ながら「それにつけてもライオンズは……」と考えてしまう事があまりにも多くて、ついにブログに書きたくなってしまいました。

思えば、松井監督の頃、負けが込んできた時期にはすでに「花咲徳栄の方が強い」とか「花咲徳栄や埼玉栄にライオンズの代わりにやってもらえ」とか「高校野球と入れ替え戦やった方がいい」とか、まあ、これは仲間内でのバカ話で言っていたものですが、今となっては、もはや冗談に聞こえない。と、高校野球を見ながらつくづく思うのです。

一応、知らない人のために、今年のライオンズがどれだけ酷いかという話をいくつか。
酷いというか、もはや笑っちゃうぐらいすごい!

7連敗を5度やっています
8連敗は4度
7連敗とか8連敗って、シーズン中に1,2回あれば「こりゃあ大変!」って話なのですが、「7連敗、8連敗は当たり前!」って感じです。そんな事ある?

ロッテに1回も勝っていません
今シーズン、ロッテ戦は今のところ0勝14敗です。
少し前のライオンズナイターで「唯一勝ち越している相手!」と言っていたオリックスにもいつの間にか負け越してます。

延長戦15連敗
これは昨年からつづけてきた記録、残念ながら(?)15連敗で終わってしまいましたが、ホームだろうとビジターだろうと、延長戦になれば必ず負ける!そういうチームです。

3試合連続サヨナラ負け(同一カード3試合連続サヨナラ負け)
月間6度のサヨナラ負け
開幕から25試合で7度のサヨナラ負け
言葉になりません。笑うしかありません。実際その頃を思い出すと毎日力なく笑っていたような気がします。そして今は笑う気力すらありません。

3試合連続完封負け
32イニング連続無得点

点を取らないにもほどがあります。毎試合得点0のゲーム、当然ながら見ていて全く面白くありません。笑いも消えます。

当然のことながらチーム成績は断然桁違いの最下位。

もっと色々すごい記録を打ち立てているような気もしますがキリがないのでやめましょう。


では、なんで高校野球と比べたくなっちゃうか、という話をします。
とにかく試合運びや細かいプレイが雑すぎて観ていられないレベルなんです。

半世紀以上プロ野球を見てきましたが、これほど低レベルなチームを見たことがありません。

一例をあげると、先頭打者が出塁しても、ほとんどと言っていいほど進塁しない、させない、出来ない。
「ノーアウトランナー1塁!」という場面で、バントさせれば失敗する。
かと言って、打たせると振り回して三振。打ち上げて終わり。みたいな場面を何度見た事か。
進塁打という言葉を知らないのでしょうか?「進塁打を打つ」という行為を知らないのでしょうか?
どうせ打てないなら、せめて転がすとか考えないのでしょうか?

この人たち、昔、高校球児だったのでしょうか?

これ、大げさな事を言っているのではない、という事は上に書いた32イニング連続無得点という実績(?)を見ればわかると思います。

正直言って、源田と外崎以外の野手(おかわり君と栗さんは別格として)全員「この人たち、昔、高校球児だったのでしょうか?」と感じています。
それぐらい野球の基本的な事を知らない、忘れている、やろうとしない。
何にも考えてない。私にはそう見えてしまいます。

悪いことにその全員にほぼ共通しているのは、1、2本~数本、ホームランを打っている事。
1本打てたんだから、また打てるかも知れないけど、打率も低い、ホームランも打点も多くないんだから、ランナーがいる時ぐらい状況を考えたバッティングが出来ませんか?ブンブン振り回す場面じゃないですよ、と言いたい。

そして守備も走塁も相当ひどい。
プロ野球のレベルじゃないと思うようなプレイを何度見た事か。

首脳陣や監督を批判する声が大きいのもよく分かりますが、それ以前に選手のプレイや心がまえも相当酷いと思えて仕方ないのです。

ただ、走塁に関してはサードコーチャーも酷い。判断遅いし、指示も中途半端だし、サードコーチャーのせいで試合が壊れたと思ったシーン(個人の感想ですが)を少なくとも今シーズン2回は見てる。

