『伝説の箱根アフロディーテから50年』

『伝説の箱根アフロディーテから50年』

少し前の話になりますが、7月29日(木)に、ニッポン放送で
『伝説の箱根アフロディーテから50年~ピンク・フロイド貴重音源、奇跡の発掘~』
という1時間半の特別番組が放送されました。

タイマー録音しておいたものを、やっと本日、全編通して聴きました。
これが実に面白かった。

パーソナリティは、箱根アフロディーテで、ステージ進行をつとめた(ニッポン放送)亀渕昭信と、最前で観たという伊藤政則(当時高校生)。

50年前の私は、まだ10歳。
ピンク・フロイドが日本の野外コンサートに出演した事など、全く知らない小学生。

数年後、中学生の時に手に入れたピンク・フロイドのLPレコード『おせっかい』。
そのインナーに「アフロディーテ」と(ちゃんと読めないけど)カタカナで書かれたステージに立つピンク・フロイドの写真があった。

その「アフロディーテ」が何の事なのか、その時は全くの謎。(ライナーに何か書いてあったかな・・・)
これがとても気になった。

今ならすぐに「PINK FLOYD アフロディーテ」とネットで検索する事でしょう。
しかし、当時は調べる術もない。
考えられる手段があるとすれば国会図書館で「MUSIC LIFE」「音楽専科」「ニュー・ミュージック・マガジン」などのバックナンバーを調べるとか。
そんな事でもしなければ、情報を得る事も出来なかった時代。
あとは音楽好きのお兄さんでも近所にいれば、聞く事も出来たでしょうが、そんな酔狂な人は周りにはいなかった。

その後、音楽雑誌などで断片的に知る情報で、ピンク・フロイドが箱根アフロディーテという所(?)で野外コンサートをやったという事は分かった。いや、情報ではなく、伝説として分かった。

しかし、そのアフロディーテが場所の事なのか、なんなのか、詳しい事は分からぬままに、幻想、妄想は、募るばかり。
箱根には何かと縁があって、子供の頃からよく行くのだけど「アフロディーテ」という場所(施設など)は見た事なかったので、イベントの名前なのかな?となんとなく想像したりなんだり。

とにかく、箱根の野外ステージでピンク・フロイドが演奏をしたのは、分かった。
これは、見たかった!!想像するだけでドキドキするぐらい本当に見たかった!!
場所は一体どこだったのかと、何度も想像していた。
芦ノ湖畔、彫刻の森周辺、仙石原辺り、などなど思いを巡らせる。一体どこでやったのだろう。
そんな事を考えながら過ごした日々も今は遠く、箱根アフロディーテへの思いも心の片隅に追いやられ、ふだんは出てくる事もない。

それが、この番組を聴いて一気に思いが溢れ出ました。
アフロディーテでのLIVE音源を聴いては涙。
亀渕昭信さんや伊藤政則さんの話を聞いてはじんわりと涙。
この音源(というかフィルム映像)を発掘、リリース(『原子心母』(箱根アフロディーテ50周年記念盤))にまで漕ぎ着けたディレクターの話を聞いては胸を熱くする。

ちょっと自分でもあきれてしまったのだけど、この時期のピンク・フロイドに対する思い、箱根アフロディーテに対する思いの大きさよ。

音響屋さんや関わった人たちの話。ニック・メイスンのコメント。立川直樹さんの話(最高!)。ユーミンからのメッセージもあり。全てが興味深く、面白く、ところどころ感動的。

改めて「箱根アフロディーテ」本当にその場にいたかった!!


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