Category Archive : MUSIC

アコースティック音楽嗜好 ‐97‐

アコースティックギターがかっこいいロック その17

「アコースティックギターがかっこいいロック」今回は、アメリカのバンドWild Pink
今年発売されたアルバム『Dulling the Horns』から、「Sprinter Brain」

Wild Pink – Sprinter Brain

正直、このバンドの事まったく知らなかったんだけど、Spotifyさんが私のために作ってくれたプレイリストDiscover Weeklyを聴いていた所、この曲「Sprinter Brain」に耳が止まりました。
「なんかいいじゃん」「こういうアコースティックギターの入ったロック曲が好きなのよ」ぐらいの感じで気に入り、アルバムも通して聴いてみた所、アルバム収録曲、ほとんど全部、アコースティックギターがかっこいいロック曲。

この曲の曲調は、イントロからしてBruce Springsteenを思わせるようなアメリカのロックって感じもあり、もう少しオルタナ的な感覚も持ち合わせているようなところもあり、嫌いじゃない。というか好き。

ただ、今のところ、特別な「何か」を感じたわけではないし、大好きというレベルでもない。
とはいえ、アルバムを通して聴いても飽きなかったし、今後もっと好きになる可能性は秘めている気がします。

まだWikiの情報量も少ないし、どんなバンドかもよく分からないのだけど、とりあえず気に留めておきたいと思います。




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ニール・セダカを(少し)聴いてみた

昨日のブログ「ローズマリー・ブルー」のつづき的内容です。

まず、若干言葉足らずだったので、補足するとニール・セダカというアーティストについては、それほど詳しく知っているわけではないのだけど、50年代後半~60年代前半辺りのヒット曲の数々は、ふつうに知っています。
というのは、幼い頃から音楽大好きのテレビっ子(死語)だったので、歌謡ショー的番組をよく観ていて、日本人の歌手が歌う洋楽カヴァーとして、ものすごく聴き馴染みがあり、後にご本人の音楽を聴いた時に、どれもが知っている曲だったという感じ。

で、その時期のニール・セダカの音楽って、ポピュラーなヒット曲、ロックン・ロールというかロカビリーというか、よくわからないけど、(私にとっては)一昔前のロック、一昔前のポップス系ヒット・ソングというイメージでした。

でも、昨日、ブログで取り上げた「ローズマリー・ブルー」や「スーパーバード」って全然雰囲気が違うんですよ。
音色からして違う。ガチャガチャしてないし「ダンドゥビドゥワ」とか言わない。

私の好きな70年代シンガー・ソング・ライターが作った曲のようなイメージなのです。

なので、こういう面があるのであれば、ニール・セダカをもう少しちゃんと聴いてみようかな、と思ったというわけ。
もちろん50年代60年代のヒット曲も良いのだけど、それだけじゃないのだという部分を知りたかった。

で、早速、Spotifyで聴いてみました。
配信の音楽は、こういう時にはとても便利。
とりあえず聴いて確かめる、という手段として。

一通り、アルバム単位で見てみたら、夥しい数のベスト盤がズラズラと出てくる。
その中に収録されているのは、「おお! キャロル」「カレンダー・ガール」「恋の片道切符」と言った、よく知られたヒット曲ばかり。
同じような選曲のベスト盤が、何枚も何枚も出てくる。
その辺も復習的に少し聴いてみた(どれも良い曲だとは思う)けど、やはり私の心に響くのは「ローズマリー・ブルー」的、70年代のニール・セダカ。

しかし!

Spotifyには、70年代のニール・セダカは「ローズマリー・ブルー」が収録された『Emergence』(1971年)と、もう1枚『Solitaire』(1972年)の2枚しか、ありませんでした。
(その後もアルバムは出しているのですが、レコード会社を移籍したようで、Spotifyにはなかった)

という事で、その2枚を、聴いてみました。

思ったのは、「ローズマリー・ブルー」が収録された『Emergence』は、ちょっと特別なアルバムなのじゃないかな、という事。
上に書いたように、シンガー・ソング・ライター的な表現をしたアルバムという印象。
1曲目の「I’m a Song, Sing Me」は、まあオープニング曲と言う事もあってか、派手なアレンジが施されたザ・ポピュラー・ソング、ザ・ショー・ビジネスという雰囲気があるのだけど、2曲目以後は、SSW的な曲多め。