一所懸命やってないとは思っていませんが、「考える」「考えてプレイする」という意識があまり感じられない、伝わらない、私にはそう見えて仕方ない。

ああ、やっぱり書き始めたらこういう感じになってしまったか。
書くのやめておいた方が良かったかな……
ただ上に書いた成績、記録を見れば、こういう事を書いてしまう気持ちも分かってもらえるかと。

監督の采配に関しては、松井監督にしても、渡辺監督(代行)にしても、細かい指示や選手交代の人選、タイミングなど、(結果として)失敗している事だらけなのでしょうが、それ以前に2人ともモチベーターとしての力を全く感じない。

2人とも、ベンチにいる姿や顔つきを見ると、選手がやりづらいだろうと思うし、ファンとして見ているだけでも暗い気持ちになってしまいます。
明るければいいというわけではないけど、もう少し、前向きな姿勢を見せてはもらないでしょうか?

松井稼頭央も渡辺久信も、現役時代大好きだったので、書いていて悲しくなってきます。

さて、文句ばかり言ってないで、では、どうしたら良いのか、どうすれば勝てるのか、そういう前向きな話もしたいのですが、源田と外崎以外は全員、高校野球からやり直して下さい、高校野球を見て勝つために何が必要か考えてみてください、みたいな事しか言えないなぁ

首脳陣はフロントを含めて全とっかえ。

希望としては、広岡総監督(GM)、石毛監督、辻ヘッド(兼守備走塁)コーチ、秋山幸二打撃コーチ、工藤投手コーチ、伊東バッテリーコーチみたいな、あくまでも夢に近い希望だけど。

石毛は監督としては良い成績残してないけど、力はあると思っています(色々と経験してきた今ならさらに)。他は全員、監督としてリーグ優勝以上を成し遂げている方ばかり。「船頭多くして船山に上る」という状況になるかも知れないけど、同じ方向を向いて戦える人たちかと思います。広岡さんはアドバイザー的な感じでお願いします。石毛がやりづらいか。

いかがでしょうか?

上の写真を見ると、私の希望する首脳陣、石毛監督、辻、秋山、伊東コーチ、(デストラーデ臨時バッティングコーチまで)揃ってますよ。工藤コーチもこの場にいたし。

って、あまり前向きな感じじゃなかったかな。

むしろ現実逃避

記憶補完用メモ

どうでもいいことだけど、おぼえておきたいこと

また今日もオリンピック(PARIS 2024)の話です。
もう少しだけおつきあいください。

これまでのパリオリンピック関連の投稿はこんな感じ


今日書くことは、直接競技とは関係ないけど、なんとなく面白かったこと。
しかも、私が勝手に面白がっているだけのこと。
もしかしたら、若干不謹慎かつ失礼なこと。(ごめんなさい)
本当にどうでもいいことなんだけど、個人的に心の片隅に残しておきたいこと。

そんな話を2つほど。


スケートボード 堀米雄斗選手のコーチのこと

堀米選手のことは「見た目的にダントツに好き」という事を金メダルを取った日のブログに書きました。
チャラい感じや、イキった感じがまったくなく、話し方や話す内容も、落ち着いた丁寧な言葉づかい。「やべー」「すげー」とか言ってる解説者の話し方とは正反対。(解説嫌いじゃないです)

とにかく私の中での堀米選手の好感度はMAX級。

その堀米選手が1本滑り終わる度に、通路で話しかけるおじさんがいます。
なんとなく雰囲気だけ見ると、ブラリと公園に遊びに来て、スケボーをやっている若者に話しかける、その辺のおっちゃんという感じ。

「兄ちゃんすごいね!」
「へへへ」

みたいな会話を勝手に想像。

しかし、オリンピックの競技場にその辺のおっちゃんがブラリとやってくるわけもなく、毎回、堀米選手に話しかけ、堀米選手も嫌がりもせずに相手をしているところをみると、絶対にその辺のおっちゃんではない。

きっとコーチに違いない。

と、見当をつけはしたのですが、あまりにも他の選手のコーチや取り巻き連中(じゃなくて関係者)と、見た目が違い過ぎる。

他の選手のコーチはやはりどこかしらチャラい長髪おやじ系だったりするのに、チャラさがまったくない!それどころか、その辺のおっちゃんにしか見えない(失礼)。

きっと丹下団平的(は言い過ぎだけど)なコーチなのだろう。
と心の中で勝手に結論付けていました。

さて、このブログを書くにあたってちゃんと調べました。
「スケートボード 堀米選手 コーチ」で検索!

