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西武ライオンズ、批判したら途端に3連勝(つづき)

昨日のブログは「とりあえず版」みたいな報告だけのブログでした。
今日は、そのつづきというか、昨日の日記的な感じで、あまり野球の内容云々の話にはならない方向かな。

実は、昨日のオリックス戦、ベルーナドームで観戦予定でした。


が、ちょっと体調を崩してしまい、「どうにか行けるかなぁ」「いや、やめておいた方がいいかな」みたいな心のせめぎ合いがあり、最後まで、行く方向で模索していたのだけど、結局、身体を労わる事を最優先と決め、自宅でテレビ観戦という事に。

もっとガッツリ体調崩して「絶対に無理」という状況だったら、誰かにチケットを託すという手もあったのだけど、時間ギリギリまで、どうにか行けるかもって感じだったので、チケットを無駄にしてしまいました。残念。

まあ、歳も歳だし、体調悪く免疫も低下している状態で人混みに行くのもよろしくないだろうし、何より、身体がしんどかったので、判断は間違ってなかったと思っています。

しかも、昨日の試合は延長戦で終わったのが10時過ぎてましたから、これ、観に行ってたら相当きつかった。
ふだん布団に入るの10時半ぐらいなのに、帰宅するのが11時過ぎちゃう、それから風呂入って寝たら午前0時周っちゃう、それは絶対無理。

しかし、昨日の試合は、延長12回、源田のヒットでサヨナラ勝ちという試合!

これ現地で「観たかった」、という気持ちも少しあるけど、正直言って「行かなくて良かった」という気持ちの方が大きいんです。
絶対、身体的にきついから。前述したように主に時間的な面で。

家でゆっくり体を休めながらのテレビ観戦で良かったのだけど、ひとつだけテレ玉には文句を言いたい。
途中からサブチャンネルになったのは、まあ許す。
しかし、延長12回裏、1打サヨナラ、バッター源田の場面、打席の途中でバッサリと中継終了。
その1、2分後に源田のサヨナラヒットですよ!
(YouTubeのラインオンズナイターで音声だけ聞いてたけどさ)

歓喜の瞬間、今シーズンほとんど見た事のない大歓喜の瞬間を中継しない、機械的に「はいここまで」って神経が分からん。
中継終わらせて、何か重要な番組でもやるならまだしも、メインのチャンネルと同じの流している。

なんのためのサブチャンネルだ!なんのための埼玉の放送局だ!と強く言いたい。
いや本当に失望しました。テレ玉。


体調悪い中、10時過ぎまで、中継観てた(からの聞いてた)から、終わった後は、ブログ書く気力なかったわけです。超短い「とりあえず版」を書いたけど。

そんなこんなで、西武ライオンズはオリックスバファローズ相手に3連勝。
批判的ブログ記事「高校野球を見ながら西武ライオンズを思う」の中で、

>少し前のライオンズナイターで「唯一勝ち越している相手!」と言っていたオリックスにもいつの間にか負け越してます。

と書いたオリックスに、これで、また勝ち越しました。

この3連戦 1-0 1-0 2-1 と点数だけ見ると僅差の大接戦、好ゲームという感じだけど、内容は正直褒められたものではなかったと思います。
特に2試合目の、送りバント失敗ランナー飛び出してアウト、スクイズバント失敗ランナー憤死とか、とんでもないバタバタを見せられて「やはり高校野球の方がライオンズより上」との気持ちが拭えないままでした。
今日の甲子園決勝戦でもバント失敗なかったんじゃないだろうか?基本的なプレーをしっかりと決めてました。

しかし、何はともあれ、「勝ち」という結果を得た事はとても大きな事。
これまで、とにかく勝てなかったわけですから。

シーズン終了まで、1つでも多くの勝ちを積み重ねて欲しいと心から思っています。

西武ライオンズ、批判したら途端に3連勝

先日、今年の西武ライオンズについて、あれこれと批判的なブログを書いたのだけど、そのとたんに3連勝!
しかも今日はサヨナラ勝ち。

今日は個人的に色々あって、色々書きたい事だらけなのだけど、体調悪い中、22時まで野球中継に集中していたので、疲労感半端なく、今日の所は内容何もなく、「批判したら途端に3連勝しました」という話だけで、失礼いたします。寝ます。

