役者の名前を憶えない問題

役者の名前を憶えない問題

今日、こんな2つのツイートをしました。

(1)
「ロキ」の第4話、少女の変異体を見て「この子知ってる!」「すごく見憶えがある」「かなりがっつり見ているはず」と、少しの間考え込む。突然気づいて思わず声が出た。「ジュディス!」
ほんの少し前にも同じような事があったな、と、これはすぐに思い出した。(つづく)


(2)
「青天を衝け」の土方歳三を見て、見た事ある人だとしばし考える。突然気づいて声が出た。
「低所得Pじゃん!」
土方の時は、土方。低所得Pの時は、低所得P(もしくはワセダ)として見ているので、こういう事になるのです。なので役者さんの名前なかなか憶えない。


これは、私のあるあるでして、役者さんの名前をなかなか憶えないのです。
憶えないというか、(もしかしたらあえて)憶えようとする気持ちがないのかも知れません。
そのドラマや映画を見ている間は、ドラマの登場人物として見ていたいという気持ちもあるのかも知れません。

自分の事なのに「かも知れません」と書いているのは、特に考えた事もなく、無意識にそうしているからです。

大体、いつもそんな感じなので、例えば、(今や大人気の)吉沢亮の名前を意識しはじめたのは割と最近。
映画『キングダム』あたりからなんとなく憶えて、大河ドラマ『青天を衝け』で、やっとしっかり顔と名前が定着しました。
それまでは、私の中では、「天陽くん」(NHK朝ドラ『なつぞら』での役名)でしかありませんでした。

成田凌も、NHK朝ドラ『わろてんか』の息子で意識しはじめて、映画『スマホを落としただけなのに』の怪演で(他にもちょくちょく見るようになっていた事もあって)名前をしっかりと憶えました。

ごくごく最近、しっかりと名前が定着したのが、深川麻衣です。
テレ東ドラマ『日本ボロ宿紀行』を観ている時に「この人、『まんぷく』(朝ドラ)にも出てるな」と意識しはじめ、その後、映画『空母いぶき』でさらに意識し、大河ドラマ『青天を衝け』で、決定的に憶えました。
なにしろ皇女和宮の役ですから、ボロ宿を転々としていた人が、和宮ですよ。
大出世というか大転進というか「高低差ありすぎでしょ!」と、しっかりと印象に残った次第。

はじめから気になる役者がいれば調べればいいし、しっかりと意識して画面に出るクレジットを読めばいいのですが、そういう事はしない性質なのです。
逆にそういう事をしないから「あ、あの人!この人か!?」みたいな、分かった時の感覚が、自分の中でちょっとした悦びにもなっているような気がします。
だから冒頭に書いたツイートのように「ジュディス!」とか「低所得Pじゃん!」とか、思わず声に出てしまうのでしょう。

この文章を書いているうちに、ひとつ気づいた事があります。
これ「役者の名前に限った事じゃないな」と。

「いちいち調べない」「自分で気づくのが好き」という一面が私にはあるようです。
(ものによっては辞書や百科事典でしっかりと調べがち、という正反対の一面もあります)

例えば、私はギターを弾くのですが、教本や技術書は読んだ事がありません。音楽理論も学んだ事がありません。
雑誌「明星」の付録の歌本に載っている歌(コードの押さえ方図が歌詞の上に書いてある)の中から、黒い丸(押さえる場所)が少ない歌(要するに簡単に弾けそうな歌)を探して、弾きながら歌ってみる、という感じで弾き始め、そのまま今に至っています。
その間。
数十年の間に色々と気づいた事があります。
それは教本を読めば、最初から分かるような事ばかりなのですが、自分で気づいた時には、やはり悦びがありました。
まるで大発見でもしたかのような感覚、はじめに教本を読んで知識として覚えるのとは全然違うと思うのです。

と、自分自身についても、今日、この文章を書くことによって、気づきがありました。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*

CAPTCHA