Category Archive : アコースティック音楽嗜好

アコースティック音楽嗜好 ‐73‐

珠玉の小品、隠れた名曲 その39
アコースティックギターがかっこいいロック その9

今回はAlan Hull 1975年発売のセカンド・ソロ・アルバム『SQUIRE』から2曲取り上げます。

まずは「珠玉の小品」カテゴリーで、A面3曲目に収録されている曲。
「Picture (A Little Girl)」

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アコースティック音楽嗜好 ‐72‐

大好きなヒット曲(5)
R.E.M. – Losing My Religion (1991)

私を形成しているもの

今の自分を形成する一部になっていると言えるほど印象に残る様々なものを「私を形成しているもの」としてとりあげていきます。他のSNSなどに投稿したものを加筆修正して再掲載しているものもあります。
※この下に書かれた年号は作品の発表年ではなく私がその作品に初めて触れた(と思われる)年。またはそのイベント、出来事を経験した年。
※ただの思い出話です。


1991

R.E.M. – Losing My Religion (1991)

この曲は「アコースティック音楽嗜好」と同時に、「私を形成しているもの」音楽部門としても取り上げておきたいと思います。

R.E.M.は、アコースティック楽器を効果的に使っている曲が、アルバムに何曲かは入っていて、好きな曲も多いのですが、こと「ヒット曲」となると、すぐに頭に浮かぶのがこの「Losing My Religion」
私の「アコースティック音楽嗜好」にも、ジャストフィット。

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アコースティック音楽嗜好 ‐71‐

心に残る名演奏 その3

Sinéad O’Connor – Mother

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アコースティック音楽嗜好 ‐70‐

珠玉の小品、隠れた名曲 その38

Roy Harper – Davey

Roy Harper 1970年発売の4thアルバム『Flat Baroque and Berserk』からの1曲

 Roy Harper - Flat Baroque and Berserk
Roy Harper – Flat Baroque and Berserk
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アコースティック音楽嗜好 ‐69‐

大好きなヒット曲(4)

私を形成しているもの

私を形成しているもの

今の自分を形成する一部になっていると言えるほど印象に残る様々なものを「私を形成しているもの」としてとりあげていきます。他のSNSなどに投稿したものを加筆修正して再掲載しているものもあります。
※この下に書かれた年号は作品の発表年ではなく私がその作品に初めて触れた(と思われる)年。またはそのイベント、出来事を経験した年。
※ただの思い出話です。


1968

シルヴィ・ヴァルタンの「アイドルを探せ」(1963)

Sylvie Vartan - La plus belle pour aller danser
Sylvie Vartan – La plus belle pour aller danser

ものすごく久しぶりに「アコースティック音楽嗜好」を更新いたします。
と同時に、この曲は「私を形成するもの」音楽部門としても取り上げたいと思います。

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「ギター合奏曲 第1番」の事や映画音楽の事や死ぬまでにやりたい事の話

7月3日のどるしゃあGoodstock Tokyoワンマン公演では、既報(公演報告、どるたん編しゃあみん編)のとおり、2時間に渡って(主に)どるしゃあ結成後に作った曲を演奏、披露いたしました。

どるしゃあ楽曲は、ほぼ網羅したと言っても過言ではありませんが、実は、ライヴでは披露していない楽曲もまだまだあります。

例えば、映画「ツンデレ娘 奥手な初体験」のサウンドトラックとして作った楽曲たち。
(Soundcloudで聴取可能)
https://soundcloud.com/dorutan/sets/original-sound-track

この映画には、主演のあべみかこさんが、小学校の校歌を歌うシーンがあるのですが、その校歌も、どるたんが(急遽)作詞、作曲したもので、この校歌に関しては、過去に何度かライヴで演奏した事があります。
一度目は、脚本を書かれた井上淳一氏が来場された時、もう一度はこの映画にエキストラとして出演した方々が大勢来場してくれたどるしゃあ長野公演の時。
まあ、歌のキーもあわないし、特殊な曲なので、そういう特別な時だけの特別な演奏です。

そしてライヴで一度だけ披露した曲、というのもいくつかあって、その中でちょっと思い入れのある曲が、この「ギター合奏曲 第1番」(仮題)
(先ほどYouTubeにアップしたのでよろしければ聴いてください)

音合わせはリハの1回だけ、事前練習なしのぶっつけ本番なので、ミスもあるし、荒い演奏なのですが、この曲に対する思い入れは演奏云々の話ではなくて、これから死ぬまでにやりたい事(後述)の一里塚的な話。

この曲が出来た時、ギター1本で重ね録りしたデモをしゃあみんに送ったところ、「楽譜をください。」と言われたのです。楽譜があればライヴで出来るからと。

楽譜!?コード譜ではなく楽譜!?
書いたことないのですが・・・
しかし、これすごく良いきっかけ、良い経験になると思いがんばって書きました。
ギター片手に、拍子を刻みながら、五線譜に落とし込んでいくのですが、ものすご~く時間がかかります。
それでも何段か書き終えた時、ふと、Pro Toolsに楽譜を書ける機能があったような・・・そんな画面をみた事があるような、ないような・・・と思い出して、Pro Toolsを立ち上げてみました。
その機能は確かにあったのですが、MIDIデータを楽譜にするというものでした。
まあ、そうですよね。
これだと、ギターで弾いたものを、もう一度鍵盤で弾いてMIDIデータ化しなければなりません。
手書きでやるにしても、Pro Toolsでやるにしても、(これまで理論ゼロ、感覚だけで曲を作ってきた)私にとっては大変な手間、どちらにしてもギター片手に確認しながらの作業になります。

