アコースティック音楽嗜好 ‐50‐

アコースティック音楽嗜好 ‐50‐

珠玉の小品、隠れた名曲 その26

今日取り上げるのは、今や超大御所Eric Clapton
1970年に発売された、はじめてのソロアルバム、その名も『Eric Clapton(ソロ)』からの1曲。

このアルバム、なかなかの名盤なのですが、「Wonderful Tonight」や「Tears in Heaven」あたりでファンになった人は、ここまで遡って聴くのはけっこう大変。
私の世代(「461 オーシャン・ブールヴァード」が中2の時)でも、このアルバムより先にクリームや「レイラ」を聴きたくなってしまう&新しいアルバムも発売されるので、これに辿り着くのには、多少時間がかかりました。

そんなわけで名だたる名盤の影に隠れがちな1stソロアルバムですが、前述のようになかなかの名盤。
レオン・ラッセルやデラニー&ボニーが全面的に参加、スワンプ・ロック的な演奏が実にかっこいい!
みんな大好き(でしょ?)「Let it Rain」が入っているのもこのアルバム。
そんなかっこいいロック・ナンバーの中でも特にいかした2曲「After Midnight」と「Blues Power」の間に挟まれて、アコースティックギターだけで演奏されている「Easy Now」が今日取り上げる1曲。

特に目立った曲ではないし、面白い展開も、かっこいい間奏も何もない、AメロとBメロ(もしくはAメロとサビ?)だけの曲なのですが、アコースティックギターの美しい響きと、力の抜けたリラックスしたヴォーカル、コーラス、それだけで充分、余計な物は何も必要ない。そんな気持ちにさせてくれます。

久しぶりにこのアルバム、通して聴いたけど、やっぱりこの曲の存在は大きいなぁ。
岩山に咲いた一輪の花のような歌。
けっして名曲というような歌ではないけど、愛すべき小品。


しかし、歌詞が、なんというか、私のような恋愛成分全くない歌しか作れない者からすると、よくこういう事をさらりと言える(書ける)なぁ、と赤面しつつ感心してしまいます。すごいよクラプトン。



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