おつかれさまでした。

おやすみなさい。

高校野球を見ながら西武ライオンズを思う

今年の西武ライオンズについては、思う事色々ありつつも、これまで特にしっかりとした言及は避けてきました。
というのも、あまりネガティヴな事、マイナスイメージになるような事は、ブログに書きたくないという気持ちが強かったから。

しかし、この数日、TVで高校野球を、球児たちの真剣なプレイを見ながら「それにつけてもライオンズは……」と考えてしまう事があまりにも多くて、ついにブログに書きたくなってしまいました。

思えば、松井監督の頃、負けが込んできた時期にはすでに「花咲徳栄の方が強い」とか「花咲徳栄や埼玉栄にライオンズの代わりにやってもらえ」とか「高校野球と入れ替え戦やった方がいい」とか、まあ、これは仲間内でのバカ話で言っていたものですが、今となっては、もはや冗談に聞こえない。と、高校野球を見ながらつくづく思うのです。

一応、知らない人のために、今年のライオンズがどれだけ酷いかという話をいくつか。
酷いというか、もはや笑っちゃうぐらいすごい!

7連敗を5度やっています
8連敗は4度
7連敗とか8連敗って、シーズン中に1,2回あれば「こりゃあ大変!」って話なのですが、「7連敗、8連敗は当たり前!」って感じです。そんな事ある?

ロッテに1回も勝っていません
今シーズン、ロッテ戦は今のところ0勝14敗です。
少し前のライオンズナイターで「唯一勝ち越している相手!」と言っていたオリックスにもいつの間にか負け越してます。

延長戦15連敗
これは昨年からつづけてきた記録、残念ながら(?)15連敗で終わってしまいましたが、ホームだろうとビジターだろうと、延長戦になれば必ず負ける!そういうチームです。

3試合連続サヨナラ負け(同一カード3試合連続サヨナラ負け)
月間6度のサヨナラ負け
開幕から25試合で7度のサヨナラ負け
言葉になりません。笑うしかありません。実際その頃を思い出すと毎日力なく笑っていたような気がします。そして今は笑う気力すらありません。

3試合連続完封負け
32イニング連続無得点

点を取らないにもほどがあります。毎試合得点0のゲーム、当然ながら見ていて全く面白くありません。笑いも消えます。

当然のことながらチーム成績は断然桁違いの最下位。

もっと色々すごい記録を打ち立てているような気もしますがキリがないのでやめましょう。


では、なんで高校野球と比べたくなっちゃうか、という話をします。
とにかく試合運びや細かいプレイが雑すぎて観ていられないレベルなんです。

半世紀以上プロ野球を見てきましたが、これほど低レベルなチームを見たことがありません。

一例をあげると、先頭打者が出塁しても、ほとんどと言っていいほど進塁しない、させない、出来ない。
「ノーアウトランナー1塁!」という場面で、バントさせれば失敗する。
かと言って、打たせると振り回して三振。打ち上げて終わり。みたいな場面を何度見た事か。
進塁打という言葉を知らないのでしょうか?「進塁打を打つ」という行為を知らないのでしょうか?
どうせ打てないなら、せめて転がすとか考えないのでしょうか?

この人たち、昔、高校球児だったのでしょうか?

これ、大げさな事を言っているのではない、という事は上に書いた32イニング連続無得点という実績(?)を見ればわかると思います。

正直言って、源田と外崎以外の野手(おかわり君と栗さんは別格として)全員「この人たち、昔、高校球児だったのでしょうか?」と感じています。
それぐらい野球の基本的な事を知らない、忘れている、やろうとしない。
何にも考えてない。私にはそう見えてしまいます。

悪いことにその全員にほぼ共通しているのは、1、2本~数本、ホームランを打っている事。
1本打てたんだから、また打てるかも知れないけど、打率も低い、ホームランも打点も多くないんだから、ランナーがいる時ぐらい状況を考えたバッティングが出来ませんか?ブンブン振り回す場面じゃないですよ、と言いたい。

そして守備も走塁も相当ひどい。
プロ野球のレベルじゃないと思うようなプレイを何度見た事か。

首脳陣や監督を批判する声が大きいのもよく分かりますが、それ以前に選手のプレイや心がまえも相当酷いと思えて仕方ないのです。

ただ、走塁に関してはサードコーチャーも酷い。判断遅いし、指示も中途半端だし、サードコーチャーのせいで試合が壊れたと思ったシーン(個人の感想ですが)を少なくとも今シーズン2回は見てる。