ジャケットの雰囲気もSSWものっぽい。色合いとか、木の小屋の雰囲気とか。
71年と言うと、James Taylorが3枚目のアルバム『Mud Slide Slim and the Blue Horizon(マッド・スライド・スリム)』を出した年で、SSW系の音楽に注目が集まっている頃なので、なんとなくそちら寄りの線を狙ったのかな、という気もします。
そして、それは(音楽的には)成功している、と私には感じます。
このアルバムすごく気に入ってしまったので。


もう1枚、翌年に発売された『Solitare』も聴きました。

このアルバムのタイトル曲「Solitare」は、カーペンターズのカヴァーが有名で、カーペンターズ版はよく知っていたのですが、ご本人によるオリジナルを聴いたのは、初めてかも。

こちらは、聴く前からちょっとショー・ビジネス寄りなのかな、と感じてしまったのですが、聴いた印象も若干そんな感じでした。ジャケットデザインって大事。

前作の良い部分を継承している点も多くありますが、素朴感は薄れている感じ。基本ピアノやアコースティックギターは活躍しているのですが、バンドアレンジ、ストリングスアレンジが施されて、きらびやかなイメージ。

「良い部分」とか「素朴感」って、あくまでも私にとっての「良い部分」が素朴な感じというだけです。誤解なきよう。

ただ、どちらにも共通しているのは、楽曲の良さ、メロディーの美しさ。
そこに施される味付けによって、2枚のアルバムのイメージが違っているだけで、ニール・セダカ自身は全く変わっていないと感じました。

これ以後の、70年代アルバムでどう変わっていったのか、さらにその後は、という好奇心はあるけれど、サウンド的には変わっても、ニール・セダカ自身は全く変わっていないのだろうな。

2000年代のニール・セダカは少し聴いた事あって、やはり美しいメロディーを優しい素敵な声で歌っていました。

あと、もうひとつ、思い出した事があります。コロナのステイホーム時期だと思うのだけど、Facebookで、ニール・セダカが自宅でピアノを弾き語りしている動画がたまに流れてきて、気がつくと結構観ていたのですが、すごく感動した事が何度かありました。

昔の事は憶えていても、最近の事は忘れがちなお年頃。

「ローズマリー・ブルー」ニール・セダカ

今日の一曲
ニール・セダカ「ローズマリー・ブルー」

この曲は、シングル盤「スーパーバード」のB面曲。

今朝、なんとなく聴きたくなってシングル盤を引っ張り出して、ものすご~く久しぶりに聴いていた。

ニール・セダカに関しては、私が洋楽を聴きはじめるよりも前の世代の方なので、正直あまり詳しくなくて、持っているレコードもこれ一枚だけ。しかも20歳ぐらいの頃、年上の知り合いからもらったもの。

このシングル盤は、とても気に入っていて、これまで何度となく聴いてきました。
A面の「スーパーバード」も好きなのですが、B面「ローズマリー・ブルー」は、もっと好き。

ピアノの静かなイントロから始まり、一瞬女性ヴォーカルかと思うような優しい高音のヴォーカルで歌われる美しいメロディ。

今日、何度かシングル盤に針を落としたのだけど、聴いているうちに、なんとなく私の大好きなドノヴァンの「There is an Ocean」を思い浮かべてしまった。
ドノヴァンの方はアコースティック・ギターの弾き語り基調の曲だし、特に似ているわけじゃないのだけど、曲の展開や雰囲気、メロディーの美しさ、歌声の優しさ、そういう部分で共通する何かを感じたのだと思う。

A面の「スーパーバード」も、大好きな曲で、チェンバロ(?)他いくつかの楽器で奏でられるイントロの音色からして、もうツボなのです。秘孔をつかれた感じ。哀愁感あふれるメロディーラインも歌声も好き過ぎる。

って、この2曲は『アコースティック音楽嗜好』で取り上げても良かったな、とここまで書いて思った。

なんだか久しぶりにしっかりと聴いてみたら、ニール・セダカこれほど良かったか。この2曲これほど好きだったか。と再認識。

ニール・セダカ、もっとちゃんと聴いてみようかな。


『どるたんパブタイム Vol.4』報告 その2(詳細版)