ただ、Pro Toolsの方が圧倒的にきれいな楽譜が出来上がることが分かり、コツコツとギター片手に鍵盤での打ち込み作業、出来上がった楽譜をしゃあみんに送ったところ「これで大丈夫。」という事で、出来立てのこの曲を早速ライヴで披露する事になったのです。

で、まあ、演奏はあんな感じ。ご笑覧下さい、というレベルですが、なぜ、これが死ぬまでにやりたい事の一里塚なのかという話。

その前に、映画音楽。
これもまた、死ぬまでにやりたい事のひとつで「ツンデレ娘 奥手な初体験」のサウンドトラックがその一里塚なのかな、と思っています。
「ギター合奏曲」も「ツンデレ娘」も、道は重なっているのです。

まず、子供の頃から、映画やTVの音楽が大好きでした。
「ゴジラ」の伊福部昭であったり、「ウルトラセブン」の冬木透であったり、「ジャングル大帝」の冨田勲であったり、そういう音楽に胸ときかめせてきたのです。もう少し長じてからは、ニーノ・ロータ、ヘンリー・マンシーニ、エンニオ・モリコーネ、ジョン・ウィリアムズ他が作り出した、数々の映画音楽たち。
ただただ聴くのが好きというだけだったのですが、いつの頃からか(割と最近)、そういう音楽を作りたいと言う気持ちが生まれてきました。

そんな気持ちから、何年か前に架空の映画のサントラとして、作った音楽があります。
それは、この「New Clear Soundscape」のシリーズ。


(YouTubeで観ていただくと、画面右側にこのシリーズ5曲のリストが表示されます)

New Clear Soundscapeというシリーズですが「New Clear」は「Nuclear」とかけていて、原発事故、原子力災害後の世界を描いた映画のサントラというスタンスです。
「Alfa Decay」「Beta Decay]「Control Rods」「Fallout」「Ground Water」という5曲のタイトルも、原子力発電や原発事故に関係するような言葉になっています。

今は、どるしゃあで歌って演奏できるタイプの曲を主に作っていますが、こういう音楽も作っていきたいし、いずれ実際の映画音楽を作りたいという気持ちを強く持っているのです。
(死ぬまでにやりたい事のひとつ)

そして「ギター合奏曲 第1番」の話に戻ります。
この曲を作った時には、特に深い考えもなく、なんとなくギターを弾いていたら出来たのですが、根底にあった気持ちはたぶん、こんな感じ。
私、映画音楽と並んで、クラシック音楽、特に古楽というのも、好きな音楽の分野なので、なんとなく古楽のようなテイストを持った合奏曲として出来上がったのかな、と。

「ギター合奏曲」の後に、似たような分野でこんな曲も作っています。

こういう曲もまた、映画音楽につながっていく部分があると思っています。

さらに、死ぬまでにやりたい事の一番大きな目標があって、それはこれまでしゃあみんにしか話した事がないのですが、実は「交響曲を書き上げたい。」という大それたもの。

「ギター合奏曲 第1番」がその一里塚というのは(あまりにも小さな一歩ではあるのですが)そういう意味なのです。
たかがギター2本の楽譜を書くのに四苦八苦しているような有様では、交響曲を書くにはとても心許ない状況ではありますが、今の世の中、色々な方法が考えられます。
このまま音楽をやり続けていけば、必ず辿り着ける場所だと信じています。

どるしゃあの音楽を作って、演奏を続けて、映画音楽も作って、交響曲も作る。
老い先さほど長くはありませんが、やる事がたくさんあって楽しい日々です。

締め切りがあると、そして締め切りが近くなると、ふだんの何百倍も力を出せるタイプの人間なので、誰か、ぜひ発注してください。
特に映画関係者の皆様、ぜひぜひお願いします!


アコースティック音楽嗜好 ‐68‐

珠玉の小品、隠れた名曲 その37

Amon Düül II – Traveller

Amon Düül II 1975年発売のアルバム『Hijack』からの1曲

Amon Düül II – Hijack
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アコースティック音楽嗜好 ‐67‐

珠玉の小品、隠れた名曲 その36

Family – Mellowing Grey

Family 1968年発売の1stアルバム『Music in a Doll’s House』からの1曲

Family – Music In A Doll’s House
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アコースティック音楽嗜好 ‐66‐

珠玉の小品、隠れた名曲 その35

David Sylvian The Devil’s Own

David Sylvianは、全キャリアを通して聴き続けているアーティストの1人。
エレクトロニックな音作りや、インプロ的表現のアルバムも多いのですが、1987年に発売されたソロアルバム『Secrets Of The Beehive』は、全編アコースティックな音作りで、とても好きなアルバム。
なんとなく、毎年今頃の時期には何度か聴いているような気がします。

David Sylvian – Secrets Of The Beehive
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アコースティック音楽嗜好 ‐65‐

珠玉の小品、隠れた名曲 その34

Alice Cooper Years Ago

アリス・クーパー、1975年発売のアルバム『Welcome to My Nightmare』(悪夢へようこそ)に収録された曲。
このアルバムが出たのは、私が中学生の時で、すぐには購入できなかったのですが、そのタイトルやジャケットデザインにとても惹かれていました。中学生なので若干厨二病的なこういう世界に弱いのです。

Nightmare = 悪夢という英語を知ったのもこのアルバム発売時。

Alice Cooper - Welcome to My Nightmare
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