アコースティック音楽嗜好 ‐68‐

アコースティック音楽嗜好 ‐68‐

珠玉の小品、隠れた名曲 その37

Amon Düül II – Traveller

Amon Düül II 1975年発売のアルバム『Hijack』からの1曲

Amon Düül II – Hijack

Amon Düül II というバンド、聴く前はエレクトロニックでちょっと暗めの音楽を想像していました。
しかしそれは、ドイツのバンド、ジャケットの印象(一番有名な大きな草刈り鎌を持ったデザインのやつとか)、などから抱いた勝手なイメージでしかありませんでした。

実際に聴いてみると、エレクトロニックとアコースティックが程よく同居し、牧歌的、民族音楽的、呪術的、そんな一面もある、私のツボに刺さる部分を多く持ったバンドだという事が分かります。

特に、Renate Knaupの女声ヴォーカルが入る、アコースティック基調の曲が私の好みで、大体どのアルバムにも数曲そういう曲が入っています。
そんなわけで、取り上げたい曲も何曲かあって多少迷ったのですが、この曲「Traveller」を選びました。

Amon Düül II – Traveller

この曲、ヴォーカルもさる事ながら、フルートや間奏のトランペットの音色、シンプルな演奏が心に残るのです。
ドンドコドンドコと鳴り続ける打楽器や全体的な雰囲気も好き。

ちょっと他では見つけづらい特別な物を持ったバンドかと思います。
Slapp HappyやVelvet Undergroundに近い物を持つ、特別な存在。


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Dorutan

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