私は、80年代のMarc and the Mambas時代のものがとても好きで、当時はかなり聴き込んでいました。 確か、はじめは、お友達女子に『Untitled』を借りて、録音したテープを聴いていたような気がします。 その後、レコードで『Untitled』と『Torment and Toreros』を買って、長い事聴き続けていました。
このアルバム、カヴァーアルバムなのですが、実に味わい深いもの。 音的にも、この「アコースティック音楽嗜好」で取り上げたくなるような、私好みの音作り。 Marc Almondならではの妖しさは若干抑え目で、原曲、元歌に対する深いリスペクトが感じられる演奏っぷり歌いっぷり。 これは間違いなく「お気に入りのアルバム」!
ハードロックにはあまり深入りしなかった私ですが、GRAND FUNKはけっこう好き。 これは1970年発売の3rdアルバム『Closer To Home』のタイトル曲にしてラストを飾る曲。
GRAND FUNKはギター1人(ギター&Voのマーク・ファーナー)のハードロック・バンドなので、アコースティック・ギターはほとんど使われていなくて、他に何かアコースティック・ギターのかっこいい曲あったかな?と考えてもまったく浮かんでこないレベル。それどころかアコースティック・ギターが入っている曲自体浮かんでこないかも。(少しだけどある)