『スナック キズツキ』とテレ東ドラマ
ついつい何となく観てしまうテレ東の深夜ドラマ。
と言っても、最近は夜更かし苦手なので、録画しての鑑賞。
今期、録画しているのは『スナック キズツキ』と『東京放置食堂』
『スナック キズツキ』は、先週の金曜日に始まったばかり。
原田知世が(酒類を置かない)スナックのママさん。
原田知世は、デビュー作の『時をかける少女』からずっと気になっている役者さん。
好みの女性のタイプとか、女性として好きとか、そういう感情は全然ないのに、なぜか気になり続けている存在、なので録画鑑賞する事に決定。
『東京放置食堂』は、9月からやっていて昨夜、第5話が放送されたところ。
片桐はいりが伊豆大島にある食堂(居酒屋?)のおかみ的な存在。
なんとなくだけど『深夜食堂』の小林薫が、『スナック キズツキ』の原田知世であり、『東京放置食堂』の片桐はいりという印象。
(『スナック キズツキ』 は、まだ始まったばかりなので、あくまでも初回を観た印象)
まあ、二番煎じとか焼き直しとか言えない事もないけど、しっかり面白いし、テレ東は(ドラマに限らず)目の付け所が見事で毎回感心します。
何かしらの事情を抱えた者が、食堂(やスナック)に行き、そこですごす店主(や客)との時間(や食事)によって、何かに気づいたり癒されたりという話なのだけど、場所や店の設定、店主や客のキャラクターがそれぞれに絶妙で、やはりそれぞれに味わいがあり面白い。
これとは逆に、色々な場所に行き、人や宿や食事に出会う話がテレ東ドラマにはあって、それがまた好きでした。
それは『絶メシロード』と『日本ボロ宿紀行』
こちらは、わけありの人が出かけて行くパターンなのだけど、これもまた実に味わい深い。
どちらの作品も実在する食堂、実在する宿が毎回の舞台なので、旅好きにはたまりません。
こういうところに目をつける事、地道に情報収集する事、そういうところが「さすがテレ東」と思う部分でもあります。
いつも楽しませてもらっています。