12月15日(日)、青梅 アトリエよぎでの『どるたんパブタイム Vol.4』の報告、第2弾。
第1弾はこちら(『どるたんパブタイム Vol.4』報告 その1(概要版)

今回は、とにかくどるたんが、大好きな洋楽曲を弾き語りで歌いまくるという内容でした。
って事で、詳しいセットリストを記録しておこうと思います。

15時、オンタイムでスタート

第一部、前半は主に80年代のヒット曲、しかもBand Aidしばりで

1. Do They Know it’s Christmas – Band Aid
2. I Don’t Like Mondays(哀愁のマンデイ) – The Boomtown Rats
3. Karma Cameleon(カーマは気まぐれ) – Culture Club
4. Every Breath You Take(見つめていたい) – The Police

第一部、後半は少し時代をさかのぼって60年代~70年代のポップス系ヒット曲から

5. Rebecca(レベッカ) – Albert Hammond
6. For The Peace of All Mankind(落ち葉のコンチェルト) – Albert Hammond
7. Holiday(ホリデイ) – The Bee Gees
8. Holidays(愛の休日) – Michel Polnareff

(休憩)


第二部、からはエイジが加わり、12月1日(日)吉祥寺MANDA-LA2以来のどるたん with エイジ
前半はどるたんが大好きなDavid Bowieの曲を4曲

9. Space Oddity
10. Five Years
11. Moonage Daydream
12. Rock’n’ Roll With Me


第二部、後半は90年代以後で好きな曲を3曲

13. Otherside – Red Hot Chili Peppers
14. The Zephyr Song – Red Hot Chili Peppers
15. Don’t Look Back in Anger – OASIS

(休憩)


第三部、前半はリクエストに応えたり、MANDA-LA2でのどるたん with エイジ演奏曲をやったり

16. China Girl – David Bowie
17. Hallelujah – Leonard Cohen (日本語Cover)
18. boy(どるたんオリジナル)
19. 七月のムスターファ – PANTA
20. Wild World – Cat Stevens

第三部、後半はビートルズ関連を

21. Any Time At All – The Beatles
22. Let Me Roll It – Paul McCartney & Wings
23. Imagine – John Lennon
24. Happy Christmas(WAR IS OVER)- John Lennon & Yoko Ono

(アンコール)

25. 青い麦 – 伊丹幸雄


以上、全25曲でした!

いや~本当に盛り上がりました!
ご来場の皆様、最後まで盛り上げていただきありがとうございました。

来年もこの企画『どるたんパブタイム』は、続けていくので、今回参加出来なかった方も、ぜひ次回、またはそのうち参加して下さい。
油断していると「そのうち」は、突然来なくなる可能性もありますので、なるべくお早めに。

あっ、そうそう!
ダイジェスト動画を見た方から「1曲が短すぎる」「もっとしっかり見せて欲しい」というメッセージをいただきました。

が!

しっかり見たい方はぜひ会場に足を運んでください。
動画では味わえない迫力やら楽しさやら美味しさやらいっぱい詰まっていますので。

遠方の方や、仕事やら入院中やら子守りやら介護やら事情があってどうしても会場へ足を運べない方は、その旨メッセージして下さい。こっそりノーカットの動画をお見せします。

それでは、(ちょっと早いけど)また来年!
青梅 アトリエよぎ『どるたんパブタイム』でお会いしましょう!!


『どるたんパブタイム Vol.4』報告 その1(概要版)

昨日、青梅 アトリエよぎでの『どるたんパブタイム Vol.4』
満員の大盛況でした!ご来場の皆様ありがとうございました!
青梅近郊の人だけではなく、遠くからも足を運んでいただき、大感謝、本当にありがとうございます!

