アコースティック音楽嗜好 ‐66‐
珠玉の小品、隠れた名曲 その35
David Sylvian – The Devil’s Own
David Sylvianは、全キャリアを通して聴き続けているアーティストの1人。
エレクトロニックな音作りや、インプロ的表現のアルバムも多いのですが、1987年に発売されたソロアルバム『Secrets Of The Beehive』は、全編アコースティックな音作りで、とても好きなアルバム。
なんとなく、毎年今頃の時期には何度か聴いているような気がします。
このアルバムは、全体を通して好きなので、取り上げる曲にはかなり迷いましたが、これが1番好きかな…って事で、この曲を選びました。
「The Devil’s Own」
ピアノの短いイントロから、特徴的な低音ヴォイス。
淡々とした展開から、一度ブレイクで無音になった後にいくつかの楽器が入ってきてムードが変わるのですが、その部分の音色とアレンジが特に大好き。
クレジットを見るとレコーディングアレンジャー、オルガン、坂本龍一と書いてあるので、なるほどと思いました。
傾向は違いますが、坂本龍一がプロデュースしたPhewの「終曲」などと同じく、音色とアレンジに引き込まれるものを感じるのです。
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