ブラックホール的な何か
昨夜は『地下室の中の宇宙』at 阿佐ヶ谷Yellow Vision
ご来場ありがとうございました。
まず、個人的な事を言えば、集中力にかけるライヴをしてしまったな・・・と、反省しています。
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思えば家を出る前から集中力にかけるアレコレがありました。
車の運転に集中出来ていた事だけがせめてもの救いかも知れません。
長い事音楽活動を続けて来ても、こういう日がある、まあ、それがライヴ。
逆にこの日来てくれた人は、面白いものが観られたのかも知れません。
(良い風に言ってるだけ)
さて、ここからは、一音楽好き、一リスナーとして、自分の事は完璧に棚に上げて、昨夜観たライヴを語りたいと思います。
まずはオープニングアクトとして、しゃあみんの弾き語り。
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クラシックギターを丁寧に爪弾きながら、お話と歌を聴かせてくれました。
はじめの『鳥の回廊』(タイトルあってる?)で、既に私はこっそり号泣。
初めて聴いた時にも、ちょっと泣いちゃったんだけど、ここまで心に入り込むようになったのは、どるしゃあの活動を続けて来て、何度かのツアーやお泊り会(?)を重ね、お互いのパーソナリティーに対する理解度が深まっている事もあるのかな。
その後の、演奏、歌、言葉もしっかりと心に刻みました。
しかし、その演奏中に「聴いてられねぇ」と言わんばかりに、カウンターに突っ伏しているお客様。
隣の連れに「失礼だよ」と声をかけられながらも・・・
これだけ丁寧に、心を込めて紡がれた、音と言葉が届かない人には全く届かない。
どるしゃあ的にも、最近、この問題にはかなり心を傷めているのですが、また昨夜も直面してしまった。
闇の鳥でも、光の鳥でもない、そこら辺にあふれているスズメやハトの心には何も響かないのかな・・・
そんな事を考えながら、昨夜もまた、ひとりちょっぴり悲しい気持ちになっていました。
次はナックルヘッド。
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『心が叫びたがってるんだ。』というアニメがありますが、ナックルヘッドの音楽は、心が叫びたがっている音楽だな。
と、そんな事を思いながら聴いていました。
だから心に響くし、信用出来る。
物まね大会みたいな音楽は、聴きたくないんですよ、私。
心の中から何も出てこないなら、人前で、お金を取って、パフォーマンスを見せよう、音楽を聴かせようなんて思わない方が良いと思うよ。
しかし、そういう物まね大会みたいな人たちの方が、どるしゃあより受けるという現実もある(笑)
まあ、だからといって、受けたいわけじゃないので、自分の中から出てくる音楽を誠実に演り続けるだけです。
これからも。
そして、心の中からどうしようもなく出てきてしまう音楽を奏でている者とは、これからも同じステージに立ちたいと思っています。
どるしゃあ(というか私)は、前述のように集中力にかける演奏をしてしまいました。
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1曲1曲には、ちゃんと心を込めたつもりなんだけど、なんか全体を通してフワっとしていたような印象です。
ごめんなさい。
ただ、お店には、ある程度評価していただき、次回の開催も決定いたしました。
次回は6月22日(土)です。
今から、予定しておいて下さい!
最後に、出演者、スタッフ、全ての関係者のみなさまおつかれさまでした、どうもありがとう!
これからもがんばります!!
(Mike Dillon ‘Functioning Broke’ を聴きながら)