映画『ミッドサマー』

映画『ミッドサマー』

とても気になっていた映画『ミッドサマー』をAmazon Prime Videoで鑑賞。

例によって、事前情報はなるべく知らぬままに観たので、始まってすぐにフローレンス・ピューが主役と分かり、それだけで若干得した気持ちになる。(『ブラック・ウィドウ』で好きになりました)

映画『ミッドサマー』

事前情報は、ほとんど仕入れずに観た、とはいえ、なんとなくカルト集団的なところで起きた事件?程度のあやふやな知識だけは持っていました。実際に観たらカルト集団とはちょっと違うけど、遠からずといった話。

ネタバレ的な事は書かずに、感じた事だけを書こうと思います。

北欧スウェーデンの奥地に暮らす一族が90年に一度行うという祝祭(夏至祭)に招かれたアメリカの4人の大学生。
そこで行われていた祝祭とは、という話なのですが、観終わっての感想は、とにかく明るく美しい。
緑も花も空も山も大地も水も。
映像がとにかく明るく美しい。
音楽もまた明るく美しい。
そして、その明るさと美しさが、実に居心地悪くぞわぞわとする怖さを醸し出している。
こんな感覚は、なかなか味わえるものではない。

同じような題材で、日本を舞台に作ったら、間違いなく、暗い、陰惨なトーンの映像と音楽になる事でしょう。
否が応でも、その風景が暗く陰惨な怖さを醸し出してしまうと思うのです。
日本の場合、陽が落ちるのが早い、山に閉ざされた村、そんな立地条件が多いので、それも仕方ないでしょう。
対して『ミッドサマー』の舞台は白夜のスウェーデン、それだけでも明るさに雲泥の差があるわけです。

その明るさと美しさが本当に怖かった。それと人々の優しさと笑顔も怖い。だがそれが良い。

不思議な後味が残り、もう一度観たいという気持ちになっている。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*

CAPTCHA