一所懸命やってないとは思っていませんが、「考える」「考えてプレイする」という意識があまり感じられない、伝わらない、私にはそう見えて仕方ない。

ああ、やっぱり書き始めたらこういう感じになってしまったか。
書くのやめておいた方が良かったかな……
ただ上に書いた成績、記録を見れば、こういう事を書いてしまう気持ちも分かってもらえるかと。

監督の采配に関しては、松井監督にしても、渡辺監督(代行)にしても、細かい指示や選手交代の人選、タイミングなど、(結果として)失敗している事だらけなのでしょうが、それ以前に2人ともモチベーターとしての力を全く感じない。

2人とも、ベンチにいる姿や顔つきを見ると、選手がやりづらいだろうと思うし、ファンとして見ているだけでも暗い気持ちになってしまいます。
明るければいいというわけではないけど、もう少し、前向きな姿勢を見せてはもらないでしょうか?

松井稼頭央も渡辺久信も、現役時代大好きだったので、書いていて悲しくなってきます。

さて、文句ばかり言ってないで、では、どうしたら良いのか、どうすれば勝てるのか、そういう前向きな話もしたいのですが、源田と外崎以外は全員、高校野球からやり直して下さい、高校野球を見て勝つために何が必要か考えてみてください、みたいな事しか言えないなぁ

首脳陣はフロントを含めて全とっかえ。

希望としては、広岡総監督(GM)、石毛監督、辻ヘッド(兼守備走塁)コーチ、秋山幸二打撃コーチ、工藤投手コーチ、伊東バッテリーコーチみたいな、あくまでも夢に近い希望だけど。

石毛は監督としては良い成績残してないけど、力はあると思っています(色々と経験してきた今ならさらに)。他は全員、監督としてリーグ優勝以上を成し遂げている方ばかり。「船頭多くして船山に上る」という状況になるかも知れないけど、同じ方向を向いて戦える人たちかと思います。広岡さんはアドバイザー的な感じでお願いします。石毛がやりづらいか。

いかがでしょうか?

上の写真を見ると、私の希望する首脳陣、石毛監督、辻、秋山、伊東コーチ、(デストラーデ臨時バッティングコーチまで)揃ってますよ。工藤コーチもこの場にいたし。

って、あまり前向きな感じじゃなかったかな。

むしろ現実逃避

記憶補完用メモ

どうでもいいことだけど、おぼえておきたいこと

また今日もオリンピック(PARIS 2024)の話です。
もう少しだけおつきあいください。

これまでのパリオリンピック関連の投稿はこんな感じ


今日書くことは、直接競技とは関係ないけど、なんとなく面白かったこと。
しかも、私が勝手に面白がっているだけのこと。
もしかしたら、若干不謹慎かつ失礼なこと。(ごめんなさい)
本当にどうでもいいことなんだけど、個人的に心の片隅に残しておきたいこと。

そんな話を2つほど。


スケートボード 堀米雄斗選手のコーチのこと

堀米選手のことは「見た目的にダントツに好き」という事を金メダルを取った日のブログに書きました。
チャラい感じや、イキった感じがまったくなく、話し方や話す内容も、落ち着いた丁寧な言葉づかい。「やべー」「すげー」とか言ってる解説者の話し方とは正反対。(解説嫌いじゃないです)

とにかく私の中での堀米選手の好感度はMAX級。

その堀米選手が1本滑り終わる度に、通路で話しかけるおじさんがいます。
なんとなく雰囲気だけ見ると、ブラリと公園に遊びに来て、スケボーをやっている若者に話しかける、その辺のおっちゃんという感じ。

「兄ちゃんすごいね!」
「へへへ」

みたいな会話を勝手に想像。

しかし、オリンピックの競技場にその辺のおっちゃんがブラリとやってくるわけもなく、毎回、堀米選手に話しかけ、堀米選手も嫌がりもせずに相手をしているところをみると、絶対にその辺のおっちゃんではない。

きっとコーチに違いない。

と、見当をつけはしたのですが、あまりにも他の選手のコーチや取り巻き連中(じゃなくて関係者)と、見た目が違い過ぎる。

他の選手のコーチはやはりどこかしらチャラい長髪おやじ系だったりするのに、チャラさがまったくない!それどころか、その辺のおっちゃんにしか見えない(失礼)。

きっと丹下団平的(は言い過ぎだけど)なコーチなのだろう。
と心の中で勝手に結論付けていました。

さて、このブログを書くにあたってちゃんと調べました。
「スケートボード 堀米選手 コーチ」で検索!