さて『どるたんパブタイム Vol.4』は、年忘れ洋楽カヴァー大会的な感じで、どるたんが、大好きな洋楽曲をただただ歌いまくるというスタイル。

割りとヒットした、よく知られている曲を中心に選曲したとはいえ、一体どれだけの人がついてきてくれるのか?果たして楽しんでもらえるのか?
そんな不安も正直少しだけありました。
楽しいのは歌っている本人だけ、みたいな事になりはしないかと、そんな気持ち。

しかし、そんな事はまったくの杞憂。
終始、会場は笑顔に溢れ、終演後は参加者から口々に「すごく良かった!」「楽しかった!!」という言葉をかけていただきました。

やってる方も最高に楽しかったです!

改めてセットリストなど詳報版ブログを近日中に書こうと思っていますが、とりあえずオープニングからの4曲をダイジェスト動画で

※さらに第1部から4曲ダイジェスト追加

第2部からはエイジが参加して「どるたん with エイジ 再び」
David Bowie特集からのレッチリやOASISを披露。

後半は、つかさも参加、ラストは会場全体で「Happy Christmas(WAR IS OVER)」を大合唱。

なんて素敵なエンディングの光景(自画自賛)

終演後は、おいしい食べ物の数々を囲んでの打ち上げ。

この日、参加出来なかった方から、投げ銭の代わりのえび銭(笑)が届けられていたり、皆様の心遣いが本当にありがたい。
もちろん参加者の皆様からの投げ銭も!これで年が越せます。贅沢なおせちを食べながらお正月を満喫できます。(笑)

本当に楽しく美味しく有難い、かけがえのない、ひと時でした。
これで2024年、どるたんのLIVE活動はすべて終了。
しばしの休養、静養の後、良きタイミングで復活いたします。
その時はまた一緒に、思い切り楽しみましょう!!

「パレードに雨を降らせないで」Japan

「パレードに雨を降らせないで(Don’t Rain On My Parade)」という曲がある。

この曲を初めて聴いたのは、Japanの1stアルバム『苦悩の戦慄(Adolescent Sex)』に収められているカヴァーヴァージョン。
その時は、カヴァーという事は知らずに聴いていた。

Japanの1stアルバムは、日本盤が出て少ししてから、1,000円以下で売っていたアメリカ盤を発見して飛びつくように購入。
日本盤は高かったから、半額以下で買えたのが嬉しくて良く憶えている。

聴いてみたら一発で夢中になり、かなり聴き込みました。
(そのうち「私を形成しているもの」音楽部門でも取り上げるつもり)

翌年(1979年)、Japanの初来日公演があって、東京では日本武道館で1回だけの公演。
これには行けなかったのだけど、MLか音楽専科に載っていたコンサートレポを読んで、オープニング曲が「パレードに雨を降らせないで」だったと知る。

それを読んだ瞬間「うわ~!!行きたかった!!!」という感情が湧き上がった。
1stアルバムは全体的に好きだったので、その時点では「パレードに雨を降らせないで」が特に好きという気持ちはなかったはずなのだけど、コンサートの頭に、この曲が流れた瞬間を想像すると、ものすごく気持ちが高まったのだ。不思議だけど。

それ以来、この曲には、ちょっと特別な感情があって、たまに猛烈に聴きたくなる事がある。

前述のように、1stアルバムは全体的に好きなので、アルバムを通して聴きたくなる事もあり、そんな時はA面1曲目「Transmission」から、しっかりと全部聴くのだけど、それとは別に「パレードに雨を降らせないで」を猛烈に聴きたくなるのだ。
今日は、そんな日だったので、ブログに書いたというわけ。

はじめに書いたように、この曲は、カヴァー曲で、元曲は1964年のミュージカル『ファニー・ガール』で使われた曲だったそうな。後に映画版でバーブラ・ストライサンドが歌ったものが有名らしい。

それを知ってからバーブラ・ストライサンド版も聴いてみたけど、正直あまりピンとこなくて、それよりもJapan版のアレンジのセンスの良さ、しっかりと自分のものにしている歌唱スタイルなど、Japanの力を再認識して、Japanの「パレードに雨を降らせないで」に対する特別な思いが自分の中でさらに大きくなった。

この曲、そしてJapanというバンドは、これからも私にとって特別なものでありつづけるでしょう。


アコースティック音楽嗜好 ‐96‐

アコースティックギターがかっこいいロック その16

「アコースティックギターがかっこいいロック」今回は、Suede
2002年に発売された5枚目のアルバム『New Morning』のボーナストラックとして収録されていた「You Belong to Me」

