映画『野球狂の詩』

映画『野球狂の詩』

1977年の日活映画。
Amazon Prime Videoにあったので、なんとなく鑑賞。

水島新司の野球マンガ『野球狂の詩』の実写版。
なんとなく観たけど、映画としてお勧め出来るポイントは何もなく、う~ん、とりあえずこの映画を観て感じた事をつらつら書いてみたいと思います。

まず、コミックの実写化って、原作を読んでいるかどうかで、大きく評価が変わってくると思うのです。
また原作に対する思い入れ、キャラクターひとりひとりに対する思い入れの大きさによっても変わってくるでしょう。

それを踏まえて、私、水島新司のマンガに関しては、小学生の頃から集めはじめ、1960年代から2000年頃までの間に、普通の書店で手に入る単行本はすべて持っていました。
もちろん持っているだけではなくて、しっかり読んでいました。

この「野球狂の詩」も、マガジン連載時にも読み、コミックスも買ってまた読む、というスタイル。
当然、思い入れも大きい。

なので、突っ込みたい所だらけなのだけど、まあ、そんな無粋な事をいちいち言っても仕方ないので、ひとつだけ良かったところをあげれば、水原勇気(木之内みどり)は、かなりしっかりとマンガの水原勇気に寄せている。
野球の動きは、まあアレですが、見た感じ、すごく水原勇気でした。

野球の動きといえば、野球のシーンはとにかくひどくて、一応プロ野球の設定なのに、(経験者ゼロの)草野球レベルで「いったい何を見せられているのだ?」という気分になります。

いや、「いったい何を見せられているのだ?」と言うのは野球のシーンに限らずでした。
学芸会というか、なんというか・・・あっ!「野球狂の詩」ごっこ。
ごっこを見せられているような気持ち。

あと音楽の昭和感(というかあの時代感)がすごい。音色、アレンジ、演奏、あの空気は今の人がどれだけ似せようと思っても出ないでしょうね。音楽が流れるたびに、「ああ時代の音」と思いながら妙に執着して聴いてしまいました。(けっして好きなわけではない)

他には…まあ、せっかくなので見所をあげてみれば。

往年の野球選手が出ています。
ヒゲ辻(佳紀)あたりは、しっかりセリフもあり。
ガメッツ監督が豊田泰光さん、解説者に江藤慎一さんと、この辺の顔が見られるのも嬉しいところ。
そしてなんといっても、南海ホークス背番号19のユニフォーム姿でノムさん(野村克也)が、本人役で登場。
しっかりセリフもあるし、バッティングのシーンもある。
これだけでも、古い野球ファンにとっては若干見る価値があるかも、ないかも。

水島新司も本人役で出てるけど、まあ、これは別に。

あと、昭和B級アイドルマニア(いる?)なら、アパッチ(3人組アイドルグループ)が、一瞬出ているのも、みどころ!主題歌もアパッチです。

あとは、まあ、前述のとおり、主役、水原勇気役の木之内みどりですね。
この映画、Amazonのレビューでは、妙に評価が高くて、???だったのですが、要するに高評価をつけた方の多くは「木之内みどりがかわいい!」という評価みたいです。

私は特に関心がないので、そこはどうでもいいけど、 木之内みどりのファンであれば、見ておくべき映画かと思います。
多少ですがサービスシーンもあります。



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