やはりコーチでした。その辺のおっちゃんなんて言ってごめんなさい。
日本代表コーチ早川大輔さん(50)

しかも、写真で見ると、それほど(丹下団平的な)おっちゃんではない。
重ね重ね申し訳ない。
テレビ画面で遠目に観ると、かなりおっさんぽい感じだったのです。

しかし

時事ドットコムの記事
連覇の裏に「下町の絆」 堀米選手と早川コーチ―スケートボード
を読むと「その辺のおっちゃん」「丹下団平的」と感じていた私の直感もそんなに大きく外れていたわけではないかも、なんて気持ちにもなるのでした。

もちろんすごい人だという事はよくわかりました。早川コーチに関する記事も色々と読みました。

が、出会いのエピソードとか「下町の絆」とかね、やはり丹下団平的と感じてしまったというわけ。

「やったぞジョー!!」「へへ、よせよおっちゃん」

この話、こんなに長い文章になるとは思わなかった。


スポーツクライミングの解説のこと

スポーツクライミングの解説を聞いていて「なんかエロい」と感じてしまったのは、私だけでしょうか?私のような不届きものだけでしょうか?

解説の平山ユージさん、わりと感覚的な言葉が多く。

「ああ、今の・・・うまかったですね」

するとアナウンサーが

「どんなところがうまかったのでしょうか?」

アナウンサーに聞かれるとしっかりと技術的な事を話すという流れ。

「ええ、重心をうまく左に残してバランスをとりつつ、右足を伸ばして・・・」

みたいな。

この感覚的な言葉が、難所にかかるとどんどん研ぎ澄まされてゆく。

「あぁ、いい・・・そこ」

「あ、あぁぁ、いく」

「あっ、あぁぁぁ、すごい!」

と、そんな言葉が次々に出てきます。

えっと・・・

変な事考えちゃったの私だけ?

私以外にもいるのではないでしょうか?
すごく気になります。


平山さん、本当にごめんなさい。
すごい方だという事はしっかりと存じ上げています。

写真は平山ユージ公式サイトより



記憶補完用文章

または、書き残すという行為

このオリンピック(PARIS 2024)期間中、個人的記憶補完用と称して簡単な観戦記を書き綴ってきました。


リストにするとこんな感じ

なんで、こんな事を書き綴ってきたのかというと、書いておかないと忘れちゃうから。

子供の頃は記憶力良い方だったと思うのだけど、歳をとるにしたがって、記憶力が悪くなったというか、記憶が定着しなくなったというか、まあ、そういう現象を感じています。

マスコットの名前はオリンピック・フリージュ(きっと忘れる)

ロンドンオリンピックを思い出そうとすると、エリザベス女王がヘリからパラシュート降下をした事(?)ぐらいしか浮かんでこないし、リオだって安倍総理(当時)がマリオになった事しか憶えていない、東京にいたっては汚職の数々や弁当大量廃棄ぐらいしか浮かんでこない。

なぜか最近になるほど記憶が薄弱。

今回のパリオリンピックだって半年もしたらセーヌ川汚かったなぁとか、エッフェル塔とかルーブルとかベルサイユ宮殿とか(それはパリのイメージ)そんなものしか浮かんでこないかも知れない。

それほどに記憶定着力が衰えているのです。

しかし!観戦記として残しておくと、後で読んだ時に、競技の内容だけではなく、その時の気持ちなども分かるので、定着せずに脳内のどこかにフラフラと漂っている記憶にアクセスしやすくなるという寸法。

そして、個人的な記憶補完用のメモなら、ブログじゃなくて自分専用メモでも良さそうなものだけど、他人が読むかも知れない、読んでくれるかも知れない、と思って文章にすると、一度、頭の中で整理してから書くので、それがとても良い感じ。(個人の感覚です)