Suede – You Belong to Me

フィードバックさせたエレクトリックギターをバックに、アコースティックギターのカッティングが始まり曲の骨格を作り出してゆく。
そこにドラム、ベースが絡み、「チュルチュー」というスキャットが入ってくる。
例えれば、The Rolling Stonesの「Gimmie Shelter」辺りを思わせるような、70年代的古き良きロックサウンドの趣を感じる。

こういうロックチューンのバックで刻まれるアコースティックギターのサウンドが大好物なのです。
Suedeのこのアルバム自体、アコースティックギターがかなり活躍していて、個人的には、好感度高め。

しかし、このアルバム、初期からのSuedeファンにはあまり好かれていないようです。

メンバーチェンジを繰り返すたびに毒気が抜かれスキャンダラスなロックバンドから、ソフトでメロディアスなバンドへと変化していった所が、初期からのファンには納得がいかなかったのかも知れないのだけど、私は、この時期のSuedeがけっこう好き。


話はズレちゃうけど、Manic Street Preachersも、そういう所があって、Richey Edwardsがいなくなってからの毒気控えめのManic Street Preachersの方が好きな曲が多いのです。

この現象は、例えば60~70年代、Syd Barrettの抜けたPink Floyd、Peter Gabrielの抜けたGenesisなどと似ているような気がするのだけど、私は、Pink FloydもGenesisもSydやPeter在籍時の毒気がより好きだったりするので、90年代以後のSuedeやManic Street Preachersとは逆の現象。

ただ単に、私が歳をとったせいなのか、何か違う理由があるのか、そのうち、じっくりと考えてみたい気がする。
けど、どうでもいいような気もする。




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John Lennon Yoko Ono『Double Fantasy』

私を形成しているもの

今の自分を形成する一部になっていると言えるほど印象に残る様々なものを「私を形成しているもの」としてとりあげていきます。他のSNSなどに投稿したものを加筆修正して再掲載しているものもあります。
※この下に書かれた年号は作品の発表年ではなく私がその作品に初めて触れた(と思われる)年。またはそのイベント、出来事を経験した年。
※ただの思い出話です。

その他の私を形成しているものたち
私を形成しているもの 年譜(INDEX)


1980

John Lennon Yoko Ono『Double Fantasy』(1980年発売)

今日、12月8日は、John Lennonの命日。
あの日、1980年12月8日から、44年(日本では12月9日になっていたのだが便宜上)

このレコードが発売されたのは、1980年11月17日。
Wikiによると英米での発売日となっているが、日本でもその頃に発売されたと記憶している。
発売日に手に入れて、毎日、何度も聴いていた。
あの日までは。
レコードを買って以来、ターンテーブルには、このレコードがずっと乗りっぱなしになっていた。
あの日も、ターンテーブルの上にはこのレコードが乗っていた。

ジョンの曲とヨーコの曲が交互に入っていたので、ジョンの曲だけをテープに録音して聴いているという人もいたけれど、私はヨーコの曲も気に入っていたので、聴く時には、必ず、A面~B面通して全曲聴いていた。
ただ2曲目に収録されているヨーコの「Kiss Kiss Kiss」を聴く時だけは、ヴォリュームをぐっと下げていた事を思い出す。艶めかしい声で「抱いて、抱いて」という言葉が入っているので人に聴かれたら恥ずかしいと思ったのだ。

1曲目の「(Just Like)Starting Over」で高らかに活動再開を宣言したジョン。
来日公演まで予定されていたという話だ。

B面1曲目の「Watching The Wheels」は、当時の私の心境にものすごくフィットしていた。
中学生の時に「The Fool On The Hill」を聴いた時の気持ちと同じ心境だった。

このレコードに入っている曲は、全曲大好きだ。
音も好きだし、メロディーも言葉も。
そしてそこに漲っている生き生きとしたエネルギー。心。愛。
そういったものを受け取り、毎日感動していた。

