『COBALT HOUR』

『COBALT HOUR』

昨夕の、NHK FM「夜のプレイリスト」(再放送)は、清水ミチコがパーソナリティー。
紹介するアルバムは、荒井由実『コバルト・アワー』でした。

実は、この番組を聴くの、とても楽しみにしていました。
というのも、私、このアルバム、発売時にオンタイムで購入しているのです。
はじめて買ったユーミンのレコードです。
中学3年の時でした。

買った理由は、テレビやラジオで何度か聴いた「ルージュの伝言」が、妙に好きだった事。
ミュージックライフ誌など、当時買っていた音楽系の雑誌に大きく広告がうたれて、心動かされた事。
ジャケットに惹かれた事。
などなど。

当時、ビートルズや洋楽のアルバムをコツコツと買い集めはじめた時期だったので、若干の迷いはあったけど、たまには冒険してみようと、思い切って購入したのです。

しかし、当時の私には、正直あまり嵌らなかった。
なんとなく心に響かない。
まあ、恋愛経験ゼロの中学生、それじゃなくても恋愛感受性低めな私なので、ユーミンのおしゃれなラヴソングが嵌らなくても、仕方ないかも知れません。
私にとって遠いアルバムという印象。

結局、このアルバムは、ほどなく手放してしまいました。

とはいえ、その後、後追いで聴いた『ひこうき雲』や『ミスリム』は、すごく好きになったし、松任谷由実になってからのアルバムは、ほとんど全て買い続けていて、ものすごく好きなアルバムも何枚かあるのです。
特に『時のないホテル』は、もし私が「夜のプレイリスト」のパーソナリティーになったならば、間違いなく取り上げる1枚。

ユーミンの歌で、私の心に響きがちな部分は、恋愛模様的なあれこれではなくて、時の流れの儚さや無情、なのだなと、感じています。

そんな私が、今、『コバルト・アワー』を聴いたら、どう感じるのか。
手放してから、40数年!?
それ以来、たぶん通して聴いた事はないはず。
他のアルバムは、何度も通して聴いているのに、なぜか、初めて買ったこのアルバムは、ちゃんと聴いていない。

一目惚れした初恋の女の子、つきあってみたら、なんかうまくいかずにすぐに別れてしまった。たぶんそれは私がガキだったから。
あの初恋の女の子に、今、(あの時のままの女の子に)再会したら、どう感じるのでしょうか?みたいな気持ち。

で、聴きました!
清水ミチコの紹介で。

印象は、あの頃と同じでした。
好きな曲もあるのだけど、なんだか、ピンとこない曲が多いのです。
で、全体的に、あまり嵌れない。

まあ、歌詞は、当時(中学3年の時)より、なんとなく、実感として分かる部分も増えましたけど。
他のアルバムにも、あまりピンとこない曲は色々とあるのに、なぜ『コバルト・アワー』だけが、私にとって遠いのか、よく分からないのです。

出会うのが早過ぎたのでしょうか?


しかし、清水ミチコのユーミンものまねは、すごかった。
本当に、ユーミンがゲストで来てしゃべってるのかと思ってしまうほど。
『コバルト・アワー』は今も変わらず遠かったけど、この番組で聴くことが出来て良かった!


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