これは、半月に一度更新している「観た映画」も同じ。
何年か前は、「観た映画」のリストをただ書いていただけだったのですが、タイトルを見てもどんな映画か全く思い出せないものがほとんどだというトホホ現象に気付き、それからは、簡単な感想と映画のチラシ(等の)画像を貼り付けるようにしました。
正直、それでもうすらぼんやりとした内容しか浮かんでこないものも多いのだけど、それなりに記憶が整理出来て、それがとても良い感じ。(個人の感覚です)


考えてみたら「お出かけの記録」も、読書系も、ライブの報告も、全部同じですね。
読書系はあまり書いてないのだけど、これからは、もう少しマメに書くようにしようかな。と、今思った。


それに、こういう文章をネット上に残しておくと、もしかしたら、似たような感覚を持っている人や、興味を持ってくれる人に巡り合える可能性があるという利点もあります。
(同じくらい嫌われる可能性もある)
ちなみに、私、インターネット草創期からそうやって何人かの得難い人と巡り合ってきました。

元々、このブログは、どるたん+しゃあみんOfficial WEB Site上のブログ。
私の書いた文章から、私の音楽活動にまで興味を持ってくれる人がいるかも知れない。
可能性は高くなくとも、そういう人がもし現れたら、それはとても嬉しい事。
そんな打算的な、いや打算じゃないんだけど、そんな生産的(?)な、発展的(?)な、可能性も秘めた文章を書き記しているわけです。今、適当に思いついただけなんだけど。


ということで、個人の記憶補完用に書き記した駄文ではありますが、読んでいただけたなら、読んで何かを感じていただけたなら、それに越したことはございません。
というお話でした。

最後まで読んでくれた方、お読みいただきありがとうございました!




パリオリンピック観戦記~8/12朝

ついにパリオリンピックも最終日!
この日、オンタイムで観る事が出来たのは、女子マラソン、レスリング女子76キロ級決勝、そしてバスケットボール女子決勝(フランス-アメリカ)の途中で寝落ち。
バレーボール女子決勝(イタリア-アメリカ)がすごく観たかったのだけど、テレビでやってなかった、せっかく20時からという良い時間だったのに。


女子マラソン

スタート前にいきなりの衝撃。前田穂南選手が右大腿骨疲労骨折のため欠場とのこと。正直一番期待していた選手なので残念。本人はもっとショックで残念ですよね、ごめんなさい。
さてスタート。前日の男子マラソンで見逃したスタート後のパリの名所巡り的美しい街並みのコースを堪能しつつ、レースに熱中。中盤ぐらいまでは大きなトップ集団の中に、鈴木優花選手と一山麻緒選手の姿をたまにチラリと見つける事が出来る。
パリ市街を出て郊外を走る中盤以降、アップダウンが激しくなり、集団も徐々にばらけ、一山選手は遅れはじめる。鈴木選手は一時遅れるも、登り坂で抜群の強さを見せ9人の先頭集団に。その集団は、鈴木選手以外全員が黒人選手。最後の大きく急な坂道では、一時ケニアの選手、エチオピアの選手らと鈴木選手の5人に。しかし、街中に入るあたりから鈴木選手は若干離される。ゴールが近づき平坦なコースになると離されていたオランダのハッサン選手が追い上げ、見事なスパートで優勝。鈴木選手は6位でゴール。とてもエキサイティングで見応えのあるレースでした。一山選手は51位でゴール。
ハッサン選手見事!鈴木選手大健闘!!ケニアとエチオピアは本当に強い!!一山選手おつかれさまでした!そして前田穂南選手ゆっくりしっかり治していつかまた元気な姿を見せてください。無責任に待っています。


レスリング女子 76キロ級 決勝

男子清岡選手の試合はオンタイムで観る事が出来なかったのだけど、女子、鏡優翔選手の76キロ級決勝だけは絶対に観たかった。というか、相手のアメリカ、ブレイズ選手が見たかった!
それはブレイズ選手は1回戦で、なんとジャーマンスープレックスホールド(的な投げ技)を出して勝ってるんですよ。(これダイジェスト映像じゃなくてちゃんと試合を観たかった!!)

