Category Archive : アコースティックギターがかっこいいロック

アコースティック音楽嗜好 ‐88‐

アコースティックギターがかっこいいロック その12

ハードロック系で最高にかっこいいアコースティックギターが入っている曲を忘れていました。
こういうのが大好きなんです!

GRAND FUNK – Closer To Home (I’m Your Captain)

ハードロックにはあまり深入りしなかった私ですが、GRAND FUNKはけっこう好き。
これは1970年発売の3rdアルバム『Closer To Home』のタイトル曲にしてラストを飾る曲。

GRAND FUNKはギター1人(ギター&Voのマーク・ファーナー)のハードロック・バンドなので、アコースティック・ギターはほとんど使われていなくて、他に何かアコースティック・ギターのかっこいい曲あったかな?と考えてもまったく浮かんでこないレベル。それどころかアコースティック・ギターが入っている曲自体浮かんでこないかも。(少しだけどある)

しかし、この曲にはアコースティック・ギターがとても印象深く効果的に使われています。
それもあってすごく好きな曲。

アコースティック・ギターの演奏は、非常に単純なローコードDを基調にしたカッティング中心なのだけど、シンプルなロック曲によくフィットしていて、これがいいのだ!

この曲は、若干組曲的な形になっています。と言ってもプログレ的な凝った展開はなく、ひじょうにシンプルな流れで、後半は「I’m Getting Closer To My Home♪」と繰り返すだけ。そういう所にも好感が持てます。まあ、飽きる人は飽きるかも知れないけど、私は好き。

GRAND FUNK(RAILROAD)、なんとなく好感を持ち続けていて、ごくごくたまに聴きたくなるバンドです。マーク・ファーナーの声も好き。



どるたん+しゃあみん 1stアルバム『異郷の詩』好評販売中

Goodstock Tokyoレーベル通販サイト
CD『異郷の詩』特設サイト

アコースティック音楽嗜好 ‐82‐

アコースティックギターがかっこいいロック その11

ビートルズ関連(特にポールの曲)には、「アコースティックギターがかっこいいロック」がものすごくたくさんあるのですが、あえてWingsの超有名なこの曲「Band On The Run」を、取り上げます。

今日、聴いていて「こういうアコースティックギターが好きなんだよ!」と改めて思ったので。

Paul McCartney & Wings – Band On The Run

聴いてもらうと分かるのですが、しばらくアコースティックギターは出てきません。

この曲、組曲的な3部構成になっていて、第1楽章(?)は、静かにはじまり、第2楽章でリズミカルな呪文的(ふつうに英語だけど)な雰囲気に、そして、その後の間奏途中からアコースティックギターがバーンと出てくるのです。時間にすると2分15秒辺りから。

ものすごく単純で、なんてことのないコードストロークなんだけど、それまでの展開から、突然アコースティックギターが前面にバーンと登場する時の気持ち良さ!実に痛快です。

そして、その後の第3楽章には、ロック的な演奏の中でアコースティックギターのコードストロークがしっかりと主張し、曲の雰囲気を盛り上げています。

まあ、第1楽章、第2楽章では「アコースティックギターがかっこいいロック」感ゼロなんだけど、間奏後の展開と第3楽章の気持ち良さは、これぞ「アコースティックギターがかっこいいロック」という事で、どうかひとつ。






どるたん+しゃあみん 1stアルバム『異郷の詩』好評販売中

Goodstock Tokyoレーベル通販サイト
CD『異郷の詩』特設サイト

アコースティック音楽嗜好 ‐77‐

アコースティックギターがかっこいいロック その10

これぞ「アコースティックギターがかっこいいロック」決定版!!
といえるような曲をまだ紹介していませんでした。

大好き過ぎて、当たり前すぎて、これまで取り上げてこなかった曲。

David Bowie – Moonage Daydream

「アコースティックギターがかっこいいロック」で1番はじめに取り上げたのがThe Rolling Stones「Street Fighting Man」、次に取り上げたのがThe Who「Pinball Wizard」
この「Moonage Daydream」は、その2曲と並び立つ存在。これぞ「アコースティックギターがかっこいいロック」

