Tema D’amore

Tema D’amore

昨夜のNHK FM『ベストオブクラシック』は、村治佳織&奏一~岡山県津山市公開収録~の再放送。
(~2020年12月11日 津山文化センター 大ホールで収録~)

(写真はNHK FM WEBサイトより)

これ、初回放送時に途中から聴いたら、ものすごく耳馴染みのあるメロディーが流れてきて、すぐに心を持っていかれたのだけど、「あれ?これ大好きな曲なんだけど、何の曲だっけ?」って一瞬分からなかった。
すぐに「『ニュー・シネマ・パラダイス』の曲!」と気づいて、「録音しておけば良かった。」と激しく悔やんでいたのです。
今回の再放送は、バッチリ、エア・チェックしました。永久保存決定です。

『ニュー・シネマ・パラダイス』は、もしかしたら、一番好きな映画かも知れない。
「一番好き」は、ちょっと漠然としすぎていて、断定するのは難しいのだけど「一番何度も観た。何度も観たくなる映画」なら間違いなく、これ。
そして、エンニオ・モリコーネのサントラも大好きで、長い年月聴き続けている愛聴盤のひとつ。

その大好きな映画の大好きな曲(「愛のテーマ」)を、ギター2本で奏でているのだけど、これが本当に素晴らしくて、はじめに「心を持っていかれた」と書いたように、しばし、呆然と聴き惚れて、自然と少し涙が滲んだほど。
最後の一音が消えていく瞬間まで、美しく繊細な優しさに溢れていました。

再聴出来て、録音することが出来て、本当に良かった。
今も、この録音を流して聴きながら書いています。

この日の演奏は、映画音楽多めで、しかも、好きな映画、聴きなじみのある映画音楽が多く、それも嬉しかったのですが、個人的には、もう、とにかく『ニュー・シネマ・パラダイス』(愛のテーマ)が、特別。
『ひまわり』や『ミッション』(これもモリコーネ)も、すごく素敵で、何度も聴きたくなる演奏だったけど、『ニュー・シネマ・パラダイス』は、映画に対する思い入れが大きい事もあってか、あの印象深いテーマをギターの音色で聴くだけでも、なにやら胸がキューとなるような甘い切なさみたいな物がこみ上げてきて、たまらない気持ちになりました。

これだけ心を持っていかれるのは、ギターの演奏技術、音色の美しさ、などはもちろんですが、そこに「愛」を感じるからだと思うのです。
本当に愛のある優しさに溢れた演奏でした。

『ニュー・シネマ・パラダイス』の事ばかり書いていますが、他の演奏も心に響く演奏ばかりでした。
「ダウランドにもとづくギターのためのノクターナル 作品70」(ブリテン作曲)は、初めて聴いた曲でしたが、とても印象に残りました。何か心に伝わってくる、というか心に迫る物があって、その正体が何なのかは、まだ分からないのだけど、何度も聴きたくなる演奏なので、いつか何かが分かるかも知れません。

素晴らしい演奏、素晴らしい番組、どうもありがとうございました。


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