(ブレイズ選手1回戦)

この選手とどう戦うのか?ブレイズ選手の投げ技が炸裂するのか!?
結果はブレイズ選手にほとんど何もさせずに、鏡選手の圧勝。すごい!見事な試合でした。スピードでも力でも技でも上回っていたように感じた。

今回のオリンピック、レスリングの地上波放送があまりなかったのだけど、最後の最後に良い試合が見られて良かった。


これにてオリンピック観戦記もおしまい。
良き日々でした。

パリオリンピック観戦記~8/11朝

いよいよオリンピックも最終盤に突入。今日はこの後、女子マラソン。今日深夜というか明日早朝には閉会式を迎えます。このタイミングで個人的な作業が色々片付いたこともあり、昨夜はとうとうほぼオール(徹夜)で、あれこれ観てしまいました。昼間から男子マラソン、その後、スポーツクライミング ボルダー&リード女子 決勝、卓球団体女子決勝、サッカー女子決勝、陸上をあれこれ、で、朝4時半ころ就寝という流れ。


男子マラソン

うっかりしていて前半見逃しました。20キロ過ぎぐらいから観たのかな。見始めた時には、大迫選手と赤崎選手が前の方にいたのだけど、大迫選手は徐々に遅れ、赤崎選手は一時トップを走り、その後もどうにかTOP集団に迫ろうという走り。結果は大迫選手が13位、赤崎選手が6位入賞。もう一人の小山選手は23位でフィニッシュ。レース後の赤崎選手のインタビューは「超楽しかった」との事。何よりです。
レース前半のパリの名所を巡るような場面を見逃してしまったので、女子マラソンはスタートからしっかり観るぞ、と。


マラソン男子が終わり、夕方からは森秋彩選手が出場するスポーツクライミング ボルダー&リード女子 決勝


スポーツクライミング ボルダー&リード女子 決勝

ボルダー第1課題、この決勝ステージでも初日同様、スタート地点の最初のホールドに届かない森秋彩選手。何度飛びついても届かない。結局、森選手以外の多くの選手が完登を果たした第1課題で森選手だけが0点スタート。
初日も全く同じ事があっただけに、森選手だけが点を取れないようにわざと意地の悪いセッティングをしているのではないかとすら疑念を抱いてしまう。
とはいえ、当の本人、森選手は悔しさを表に出さず、引きずる事なく次の課題、そして後半のリードへ。
そして、リードでは全選手中ただ1人、森選手だけがゴールのホールドに手が届いた。最終地点まで辿り着いたのは森選手だけ。リードの得点だけならダントツの優勝。という快挙。
しかし、残念ながら第1課題0点が大きなマイナスとなり、総合ポイントでは第4位。メダルには届かずという本当に悔しい結果に終わった。

森選手素晴らしい技術と折れない心を見せてもらいました。どうもありがとうございます。おつかれさまでした。


スポーツクライミングをがっつりと観終えた後は、夜10時から卓球団体女子 決勝。これを観てしまうと寝るのが一体何時になることやら。しかし、観たい、とりあえず観るか、と。


卓球団体女子 決勝 日本-中国

日本は準決勝までとダブルスの組み合わせを変えてきた。正直、ここまで良い形で勝ち進んできていたので、そのままの形で行って欲しかった。早田、張本組、ものすごく良いプレーをして中国ペアを追い詰めフルセット、しかし2-3で惜敗。次の平野は立ち上がり孫穎莎に対して大きなリードを奪ったが、終わってみれば0-3で敗戦。張本も王曼昱相手に互角以上の打ち合いを見せたが、結果は1-3で敗戦。結局中国相手に1勝も出来ず、今回も優勝には手が届かなかった。
中国相手に善戦はするのだけど、勝ち切る事は出来ない。特にオリンピックのような大舞台では勝ちきれない。あと一歩なのだけど、その一歩の差はとても大きい物だとも感じる。
それはそれとして、素晴らしい試合を見せていただきました。ありがとう、張本美和選手、早田ひな選手、平野美宇選手、王曼昱選手、陳夢選手、孫穎莎選手。


卓球が思いのほか早く終わり(ストレート負けだったのでね)、サッカー女子の決勝をやっている時間。これも観たい!って事で。


サッカー女子 決勝 アメリカ-ブラジル

攻守の入れ替わりが激しい熱戦。日本に負けたブラジルチームがアメリカと互角に渡り合って何度もゴールを脅かす。自力の差でアメリカが勝ったが、日本もこういうサッカーが出来たはず、とまた少しやるせない気持ちになってしまった。


サッカー終了時既に午前2時過ぎ、さすがに寝ようかと思ったのだけど、陸上、やり投げの北口榛花選手を観たい。男子4×400mリレー決勝もこれから、う~ん見ちゃおうかな、たまにはこういう日もありって事で。