しかし、あの日以後、しばらくの間、このレコードを聴く事が出来なくなってしまった。

随分と経って、このレコードに針を落とした日の事を憶えている。
冒頭「(Just Like)Starting Over」のベルの音だけで堰を切ったように涙が溢れ出した。
泣きながら聴き続けて、最後の曲、ヨーコの「Hard Times are Over」で、さらに激しく涙した。

「つらい時は去った」という希望を歌ったような歌詞が、優しい歌声が、こんなにも皮肉に聴こえるなんて。たまらなくつらい気持ちになってしまったのだ。

それから何年もしてから、この曲を冷静に聴く事が出来るようになりました。
大好きな曲です。
「Hard Times are Over」




Kate Bush 1979 Christmas BBC TV Special

1979年、BBCがクリスマス特番として放送した、Kate Bushのスタジオ・パフォーマンス。

これまでに、断片的に見たり聴いたりしてきたのだけど、(それなりに)しっかりとした画質の物が最近YouTubeにあがっているのを発見。
はじめて全編通して、それなりの大画面でそれなりの音質で、集中して観る事が出来ました。

中でも嬉しかったのは、Peter Gabrielのエレピ弾き語りによる「Here Comes The Flood」

この番組にPeter Gabrielが客演している事は知っていましたが、1人で弾き語りをしているシーンがある事も知っていたような気がしますが、そして、さらに言えば、この場面を観た事があるような気がしますが、なんとなく失念していました。(老人力)

この失念した事、実はまったく悪い事ではなくて、むしろ良き事。
「おお!ピーターさんの弾き語りでHere Comes The Floodを観る事が出来るとは!!」
という軽い驚きと喜び。
でも、少ししてから「なんとなく、観た事あったかも」とも思うのだけど「まあ、いいか」みたいな。

それでも、この番組自体を、ちゃんと通して観るのは初めてなので、やはり、その中で、この弾き語りを観る事が出来た喜びは大きなものでした。

『Peter Gabriel(1)』に収められた「Here Comes The Flood」も好きだし、Robert Fripp『Exposure』に収められた「Here Comes The Flood」も大好きだけど、この「Here Comes The Flood」は、正真正銘ピアノだけの弾き語り。
よりピュアで(良い意味で)プリミティヴ、心に残る演奏と歌でした。

もうひとつ、とても心に残ったのは、Kate Bushのグランドピアノ弾き語りによる「The Man With The Child In His Eyes」

こちらも、ピアノだけによる弾き語り。大好きな曲をこういう形で、聴かせてもらえるのは、本当にありがたい。スタジオアルバムでの完成されたアレンジももちろん素晴らしいのだけど、歌本来の力みたいなもの、この曲が生み出された時の形、そういうものがストレートに心に伝わってくる。

このクリスマス・スペシャル、興味深い、面白いパフォーマンスは色々観られたのだけれど、何よりも心に残ったのは、この2つの弾き語りだったというのは、私らしいというか何というか、そういう感受性なので仕方ないっすね。
せっかく凝ったパフォーマンスを色々披露してくれたのに、なんか、ごめんなさい。

しかし、この動画をYouTubeにあげてくれた人に、ひとつだけ言いたい事がある。
せっかく(BEST MASTER)と謳っているのに、画質が480Pなのよ。
しかも、アップしたのは、つい最近。
ずーっと前にアップされたものなら480Pでも仕方ないと思うのだけど。
HD 1080Pぐらいには、ふつうに出来たのでは?

まあ、でも、大画面で観ても、それなりに観られたので、良しといたしましょう。
ありがとうございました。

アトリエよぎ『究極の一曲day4』報告3

一昨日の11月23日、青梅 アトリエよぎ『第4回 究極の一曲day』に参加してきました、というブログの第3弾。
第1弾は、こちら「アトリエよぎ『究極の一曲day4』報告1(速報版)
第2弾は、こちら「アトリエよぎ『究極の一曲day4』報告2

前2回で、やっと、ひづめ☆つかさによるオープニング曲「あなたの心に」まで、辿り着いたわけですが、ここからは、サクサクいきますよ!