この曲が入っている『Ziggy Stardust』というアルバムには、ほぼ全面的にアコースティックギターが鳴っていて「Five Years」や「Starman」といったスローな曲、ミドルテンポのフォーキーな曲だけではなく、この「Moonage Daydream」のようにヘヴィーロック調の曲や、「Suffragette City」のようなアップテンポのロック曲の中でも、実にかっこよくアコースティックギターが刻まれています。

私のように、アコースティックギターにそそられるタイプのロックファンなら、一発で気に入る事間違いないでしょう。
このアルバム自体、ロックの名盤中の名盤、みたいなアルバムなので、聴いた事のない人はこの機会にぜひ聴いてみて下さい。

David Bowieの特に初期のアルバムには、アコースティックギターがこっこよく鳴っているロックチューンがたくさんあります。


10代の頃に嵌りまくり、その後の人生、常に、寄り添うようにそばにあり続けてくれた音楽たち。






どるたん+しゃあみん 1stアルバム『異郷の詩』好評販売中

Goodstock Tokyoレーベル通販サイト
CD『異郷の詩』特設サイト

アコースティック音楽嗜好 ‐73‐

珠玉の小品、隠れた名曲 その39
アコースティックギターがかっこいいロック その9

今回はAlan Hull 1975年発売のセカンド・ソロ・アルバム『SQUIRE』から2曲取り上げます。

まずは「珠玉の小品」カテゴリーで、A面3曲目に収録されている曲。
「Picture (A Little Girl)」

Read More

アコースティック音楽嗜好 ‐53‐

アコースティックギターがかっこいいロック(8)

Frantz Ferdinand、2005年発売の2ndアルバム『You Could Have It So Much Better』から「Walk Away」を取り上げます。

Franz Ferdinandは、前年に出た1stアルバムと、この2ndアルバムを、この時期かなり聴き込んでいました。
ポップだけど少し翳りのある曲調やメロディー、タイトな演奏、そんな所に好感を持っていたのです。

Read More

アコースティック音楽嗜好 ‐46‐

アコースティックギターがかっこいいロック(7)

Steve Harley & Cockney Rebel、1973年の1stアルバム『The Human Menagerie』(美しき野獣の群れ)から、アルバムの1曲目を飾る「Hideaway」

印象的なアコースティックギターのフレーズに、ヴァイオリンが絡むイントロ、初めてこのアルバムを聴いた時に、この数秒間だけで「絶対に好きなやつ!」と確信しました。

Read More

アコースティック音楽嗜好 ‐45‐

アコースティックギターがかっこいいロック(6)

Rainbowの1stアルバム『Ritchie Blackmore’s Rainbow』(銀嶺の覇者)から「The Temple of the King」

これまで「アコースティックギターがかっこいいロック 」で取り上げた曲は、ロックな曲調にアコースティックギターのカッティングがかっこよくはまっている曲が多かったのですが、これはちょっと異色なタイプ。

Read More

アコースティック音楽嗜好 ‐42‐

アコースティックギターがかっこいいロック(5)

Manic Street Preachers、2001年のアルバム『Knouw Your Enemy』から、とても印象的な1曲「Ocean Spray」

この曲は、(良い意味で)とても単純なロック・チューンなのですが、こういう曲のバックで、アコースティック・ギターが刻まれているのは、大好物で、妙に私の心を捉えがちなのです。

Read More

アコースティック音楽嗜好 ‐39‐

アコースティックギターがかっこいいロック(4)

このテーマは、これまでThe Rolling Stones, The Who, Bad Companyと取り上げて来たので、次はLed Zeppelinあたりに行くのが順当かとも思ったのですが、個人的にこれは外せないというロックバンドがあります。

それはBe Bop Deluxe

大好きなアルバム『Axe Victim』から、まずは1曲

Be Bop Deluxe – Love Is Swift Arrows

Read More

アコースティック音楽嗜好 ‐22‐

アコースティックギターがかっこいいロック(3)

前2回は、これぞロックというテンポ感の中でアコースティックギターが刻まれていましたが、今回のはもう少しゆっくりめのミドルテンポ、しかし紛れもなくこれぞロック!と言いたくなる曲です。

それは、これ!

Bad Company – Shooting Star 

Read More