陸上 フィールド&トラック競技 諸々

やり投げ女子の北口榛花選手、一投目からすごい気合が入った表情。気合が入ったというか力みなくすごく集中している感覚がテレビを通しても伝わってくる。すると、一投目から大きく距離を出す。
世界陸上の時は、最後6投目に入る瞬間に表情が変わって、その瞬間、テレビの前で身震いしたのだけど(結果、6投目で逆転優勝)、その時と同じ感覚が一投目で味わえたというわけ。
結局、この1投目の記録で優勝。またすごい瞬間を観る事が出来ました。有難い。

走り高跳び男子の赤松諒一選手も、オリンピックの場で自己記録を更新して5位入賞という快挙。素晴らしく美しい跳躍を見せていただきました。

この夜は4×400mリレー男子決勝他、色々と観たけど、とりあえず特に印象に残ったものだけ書きとどめました。


で、結局布団に入ったのは、今日の早朝4時30分過ぎでした。

メダル獲得ばかりが注目されるけど、森秋彩選手や赤松諒一選手他、メダルに届かなかった選手たちにも良いもの、良い瞬間を見せてもらっています。感謝。

パリオリンピック観戦記~8/10朝

昨日は、夕方からスポーツクライミング ボルダー&リード男子の決勝をメインに他はチラ見という観戦模様。そしてサッカー男子決勝をタイマー録画セットして健全に早寝。しかし、深夜目が醒める。トイレに行ってからテレビをつけると、400mリレーの決勝、調度走り終えた所。トイレに行く前にテレビつけたら見られたのにね。そのまま寝ればいいのに、我慢できずにサッカーにチャンネルを合わせると、これから延長戦に入る所……つづきは下記本文に。


スポーツクライミング ボルダー&リード男子 決勝

夕方からはじまった決勝。途中夕食の支度をしながらではあったけど、ほぼ全部真剣に観ました。見届けました。
まずはボルダー、やはり安楽宙斗選手、異次元の強さでトップ。残すは落ちたらお終い、どこまで登れるかを競うリード。ここでも異能っぷりを見せた安楽選手でしたが、あと少しで優勝という所で落下。惜しくも金メダルには届かず。優勝は、19歳のイギリス代表トビー・ロバーツ選手。
17歳の安楽選手と、10代の2人が金銀を分け合ったわけですが、3位に入ったオーストリアのヤコブ・シューベルトは大ベテランの33歳。ベテランならではの落ち着いた、力の入れどころを心得た、クライミング。若い力とベテランの熟練の味、魅了されました。


サッカー男子決勝 フランス-スペイン

録画で観るつもりだったのに、我慢できずに深夜テレビのチャンネルを合わせると、調度延長戦が始まる所。ここに至るまでの死闘を思わせる3-3というスコア。これは何も知らずに録画を観たかったと思っても既に遅い。とにかく延長をしっかりと見届けよう。

いや~すごかった。日本も強くなったのは認めるけど、このレベルには全然届いてないと感じてしまう。無駄なパスやチンタラした動きなど一切ない。スピーディーで、強度高く、イメージを共有し、常に相手のゴールを目指す。すごい試合を見せていただきました。

改めて録画した試合を観たいと思います。


パリオリンピック観戦記~8/9朝

昨夜のブログで、これから観たい競技があるけど諦めて寝ます。と書きましたが、朝4時半頃なんとなく目が醒めてしまい。テレビをつけた所、いくつか良いシーンを見る事が出来たので、書き留めておきます。


陸上 男子110mハードル 決勝

テレビをつけたら調度、村竹ラシッド選手が入場ゲートを入ってきて紹介されている場面。なんというタイミング!これは、観るしかないでしょ。正直、村竹選手のレースはオリンピックが始まるまで見た事なかったのだけど、こんなにすごい選手がいたんですね。結果は5位でしたが、これまでメダルどころか決勝レースにさえ手が届かなかった種目なので、未来が見えた気がします。気持ちの良い決勝レースでした。レース後インタビューでの「本当に楽しかった」という発言や表情も良かった。そして目が醒めて良かった。


