アコースティック音楽嗜好 ‐28‐
民謡、伝承曲からの影響 その2
これは民謡、伝承曲とはちょっと違うのだけど、バッハの曲をアレンジしたものです。
とても面白いカヴァーなので、 ちょっと枠を広げてここで取り上げてみました。
Jethro Tull – Bourée
Jethro Tull、1969年のアルバム『Stand Up』からの1曲。
出だしは、ベースとフルートで。
70年代のウィスキーやコーヒーなんかのCMに使われていてもしっくりくるようなムード。
ベースラインや、リズムはRockというよりも完全にJAZZの雰囲気。
バッハの曲とは、信じられないような見事なJAZZアレンジ。
途中、ちょっと激しくなります(Ian Andersonが暴れたくなった模様)が、それもまた面白く、ベースが主導権をとって収束されていく様子がまた聴き所。
ちなみにバッハの原曲は、こちら。
とても美しい曲!
ヨーロッパでは、クラシック音楽がすごく身近にあるから、こういう曲をアレンジする発想もサクッと出てくるのでしょうね。
ところで、この曲をYouTubeで検索したら、2006年にIan Andersonとクラシックのオーケストラでこの曲をコラボしている映像を見つけました。
これも面白い!良い物に巡りあえた。
(つづく)
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【どるたん】作詞、作曲、歌とギター担当