さて、この日の出演は総勢13組、私はその13番目に演奏予定。

希望としては、早めに演奏して、あとは心置きなく皆様の演奏を楽しみたいと思っていたのに。
しかし、自分の出番が終わるまでは、気楽に楽しめないのですよ。
そして、自分の出番が終わったら、もう誰も演奏しないという、要するに気楽に楽しむ事はまったく出来ない、13番目の私。

と言いつつ、緊張しながらも、楽しませていただきました。
今回は、いつもの(ある程度)気心知れた常連組だけではなく、はじめましての方も5組(かな?)。

常連組は、やるたびに腕をあげているし、趣向を凝らしてくるし、何よりも、ステージを務める心が強くなっているように感じて、さすがだな、と、思って観ていました。

はじめましての方も、皆さんしっかりと聴かせてくれて、歌に込めた気持ちが感じられるステージ。

って、別に審査員目線でも、批評家的な上から目線でもないのですが。

そして、この日、特筆すべきは、橋本はじめ初参加!
12月1日にひづめ☆つかさとの伝説的バンドQ/Cの復活LIVEを行う、あの、橋本はじめ!
プロです。
以後、橋本プロと表記します。

出番は、私の前の前、11番目。
当初、1番~11番を勝った順に選ぶという事になっていました。
橋本プロは、私と逆にジャンケンで1番勝って真っ先に11番を選んだのだけど、きっとそれは「私トリを務めます!」という意気込みで11番を選んだのだけれど、途中でミスが発覚、13番がラストとなり、ジャンケンで一番負けた私が13番目になったという流れ。

さて、その橋本プロの用意してきた「究極の一曲」
なんと!橋本プロの前に出た10番目の出演者と被っていました。
先にやられてしまった!!

さて、どうなる!どうする!橋本プロ。

一応、この企画「他の出演者と被ったとしても、その人なりの究極の一曲を表現すればOK!」という取り決め的なものはあるのだけど、さすがに前の人と同じ曲をやるのは気が引けるって事で、急遽、つかさと相談をはじめた橋本プロ。

そして、2人で披露したのが・・・

古井戸の「ポスターカラー」

これは、すごい!しかしズルい!!
というのは、ひづめ☆つかさも、橋本はじめも、古井戸の加奈崎さんと一緒にやっているんですよ。
橋本プロにいたっては、加奈崎さんと2人で古井戸2000として活動していた人!
要するにプロが自分の持ち歌を披露してくれたようなもの。

いいもの聴けた~!

と思いつつも、自分の出番が迫ってきて気が気ではない私。

12番目の方は、はじめましての方。
この日から、アトリエよぎに導入されたYAMAHAのキーボードを使った弾き語りで「アタックNo.1」を披露!
はじめる前に「本職(橋本プロと私のこと)に挟まれて・・・」と言っていたけど、堂々たるものでした。
客席もあたたまりまくり。

で、いよいよ、私。

本当に選曲に失敗しました。
せっかくあたたまった客席を、シラっとさませてしまうような曲を選んでしまった。
トリになると知っていたらRCの「雨上がりの夜空に」かなんか選んでいたと思うのだけど。

しかし、これだからジャンケンでの順番決めは面白いとも言えるわけで、下手なりに、しっかりと心を込めて、大好きな歌を歌いました。

曲は、渚ゆう子で「京都慕情」
(↓超チラ見せ動画)

この曲で、この日の『第4回 究極の一曲day』は終了。
なんかすまん!

でも、がんばったし、楽しかったし、ほんと良いイベントです。
次も参加する気満々。

この写真、左隅に写る橋本プロが、審査員というか、プロデューサーというか、そんな雰囲気を醸し出していて、ちょっと怖い(笑)

という事で、報告ブログも予告どおり、3回目で終了~
あんまりサクサクいかなかったけど。

あ、サクサクいかなかったついでに、もう一つ余談を思い出しました!!

それは、私の前に出演して、キーボードで「アタックNo.1」を演奏した方。
終演後に、話しかけてくれたのですが、なんと、その方、前日までは、つかさのギターで「京都慕情」をやる予定だったとか。
しかし、この日からキーボードが導入された事もあり、弾き語りでの「アタックNo.1」にしたそうな。
もし、キーボードがなかったら、私も橋本プロ同様に前の人との曲被りになっていたという展開。
ラスト4組ですごいドラマがありました。

という事で、みなさま、おつかれさまでした、ありがとうございました!