やはりコーチでした。その辺のおっちゃんなんて言ってごめんなさい。
日本代表コーチ早川大輔さん(50)

しかも、写真で見ると、それほど(丹下団平的な)おっちゃんではない。
重ね重ね申し訳ない。
テレビ画面で遠目に観ると、かなりおっさんぽい感じだったのです。

しかし

時事ドットコムの記事
連覇の裏に「下町の絆」 堀米選手と早川コーチ―スケートボード
を読むと「その辺のおっちゃん」「丹下団平的」と感じていた私の直感もそんなに大きく外れていたわけではないかも、なんて気持ちにもなるのでした。

もちろんすごい人だという事はよくわかりました。早川コーチに関する記事も色々と読みました。

が、出会いのエピソードとか「下町の絆」とかね、やはり丹下団平的と感じてしまったというわけ。

「やったぞジョー!!」「へへ、よせよおっちゃん」

この話、こんなに長い文章になるとは思わなかった。


スポーツクライミングの解説のこと

スポーツクライミングの解説を聞いていて「なんかエロい」と感じてしまったのは、私だけでしょうか?私のような不届きものだけでしょうか?

解説の平山ユージさん、わりと感覚的な言葉が多く。

「ああ、今の・・・うまかったですね」

するとアナウンサーが

「どんなところがうまかったのでしょうか?」

アナウンサーに聞かれるとしっかりと技術的な事を話すという流れ。

「ええ、重心をうまく左に残してバランスをとりつつ、右足を伸ばして・・・」

みたいな。

この感覚的な言葉が、難所にかかるとどんどん研ぎ澄まされてゆく。

「あぁ、いい・・・そこ」

「あ、あぁぁ、いく」

「あっ、あぁぁぁ、すごい!」

と、そんな言葉が次々に出てきます。

えっと・・・

変な事考えちゃったの私だけ?

私以外にもいるのではないでしょうか?
すごく気になります。


平山さん、本当にごめんなさい。
すごい方だという事はしっかりと存じ上げています。

写真は平山ユージ公式サイトより



記憶補完用文章

または、書き残すという行為

このオリンピック(PARIS 2024)期間中、個人的記憶補完用と称して簡単な観戦記を書き綴ってきました。


リストにするとこんな感じ

なんで、こんな事を書き綴ってきたのかというと、書いておかないと忘れちゃうから。

子供の頃は記憶力良い方だったと思うのだけど、歳をとるにしたがって、記憶力が悪くなったというか、記憶が定着しなくなったというか、まあ、そういう現象を感じています。

マスコットの名前はオリンピック・フリージュ(きっと忘れる)

ロンドンオリンピックを思い出そうとすると、エリザベス女王がヘリからパラシュート降下をした事(?)ぐらいしか浮かんでこないし、リオだって安倍総理(当時)がマリオになった事しか憶えていない、東京にいたっては汚職の数々や弁当大量廃棄ぐらいしか浮かんでこない。

なぜか最近になるほど記憶が薄弱。

今回のパリオリンピックだって半年もしたらセーヌ川汚かったなぁとか、エッフェル塔とかルーブルとかベルサイユ宮殿とか(それはパリのイメージ)そんなものしか浮かんでこないかも知れない。

それほどに記憶定着力が衰えているのです。

しかし!観戦記として残しておくと、後で読んだ時に、競技の内容だけではなく、その時の気持ちなども分かるので、定着せずに脳内のどこかにフラフラと漂っている記憶にアクセスしやすくなるという寸法。

そして、個人的な記憶補完用のメモなら、ブログじゃなくて自分専用メモでも良さそうなものだけど、他人が読むかも知れない、読んでくれるかも知れない、と思って文章にすると、一度、頭の中で整理してから書くので、それがとても良い感じ。(個人の感覚です)


これは、半月に一度更新している「観た映画」も同じ。
何年か前は、「観た映画」のリストをただ書いていただけだったのですが、タイトルを見てもどんな映画か全く思い出せないものがほとんどだというトホホ現象に気付き、それからは、簡単な感想と映画のチラシ(等の)画像を貼り付けるようにしました。
正直、それでもうすらぼんやりとした内容しか浮かんでこないものも多いのだけど、それなりに記憶が整理出来て、それがとても良い感じ。(個人の感覚です)


