アコースティック音楽嗜好 ‐23‐
珠玉の小品、隠れた名曲 その9
ロックやポップス系のアルバムの中にひっそりと収められたアコースティックな名曲を紹介していきます。
Eric ClaptonとSteve Winwoodが在籍したスーパーグループ、Blind Faith、1969年発売の唯一のアルバムから
Blind Faith – Can’t Find My Way Home
『Presence Of The Load』『Sea Of Joy』といった壮大な名曲や『Do What You Like』『Had To Cry Today』といった長尺なロック曲の中、アコースティック楽器だけで演奏された3分強のこの曲は、まさに「珠玉の小品」と言える曲かと思います。
Eric ClaptonとSteve Winwoodが弾く2本のアコースティックギター、Winwoodのよく伸びるヴォーカルが心地良いこの曲、それほど目立つ曲ではないのですが、WinwoodもClaptonも、気に入っていたようで、Claptonは、1975年リリースのLIVE盤『E.C. Was Here』他、折に触れ取り上げ、後に2007年の「Crossroads Guitar Festival」をはじめ2人の共演Liveでは、一緒に演奏もしています。さらに、Winwoodがアコースティックギター1本でセルフカヴァーしたもの(最高!!)もYouTubeにアップされています。
「珠玉の小品」にして「隠れた名曲」!
(つづく)
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