レスリング 女子フリースタイル53kg級決勝 藤波朱理

110mハードルの決勝後にチャンネルを回すと、卓球団体女子、あと1勝で決勝進出という場面を確認し、TVerでレスリングをチェック。運が良ければこの日の最終試合、女子フリースタイル53kg級決勝が見られるかも。と思ったけど、既に試合は終わった後で、表彰式の模様。金メダルを持つ藤波選手の姿が。表彰式後の銀メダルのグスマン選手や、銅メダルの中国、北朝鮮の選手たちとのやりとりがとおとかった。オリンピック色々と問題はあるけれど、こういう場面を見るとやっぱりそれなりに小さな意義はあるとも思う。


卓球団体女子準決勝 日本-ドイツ

見られたのは、張本美和選手とシャン・シャオナ選手の試合、それも第3ゲームだけ。
シャン・シャオナ姐さんを圧倒して何もさせず11-0でストレート勝利。すごかった。
決勝はもちろん中国のあの3人。オンタイムで観たいけど無理だなぁ

この後で知って驚いたのは、第2試合で張本選手はドイツのカウフマン選手にストレートで負けていたという事。よく立て直した張本選手もすごいし、カウフマン選手もすごい!東アジア系の選手ばかりが上位を独占する卓球の世界に楽しみな選手が出てきたものです。


そして卓球中継終了後に、藤波朱理選手とグスマン選手の決勝戦をノーカットで放送してくれたのも嬉しかった。藤波選手本当に強い!グスマン選手もグッドルーザーでした。
ありがとう!


パリオリンピック観戦記~8/8

オリンピックに関しては複雑な思いを色々と抱えつつ、興味のある競技をあれこれ追いかけ見続けています。とはいえ、深夜観戦は本当に無理。今日も陸上女子1500や卓球団体女子がかなり遅い時間。観たいのだけれど諦めてもうすぐ寝ます。あとサッカーやバスケットボールは決勝トーナメントを観たいのに日本が負けた途端にまったく地上波で取り上げられなくなってトホホ感。


この数日、観戦記書いていなかったけど、毎日観戦していました。
その中で、気になった事、記憶に残った事など、メモ程度に書いておきます。個人的な記憶補完のために。

陸上女子1500m予選 田中希実

スタートと同時に飛び出してしばらく先頭を独走していた田中希実。徐々に吸収されるのだが予選突破ラインを目指してラスト1周。ここで接触によりよろけて大きく順位を落としてしまう。しかし、これスローで見ると接触ではなく、後ろを走るアイルランドの選手が手を伸ばして2度、3度と田中選手の背中を押している。明らかに故意。結局救済措置で準決勝進出。しかし、こういう行為をする人の精神ってどうなっているのだろうか?悲しくなる。


スポーツクライミング ボルダー&リード男女~準決勝

早い時間にやってくれるので、男女ともに準決勝までしっかりと楽しめた。男子、安楽宙斗選手の軽やかな身のこなしは、全選手中で断トツ、というかもはや異能の人。決勝も期待大。楢崎智亜選手は決勝に進めず残念。

女子は、がっつり濃い目のメイクで決めた野中生萌選手と、すっぴんで小学生にしか見えない森秋彩選手(20歳)という見た目的にものすごく対照的な2人。2人とも好き。

野中選手はあと一歩で決勝に届かず。森選手は初日のボルダー、第1課題スタート地点でいきなり手も足も出ず。身長が低いのでまったく届かないというかわいそうな0点スタート。しかし、その後の追い上げ、リードでの見事な登攀で決勝進出。

男女ともに若い選手が残るという結果。決勝も早い時間なので、これはオンタイム観戦出来そう!


レスリング 女子フリースタイル53kg級 藤波朱理

レスリングはタイミングが合わなかったり、放送してなかったりで、なかなかしっかりと観られてなかったのだけど、藤波選手の試合だけは何としてでも観たいと思い、はじめてTVerで1回戦、2回戦をオンタイム観戦。英語での放送だった。さすがの強さ!深夜の準決勝は観られなかったけど、あぶなげなく勝ち進んで決勝進出。オンタイムで観たいけど、無理



しかし、今夜、この後、卓球団体女子、1500準決勝、レスリング女子フリースタイル53kg級決勝などなどが、あるのに寝なければならない無念。若い頃はオールなんて日常茶飯事だったのに。
でも、この(一般的な夜寝て朝起きる)生活ペースを手に入れる事が出来たのは、喜ばしい事だと思っています。
という事でおやすみなさい。