考えてみたら「お出かけの記録」も、読書系も、ライブの報告も、全部同じですね。
読書系はあまり書いてないのだけど、これからは、もう少しマメに書くようにしようかな。と、今思った。


それに、こういう文章をネット上に残しておくと、もしかしたら、似たような感覚を持っている人や、興味を持ってくれる人に巡り合える可能性があるという利点もあります。
(同じくらい嫌われる可能性もある)
ちなみに、私、インターネット草創期からそうやって何人かの得難い人と巡り合ってきました。

元々、このブログは、どるたん+しゃあみんOfficial WEB Site上のブログ。
私の書いた文章から、私の音楽活動にまで興味を持ってくれる人がいるかも知れない。
可能性は高くなくとも、そういう人がもし現れたら、それはとても嬉しい事。
そんな打算的な、いや打算じゃないんだけど、そんな生産的(?)な、発展的(?)な、可能性も秘めた文章を書き記しているわけです。今、適当に思いついただけなんだけど。


ということで、個人の記憶補完用に書き記した駄文ではありますが、読んでいただけたなら、読んで何かを感じていただけたなら、それに越したことはございません。
というお話でした。

最後まで読んでくれた方、お読みいただきありがとうございました!




パリオリンピック観戦記~8/12朝

ついにパリオリンピックも最終日!
この日、オンタイムで観る事が出来たのは、女子マラソン、レスリング女子76キロ級決勝、そしてバスケットボール女子決勝(フランス-アメリカ)の途中で寝落ち。
バレーボール女子決勝(イタリア-アメリカ)がすごく観たかったのだけど、テレビでやってなかった、せっかく20時からという良い時間だったのに。


女子マラソン

スタート前にいきなりの衝撃。前田穂南選手が右大腿骨疲労骨折のため欠場とのこと。正直一番期待していた選手なので残念。本人はもっとショックで残念ですよね、ごめんなさい。
さてスタート。前日の男子マラソンで見逃したスタート後のパリの名所巡り的美しい街並みのコースを堪能しつつ、レースに熱中。中盤ぐらいまでは大きなトップ集団の中に、鈴木優花選手と一山麻緒選手の姿をたまにチラリと見つける事が出来る。
パリ市街を出て郊外を走る中盤以降、アップダウンが激しくなり、集団も徐々にばらけ、一山選手は遅れはじめる。鈴木選手は一時遅れるも、登り坂で抜群の強さを見せ9人の先頭集団に。その集団は、鈴木選手以外全員が黒人選手。最後の大きく急な坂道では、一時ケニアの選手、エチオピアの選手らと鈴木選手の5人に。しかし、街中に入るあたりから鈴木選手は若干離される。ゴールが近づき平坦なコースになると離されていたオランダのハッサン選手が追い上げ、見事なスパートで優勝。鈴木選手は6位でゴール。とてもエキサイティングで見応えのあるレースでした。一山選手は51位でゴール。
ハッサン選手見事!鈴木選手大健闘!!ケニアとエチオピアは本当に強い!!一山選手おつかれさまでした!そして前田穂南選手ゆっくりしっかり治していつかまた元気な姿を見せてください。無責任に待っています。


レスリング女子 76キロ級 決勝

男子清岡選手の試合はオンタイムで観る事が出来なかったのだけど、女子、鏡優翔選手の76キロ級決勝だけは絶対に観たかった。というか、相手のアメリカ、ブレイズ選手が見たかった!
それはブレイズ選手は1回戦で、なんとジャーマンスープレックスホールド(的な投げ技)を出して勝ってるんですよ。(これダイジェスト映像じゃなくてちゃんと試合を観たかった!!)

(ブレイズ選手1回戦)

この選手とどう戦うのか?ブレイズ選手の投げ技が炸裂するのか!?
結果はブレイズ選手にほとんど何もさせずに、鏡選手の圧勝。すごい!見事な試合でした。スピードでも力でも技でも上回っていたように感じた。

今回のオリンピック、レスリングの地上波放送があまりなかったのだけど、最後の最後に良い試合が見られて良かった。


これにてオリンピック観戦記もおしまい。
良き日々でした。